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関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦は近畿大学が優勝

2017.12.09 (Sat)

【2017インカレ】11/26 3位 拓殖大インタビュー

「拓大に新しいものを残せたら意味がある」
努力を怠らず、チームを陰ながら支える役割を追求

◆#16飯田遼(拓殖大・4年・主将・SG)
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4年目にして多くの印象的なプレーと言葉を残してくれた。シュートの美しさは折り紙付きだが、過去3年間で起用された場面は少ない。自分ができる努力をし続けた4年間、今年は自ら主将の役割を勝って出た。岡田やドゥドゥといったスタープレイヤーを輝かせるために、チームをまとめて支えることが自分の役割だと判断したからだ。だが、それだけではなく試合でも自らの力を示し、リーグ戦では何度も得意の3Pでチームに貢献した。努力を結果に変えた4年目だった。
今年の拓殖大は粘り強かった。それは飯田や阿部ら4年生が昨年の悔いを晴らすために努力し、チーム作りが実った証でもあるだろう。それがチームの伝統として続いていくかどうか、それは次世代に問われることになる。


ー3位で大会を終えました。今どんな気持ちですか?
「優勝はできたと思います。でも去年苦しい思いをして一からチームを作ってきて、結果的にはインカレは3位ですが、チーム一丸で掴み取ったリーグ1位という成績もあります。いろんな4年生が結果を残して後輩にいい思いをさせてあげたいと言っていますが、うちは1、2、3、4年が試合に出る全員のチーム。みんなでやれました。1年も活躍するし、2年もそう。本当に全員でやってこられたなと思います」

ー準決勝の最後は4年生のミスがあって追いつくことが叶いませんでした。
「あれがこのチームの良くない部分で、それが最後に出てしまいました。パスミスをした阿部(#13)も反省していると思いますし、最後にシュートを打った僕も反省しました。印象に残るものです、最後のミスは。試合を通して見れば試合の中にいろんなミスがあって、最後の3点差をひっくり返すことができませんでした。でもその最後のミスが1年や2年だったら来年にも響くと思いますし、僕らで良かったとも思います。2年前も筑波に負けていて、あのときは僕はベンチにいて負けて悔しかったし、3位になってすごく嬉しかった。でもそれは2年生だから簡単に感じたものでもあります。4年生になってみないとわからない部分はすごくあるなと思った出来事でした」

171126iida_i1.jpgー今日の3位決定戦は切り替えて、最初から拓殖大らしいゲームができたのでは。
「そうですね。今年はオールジャパンもないし、これで本当に最後です。池内さんが阿部と僕と4年にやりやすい環境を作ってくれました。今年は僕たちがやりたいようにやらせてくれて、タイムアウトのときにもまず僕らがしゃべらせてくれました。これは去年まではあまりなかった形です。僕ら自身でなんとかする力を身につけて欲しくて、タイムアウトもなかなか取らなかったりします。そうやって任せてもらえた部分は池内さんの期待に応えられたかなと。結局プレーするのは選手なので。練習も僕と阿部諒、山﨑(#11)、村上(#28)でやりましたし、やりたいようにやらせてくれたからこその結果です」

ー確かにタイムアウトのときは池内監督は最初輪の外にいて、みんなに話させてから指示に入りますね。昨年はインカレの初戦負けとなってしまいました。そこから新しくチームを作るときに何が大事だと思っていたのでしょう?
「岡田とドゥドゥが入ってくる前ですが、エース級の選手がいないというのが一番大きと考えていました。だから新チームになったらひたすらやるしかないなと。でもバスケットはチームでやるものだと思ってやっていたし、目立つ選手がいても、チームであることの大切さについてはリーグに入って意識がより強くなったと思います。今年は見ていてわかるかどうかですが、よくしゃべっています。それは目指してきた一つの形です。結果的に日本一にはなれませんでしたが、ああいう新しい面が拓大に残ってくれればやってきて良かったと思います。来年にそれがつながれば意味があります」

ー岡本選手(現Bリーグ島根)が主将の2015年もリーグ準優勝で強いチームでした。彼はリーダーシップがありましたが、飯田選手は主将としてどのようなことを心がけていましたか?
「試合に出る出ないは関係なく、僕が自分でキャプテンをやりたいと言ったので、言う部分はちゃんと言いました。努力することは誰でもできるので誰よりもやりました。難しい部分はいろいろありましたが、それはコミュニケーションを取れば良くなる部分があります。それは自分がしゃべらないとダメだなと思い始めてわかったことでもありますが」

ー自分でキャプテンになりたいと言ったんですか?
「そうです。最初は阿部の予定でしたが、山﨑も自分の方がいいと言ってくれました。阿部はゲームキャプテンとしてプレーで引っ張れるので、チームのことは自分がやろうと思って、それがうまくいったんじゃないかなと思います。阿部も厳しいことはしっかり言いますし」

171126iida_i2.jpgー拓殖大はシュートが上手い選手がいて飯田選手も下級生の頃はなかなか出番がありませんでした。その間というのはどう考えていたのでしょうか?
「どのチームもそうだと思いますが、輝ける選手というのはいて、それはすごく一握り。うちなら岡田(#2)とドゥドゥ(#23)です。他のチームでも筑波なら増田(#11)や杉浦(#17)だと思います。でも自分が試合に出るにはそういう部分じゃないなと思いました。影になれないとダメというか、自分を殺してでもそのチームに何が必要かと考えてやっていて、それが4年目に機会が巡って、池内さんも出してくれました。声を出すとかそういうことも自分や阿部がやらなければ今年はゼロだったと思います。点を取れる選手はほかにいくらでもいるけれど、そういうすごい選手というのはほんの一部。そこは目指すところじゃないし、そうじゃないことで支えることを考えていました」

ーでも春シーズンにはワンポイント起用でシュートを決めるシーンが目立ちましたし、リーグ戦では勝負を決めたり流れを持ってくるシュートをいくつも決められたのは、確実に飯田選手個人としてもがついたんだなという気もしました。
「そこは池内さんが信頼して出してくれたからこそですね。リーグ第1週の東海大戦の2本の3P、あれは2本目のときに池内さんに『ブロックされてもいいからお前が打て』と言われたんですが、それが本当に嬉しくて、それぐらい信頼度をくれているんだなと。だから決められて良かったです。シュートは水物なので入る入らないがあってインカレはぜんぜん入りませんでしたが、コツコツ努力してきて良かったなと。僕は最初はBチームのスタートですが、ここまで来られました」

ー最初は試合に出られると思っていましたか?
「思ってないですね。高校時代に教わった養田先生(2010年度東海大卒・佐久長聖高コーチ)からも『最初から出られる訳がないから体作りなど、地道に努力を』と言われていましたし。拓殖大に入ってくるメンバーを見て自分がエースになれるとは思いませんでしたが、飛竜さん(岡本)が努力しているのを見て学びましたし、飛竜さんが4年になって活躍したことで、努力の大切さを実感できました。いろんな面で入ってみていい大学だったなと思います」

ー来年はまだまだ若いチームですね。
「そこは3年の歩(#14山梨)が頑張ると思います。1年間あれば誰でも何でもできます」

ー岡田選手とドゥドゥ選手には何を期待しますか?
「彼らもいろいろ思うことはあると思います。でもバスケットに対しては本当に真剣なので、あのまま頑張ってくれればと思います。ただ、自分だけのチームではないということは理解していて欲しいですね。よくコミュニケーションを取ることを意識して欲しいです。でもまだ1年目、これからです。次第に理解できればいいと思います」

ー自分たちの姿勢は見せられたと思いますか?
「そこはもちろん。結果には結びつかなかったかもしれないですが、今年やってきたことはわかっていると思うので」

ー飯田選手にとっては今年はどんな1年だったでしょう。
「本当に楽しかったです。苦しかったけれど本当に仲間に助けられました。チームスポーツだから仲間がいるということを大事にしたいし、それを後輩たちも考えながら来年もやっていって欲しいですね」

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「自分のプレーをするために、またここに戻りたい」
招待を期待されるエース候補としてまだまだの飛躍を

◆#2岡田侑大(拓殖大・1年・G・東山)
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得点ランキングでは全体で5位、最終戦となった3位決定戦では13点となり、自分では「自分のプレーができなかった」と低い評価を下した。しかし5試合の試合時間が200分のところ、フル出場に近い192分と最長出場を続け、拓殖大の攻撃を牽引し続けた。
良い意味で自分がやる、という強い意志があり、ドゥドゥと2人でチームを前に進ませた1年目。主将の飯田ら上級生もプレー以外で何が大切なのかを知るのはこれからと温かく見守った。それは池内監督も同様だ。ここからどんなふうに成長していくのか、多くの人が注視しているプレイヤーだ。


ー初めてのインカレを終えた今の気持ちは。
「1試合1試合、4年生と最後という思いで戦って、準決勝は3点差で破れてしまいました。あまりいいイメージでは終わっていないです。今日もぜんぜん自分のプレーができていなかったし。また来年戻ってきたいなと思います」

171126okada_i1.jpgー池内監督は40分使う、という考えで岡田選手を試合に使い続けましたがそれは大変ではなかったですか?
「プレータイムが長い方がいいプレーができるタイプなので、試合の中で(力を)抜けるところでは抜いているので、苦ではないです。ただ、荒川さん(#24)とかには抜くときとやるときのメリハリをしっかりつけるようにとは言われています。やるときは短時間で10点とかを取っていきたいし、昨日はそれはできたかなと思います」

ー試合の中でうまくいかない時間帯があっても、出続けている間に再び修正して浮上に持っていけるものなんですか?
「ずっと自分がドライブをしていても点にはつながらないし、一回沈んでからもう一度エンジンを入れた方が相手も準備ができないとか、そんなふうに考えてやっています」

ードゥドゥとのコンビについてはこの1年で息はあってきましたか?
「自分たちのやりたいプレーができているかといったらまだできていないと思うけれど、それはこれからの課題です」

ー今年はドゥドゥ選手とのツーメンゲームで左からの攻撃パターンが多かったですね。
「高校の時から左の方が好きでそっちに行く癖はありますね。自分自身はトップでのピック&ロールが一番やりやすいです。45度でやってしまうと挟まれたときにパスを返すところがありません。トップからだと多田さん(#18)や飯田さん(#16)にもパスができるし、そこをもっとやれるといいですね」

ー今年はコミュニケーションが鍵だったと上級生は言っていますが、下級生としてはどう感じていましたか?
「プレー面ではドゥドゥとは常に話をしています。個人としては自分は試合中にあまりしゃべらないんですが、飯田さんや阿部さんは気持ちが熱い人で、いろいろ話してくれますね。自分としてはいいだろう、と思うことでもきちんと言ってくれて、それが大事なんだと思います」

ー来年に向けての意気込みは。
「オフェンスの柱は僕とドゥドゥになると思いますが、今年のメンタルの柱であった阿部さんと飯田さんが抜けるのはかなり大きいです。今日もそれを感じながらやっていました。僕とドゥドゥでもっと声を掛けながらやっていきたいけど…、まだ厳しいかな」

ー(笑)。飯田選手は「4年になればわかる」と言っていました。今は思い切りやるときだと思います。来年も頑張ってください。

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「いろんな経験をして勉強になった1年」
さらなる成長を誓う大型ルーキー

◆#23ゲイ ドゥドゥ(拓殖大・1年・C・八王子)
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個人賞は3タイトルを獲得。一人のプレイヤーとしては圧巻の活躍だった。ボール運びから3Pシュート、リバウンドまでなんでもこなすオールラウンダーは、ゲームの作り方などまだまだ若さも感じられるが、本人も負けたときはああすべきだった、こうすべきだったと考えるという。先輩たちも「バスケットにとても真面目」と太鼓判を押すだけに、それをやり続けていけばまだまだ成長するだろう。来年以降も楽しみな選手だ。


ーこの1年間ずっと出続けましたね。お疲れ様でした。
「ちょっと疲れましたね。でもこの1年間、いろんな経験ができました。勝ったり負けたりしましたが、いい経験、いい勉強になりました」

ー一番いい勉強になったと思うのはどんなところですか?
「負けているときの方がいい勉強ができていると思います。負けて家に帰って、あのときここはこうやれば良かったな、とかいろいろと考えます。それはとてもいい勉強です」

ーインカレは一発勝負でしたが経験してみて。
「楽しかったですよ。昨日負けて悔しい部分もあります。本当は4年生を優勝させたかったですけど、負けたことはしょうがないです。でもまだ1年生なので次のインカレは優勝できるように頑張ります」

171126dd_i2.jpgー岡田選手とはリーグ戦からもずっと話し合いながらプレーしていますね。
「岡田も自分も1年生。このコミュニケーションがないと、よくわからなくなります。これがないとあと3年がありますが、ダメになってしまいます。チームは家族みたいなものなんです。しゃべったりして、気持ちがダウンしたときでも気持ちを上げたりしたいなあと思っているので。自分がダウンしてもそうだし、相手がダウンしても声をかけることが大事だと思っています」

ー昨日の準決勝、ハーフタイムに大東文化大のモッチ選手(#15)が声を掛けてくれていましたね。
「そうですね。いろいろ。従兄弟なので。彼はインカレも経験しているし、言ってくれていることはやった方がいいかなと思いました。プレーについていろいろアドバイスしてくれました」

ー従兄弟だったとは知りませんでした!お兄さん的存在でもあるんですね。
「自分も日本に来て従兄弟だと知りました。セネガルで代表だったときはお互い知らなかったんですが、母に言われて知ったんです」

ー来年に向けては。
「来年についてはGLOW UPしてシュートもドライブもパスプレーもパワーももっとできるようになりたいです。3Pも上手じゃなくてまだまだですけど、もっとうまくなりたいです」



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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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