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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会
大東文化大が筑波大の4連覇を阻止して初優勝

2017.10.07 (Sat)

【2017リーグ1部】10/7レポート

拓殖大が8連勝で首位は変わらず
早稲田大・明治大・筑波大は6勝で首位を追撃


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 10月7~9日は祝日を利用した3連戦。どのチームも体力と集中力が問われる3日間だが、1部リーグはいずれの試合も最後まで接戦が続く、心身をすり減らすゲームの連続となった。逆転劇で勝利した拓殖大は首位を維持。2位以下には早稲田大、筑波大。明治大が6勝で続いた。また、東海大はスタメンを変えて挑んだが6連敗となり、浮上には至らなかった。

写真:見事な逆転劇にベンチも笑顔の拓殖大。



拓殖大は逆転勝利で8勝目
大東文化大は2巡目を白星スタート


171007arakawa.jpg 首位拓殖大が2巡目の最初に対戦したのは専修大。1巡目では終盤の競り合いから負けた相手だ。前半、後半とともに10点差以上開けられる時間帯が発生したが、その度に粘り強いディフェンスと、3Pの当たりを発揮して追い上げ、しぶといところを見せた。前半#13阿部(4年・SG)や#16飯田(4年・SG)のファウルが続くと、後半は下級生主体に。それでも、次々とプレスからターンオーバーを奪ってのブレイクが続き、勢いを持続。専修大も次々に3Pが沈んで追いすがるが、拓殖大が86-95で逃げ切った。

171007daito.jpg 4勝5敗、勝敗が同率で並ぶ大東文化大青山学院大の試合は終始接戦に。前半は青山学院大のディフェンスが良く、#13前田(3年・F)のアウトサイドも気持ちよく決まったが、大東文化大も#0葛原(4年・SG)が泥臭くボールに絡み、#12熊谷(3年・PG)、#15モッチ(2年・C)も得点し、シーソーゲームとなった。終盤、#91ビリシベ(3年・PF)がアシスト、リバウンドに絡んで大東大がリードして勝負どころを掴むと64-55で逃げ切り勝利。1巡目で負けた試合を取り返す勝利となった。大東大は3連勝で勝率を5割に戻した。

171007ishihara.jpg 5勝4敗同士の早稲田大白鴎大も最後まで目の離せない展開になった。終始ゲームをリードしたのは白鴎大。早稲田大は何度も追い上げるが、そのたびに白鴎大に再び離される展開に。ようやく追いつき、追い越したのは4Q残り数分になってから。早稲田大が1点のリードを得る状況となると、白鴎大はオフェンスのミスが続き、早稲田大が65-68で逆転勝利を収めた。早稲田大は#7石原(4年・G)の個人技が好調で、試合終盤は#41小室(1年・C)、#26富田(3年・C)らインサイド陣もゴール下を決めて勝利に貢献。65-68で勝利。

写真上:荒川が次々に速攻を決め25得点。主将の飯田が「誰が出ても同じようにできなくては」と言っていたことをチームで見事に体現した内容だった。
写真中:味方の活躍にベンチにも笑顔が見えた大東大。
写真下:早稲田大は石原が15点、3Pは3/3と活躍し、再々流れを持ってきた。



明治大がきわどい勝負を制した一方、東海大は6連敗
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171007tuya.jpg 5連敗の東海大はスタメンを全員1、2年に変更し、明治大と対戦。1Qは明治大の勢いが勝り、#10須藤(2年・SF)をはじめ、次々とシュートが沈んだ。2Qに東海大ディフェンスの寄りが激しくなると明治大も簡単にシュートを打てなくなり、追い上げられて激しい競り合いに。それでも前半は明治大の6点リードで折り返し、3Qには一時11点のリードを奪った。しかしファウルやミスが続いて追い上げられ、終盤は1点を争うシーソーゲームに突入する。明治大は残り3分でインサイドの要、#28今川(3年・SF)が痛恨のファウルアウト。しかしここからディフェンスで粘り、1点リードのまま最終盤へ。東海大は残り10秒、スローインをミスし、ターンオーバー。明治大は残り時間ボールを保持して74-79で勝利した。

写真上:前週は首位拓殖大を追い詰めたが、わずかに届かなかった明治大。この試合では勝負どころで流れを掴んだ。
写真下:東海大は津屋がゴールに果敢にアタックし、良い流れを作ったが白星は手に入らず。

※明治大・須藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「いい形で全員バスケットで勝ちきれている」
自信を得て、チームとしても充実を実感

◆#10須藤昂矢(明治大・2年・SF)
171007sudo.jpg今リーグはスタメンとして試合に出場。東海大戦では25点と活躍し、難しい体勢からのシュートや速攻を何度も決めて見せ場を作った。1巡目はまだまだ自信がなかったというが、コンスタントに良いプレーを続けており、印象に残る。
明治大の今季リーグ戦はチームのタイムシェアがうまく回っており、誰が出てきても一定のプレーを見せている。近年見たことのない大混戦の中で6勝4敗は立派な数字だ。1巡目は僅差で落としている試合も多く、ちょっとした部分で気を抜かない大事さも実感しただろう。この勝利をきっかけに2巡目はさらなる存在感を見せて欲しい。


ー今日の試合を振り返って。
「前半はいい形で点差を離すことができたんですが、後半は早い段階でチームがファウルトラブルになって相手に簡単に得点を与えてしまった部分と、こちらのオフェンスがうまく連動しなくて単発なオフェンスが続いてしまいました。そこからディフェンスも悪くなって我慢しきれない部分がありました。でも先週の拓殖大戦はそこで逆転されてそのまま負けてしまったんですが、今日はその反省を生かして勝ちきれた部分は良かったです」

ー先週の拓殖大戦は本当に惜しかったですが、チームでの反省はどのようなものだったのでしょう?
「拓殖大戦は体力の部分で保たなかったということがあって、相手の方が粘り強くディフェンスもしっかりやっていました。だから最後まで粘り強くチームで声を掛け合ってやろうというのは言っていました」

ー明治大は今日に限らず、このリーグ戦はとても粘り強く戦っている印象ですが。
「どの相手ともすごく点差が開かない試合が多いんですが、リーグ戦が始まる前からそんなに力の差がないことはわかっていたし、昨年の8連敗の反省もあるので、それを考えながらやっていますね」

ー齋藤選手(#2)が自分が代表に行く前から何が大事が言っていたし、4年もまとまって意識の統一ができていたという話をしていました。
「拓実さんが夏の間いない状態での練習だったんですが、4年の大河さん(#27松本)もしっかりまとめてくれたし、気を引き締めていけました。リーグ戦前の練習がとても大事だというのは、昨年の反省からわかっていたし、意識してやれていました」

ー須藤選手は今年そういう状況でスタメン出場となっていますが。
「去年はぜんぜんベンチにも入っていなくて、1巡目は緊張でうまくプレーできなかった部分が大きかったです。でもその中で自分のプレーややるべきことが段々わかってきました。だから前回の拓殖大戦、早稲田大戦でいい活躍ができて自信もできてきています。この好調をキープしていきたいと思います」

ー今日は25得点の活躍でした。
「入りから身体も軽かったので、積極的に行こうとドライブもガンガン行きました」

ーもう2年生ということですが、今年のチームのいいところはどこだと感じますか?4年生がしっかりまとめてくれているというのまずありますが。
「うまくプレータイムがシェアできていて、拓実さんはすごい存在ですが、彼だけに頼るんじゃなくていい形で全員でバスケットで勝ちきれている部分はいいなと思います」

ー体力的な面はどうでしょうか?
「自分のポジションは奥野(#11)だったり濱西さん(#14)だったりがいるので、疲れたら交代するし、出ている時間は全力でと言われています。そんなに大変な意識はないですね」

171007sudo2.jpgー来年にことも見据えると、今年のいい形を生かしていくことも視野に入るのではないかと思いますが、どうやっていけばいいのかこのリーグで掴めていることもあるのでは。
「監督もおられますが、そこだけに頼るんじゃなくて今年は拓実さんもチームに声をかけて練習をまとめてくれています。来年彼がいなくなったときに、自分たち選手でしっかりまとまっていい練習ができるようにしていかなければいいなと思っています」

ーとりあえず、リーグ後半戦いい形のスタートとなりました。修正点はありますか?チームとして。
「点差を一度離しても後半などに追いつかれる試合がすごく多いです。今日は勝ちきれましたが、いつもこうできるとは限りません。だから離して勝ちきれる力をつけなくてはならないと思います」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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