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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会
大東文化大が筑波大の4連覇を阻止して初優勝

2017.11.16 (Thu)

【2017リーグ1部】3位・大東文化大学

粘り強さを後半戦で発揮して巻き返し
1部リーグ初年度で3位獲得〜大東文化大学〜


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 最終日の結果で3位に躍り出たのは大東文化大。1部昇格の初年度に一つの結果を得られたと言えるだろう。最終戦は引き続き#12熊谷(3年・PG)が欠場したものの、#34中村(2年・PG)以下他メンバーが穴を埋め、東海大を破って10勝8敗。4位青山学院大と同率ながら、直接対決の結果で上回り、3位の座についた。

 リーグ序盤は1部の洗礼を浴びた。夏は韓国遠征を行いそれなりの手応えを得ていたが、リーグでは持ち味を思うように出せなかった。2部では圧倒的な力を誇ったが、今季の1部リーグはサイズも大きく、層の厚いチームが多かったこともあって、思うようなゲーム運びができなかった。初戦で青山学院大の前に敗退すると、そこからは一進一退、連敗のあとは連勝といった波がある状況で安定しない戦いが続いた。

17daito01.jpg 一つの転機になったのは、第11戦以降。大黒柱の#15モッチ(2年・C)が負傷し、そこから3試合を欠場したことだ。11、12戦は敗れたものの、第13戦の早稲田大学戦はオーバータイムにまでもつれ込む大激戦に。ここで#20毕(4年・PF)が奮起して31得点を挙げ、#12熊谷が勝負強さを見せて22得点でチームを引っ張り勝負を制すと、チームの雰囲気も変化。怪我もあった#91ビリシベ(3年・PF)も後半にかけて調子を上げ、主将の#0葛原(4年・SG)も存在感を発揮。特に「モッチもいなかったのでやるしかなかった」と、リバウンドでも光るものを見せて、最終的には8位にランクインするなど、オフェンス以外でも奮闘する姿を見せた。終盤戦には#13熊谷の欠場が続いたが、その影響もあまり感じさせず、優勝がかかっていた拓殖大を破って足止めさせるなど、見どころを作った。

 1勝の差が大きく順位を左右する状況だった今リーグを、最終的には3位で終了。2部時代からもトーナメント大会では注目を浴びてきたが、その実力が1部リーグでも証明できたと言えるだろう。

写真:毕を始め、#30島元、#54山岸ら4年生が後半戦ではチームに大きな活力を与えた。

※大東文化大・中村選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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【INTERVIEW】

「セカンドガードとしていい繋ぎといいバスケを」
ピンチを自信と経験に変えた次世代の司令塔

◆#34中村浩陸(大東文化大・2年・PG)
17daito03.jpgスタメンの司令塔として活躍する熊谷の欠場を受け、終盤戦のスターター且つPGとしてプレータイムを伸ばした。高校時代は2番のポジションだったため経験が薄かったが、チームのピンチをチャンスに変え、ガードとしての役割を果たし、結果を残した。全体3位で終えシード権もしっかり獲得し、インカレに向けても期待は高まる。2部から上がってきた勢いそのままにチームとして、個人としても見どころは多い。


―最終試合の東海大戦を勝利で終えました。
「試合前のミーティングで、必ず最後はインカレに繋がるようにしようという話があったので、勝てて良かったと思います」

―スタートとして出場していましたが、どんな気持ちでしたか?
「ここ2試合くらいスタートで出させてもらっていて、いい経験が積めて良かったです。この後にスタートの選手が戻ってきても、セカンドガードとしてインカレでいい繋ぎやいいバスケができるようにと心がけていました」

―熊谷選手(#12)の欠場は中村選手にどう影響しましたか?
「最初聞いたときはチームとしてはやばいなと思いました。でも監督から自分に出ろと言われ、任されたのだからしっかりやらなくてはいけないと思っていました。でも想像していたより大丈夫で、やることをやれたと思います」

―今日の最終戦は点数も取りに行っていましたね(21得点)。
「そういう意識をしていたわけではないですが、周りを生かすことがガードの役割だと思っています。ただ、パスをするところに相手がいて、逆に自分には寄って来なかった結果、シュートしたという感じなので、そんなに得点にはこだわっていませんでした」

―確率も良かったのではないでしょうか。集中していましたか?
「そうですね。やはり相手が自分と同じ代の人が多くて、試合する前からワクワク感もあったので、集中はできていました」

―この2か月、1部リーグでの試合はどうでしたか?
「自分にとって1部リーグは初めての経験ですし、去年の2部もそんなに試合に出ていないので、トップのレベルでプレーできたことはいい経験になりました。来年やインカレに向けていい収穫があったと思っています」

―インカレに向けて個人的に何を伸ばしていきたいですか?
「今日の試合のシュート率は良かったですが、前の試合とかはあまりよくなかったです。3Pやジャンプシュートの確率を上げていくことと、もう少しゲームコントロールをできるようにしていきたいです」

―以前、熊谷選手にインタビューしたところ、中村選手にはいろいろアドバイスしているという話も聞きました。
「そうですね。自分はまだまだなので、航さんのプレーを見ていいところは吸収していきたいです」

―具体的には何を吸収したいですか?
「残り時間が少ない時のゲームメイクとか、ピリオドごとの入りですね。相手も集中している場面のゲームコントロールはまだ欠けているので、そういったところを見習っていきたいです」

―その中で熊谷選手が欠場している中で試合に勝てたことは、チームとして大きいのではないでしょうか?
「レベル的には上がったと思います。あまり意識しすぎないようにしていました。でもベンチにはずっといてくれたので、ベンチに帰った時にアドバイスはくれましたし、そういうところは安心できました」

―高校ではPGではなかったと思いますが、大学でやってみてどう感じていますか?
「大学に入った時はどうすればいいか悩んだ時期もありました。少しずつですが成長しているかなと実感します」

―シューターがたくさんいて、モッチ選手(#15)もいて、ガードとしては生かすべき選手がたくさんいますね。
「そうですね。シューター空いていたのに、モッチがシールしていてという場面もあったりしますが、自分の意見をしっかり伝えて、納得してもらうようにはしています。同じ2年生ですし、よく喋ってくれる選手なのでありがたいです。具体的な要求もしっかり示してくれるので頼りになります」

―インカレに向けて一言お願いします。
「どこにでもチャンスはあると思います。しっかり優勝を目指して頑張ります」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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