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2017.10.29 (Sun)
【2017関西リーグ1部】京都産業大優勝インタビュー
「ベンチから見ているからこそ分かることも多い」
出番は少なくともリーダーの役目は全う
◆#7辻 陸矢(京都産業大・4年・主将・PG)
今年のリーグでは、昨年と比してコートに立つ時間はさほど多くはなかった。ただ、彼の主将としての働きなくしては、最後のタイトル獲得は生易しいものではなかったはずだ。今年も駒を進めるインカレの舞台で、ここ最近では経験のない段階へとチームを押し上げられるか。奮闘は、この先も続いていく。
—優勝が決まりました。この優勝の大きな要因は何だったと感じますか。
「僕らはディフェンスからブレイクのチームで、どの試合もほとんど失点が70にもいっていないんですね。失点を抑えてブレイクを出せば気持ちも上がっていきます。だからその面は意識してきました」
—昨年と同じようなシーズンの成長曲線でしたが、去年と異なる点はありますか。
「サイズが小さいので、ボックスアウトを頑張って、リバウンドを取ってブレイクというのが僕らのコンセプトです。いつも練習しているのもそういう形で、練習でもそれを出そうと心がけてきました」
—2年生3人の成長ぶりはいかがでしょうか。
「去年は1年生ということで自由にやらせてもらっていた面があります。それが一つ学年が上がったことで、責任感が出てきたと思います。それが良かったかなと思っています。自分から発言することも多くなったので、頼もしいと感じる部分です」
—キャプテンとしてチームを率いてきましたが、ご自身のその役目は果たせましたか。
「ケガをして試合に絡むのが難しい時期もあったんですけど、スタートから外れてベンチから出ることで、流れは自分が変えるんだと思うようになりました。まだまだですけど、ベンチから見ているからこそ分かることも多いので、そこを教えてあげるのも、キャプテンだったり上級生の仕事だと思っています。そういう部分では自分でもええ方やったんかな、とは思います」
—優勝の実感は、現段階ではいかがですか。
「チームとしては6年ぶりということなので嬉しいですけど、入学した時から優勝は目指してきたので、4年目になってしまいましたけど、ありがたいことだと感じています」
—インカレは関西1位で、期待を受ける立場になります。
「関東も、今年はいつもより混戦ですよね。どこと対戦することになるかは今は分からないですけど、全身全霊で気持ちの入ったプレーをしていきたいです」
—昨年は初戦で完敗でしたが、具体的な戦うイメージはありますか。
「去年負けてから、フィジカルコンタクトが関東は強いということで、トレーナーさんにも来ていただいてウェイト面はしっかりやり込んできました。去年に比べて当たり負けはそれほどではないかなと思うんですけど、まずそこで負けることがないように。それと動いて、相手を疲れさせるということをやっていきたいです」
※高田選手、大庭選手のインタビュー、村上監督のコメントは「続きを読む」へ。
落ち着いたプレーぶりで攻守を引き締める
◆#3高田颯斗(京都産業大・3年・PG)
淡々と、そして冷静に、チームのオフェンスを組み立てる。それぞれの選手が各々の持ち味を十全に発揮できたのも、高田のコントロールに拠るところが大きい。昨年はケガもあり、インカレではコートに立てなかった。自身では2年ぶりとなる全国の檜舞台に、関西王者としてのプライドをかけて挑んでいく。
—リーグ戦お疲れ様でした。大会の結果をどのように受け止めていますか。
「自分たちには関東に勝つという目標があって、ここで優勝しないとベスト8やベスト4も現実的ではないと思っています。それはまず嬉しいです。自分自身としては、京産はシュート力が高い選手が多いので、アシスト王はちょっと狙っていたんですね。それも率直に嬉しいですね」
—優勝決定後に2つ負けてしまった点は反省だと思いますが、良くなかったと思う点は。
「昨日は自分たちが勝って決めようと思っていたら、自分たちの試合前に決まってしまって、気持ち的にどう試合に臨めばいいのか分からなくなった部分がありました。もっと気持ちの部分を強くする必要があったのかなと思います。今日は気持ちの面では落ち着けていましたが、一対一でやられ過ぎた部分がありました。京産はディフェンスでヘルプを重視しているので一対一を止められないことはそれほど問題にはしていないんですけど、ある程度止められないとヘルプが来てもやられてしまうことにつながるので、それは今日の負けから学んだことです」
—早い段階で流通科学大に1敗を喫しました。その際に雰囲気が落ちかけたということはありませんでしたか。
「単純にそのあとは切り替えようということになりました。次の日は天理が相手で、しかもホームで初戦負けたという形になってしまったので、ここでの2連敗は絶対に避けよう、すぐにみんなで天理の試合を確認しておこうと話して、切り替えられました。そういうところが良かったかなと思います。あまり気にしてはいなかったです」
—試合を重ねるごとに、大差もしくは余裕を持った試合運びをしている印象でしたが、やはり自信も深まっていったという感覚はありますか。
「そうですね。どの相手にも負けないだろうなという自信がどんどんついてきて、どんどんと自分たちのチームは強いんだということが分かってきました」
—優勝できた最大の要因は何でしょうか。
「チーム力の部分かなと思います。前までは、若いチームということで安定しない部分もありましたが、リーグで試合を重ねるごとにチーム力が高まっていったように感じます」
—コート上では3年生ながら最上級生というシチュエーションも多い状況で、当然コミュニケーション面で求められていることも大きいと思います。
「そこは自分でも意識していた部分です。まずまずできていたのかな、とは思います。チームを鼓舞させる声かけをしようと思っていて、例えばシュートを決めた選手にはハイタッチしに行ったりとか、そういうことはできていたと思います」
—インカレはどのように戦いますか。
「自分たちの目標は関東に勝つというのがあって、関東はフィジカル面も強いので。そういう部分で負けないようにいつも通りの京産のバスケをすれば勝てると思っています。いつも通りやることを心がけていきたいですね」
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「この先2年間でワンランク、ツーランク上の選手に」
絶対的活躍にも満足せず、更に高みを目指していく
◆#30大庭岳輝(京都産業大・2年・SG)
類い稀な得点能力と、恵まれた身体能力を武器に、どの試合でもコンスタントな活躍を見せた。アウトサイドも高確率で決める一方で、ドライブの鋭さも際立つ。シュートの多彩さは得難い才能。得点王とMVP受賞も、納得の結果だ。今はまだ2年生。更なる成長が待ち遠しい。
—リーグ戦全体を振り返って、個人としての出来はいかがでしたか。
「2巡目はしっかり点数が取れましたし、例えば天理戦の最後のプレーで取りきれたりして、メンタルの面でも成長できたかなと思います。良いリーグ戦だったかなと思っています」
—反省点はどのようなことでしょうか。
「どうしても後半に疲れてくるとプレーが弱くなってしまう部分がありました。今日(最終戦・大阪学院大戦)もそうでしたし。個人としてはまだ2年間大学でのプレーがあるので、その間にワンランク、ツーランク上の選手になれるように頑張っていきたいと思っています」
—外のプレーが今シーズンは増えた印象です。
「そうですね。意識というのはあまりしていなくて、リーグを通じてシュートタッチが良かったというのもありますし、全部ドライブで取れるのが良いんですが、まだ自分にはそこまでの力がないです。だから、逃げたという言い方はあれですけど、ドライブの選択肢をなくされた状況でも決め切れたというのは、自分でもプラスに考えています」
—昨年も今年も、チームとしてはシーズンを通じての成長が目に見えていますね。
「春は新チームが始まっていてチームプレー的にまとまりきれていない部分があって、個人単体で戦ってしまっているところが去年も今年もありました。それでも夏を超えて、リーグ戦を通じてチームで戦おうという部分がこの2年では大きかったと思います。その中で、4年生がチームをまとめてくれて、自分たちは単純にそれに乗っていくだけでした。上級生の働きというのは、去年も今年も感じていることです」
—学年が上がり、昨年よりも責任感も増したと思います。
「それはあります。去年よりも試合中に声を出すとかリーダーシップを発揮するということは出来てきているとは思っています。来年は3年生でしたに二学年いるということで、自分がやってきたことを後輩にやらせてあげて、最終的にはインカレの舞台を味わってもらえるように頑張っていきたいです」
—そのインカレですが、昨年は悔しい思いをしました。今年はどんな大会にしたいですか。
「どこと対戦するにしても、この一年間作ってきたバスケットをするしかないです。なので、京産大の形であるディフェンスを頑張って、ブレイクで走って、ということをファンの方達に見せて、ちょっとでも良いチームだなと思ってもらえるようにやりたいです。これから何か新しいことをするということは考えずに、点を取らせなければ勝つ確率は上がっていくと思うので、今年こだわってきたディフェンス、リバウンド、走ることというのをこだわり続けたいです。自分たちがやってきたことをやって、楽しみたいです」
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「関西1位として、インカレでも示しをつけられるように戦う」
◆村上和之監督(京都産業大)
「今の2年生を、昨年彼らが何も分からない状況から使い続けてきて、優勝はできなかったが最後は2位も見えるポジションに到達してインカレも経験できた。それがまず一つ大きかったと思う。それと会田(#21)が出てきたことで、僕らの弱点だったインサイドの攻防とリバウンドを補ってくれて、足りなかったピースがガチッとはまった感じがある。その部分もすごく大きかった。
ディフェンスにもオフェンスにも、100パーセント完璧なものはない。それでも確率のスポーツなので、高い確率にどうやって近づけられるかを考えながらやってこないといけない。そういうことを言ってきたが、試合の中でやれるようになった。失点数を抑えられるようになったが、試合での対応力がついてきたからだと思っている。そういったことがシーズンを追うごとに成果として現れてきて、この結果につながったと思う。特にディフェンスの部分が大きかった。
(大庭選手について)もともとシュートは上手かったが、それしかないという部分もあった。それがドライブで得点できるようになったり、得点を取りに行く時に前を向けるようになった。少しのズレで攻められていると思う。前まではズレが大きい時にシュートやドライブに行けていたが、少しのズレをこじ開けられるような力がついてきたと思うので、そこが変わったと思う。ひたむきに頑張るし、負けん気もある。向上心を持ってやっていく選手。迷ったり、思いがけないことが起きて不安になってしまい弱気になってしまう部分があるので、それが最後の課題かなと思っている。
インカレは関西の1位という立場になる。その立場として、示しがつけられるように戦いたい」
出番は少なくともリーダーの役目は全う
◆#7辻 陸矢(京都産業大・4年・主将・PG)

—優勝が決まりました。この優勝の大きな要因は何だったと感じますか。
「僕らはディフェンスからブレイクのチームで、どの試合もほとんど失点が70にもいっていないんですね。失点を抑えてブレイクを出せば気持ちも上がっていきます。だからその面は意識してきました」
—昨年と同じようなシーズンの成長曲線でしたが、去年と異なる点はありますか。
「サイズが小さいので、ボックスアウトを頑張って、リバウンドを取ってブレイクというのが僕らのコンセプトです。いつも練習しているのもそういう形で、練習でもそれを出そうと心がけてきました」
—2年生3人の成長ぶりはいかがでしょうか。
「去年は1年生ということで自由にやらせてもらっていた面があります。それが一つ学年が上がったことで、責任感が出てきたと思います。それが良かったかなと思っています。自分から発言することも多くなったので、頼もしいと感じる部分です」
—キャプテンとしてチームを率いてきましたが、ご自身のその役目は果たせましたか。
「ケガをして試合に絡むのが難しい時期もあったんですけど、スタートから外れてベンチから出ることで、流れは自分が変えるんだと思うようになりました。まだまだですけど、ベンチから見ているからこそ分かることも多いので、そこを教えてあげるのも、キャプテンだったり上級生の仕事だと思っています。そういう部分では自分でもええ方やったんかな、とは思います」
—優勝の実感は、現段階ではいかがですか。
「チームとしては6年ぶりということなので嬉しいですけど、入学した時から優勝は目指してきたので、4年目になってしまいましたけど、ありがたいことだと感じています」
—インカレは関西1位で、期待を受ける立場になります。
「関東も、今年はいつもより混戦ですよね。どこと対戦することになるかは今は分からないですけど、全身全霊で気持ちの入ったプレーをしていきたいです」
—昨年は初戦で完敗でしたが、具体的な戦うイメージはありますか。
「去年負けてから、フィジカルコンタクトが関東は強いということで、トレーナーさんにも来ていただいてウェイト面はしっかりやり込んできました。去年に比べて当たり負けはそれほどではないかなと思うんですけど、まずそこで負けることがないように。それと動いて、相手を疲れさせるということをやっていきたいです」
※高田選手、大庭選手のインタビュー、村上監督のコメントは「続きを読む」へ。
[続きを読む]
「どの相手にも負けない自信がどんどんついてきた」落ち着いたプレーぶりで攻守を引き締める
◆#3高田颯斗(京都産業大・3年・PG)

—リーグ戦お疲れ様でした。大会の結果をどのように受け止めていますか。
「自分たちには関東に勝つという目標があって、ここで優勝しないとベスト8やベスト4も現実的ではないと思っています。それはまず嬉しいです。自分自身としては、京産はシュート力が高い選手が多いので、アシスト王はちょっと狙っていたんですね。それも率直に嬉しいですね」
—優勝決定後に2つ負けてしまった点は反省だと思いますが、良くなかったと思う点は。
「昨日は自分たちが勝って決めようと思っていたら、自分たちの試合前に決まってしまって、気持ち的にどう試合に臨めばいいのか分からなくなった部分がありました。もっと気持ちの部分を強くする必要があったのかなと思います。今日は気持ちの面では落ち着けていましたが、一対一でやられ過ぎた部分がありました。京産はディフェンスでヘルプを重視しているので一対一を止められないことはそれほど問題にはしていないんですけど、ある程度止められないとヘルプが来てもやられてしまうことにつながるので、それは今日の負けから学んだことです」
—早い段階で流通科学大に1敗を喫しました。その際に雰囲気が落ちかけたということはありませんでしたか。
「単純にそのあとは切り替えようということになりました。次の日は天理が相手で、しかもホームで初戦負けたという形になってしまったので、ここでの2連敗は絶対に避けよう、すぐにみんなで天理の試合を確認しておこうと話して、切り替えられました。そういうところが良かったかなと思います。あまり気にしてはいなかったです」
—試合を重ねるごとに、大差もしくは余裕を持った試合運びをしている印象でしたが、やはり自信も深まっていったという感覚はありますか。
「そうですね。どの相手にも負けないだろうなという自信がどんどんついてきて、どんどんと自分たちのチームは強いんだということが分かってきました」
—優勝できた最大の要因は何でしょうか。
「チーム力の部分かなと思います。前までは、若いチームということで安定しない部分もありましたが、リーグで試合を重ねるごとにチーム力が高まっていったように感じます」
—コート上では3年生ながら最上級生というシチュエーションも多い状況で、当然コミュニケーション面で求められていることも大きいと思います。
「そこは自分でも意識していた部分です。まずまずできていたのかな、とは思います。チームを鼓舞させる声かけをしようと思っていて、例えばシュートを決めた選手にはハイタッチしに行ったりとか、そういうことはできていたと思います」
—インカレはどのように戦いますか。
「自分たちの目標は関東に勝つというのがあって、関東はフィジカル面も強いので。そういう部分で負けないようにいつも通りの京産のバスケをすれば勝てると思っています。いつも通りやることを心がけていきたいですね」
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「この先2年間でワンランク、ツーランク上の選手に」
絶対的活躍にも満足せず、更に高みを目指していく
◆#30大庭岳輝(京都産業大・2年・SG)

—リーグ戦全体を振り返って、個人としての出来はいかがでしたか。
「2巡目はしっかり点数が取れましたし、例えば天理戦の最後のプレーで取りきれたりして、メンタルの面でも成長できたかなと思います。良いリーグ戦だったかなと思っています」
—反省点はどのようなことでしょうか。
「どうしても後半に疲れてくるとプレーが弱くなってしまう部分がありました。今日(最終戦・大阪学院大戦)もそうでしたし。個人としてはまだ2年間大学でのプレーがあるので、その間にワンランク、ツーランク上の選手になれるように頑張っていきたいと思っています」
—外のプレーが今シーズンは増えた印象です。
「そうですね。意識というのはあまりしていなくて、リーグを通じてシュートタッチが良かったというのもありますし、全部ドライブで取れるのが良いんですが、まだ自分にはそこまでの力がないです。だから、逃げたという言い方はあれですけど、ドライブの選択肢をなくされた状況でも決め切れたというのは、自分でもプラスに考えています」
—昨年も今年も、チームとしてはシーズンを通じての成長が目に見えていますね。
「春は新チームが始まっていてチームプレー的にまとまりきれていない部分があって、個人単体で戦ってしまっているところが去年も今年もありました。それでも夏を超えて、リーグ戦を通じてチームで戦おうという部分がこの2年では大きかったと思います。その中で、4年生がチームをまとめてくれて、自分たちは単純にそれに乗っていくだけでした。上級生の働きというのは、去年も今年も感じていることです」
—学年が上がり、昨年よりも責任感も増したと思います。
「それはあります。去年よりも試合中に声を出すとかリーダーシップを発揮するということは出来てきているとは思っています。来年は3年生でしたに二学年いるということで、自分がやってきたことを後輩にやらせてあげて、最終的にはインカレの舞台を味わってもらえるように頑張っていきたいです」
—そのインカレですが、昨年は悔しい思いをしました。今年はどんな大会にしたいですか。
「どこと対戦するにしても、この一年間作ってきたバスケットをするしかないです。なので、京産大の形であるディフェンスを頑張って、ブレイクで走って、ということをファンの方達に見せて、ちょっとでも良いチームだなと思ってもらえるようにやりたいです。これから何か新しいことをするということは考えずに、点を取らせなければ勝つ確率は上がっていくと思うので、今年こだわってきたディフェンス、リバウンド、走ることというのをこだわり続けたいです。自分たちがやってきたことをやって、楽しみたいです」
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「関西1位として、インカレでも示しをつけられるように戦う」
◆村上和之監督(京都産業大)
「今の2年生を、昨年彼らが何も分からない状況から使い続けてきて、優勝はできなかったが最後は2位も見えるポジションに到達してインカレも経験できた。それがまず一つ大きかったと思う。それと会田(#21)が出てきたことで、僕らの弱点だったインサイドの攻防とリバウンドを補ってくれて、足りなかったピースがガチッとはまった感じがある。その部分もすごく大きかった。
ディフェンスにもオフェンスにも、100パーセント完璧なものはない。それでも確率のスポーツなので、高い確率にどうやって近づけられるかを考えながらやってこないといけない。そういうことを言ってきたが、試合の中でやれるようになった。失点数を抑えられるようになったが、試合での対応力がついてきたからだと思っている。そういったことがシーズンを追うごとに成果として現れてきて、この結果につながったと思う。特にディフェンスの部分が大きかった。
(大庭選手について)もともとシュートは上手かったが、それしかないという部分もあった。それがドライブで得点できるようになったり、得点を取りに行く時に前を向けるようになった。少しのズレで攻められていると思う。前まではズレが大きい時にシュートやドライブに行けていたが、少しのズレをこじ開けられるような力がついてきたと思うので、そこが変わったと思う。ひたむきに頑張るし、負けん気もある。向上心を持ってやっていく選手。迷ったり、思いがけないことが起きて不安になってしまい弱気になってしまう部分があるので、それが最後の課題かなと思っている。
インカレは関西の1位という立場になる。その立場として、示しがつけられるように戦いたい」
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