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関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦は近畿大学が優勝

2018.05.05 (Sat)

【2018トーナメント】5/5 準決勝 中央大VS白鷗大

勢いに乗った中央大が17年ぶりに決勝に進出
白鷗大は攻め気を見せるも一歩及ばず


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 準々決勝で日本大にリベンジを果たし、#13中村(4年・SG)と#28鶴巻(4年・SF)2人のエースが点数を量産する中央大。そして専修大を1点差で破り、泥臭いプレーと速い攻撃を仕掛ける白鷗大。両者の準決勝はスピードと機動力はほぼ互角で、最後の1秒まで勝敗がわからない熱い戦いとなった。

 1Qは高さのある白鷗大がペースを掴む。#58前田(3年・SF)の3Pで先制し、#75シェッハ(3年・C)を活かしたプレーが目立った。一方中央大はサイズで圧倒され点数が伸びず6-19と大きく出遅れる。2Qも白鷗大のペースで試合が進みリードを得るが、中盤になり中央大#28鶴巻の3Pから流れを作ると、ディフェンスにも締まりが見え始めた。#0肥後(4年・PF)のジャンパー、そして#13中村も引き続き好調。一方白鷗大は#44星野(3年・PF)がリバウンド争いから足を痛めてベンチへ。苦しくなる中、ガード陣がドライブインなど果敢に攻めの姿勢を見せ、ファウルをもらうがフリースローがなかなか決まらない。終盤は中央大のペースで前半を終え28-32と4点差まで迫った。

180505aoki.jpg 3Qが始まると、中央大#75沼倉(3年・C)のジャンパー、#13中村の3Pが2本連続で決まり開始1分で逆転に成功する。白鷗大は早くもタイムアウトを要求し、前からディフェンスを仕掛けるが、中央大のガード陣が速いペースで攻めにかかる。#28鶴巻の3Pとジャンパーは好調。白鷗大は#32三浦(3年・SG)のバスケットカウント、#58前田のドライブで食らいつくが、中央大の#86青木(2年・C)のディフェンス、そしてダブルチームの寄りの速さに苦しみ#75シェッハの高さが活かせなくなっていく。中央大はブレイクに走った#86青木がブザーと共にシュートを決めると、このQは31得点でまとめ上げ59-46で残り10分にかける。

 4Q開始直後、白鷗大は#75シェッハのタップシュートから追い上げの態勢に入る。リバウンドから速い展開に持ち込み#23荒谷(2年・PF)がレイアップ、#56中川(3年・PG)のバスケットカウントを決めると、さらに#58前田がギアを上げる。残り3分で#56中川の3P、ジャンパーで64-64の同点とする。中央大はシュートが落ち始め苦しい展開に。白鷗大は#52ブラ(1年・C・帝京長岡)を中心にオフェンスリバウンドでセカンドチャンスを作り、残り2分、#37長島のドライブで64-66と逆転に成功。ここで中央大#13中村が体勢を崩しつつの3Pを沈めると、すぐに白鷗大#58前田がドライブで返し1点を争う展開に。残り42秒、オフェンスリバウンドに絡んだ#52ブラがファウルをもらうが、フリースローが入らない。中央大もワンプレーを作るがシュートは決まらず。しかしオフェンスリバウンドに絡んだ#2大崎(3年・CF)がシュートファウルをもらい、フリースローを2本決め69‐68と1点リード。白鷗大はタイムアウトを要求し、残り17.7秒。#37長島が保持したボールは#58前田に渡るが惜しくもシュートまで行けず。69‐68でタイムアップとなり、中央大が決勝進出となった。

 中央大はこの試合も調子のいい中村が16点、鶴巻が15点と攻撃の要がしっかり出来上がっている。そして久岡が個性派ぞろいのチームをPGとしてまとめている。ここからサイズと機動力を持つ大崎やシューター三上が伸びてくると、安定したオフェンスを展開することができるだろう。サイズがない部分は欠点でもあるが、沼倉や青木のゴール下の頑張りはチーム全体を鼓舞している。ディフェンスは大きいチームにも効果的で、特にダブルチームに寄る速さはいい武器だ。「入りが悪い」と選手たち自身も自覚しているようで、決勝では筑波大のサイズに圧倒されず、いかに早いタイミングでリズムを作れるかが鍵となる。

180505maeda.jpg 白鷗大は4年生の長島スピード、秋野の頑張りはもちろん、前田が3年生ながらエースとしての活躍を見せ始めている。星野の怪我による離脱は痛かったが、三浦や中川というサイズの小さいメンバーのドライブやシュートも光った。シェッハの高さをうまく活かすとともに、豊富な運動量と、そのエネルギーが試合終盤まで失速しないのは鍛えられた足腰を持つ証拠だ。しかしフリースローが24分の8と確率が低く、大きな課題となった。「ディフェンス面がまだまだ」と落合HCはいう。持ち味の足腰がディフェンス面でどう活かされるか、秋が楽しみだ。まずは切り替えて3位決定戦に臨んでほしい。

写真上:青木はゴール下の泥臭いディフェンスで貢献している。
写真下:40分間走り続け、無尽蔵ともいえる体力を持つ前田。最後まで諦めずに前へと進んでいく。

※中央大・中村選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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「僕たちが点数を稼いでチームを引っ張っていく」
持ち味のディフェンスと勢いで王者に挑む

◆#13中村功平(中央大・4年・SG)
180505nakamura.jpg最終日を残し、ここまで65得点、3Pは12本と中央大を数字で引っ張る選手の1人。今大会安定した調子の良さを見せ、準決勝でも彼の活躍には目を奪われた。個性の強い中央大の中で「盛り上げ役」と自称するが、チームに波を起こす起爆剤として十分な役割を果たしている。加えてたぐいまれな運動能力を持ち、リバウンドにも積極的に絡み、スピードアップにも欠かせない。決勝でも会場を沸かせるプレーを期待したい。昨年の覇者筑波大に挑む。


―決勝進出です。今日の試合を振り返って。
「ずっとチームで出だしを意識しようとやっていますが、今日は序盤から大量リードを許す展開になってしまいました。2回戦の明治大戦も同じような展開でした。でも粘ることができれば流れが来るとわかっていたので、オフェンスで乗り切れない時は、ディフェンスとリバウンドを徹底する。そこからチーム全員で集中を切らさずに声出して40分間戦うことができたと思います」

―サイズが小さいですが、その中で沼倉選手(#71)や青木選手(#86)の頑張りはどうですか。
「試合に絡む4年生は4人くらいで、僕たちが点数を稼がなくてはいけないです。そこでシュートが外れた時に良いリバウンドやゴール下の泥臭い得点は大きいです。初戦から下級生のインサイド陣の体を張ったプレーがあってこそ、ここまで来ることができたと思います。明日の決勝も下級生の頑張りを無駄にしないように、僕たちがしっかり引っ張っていきたいです」

―今日は4Qで追い上げられましたが、踏ん張れた理由は何でしょうか。
「チーム内で落ち着いて、大丈夫だということを言っていました。僕はたまたまシュートを打てるタイミングがあったので、躊躇せず思いっきり打ちました。あとはディフェンスを頑張りました」

―この大会の中村選手の調子はとてもいいですね。
「そうですね。普段はこんなに3Pは入っていないので、自分でも少しびっくりしています。空いたら思いっきり打とうとは思っているので、それが入っているという感じです」

―鶴巻選手と共にチームのエースとして、得点は最も意識しますか?
「それほどしないですね。変に空回りしてしまうので。システムオフェンスという流れの中で、自分がノーマークであったり、チームメイトがずれを作ってくれて合わせて打つという感じでやっています」

180505nakamura2.jpg―中央大はこれまで波のあるチームでしたが、昨年の後半から安定感が高まっています。
「今まではサイズがないこともあり、ゴール下が機能していませんでした。ワンポイントでセットのプレーが多く、それが入らなかったらダメという感じです。去年のリーグ戦はシステムオフェンスや流れ、動きの中で打つ。フリーランスオフェンスに近い感じで動きの決まりがあり、ずれを作ってそこから攻めることになっています。そこは今のメンバーで息が合っているので安定感は今までよりあるかと思います。そこは自信につなげたいです」

―今年の4年生はどうですか?
「エースの鶴巻はやる時はやる選手なので、後輩も同期も彼の真剣にやる姿勢には付いて行こうとしています。久岡はチームの支柱としてまとめてくれます。その中で僕は盛り上げ役に近いです。肥後は割と後輩に厳しいキャラですね(笑)。本当に個性が強いですが楽しくやっています。それがうまくはまってここまで来ることができました」

―決勝で勝つために必要なことは何でしょうか?
「相手は大きいのでどれだけディフェンスリバウンドを取りに行けるかということは重要です。ずれを作ったあとのシュートをいかに決めることができるかが勝因ですね。とにかくビビることなく、決勝なので最初からギアを上げて勝ちに行こうと思います」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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