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関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦 9/1〜10/28

2018.05.03 (Thu)

【2018トーナメント】5/3 準々決勝 日本大VS中央大

シュート確率の高さ、スピードある展開で
中央大が日本大を圧倒してベスト4へ


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写真:シュートを沈め、両手を広げてベンチへ帰る中央大・中村。

 シューター陣と高さを十分に備えた日本大と、ディフェンスを武器に速い展開で攻撃を仕掛ける中央大。ベスト8がけでは入りに緩みがでた中央大であったが、昨年のリーグ戦順位決定戦では日本大が終始リードする形で勝利したこともあり、中央大にとってリベンジマッチともいえる戦いで、調子をしっかりと合わせてきた。

180503numakura.jpg 試合開始直後、日本大の#10杉本(2年・SG)のドライブインから先制すると、オフェンス、ディフェンス共に#0シェイク(2年・C)の高さを生かしていく。中央大は高さに苦しみやむを得ずタイムアウトをとると、一気にスピードアップにかかった。速いパス回しと、小さいながらリバウンドに積極的に絡み#28鶴巻(4年・SF)、#13中村(4年・SG)、#0肥後(4年・PF)の3Pで波を作ると、ディフェンスの足も動きはじめ、前半は完全に中央大ペースに。日本大は#21青木裕哉(4年・PG)が応戦するが、27‐48と中央大リードで前半を終える。

 後半も中央大のディフェンスは緩むことがなく、#2大崎(3年・CF)の3Pで先制する。10点差にしたい日本大は、開始5分程で中央大のシュートが落ち始めるとリバウンドから速い展開に持っていき、#14松脇(3年・SG)と#21青木の3Pでギアを上げ、タイトなディフェンスでミスを誘いブレイクに成功する。しかし中央大は#13中村が好調でこの日25点の活躍と、なかなか点差が詰まらない。さらにブザーと共に#28鶴巻の3Pがネットを揺らし58‐71と中央大のリード。第4Qも中央大の勢いは止まらず、サイズがない中で#86青木亮(2年・C)のパワープレーも印象的であった。日本大は前からディフェンスを仕掛け、3Pを積極的に狙っていくが、全体で24分の4と確率が上がらずそのまま幕。72‐98で17年ぶりに中央大がベスト4進出を決めた。日本大は第3Qで31得点をあげるも、中央大のエースたちに苦しめられ点差詰めることはできなかった。

180503sugimoto.jpg 中央大のサイズはないが、ディフェンスやスピードで他のチームを上回り、大きなチームを苦しめる。1部チームには2m級の留学生も多数いるが、ダブルチームに寄る速さやボールに向かう泥臭さは他のチームを圧倒するものがある。加えてエース#13中村と#28鶴巻のシュート率の高さはオフェンス面で最大の武器となっており、彼らのシュートが中央大のリズムを作っている。今年の3、4年生は2016年の新人戦で準優勝しているメンバーたちであり、気合は十分だ。

 日本大は今大会、特にハーフライン付近のガード陣のディフェンスが良く、前からプレッシャーをかけてスティール、速攻のパターンもしばしば見られた。しかし杉本と松脇などシューター陣の3Pと、シェイクとジャワラのセンター陣の安定は勝利の鍵となってくるため、青木や控えの藤井といったガード力も試される。

写真上:ビッグマンをかいくぐる上手さのある沼倉。中央大の仕事人だ。
写真下:日本大の杉本は激しくディフェンスされながら、攻め続けた。3Pが入らず苦しい中でも17得点。

※中央大・肥後選手のインタビュー、写真は「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「自分は泥臭いことをやればチームに貢献できる」
個性派ぞろいのチームが勝つための体を張ったプレー

◆#0肥後将俊(中央大・4年・PF)
180503higo1.jpg中村、鶴巻、久岡の3人は下級生からプレータイムが多めだったために目立ちはするが、そこに続く4年生として好調さが見える。昨年までは短い出場時間に限られたが、それでも出番を得たときは「好きだ」というシュートで貢献するなど、できる範囲も活躍も伺えた。この試合でもシュートを決めたが、タイムシェアが特徴的な中央大で短い時間で勝利に貢献できることは、リバウンドや身体を張ったプレーだと言う。そうした意識がサイズの小さい中央大に我慢と粘りを与える原動力になることを期待したい。


―ベスト4に入りました。試合を振り返って。
「秋のリーグ戦後の順位決定戦で日本大にボコボコに負けて、それもあって絶対勝ちたいと思っていました。相手のシューター陣が怖いので、そこをいかに守れるかが鍵であるとチームで話し合いました。それがうまく実行できていたと思います。ディフェンスから流れを掴めたことが勝因であると思います。僕らはいつも試合の出だしや、後半の入りが悪いのでその部分も修正できたと思います」

―中央大はタイムシェアで、各選手出場時間が短いですね。その時間で自分がやるべき役割は何でしょうか?
「プレー面はもちろんですが、最上級生としてプレー以外のことにも目を向けたいです。後輩がミスしたときに励ましてあげたり、ベンチにいるときもアドバイスをしたり声を出すことは意識してやっています」

180503higo2.jpg―プレー面ではどのような意識を持っていますか?
「リバウンドなどの体を張ったプレーです。点数は他の選手が取ってくれるので無理していくことはないです。自分は泥臭いところを頑張れば、チームに貢献できると思います。もちろんシュートも好きですが、こだわらずやっていきたいです」

―その中で今日はシュートが好調でした。
「そうですね。昨日太ももを怪我してしまい、朝も歩けるかわからないくらいでした。でも僕はどこか痛い方が集中する人なので、それもあるかもしれないですね(笑)」

―次は、専修大か白鷗大(インタビュー時は試合開始前)です。勝つために何が必要ですか?
「どちらもサイズがあり、留学生がいるので僕はリバウンドを頑張りたいです。僕らは小さいのでスピードを生かしていくことが大切であると思います。下の4番5番の選手も走れるのでそこをうまく使うことができれば勝機は見いだせると思います」

―1部でも戦えるという自信がつくトーナメント戦になりそうですね。
「そうですね。新人戦で準優勝をしているので勝ちたいです。でも1部リーグの試合はこのようなタフな試合が毎日だと考えると苦しいです。リーグ戦に向けて後輩も絡んできてくれるといいと思っています」


【GAME PHOTO】

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中村は3P4本を含む25得点。持ち前の高い身体能力を武器にゴール下でも難なく切れ込み、アウトサイドも上手い。内外どこからでも得点できる怖い選手であり、勝負強く、また跳躍力を活かした飛び込みリバウンドも見どころだ。


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中村に目がいけば次は鶴巻が決める、といった風にこちらも22得点。ディフェンスの的を絞らせない強みだ。


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ベンチメンバーとして間をつなぐ三上。ディフェンスでも健闘している。


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明治大戦では最後の攻守で見せた青木。徐々に出番も増えてきている。


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中央大の精神的支柱と言えるのが久岡。熱いハートを持ってプレーする。


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中央大の身体を張ったディフェンスに日本大のシェイクも簡単には高さを生かせなかった。


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ベンチからの出場になる本村。今季は主将としてどのような姿を見せてくれるか。


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3×3の代表候補としても春は活動していたジャワラ。元々高い身体能力を持っていたが、この春からプレー範囲も広がり、さらに成長が見える。


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ディフェンスでも重要な役目を担う松脇。17得点で奮闘。


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司令塔の青木。能力豊かな選手たちをどう生かすかが問われる1年になりそうだ。


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控えガードとしての活躍が期待される藤井。泥臭く頑張れて、気持ちで引っ張れるガードだ。


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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