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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会
大東文化大が筑波大の4連覇を阻止して初優勝

2017.11.22 (Wed)

【2017インカレ】11/22 大東文化大VS東海大九州(2回戦)

東海大九州が好調に前半のゲームを支配するが
後半に大東文化大が盛り返してベスト8


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 関東3位の大東文化大は、今季西日本インカレを制し地方校の中でも下馬評の高かった東海大九州とベスト8をかけて戦った。

171122moochi.jpg 前半に持ち味を出したのは東海大九州。元監督のもと、徹底した走り込みとサイズはありつつも内外こなせる攻撃力を持つべく鍛えられた選手たちがアウトサイド、ドライブなどで攻め込む。大東大は#91ビリシベ(3年・PF)がテクニカルを宣告されベンチに戻るが、#15モッチ(2年・C)を起点にインサイドで加点し、17-16。2Qは東海大九州得意の3Pが次々に沈んでリードし、差を広げたいところだが、大東大は慌てずインサイドの#15モッチで確実に2点を返す。「ここで10点をつけていれば違っていた」という元監督だが、大東大はベンチメンバーをコートに出すも#56山岸(4年・PF)のオフェンスリバウンドや#13小谷(2年・PG)のシュートで逆に流れを取り戻した。前半は37-39と東海大九州の2点リードで終了。

 勝負の3Q、ここで#91ビリシベが前半の鬱憤を晴らすように次々とシュートを沈め、大東大が波に乗った。東海大九州も#7林(4年・SF)、#8佐竹(4年・PF)が返すが、が大東大が流れを渡さず3Qは70-59と逆転。4Q、東海大九州は攻め続けるが大東大の優位は揺るがず89-71で大東大がベスト8の壁を突破した。

171122satake.jpg 東海大九州は前半にイニシアチブを握ることは必須としてそこでのリードは守ったが、後半に突き放された。190cm台の選手でも機敏で機動力やシュート確率の高い韓国スタイルのバスケットを体現したが、40分間リード握り続けることが敵わず。大東文化大はリードされても焦らず強みであるインサイドを着実に固めて勝利を収めた。

写真上:モッチはディフェンスをものともせず27点と東海大九州を圧倒。
写真下:高校、大学と林とともにバスケットをしてきた佐竹は13点。リバウンドも7、アシスト4とマルチな活躍を見せた。

※東海大九州・元監督、林選手のコメントは「続きを読む」へ。



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【COMMENT】

「うまくいかないプレーもあって誤算だった」
前半のリードをうまく生かせず

◆元炳善監督(東海大九州)

(試合を振り返って)11番の趙のところのプレーがうまくいかず誤算でした。シュート、ドライブもできる選手。2年生だから空回りしたのかなとも思います。普段は40分出場してリバウンドにも得点もやってくれる選手なんだけど。それで長野(#2)と林(#7)のところに負担が行ってしまいました。前半はなんとか持ってくれたが、向こうの91番(ビリシベ)のシュートが入り始めて、インサイドのファウルがあって難しかった。いい勝負だったけれど。うちは全員がすごいというバスケットではないので、一人が上手くいかないと修正するのに時間がかかります。前半6点差までいったけれど、そこで10点離せていれば違っていました。甘くはなかったです。

(西日本インカレでも勝って勝負の年)西日本も勝って、今年は勝負の年。韓国遠征ではプロにも買ったし、すごかったんです。思えばそれは良くなかったかもしれません。このチームなら絶対いけると思えましたが、リーグ戦に入って甘くても勝てるのでそこで少しダメになってしまった。ここが日頃強いところを相手にしている関東との違いです。

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「きつかったけれど東海大九州に行って良かった」
大きく成長させてくれた監督に感謝

◆#7林 翔太郎(東海大九州・4年・SF)

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U-24代表。195cmで内外こなせる器用さや走力は、日本一練習すると言われる元監督に鍛えられ、形成されたものだ。北海道から九州に渡り、研鑽を積むことで代表クラスの選手にまで成長した。監督の選手を鍛えるには40分試合に出る体力、個人技とシュート力がなければ勝てる日本人選手にはならないという考えを、体現した上で次のステージでの活躍も期待される。

(試合を振り返って)去年は8入りをかけた戦いで4点に終わりました。チームが僕のことを心配してくれていて、ここまできたら4年間を全部出しきるしかないなと、シュートは入らなくても打っていこうと思って割り切ってやっていました。前半はリードしていたけれど、関東は後半が強いというのはわかっていました。引き締めようとして相手に3Pやドライブをやられてしまったので、自分で積極的に仕掛けようと思っていきました」

171122hayashi.jpg(元監督は練習が厳しいことで有名)4年間きつすぎて本当に辞めたいぐらいでした(笑)。うちの部活は日本で一番きついと言えるぐらい自信があります。怒られたときはなぜこんなに言われるのかと思うこともありますが、自分の成長のためだったので、それに早く気付けたら良かったなと思います」

(代表に入るような選手になれると想像していましたか?)まったくしていませんでした。でも元先生が大学に誘ってくれたときに、『絶対にお前を代表に入れるから、信じて来てくれ』と言われました。半信半疑でしたが、結果的には行って自分のためになって良かったです。元先生はバスケットだけではなく人間性もバスケットを通して成長させてくれる方です。人としても成長できたと思います」

写真:#8の佐竹とはミニバスからの知り合いで、同じ高校・大学でバスケットを続け、切磋琢磨した仲。


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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