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第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 9月2日より2部以下が開幕
1部リーグは9月9日(土)より
2017 年度 関西学生バスケットボールリーグ戦 9月2日より開幕

2017.10.06 (Fri)

【2017リーグ1部】1部リーグ前半戦

前半戦を終えて首位に立ったのは拓殖大
最下位までの星の差は4つで後半戦にも注目

 1部リーグは10月1日で前半戦を終了した。未だに団子状態には変わりなく、最終的にどこが上位に来るかは予断を許さない状態が続いている。1位から各チームの前半戦を振り返る。


ディフェンス強化と一体感で首位を守る
■拓殖大学
171001takushoku.jpg 7勝2敗で首位に立つのは拓殖大。初週に2連敗したあとは7連勝。1巡目最終戦の明治大戦では、逆転勝利で粘りのあるところを見せた。3Pで1位、リバウンドでも2位にランクインする#23ゲイ ドゥドゥ(1年・C・八王子)の活躍は大きく、出場時間でもトップであり、彼が数字を引っ張っている。同じくルーキーの#2岡田(1年・G・東山)の積極性も欠かせない。だが、こうした下級生たちを輝かせている4年生たちこそ、今のチーム好調の影の立役者とも言える。攻守で引っ張る#13阿部(4年・SG)はもちろん、#16飯田(4年・SG)がコミュニケーションやディフェンスでがっちりと下支えをしているからこそ、大崩れをしない。特に夏の間に強化してきたディフェンスは、マンツーマン、ゾーン、プレスと使い分け、これまで集中が切れやすかった時間帯を支えている。一発必中のスコアラーを抱えているため、逆転劇も少なくない。攻守ともに強みを持ち、メンタル面を支える存在ががあることこそ、チーム首位の理由だろう。

写真:10/1の明治大戦では最後に多田がビッグプレーを決めた。

※多田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


上級生主体の小気味よい展開で流れを掴む
■早稲田大学
171001waseda.jpg 5勝4敗のチームは早稲田大学以下4チーム。下級生が多く試合に絡むチームが多い中、早稲田大は珍しく#18森井(4年・G)、#7石原(4年・G)、#8新川(4年・G)、#21南木(4年・G)、#13長谷川(3年・G)#27濱田(3年・F)、#26富田(3年・C)といった、3、4年生が主体のチームだ。戦い方はこれまでとは変わらないが、勝負どころの勢いは昨年を上回り、ガード陣が勢いづいたときは強い。後半に逆転勝利を収めている試合が多いことも特徴だ。インサイドは高さがなく手薄だが、ルーキーの#41小室(1年・C・北陸学院)が189cmながらゴール下でよく頑張っている。4年の多い今年が勝負のチームとも言える。

写真:3ガード、4ガードに近い状態だがスピード、力強さの破壊力は抜群。


怪我人が続く中、新たな選手が台頭
■筑波大学
171001morishita2.jpg 1巡目最終週のホームゲームを1勝1敗で乗り切った筑波大学は、馬場の離脱、怪我人の連続などで陣容が大きく変わり前半戦は5勝4敗。#14波多(3年)が長期離脱、1週目の怪我で#65玉木(3年・C)も長く戦列を離れることになり、下級生が多数を占めざるを得ない状況だ。チームをまとめる#4青木保憲(4年・PG)の牽引力や#17杉浦(4年・PF)の力が問われるところだが、安定感を保つのは簡単ではない。その中、#11増田(2年・PF)が2年生ながら勝負どころを締め、チームを救っている。また、#88牧(2年・SG)が今季は頼もしい活躍を見せているのもありがたい。#27山口(1年・SF・正智深谷)もルーキーながら光るものがあり、成長が楽しみ。チーム全体として後半にかけてまだまだ成長の余地が大きいだけに、巻き返しに期待だ。

写真:玉木が欠場中はインサイドは森下の頑張りが必要だ。

※青木保憲選手のインタビューは「続きを読む」へ。


4年生を中心に新戦力も躍動
■白鴎大学
171001hakuo.jpg 春トーナメント準優勝の白鴎大も5勝4敗。#0野﨑(4年・SG)、#18奥野(4年・PG)、#6神里(4年・PG)ら4年生は経験豊富で頼れる存在。#75シェッハ(2年・C)も高さで貢献する。一方で、今年から本格的に試合に出場し始めた選手も多く、#32三浦(2年・SG)、#37長島(3年・PG)、#44星野(2年・PF)、#58前田(2年・SF)ら、誰が出てきても大きく変わらないプレーでチームを盛り立てている。昨年は大物食いもあり、3位。ただし、2位に十分入れる状況で崩れた試合もあった。今は十分優勝を狙える位置だけに、後半戦は波を少なく確実な勝利を掴んでいけば優勝も狙える。前半戦で落とした試合は全体的に勢いがなかったが、これまでさまざまなアクシデントがあっても、前向きに無心に頑張ってきたのがカラーでもあるだけに、のびのびとした白鴎大らしさをもっと見たいところだ。

写真:誰もが変わらぬ活躍を見せるのが強み。

※神里選手のインタビューは「続きを読む」へ。


バランスの良い全員バスケで好ゲームを連発
■明治大学
170930sudou.jpg 明治大の健闘は、1部の中でも印象的だ。U24の#2齋藤(4年・PG)を筆頭に、出て来る選手が全員役割をこなし、劇的な試合を連発している。ガードでは#32吉川(4年・SG)が齋藤と司令塔の役目を分け合い、インサイドでは#28今川(3年・SF)、そしてルーキーの#7植松(1年・PF・桐光学園)が、2m級の選手たちの中に入ってリバウンド争いに負けないで泥臭く頑張っている。#27松本(4年・SG)、#14濱西(4年・SF)といったベンチから出てくる4年生もチームを盛り立てる活躍をしているのが頼もしい。今年は選手もスタッフもコミュニケーションをしっかり取って、強いまとまりがあると#2齋藤も言う。昨年の8連敗の反省が生きていることも大きいだろう。惜しくも競り負けたが、1巡目最後、首位の拓殖大戦では最後までわからない展開だった。後半戦の戦いぶりにも期待したい。

写真:スタメンに入る須藤も欠かせない活躍で貢献している。


走りを強化し、新たな世界に挑む
■青山学院大学
170930noumi.jpg ツープラトン主体で選手を使い、走りにも重きを置いて夏を過ごしてきた青山学院大は、4勝5敗。以下3チームが同率だ。上位に粘って競り負けている試合もいくつかあって惜しまれるが、シュート確率、リバウンドが悪い日は鍛えてきた足が生きず、攻めあぐねる傾向が目立つ。目指すスタイルに持ち込むには、リバウンドはしっかり取りたいところ。その上で走り出しをもう少し意識すればブレイクは増えていくはずだ。得点面は#13前田(3年・F)、#21納見(2年・PG)ら、決めるべく選手が決めていくとチームの雰囲気もガラリと変わる。主将の#6木田(4年・F)が3Pを始め、幅広いプレーでチームを引っ張っているが、自分たちがやる、という意識で話し合ってきたという最上級生のプライドをいかに見せられるかにも注目したい。

写真:ツープラトンを行いつつ次第に交代は臨機応変に。全員が活躍することが勝利の必須条件。


1部へに適応できれば上位浮上は可能
■大東文化大学
171001mochi.jpg 今年1部に挑んでいる大東文化大は出遅れたが、1巡目最終週は筑波大、東海大に連勝し、4勝5敗。2部とは異なり、ディフェンスもオフェンスもしっかりしている1部では、簡単には得点できない。また、強みである#15モッチ(2年・C)のポジションも、外国人留学生が多い1部では絶対的な武器にはならない。前半戦は良い時間帯を長時間維持できず、崩れてしまう試合が多かったが、最終週の初の連勝をはずみにしたい。スタメンはこれまでと布陣は大きく変わらないだけに、ベンチから出てくる選手がもっと増えていくことが、層の厚い1部で戦うには必須だ。ガードポジションはスタメンの#12熊谷(3年・PG)ほか、#34中村、#13小谷(2年・PG)ら、得点力も備えた選手が複数揃うが、他ポジションは控えの成長が望まれる。

写真:モッチはアグレッシブで劣勢のときも大きく声を出す。留学生仲間とはコート内外で楽しそうに話しているのも印象的だ。

※葛原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


サイズ、選手層ともに豊富で個性豊かな能力軍団
■専修大学
171001nisino.jpg 全ポジションに能力豊かな選手が揃う専修大は質・量ともに十分な戦力を有する。1部でも主力のサイズはかなり大きく、センターには#30アブ(2年・C)をスタメンに据えるが、#10大澤(3年・F)、#12西の(1年・F・近大附属)といった3、4番の選手まで190cm以上で揃えられる上に、これらの選手がアウトサイドもこなせるのが大きな強みだ。また、ガードには#11秋山(4年・G)、#26砥綿(4年・G)、#34森實(2年・G)、#88重冨周希、#9重冨友希(ともに1年・G・福岡第一)等、多彩で人材豊富。選手の枚挙にいとまがない。一方、下級生が多い分安定感には欠ける。これは下級生が多い他のチームも同様の悩みではあるが、集中力の維持こそ上位浮上の鍵となるだろう。

写真:サイズがある上にドリブル、柔らかいシュートタッチなど西野は期待の逸材。


シューター陣をどう生かすかが浮上の鍵
■日本大学
171001nihon.jpg 3勝6敗の日本大は、波が大きい。#23本村(3年・SG)、#44松脇(2年・SG)、#10杉本(1年・SG)と抜群の得点力を持つ土浦日大出身の選手たちは、攻撃的で乗らせたら怖い選手。一方で誰もが常に当たる訳ではないため、得点が取れないときにいかに我慢するかが勝負を分ける。調子次第で気分にムラの出てしまう下級生たちの重しとなる重要な役目を担うのが、主将の#6新号(4年・PG)だ。長年チームの司令塔として活躍してきたが、今年はプレーのみならず、常に大きな声でチームメイトを励まし、ときに怒り、終始もり立てている。コミュニケーションが何よりも重要だと考える主将の存在感が、このチームを支えていると言っても過言ではない。負け越してはいるが、秘めているものは大きく、スイッチが入れば大きく変貌しそうなチームであるとも言える。後半戦に注目したい。

写真:4年生でただ一人メインでコートに立つ新号が、チームを支え、鼓舞し続けている。

※杉本選手のインタビューは「続きを読む」へ。


攻守で波に乗れず痛恨の5連敗
■東海大学
171001sato.jpg 3勝6敗、5連敗で前半戦最下位に沈んだのは東海大。2005年に1部昇格を果たしてから、これだけの連敗を記録したのは初めてになる。数多くのプロ選手を排出してきたチームだが、それだけ今年の1部は甘くない証拠だ。実力差がほとんどないため、勝負を分けるのはほんのわずかのところ。しかし負ければ順位がガクンと下降するため、星の差以上にメンタル面でのダメージは少なくないはず。負けが込んできてからはどう打開するか模索中といった様子だが、今年はどのチームも得点力のある選手を揃えているため、まずは持ち味のディフェンスをいかに効かすかが問われるところ。初戦から欠場していた#19西田(1年・SG・福大大濠)が1巡目最終週にようやく復帰したのは朗報だが、他の怪我人も出始めるなど苦しい部分はある。#11白戸(4年・SF)、#23佐藤(4年・SF)ら、4年生たちが大きな壁を破るきっかけを作って欲しい。

写真:夏はU24の活動で長くチームを離れた主将の佐藤。苦しい状況でいかに存在感を発揮できるか。



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【INTERVIEW】

「シューターとしてのプライドがある」
エースとしての自覚を見せるスーパールーキー

◆#10杉本天昇(日本大・1年・SG・土浦日大)
170930sugimoto.jpg春の新人戦で大活躍した杉本は、U19代表であり、1年生ながら日本大学のスタートメンバーに抜擢され、持ち味のシュート力を生かしチームに貢献している。それだけにどのチームも警戒し、マークが厳しくなるのが当然。そんな中、難しいタフショットでも決めきる姿や率先してリングに向かう姿は、彼のエースとしてのプライドを表しているだろう。1巡目が終わった時点で3勝6敗。ここからの日本大の巻き返しには彼のシュートは欠かせない。


―専修大との戦いはいかがでしたか。
「ここまで連敗で、よくない流れが続きました。先週の負けからこの1週間でしっかり修正していこうという話をしてきました。今日専修大に勝てたことはいい流れを作るきっかけになったと思います」

―前半、特に第1Qは流れを掴めていませんでしたね。
「そうですね。専修大の独特な雰囲気にのまれてしまい、日本大らしい速いバスケットが全くできませんでした。キャプテンの新号さん(#6)にみんな喝を入れられましたね。そこから自分たちのいいディフェンスから相手のミスを誘って、いい展開に持って行けたと思います」

―3P、アウトサイドの調子はいかがですか。
「先週体調不良で試合に出でていなかったこともあり、身体を戻す段階でもあるので絶好調ではないですね。でもシュートは結構打ってきたので、シュートタッチは今いい感じです。まだ体力的に厳しい部分があるので、自分と相談しながらやっています」

―体力的に厳しいとはいえだいぶ出場時間は多いイメージがありますが、初のリーグ戦での消耗は?
「練習で鍛えているので、大丈夫です」

―1部リーグはまだどうなるか読めませんね。
「どこが優勝してもおかしくない状況で、自分たちもやはり優勝を目指しています。勝ちにこだわってやっていきたいです。」

―全国区で高校から活躍し、U19等でも活動していますが、周りの期待はどう感じていますか?
「周りとか関係ないとは思っています。でも日本大学で先輩たちと上位を目指したくて入学したので、リーグ戦とインカレともに上位に行けるようにしたいです。学年関係なく自分が率先してチームを引っ張っていきたいと思います」

―高校時代からのチームメイトである本村選手(#23)や松脇選手(#44)などが在籍しますが、やりやすい面はやはりありますか?
「高校時代から一緒にやってきているので言わなくても意思疎通ができます。でもお互いシュートが入らなくなると、イライラしているのでうまくいかないときもあります。3人みんなが調子いいときはほとんどないので、落ち着けとか、パス回せとかお互い声掛けはしますね。それでもやはり自分たちはシューターとしてのプライドがあるので、そこに関してはお互い触れません。自分のタイミングでシュートを打つことを考えています」

―1巡目が終わりますが、2巡目に向けて一言お願いします。
「1巡目で相手チームがどのようなチームかわかってきているので、2巡目はどの試合も勝ちに行きたいと思います」

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「4Qでも走り負けしない体力はある」
夏に強化した勝利を決める新しい武器

◆#21神里 和(白鷗大・4年・PG)
170930kamizato.jpg春のトーナメント2位で終えた白鷗大は、今季リーグ戦の上位を狙う。そのために夏で強化したのは走りきる足腰。東海大戦では4Qの強さが印象的だった。2番手PGの神里は、鍛えた足腰を生かしチームのエネルギーとしてコートに足を踏み入れる。4年生として最後のリーグ戦にかける思いは、スタートメンバーや控えの選手にもいい影響を与えるだろう。今後彼の流れを変えるプレーに注目していきたい。


―東海大戦はいかがでしたか。
「東海大はトーナメント戦の借りを返す勢いで来ると思ったので、受け身にならないように自分たちもやってやろうという気持ちで臨みました。ディフェンスが良かったと思います。結構ロースコアなゲームになったので、オフェンスというよりもディフェンスを頑張って、我慢してやっていました。その流れでシュートを決めることができました。ディフェンスから入れた試合です」

―東海大はディフェンスチームでタイトに当たってきたと思いますが。
「そうですね。でも対応策は普段の練習でやっているので焦りはなかったです」

―大事なところでのスティールは見事でした。
「毎回ボール運びのところは狙っています。相手もPGではない人が運んできたのでチャンスだと思って狙っていきました」

―二番手のPGとして意識していることはありますか。
「流れが悪くなった時は自分が入ってそこを変えるしかないので、そのエナジーを作ろうという意識でコートに入ります。ディフェンスを前から当たったりすることを心掛けています」

―4年生として意識することはありますか。
「そうですね、結果を残したいです。チーム的にも個人的にも。去年は結果3位でいい成績でしたが、今年はまだ残してない感があります。トーナメントは2位でしたが筑波大にぼろぼろにやられてしまったので。筑波大も倒したいですね」

―春のいい雰囲気はこのリーグ戦に向けてもありましたか?
「ありましたが、怪我人が多くなかなかうまく回っていませんでした。特に野﨑(#0)に怪我があったので影響は大きかったです。関東選抜に選ばれていたんですが、それも行けなくて。それでリーグ戦直前に戻ってきたので不安要素はありましたね。でも他のみんなでうまく回そうとしていました。4年生だけでなく、下級生も頑張ってくれました。遠慮なく下級生でも声出しをしてくれるので。そういう仲の良さはいいことだと思います」

―プライベートでも仲がいいということでしょうか。
「そうですね、上下関係はあまりないです」

―夏の練習で強化したことを教えてください。
「走りの強化です。毎年北海道に行って走っています。4Qになっても走り負けしない、足腰だけは鍛えてきました。東海戦では4Qに差をつけることができました。最後までシュートが入ることも走ってきたおかげだと思っています」

―どこが優勝してもおかしくない1部リーグはいかがですか。
「4年間でこんなリーグ戦初めてです。明日(対筑波大)も勝って一歩抜け出したい思いがあります。春のリベンジをしたいです。1巡目で負けてしまったチームにはしっかり対策して勝って、このリーグ戦いい結果で終えてインカレにつなげたいと思います」

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「リラックスしてコートに入り、ボールが来たらシュート」
勝負所で3Pを決める役割を果たす

◆#18多田武史(拓殖大・2年・SG)
170930tada.jpg昨年のリーグ戦でルーキーながら3P王に輝いた多田。しかし春は自身の調子が悪く苦しむ時期に。代表を経てベンチからの交代の重要さを認識し、昨年に比べプレータイムが短いものの、勝負所で3Pを沈めるなど、リーグ戦では一定の役割を果たしている。今年は一歩成長した彼のシュートを見ることができるだろう。1巡目最後の明治大戦では、劇的kな3Pを決めて勝利の立役者となった。これで拓殖大は1巡目終了の時点で7勝2敗の首位につく。順位をキープするために、彼の3Pが今後も勝負を決める手札になりそうだ。


―明治大との試合はいかがでしたか。
「個人的には最後のシュート決めたくらいですが、チーム的には連勝で雰囲気もいいので勝てて良かったと思います」

―今日の最後のプレーはどのような形の予定だったのでしょうか。見事なシュートが入りました。
「自分はコーナーにいて、ボールがきたら打つというような形だったんですけど、崩れてしまって。でもパスが回ってフリーだったので打ってたまたま入ったという感じですね。本当は岡田(#2)の1対1だったんですけど。シュートへの気持ちは作っていましたね」

―本当によく入れましたね。
「ありがとうございます」

―今はシックスマンであったり、ワンポイントシューター的な役割が多いですが、試合に長く出たいという気持ちはありますか。
「今はそんなにないですね。役割をこなすことが一番です。チャンスがあればスタートで出たい気持ちもありますが、今のポジションでプレータイムはもらえているので、大事にしていこうと思います」

―リバウンドを今年頑張っている印象があります。
「去年は全くリバウンドに飛び込む気はなかったですが、今年は去年に比べてプレータイムが少ないので、その分ハッスルして頑張ろうかなと思います。リバウンドは力入れていますね」

―春は学生代表にも選ばれましたが、代表では何を学びましたか。
「出番は少なかったですが、交代で出ることの重要さを学びました。それがこのリーグ戦でも少し生きているのかなと思います。今はスタメンではないですが、代表の経験があってその影響があってか、悪くとらえていないです」

―どのような心持ちが大切でしょうか。
「そんな緊張しすぎず、リラックスした感じでコートに入って、ボールが来たらシュートを決めればいいかなというくらいですね」

―春は調子が上がらず苦しんでいる印象でしたね。
「そうですね。シュートタッチもよくなくて、いいイメージも掴めなかったです。気持ちの面も崩れてしまって、あまりよくなかったですね」

―チームとしては夏の練習自体は良かったと、飯田選手(#16・主将)には伺っていますが。ディフェンスも良いですし。
「岐阜合宿に行って、そこからチームの雰囲気が変わりました。チーム一丸となってリーグ戦頑張ろうという雰囲気になりました。池内監督が不在で、その代わり森下先生がディフェンス強化をしようということで練習をしてきました」

―現状では4年生の頑張りがよく見えるチーム状態ですが、下級生はどんな心持ちでしょうか。
「それに付いていこうという意識でやっています。飯田さんと阿部さん(#13)が本当に引っ張ってくれているので、足を引っ張らないように付いて行く感じです。今年の飯田キャプテンは声掛けを良くしてくれるので、去年にはない雰囲気だと思います」

―2巡目に向けて一お願いします。
「勝ち越せるように頑張りたいです」

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「得点を取りつつ泥臭いプレーでチームを引っ張る」
1部リーグで学ぶ勝負所の気持ちと技術の大切さ

◆#0葛原大智(大東文化大・4年・主将・SG)
171001kuzuhara2.jpg昨年圧倒的な強さで昇格を決めた大東文化大。今季挑む1部リーグは前半の試合は負けが続いたが、チーム内で足りない部分を共有し1巡目の最終週は2連勝。キャプテンを務める葛原は持ち味の泥臭いプレーを中心にチームを牽引しようとしている。チャレンジャーの意識を持ちつつ、1部独特の気持ちの強さと高い技術を吸収しながら、勝ちを積み重ねることができるか。そして彼の最初で最後の1部リーグでどう戦うのか。これからも注目していきたい。


―今日の試合、東海大戦の良かったところは何でしょうか。
「最初の出だしで気持ちを入れて勢いがついたことと、3Qで点差が詰まってしまったところを持ちこたえたところです。いつもは自分たちの気持ちが折れていましたが、しっかり軌道修正できたところが良かったと思います」

―1部リーグはどうですか。
「仕掛けたもの勝ちという印象がありました。ゾーンプレスをやったもの勝ちとか。でもそれは違って、点差が詰まったところや勝負所はやっぱり気合いとか気持ち面でどうにかしてきますね。2部だと点差を離せば離す分だけ相手の気持ちが折れましたが、やっぱり気持ちの部分で強いなと実感しました」

―去年は2部リーグ優勝。今年の1部はどこが優勝するかわかりませんね。
「去年は去年の成績で別物です。今年はどこも力の差があまりないので、勝てる試合で確実に勝たなくてはいけないですし、一つのフリースローが勝敗を左右すると思いましたね。まだ上位を狙えるので、他力本願になりますけど目の前の一戦一戦を頑張っていきたいと思います」

―1巡目最後の2戦(筑波大と東海大)勝てたことは大きな意味があるのではないでしょうか。
「強いチームに勝てたことは自分たちにとってプラスになります。この1巡目を連勝で終われたこともよかったです。でもその分、前半戦の負けは悔やまれるので、来週3連戦で厳しいですが、1戦ずつものにし勝ちを積み重ねたいと思います」

―筑波大との試合には相手のホームで勝ちましたが、埼玉の招待試合のいい影響はありましたか?
「いえ、全くなかったです。筑波大はメンバーがいなかったので。勝ってもあまり手ごたえはなかったです。代表選手も抜けていましたし。今回も勝てたことは嬉しいですが、もっと点差を離すことはできたと思ので、まだまだですね」

―負け試合の課題は何でしょうか。
「特に前半の試合はリバウンドが取れなかったり、ルーズボールが取れなかったりと泥臭いプレーが自分たちに欠けていました。それをチーム内で話して、自分たちに何が欠けているのかをしっかり浮き彫りにして、練習からお互いに声を掛け合いました。そうやって意識を変えてから今週に臨みました。課題を共通理解できたことは勝ちにつながったと思います」

―キャプテンとして意識していることは?
「高校も大学も最初の方は今まで頼りっきりの部分がありました。今年キャプテンに就任したことでプレーだけでなく、下級生が多いのでコートの上で声掛けや常に喋ることを心掛けています。みんなを盛り上げることが大切だと思っています」

―東海大戦の3Qに気持ちの入ったリバウンドがありました。
「あれはまぐれです(笑)。でも気持ちを前面に出して、自分がハッスルすればチームを引っ張れると思います。その結果取れたので良かったですね。泥臭いプレーを増やして声だけではなくプレー面でも先頭切れるようにしたいです」

―得点に対する意識はどうですか。
「2部では取れていましたが、1部はみんなうまいので全然が点数取れませんね。工夫やチョイスを増やしていかないといけないです。得点を取らないと調子が偏ってしまうので、勝てないですし。得点を取りつつ泥臭いこともやって、両方平均的にやっていきたいと思います」

―2巡目に向けて一言お願いします。
「やはり前半の負けは悔やまれるので、前面に気持ちを出して勝ちに行きたいです。自分たちは2部から上がってきたチャレンジャーなので、当たって砕けるではないですがそのくらいの気持ちをもってやりたいです。ノリと勢いを大切に戦っていきます」

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「1戦ずつ全力で巻き返す」
ホームゲーム独特の雰囲気と見えたチームの課題

◆#4青木保憲(筑波大・4年・主将・PG)
171001aokiyasunori2.jpg9月30日と10月1日の2日間にわたりつくばカピオで筑波大のホームゲームが開催され、たくさんの地元の人々やファンが足を運んだ。1日目はホームの雰囲気のせいか、選手の動きも固く、大東文化戦は大敗。しかし2日目の白鷗大戦はしばしば筑波大らしいプレーも見られ、白星を獲得。その中で、最上級生で主将を務める青木の姿は頼もしさと安心感があり、下級生もその背中を見て新たに学ぶことがあったに違いない。主力選手の怪我が響く中、彼のリーダーシップとハッスルが勝利の大きな鍵となる。リーグ戦2連覇に向けて巻き返しを期待したい。


―今日の試合白鷗大で、ホームゲームでしたがいかがでしたか。
「いつもと違う環境というか、歓声が多い中での試合でした。昨日(対大東文化)は自分たちのバスケットが全くできず、大敗してしまったので、今日はまず自分たちの流れをしっかり作り、アグレッシブに行こうということでした。前半全員が思いっきりよくシュート打ってそれがいい感じに入っていい雰囲気でしたが、後半特に3Qで相手に適応されて失速した部分があったので、そういったところは来週の3連戦で改善していく部分です。ここから5勝4敗で巻き返さなくてはいけないので、課題をしっかり突き詰めて頑張らなくてはいけないと思います」

―リバウンドは頑張っていた印象です。
「自分たちは数字化するとオフェンスの回数が少ないです。オフェンスの回数を増やすためにはオフェンスリバウンドをしっかりと取ることが大切です。インサイドが頑張ることはもちろんですが、僕も含めて上のポジションの人がしっかりオフェンスリバウンドに飛び込もうということをずっと言ってきました。それを今日は村岸(#10)や山口(#27)が自分からやってくれて、それが相手に留学生がいる中でリバウンドが取れた要因だと思います」

―下級生だけの時間もありますが。
「練習の中でも僕と佑成(杉浦・#17)が出ない時間帯もあります。そういった時でも牧(#88)が普段からリーダーシップを取ってくれるのでそこは任せながらやっています。コート外からでも自分が声を出してチームを鼓舞することはできますし、そういったところで下級生にすべて任せるのではなく僕たちからもケツを叩いてあげるというか、声掛けはできるので、続けていかなくてはいけないと思います」

―2巡目に向けて一言お願いします。
「今年は一つひとつ勝つことが大変ですが、やはり一戦ずつ100%、120%全力で勝てるよに一戦一勝で頑張っていきたいです」

―今年もホームゲームにたくさんの観客が見に来てくれました。最後にファンに向けて一言お願いします。
「馬場雄大がいない筑波も応援してください!(笑)頑張ります!」


※各インタビューは9/30、10/1の試合で聞いたものです。


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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