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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会 〜12/15
駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館(男子)

2007.11.28 (Wed)

11/28 インカレ3日目 早稲田大VS白鴎大

早稲田大81(24-16,21-24,13-11,23-21)72白鴎大
1128chikamori.jpg初のインカレ、そして一勝と結果を出した白鴎大。2回戦はベスト8をかけて早稲田大と対戦した。前半はエース#91片岡(4年・F)が全開。鋭いドライブで早稲田ゴールを脅かす。もちろん早稲田大も不動のエース#7近森(4年・F)が決め返し、一歩も譲らない展開となった。
シーソーゲームは後半、追う白鴎大のファールトラブルが響いた。主力がベンチへ下がらざるを得ない状況の中、オフェンスでも攻めあぐねると早稲田大との差が開き、必死の追い上げも叶わず試合終了。だが監督以下、全員がやりきった結果に目を潤ませた。一方早稲田大は3Pこそ少なかったが、インサイドへ攻め込む姿勢は一戦ごとに見えている。次はベスト4をかけて第一シード・青学大との対戦となる。
写真:白鴎大・フィルユンをかわし得点する早稲田大・近森。

試合のレポートと白鴎大・斎藤監督、片岡選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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■GAME REPORT■
1128sugimoto.jpg1Qはどちらも譲らない立ち上がりとなった。早稲田大は#10風間(4年・F)がミドルシュートを決めれば白鴎大は#17杉本(4年・F)が決め返す、早稲田大#7近森がインサイドで得点すると白鴎大は#91片岡も鋭い切り込みで得点。開始から一歩も引かない様子を見せる。インサイドでは#33フィルユン(3年・C)が奮闘、3Pも出て白鴎大はいい形で得点を重ねるが、終盤ミスが続き、早稲田大が#5前川(4年・G)の速攻、#17井出(1年・SG)の3Pで1Qは一歩リードした。

2Q、追う白鴎大は#00藤江(2年・F)を投入。速攻、3Pで8点差を3点差にまで詰める。しかしここから両者バタバタとした展開となり、白鴎大は差を詰めきることができない。早稲田大は1回戦から好調の#10風間が立て続けに得点。一方白鴎大はゴール下のイージーシュートをミスするなど、いいところが出ない上に#88サインバヤル(2年・C)が3つ目のファールとなってしまい、苦しくなる。しかし2Q終了のブザーとともに#17杉本のミドルシュートが決まり、点差は5点と引き離されずに前半を終えた。

1128ide.jpg後半巻き返したい白鴎大。しかしアウトサイドが決まらず、#88サインバヤルが開始3分で4つ目のファールとなってベンチへ。インサイドで苦しくなった白鴎大だが交代して入った#5千葉(2年・C)が粘ってボールをつなぐ。#91片岡もスティールから速攻に走り、大きく傷を広げない。だが早稲田もあわてない。#7近森のミドルシュート、#12根本(3年・C)もフリースローをきっちり決め、簡単には点差を詰めさせない。苦しい白鴎大だが必死に粘る。#91片岡のドライブ、#00藤江がシュートのカバーに入り、得点。10点差に引き離されたところを7点にまで戻して3Qを終えた。

4Q、早稲田大は#17井出が積極的にペイント内へ切れ込んでフリースローを獲得していく。どうしてもファールが込んでくる白鴎大は#33フィルユン、#88サインバヤルが4つで満足にディフェンスができない。インサイドが使えないとなるとオフェンスはアウトサイドが中心。しかしこれも焦りからかあまり確率は良くなく、10点差が重くのしかかる。終盤ファールゲームに突入した白鴎大は残り1分で#17杉本、#91片岡、#3店橋、#00藤江の全員アウトサイドを打てる布陣に。フリースローをきっちり決めていく早稲田大に対して#91片岡、#17杉本が意地の3Pを連発するが最後は届かずタイムアップ。白鴎大の挑戦はベスト16で幕を下ろした。
早稲田大は近森、風間、井出がバランス良く得点、上位進出をかけて青学大との大一番を迎える。



◆ 齋藤一人監督(白鴎大)
ミーティングの後、選手につられて涙ぐんでいた。熱く、どこよりも一生懸命な姿を見せたいとチームを強化してきた。この1年で白鴎が示したものは大学界に伝わったはずだ。

-涙の訳は。
「今の子たちが入ってきてチームを作ってきてやっと全国レベルで戦える選手が揃って、その後もどんどん追いかけて選手が入ってきてくれて。人一倍頑張った4年生だった。一番練習しました、片岡と杉本は。だからそれを思い出して」

-今日のゲームですが。
「最初に近森(#7)のところをもうちょっとバタ(#88サインバヤル)で頑張れるかなと思ったんですが。もう少し早く代えてやりながらやればよかったかなと。こっちのマッチアップのミスですね。後は上で戦うためには大事なところのシュートを極めていかないと。でもリーグ戦を通してうまくなりましたけどね。ピーター(#33)もバタも外国人なんて感じは全くしない、一生懸命練習するし、本当にうまくなった」

-最後アウトサイドばかりになってしまったのは。
「ウチが追いつく弾みになるのはやはり3Pなので。最後4枚シューターにしたのはそういうことです」

-もう少し早めの段階でインサイドで攻めてもと思ったのですが。
「そこはなかなか攻められなかったですね。ファールの部分ももうちょっと早く代えればと思いましたが、その見極めが。疲れてきたところで交代をうまくしていたら5点差か4点差くらいまでいけたかもしれない。『たられば』はいっぱいありますが」

-この1年で手応えは感じられましたか?
「かなりやれるところまできました。ただ今の4年生が抜けて弱くなったと思われないように頑張らなければ。頑張れば裏切らないというのがうちのチームの考え方だし、一番頑張ったと思います。練習もトレーニングも。でも本当に明るいし、頑張るし、いいチームでした」




◆ #91片岡大晴(白鴎大・4年・主将・F)
1128kataoka.jpg大学でのびた選手として見本の一人といえよう。アグレッシブなプレーと熱いハートを持ち、常にチームの頼れるキャプテンだった。

-一昨日は緊張していたという話でしたが、今日は?
「2試合目は自分でも強いと思っているので、今日はそれはなかったですね。高校の先生(仙台高校・佐藤剛氏)から朝電話があって、『一試合目は緊張していたみたいだね』って。それで他の人には『何を緊張しているんだ』って感じなので何を言われるのかと思ったら剛先生が『おまえらしくていいじゃないか』って。それでふっきれて、絶対できるって思いました」

-いい先生ですね。
「最高です」

-早稲田も降格したとはいっても1部だったチーム。離された時、差は感じましたか?
「強いていえば落ち着いているかなという感じでした。でも個々の能力なら2部だって同じくらいの選手はいるし、そこまでは感じませんでした。勝つつもりでした」

-大学の4年は高校とはだいぶ違うと思うのですが、どうでしたか?
「自分次第なんですよね。全部。白鴎は環境がいいのでいつでも体育館が使えるし、ウエイトもできるし、(試合に)出るか出ないかも自分にかかってますね。でも自分にとっては幸せなことだったし、4年間自分で努力したっていうと恥ずかしいけれど、『遊んできたな』とは絶対言われない努力はしました。それは良かったと思います」

-3部Aから上がってどれだけできるかというのが注目ではあったんですが、こうやって結果を出したのは、そういう努力のおかげなんですね。
「でも周りがいてできた部分も多いので、これからもっともっと自分の中で高めていきたい。まだ全然満足はしていないので、頑張っていきたいと思います」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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