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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 8/24〜11/10

関西学生バスケットボールリーグ戦 8/31〜11/3


2007.11.27 (Tue)

11/27 インカレ2日目レポート

新潟工業短期大70(23-24,17-17,10-20,20-30)91関西学院大
1127inagaki.jpgインカレ2日目、第一試合は1、2年のみで構成された新潟工業短大が実力では上の関西学院大に最後の最後まで食らいつく姿勢を見せる好ゲームとなった。
サイズのない新潟工業短大は足を使った展開を見せる。浜での走り込みを行ったという自慢の脚力で高い位置からプレッシャーをかけ、ボールマンを囲むとこぼれたボールを次々に奪ってゆく。前半はそれが当たり、関西学院大と互角の戦いとなった。だが高い位置からのディフェンスは諸刃の剣でもある。3Qになると関西学院大がディフェンスの隙をついてロングパスを出し、次々と速攻を生み出して一気にリードを開く。苦しくなった新潟工業短期大は焦りからかシュートが入らず、ターンオーバーから得点を奪われる。だが集中力の切れそうになる最後の最後まで必死に走り抜く姿勢を見せて観客の拍手を誘った。一方、関西学院大はOBによる校歌が飛び出し、一勝に沸いた。次はベスト8をかけて法政大と対戦する。
写真:13得点と貢献した関西学院大・稲垣。

※ 新潟工業短期大・坂上選手のインタビューは「続きを読む」へ。


法政大100(23-14,23-14,24-11,30-11)50札幌大
1127fukao.jpg北海道1位の札幌大が法政大に挑んだ。開始こそ#1今井(4年・G)のシュートが決まりまずまずだったが、すぐに法政大がリードするとそのまま点差を開き、終わってみれば100-50の圧勝。法政大は全員出場、#9高橋(4年・G)が3Pを3本決めるなど、ベンチも活躍を見せて勝利を飾った。2回戦は関西学院大との対戦。今大会最もベスト8に近いとされるブロックに入っている法政大。このまますんなり上位進出となるかどうかが注目となる。
写真:法政大・深尾。


鹿屋体育大68(16-30,15-27,25-22,12-14)93大東文化大
1127abe.jpgトーナメント優勝、1部昇格を決めて今年最も勢いのあるチームである大東文化大。鹿屋体育大との一戦は1Qこそ大東大の独壇場となったが、2Q以降は点差こそ開いたものの、今ひとつ乗り切れない展開となった。
1Qは#17高橋(4年・F)のドライブ、3P、#7阿部(4年・G)の速攻など大東大らしいバスケットを展開して30点を取ったが、2Q以降は攻めが単調になり、アウトサイドからの攻めばかりになってしまう。落ちたシュートを鹿屋体育大に拾われ、シュートされる場面が目立つと、さすがの阿部も「シュートを決めろ」とコート上で声を上げる場面が見られた。そのまま大東大が無難に逃げ切ったが、#0竹野(4年・G)が1点に止まったのが気にかかる。次の相手は日本体育大。初戦のような出来では勝利はおぼつかない。
写真:レイアップにいく大東大・阿部。


日本体育大106(18-10,36-17,33-13,19-19)59北海学園大
1127akaishi.jpg日本体育大と北海学園大の試合は日体大が大量リードを奪う形となった。日体大はリーグ戦とは異なり、#24于(1年・F)をスタメンに据えた。試合は高さで北海学園大を圧倒。1Qは北海学園大もふんばりを見せて#4阿部(4年・F)、#9猪股(2年・PF)などが得点するが、2Q以降は離される結果となった。日体大はケガで戦列を離れていた#39明石(2年・G)、#12堀田(2年・G)も復帰。リーグ戦では替えのガードがおらず、#20田中(4年・G)に負担のかかっていた分も軽減できそうだ。日体大は全員出場で2回戦へ駒を進めた。
写真:日体大・明石。


慶應義塾大105(26-17,31-15,22-23,26-7)62中部学院大
1027tanoue.jpg初出場の中部学院大が慶應義塾大と対戦。半数が沖縄出身というチームは#13並里(2年・PG)のスピードあふれるプレーから慶應大ゴールを脅かす。タイトに当たられた慶應大は焦ったか1Q序盤は中部学院大にリードを許してしまう。しかし高さでは慶應大が圧倒的。#7岩下(1年・C)のゴール下を中心に立て直すと、逆転。#14酒井(1年・F)などの3Pが高確率で決まりそのままリードを奪う。だが#13並里についていた#16二ノ宮(1年・G)がファール4、エース#12小林(2年・GF)がオフェンスファールなどで調子を上げられずに出場が13分に止まるなど、2回戦に向けて課題は多い。全員の活躍がなければ日大に勝利することは難しい。佐々木HCは「優勝でなければ1回戦だろうがその次で負けようが同じ」と発展途上のチームに対して強い気持ちで臨むよう示唆した。23得点、13リバウンドの#14酒井(1年・F)はリーグ戦では日大相手にファウルトラブルに陥ったが「あの時より成長している。絶対負けたくない」と決意を新たにした。
中部学院大は福手監督4年目で初のインカレ。荒削りな部分はまだ多いが、可能性のある選手も多く東海地区の注目度がまた高まりそうだ。
写真:15得点、ブロック4とスタメン出場で活躍した慶應義塾大・田上。

※中部学院大・福手監督のインタビューは「続きを読む」へ。


愛知学泉大50(9-10,19-19,9-20,13-19)68日本大
1127fujita.jpg1Qを終えてなんと10-9。これぞ愛知学泉大の真骨頂ともいえるディフェンスが日本大を苦しめた。
1Q開始から日本大は愛知学泉大の執拗なディフェンスに阻まれ、シュートが入らない。同じ東海地区のママドゥ・ディエイ(浜松大)との試合経験もあり、高さのあるチームに対しての対策だったというディフェンスが見事にはまった。日本大は#9木村(4年・F)のスティールなどから機会を掴むまで無得点。2Qに入ると#11中村(2年・C)のバスカン、#12栗原(2年・F)の3Pなどで調子を上げるが、愛知学泉大は#57藤田(4年・SG)がフェイダウェイのアウトサイドシュートを連発。日本大に離されないで前半を終えた。
しかし、愛知学泉大はディフェンスでは日本大から何度も24秒を奪う見事さを発揮しながら、後半になると得点が止まってしまう。3Q開始3分で#15上江田(2年・F)の3Pが決まり日本大が11点リード。そこからなんとか追いすがるが、ペイント内ではディフェンスに阻まれ、ターンオーバーを連発、シュートも日本大の高さの前に打ちきれないというオフェンスの弱さが出てしまう。愛知学泉大は最後まで奮闘するが、日本大がそのまま逃げ切って勝利。2回戦へと進んだ。しかしスコアを見ると3Pが10本、それに対して2点のFGは13本と、3Pに頼った得点であることが分かる。2回戦は慶應義塾大との対戦。この試合の反省を生かした試合になるかどうかが注目と言えそうだ。
写真:前半シュートを連発した愛知学泉大・藤田。

※愛知学泉大・山本監督のインタビューは「続きを読む」へ。


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◆ #4坂上聡(新潟工業短期大・2年・C)
1127sakaue.jpg「4年のいるチームに勝ちたかった」。
その一言に尽きた。短大のハンデを走ることでカバー。懸命な姿はこれぞ“これぞ学生バスケ”といえる懸命さだった。

-ものすごく頑張りの見えるチームでしたが、ずっとこのようなスタイルのチームなのでしょうか。
「4年生に勝つにはその分練習して頑張らなければならないので、2年間このスタイルで頑張ってきました」

-どのくらい走り込みを?
「結構走ってますね。浜を走って、体育館で走って、(練習が終わったら)また走ってという感じです」

-ディフェンスも常に当たるスタイルなんですか?
「ディフェンスを頑張って相手がミスしたところでブレイクを出すスタイルですね」

-3Qから崩れた原因はどこにあると思いますか?
「みんな攻め気がなくなってしまって、ディフェンスを頑張らなくなって相手のペースになってしまった。経験の差が出たと思います」

-地元の選手が大半で、全国で活躍した人がたくさんいるチームでもないのに、こうして頑張れるのはなぜでしょうか。
「2年制でもできるというのを証明したい、小さくてもできるのを示したくて。去年もインカレにいけそうだったのにいけなくて、今年はずっと行けるぞとなって、自分たちも“行かなきゃ”という気持ちが強くて。2年生だけど、4年生を倒したいというその気持ちだけでしたね」

-今日も離れてからも最後まで本当に頑張りが見えていたのが印象的でした。
「あきらめるのは絶対に嫌なので、最後までやろうって決めてるので。高校の時(新潟商業)はバスケットを分かる奴が集まってるので引っ張らなくてもできたんですけど、大学では『どこの高校?』みたいな奴らばかりで本当に引っ張りがいがありました。毎日怒鳴ってばかりでしたよ(苦笑)」

-2年制で難しかったところは?
「年が離れていない分、それはやりやすかったです。ただ、あまりいろんな大会に出られないので、そこが難しかったですね。その分OBの人に来てもらったり、先生に『気持ちだ』と言われていましたね。でも試合後、先生に『今までで一番いいチームだ』と言ってもらえてそれがうれしかったです。1年生たちも受け継いでやってくれると思います」



◆ 福手登成監督(中部学院大)
中部学院の監督となって4年目で掴んだインカレへの切符だった。関東のレベルに選手が萎縮してしまったと語るが、これを経験とできれば今後に期待が持てる。

-今日のゲームプランは?
「関東の情報はあまりなかったので、大きい選手(#7岩下)がいるのと、小林君(#12)がうまいとうのがあって、ディフェンスのうまい選手を彼につけて、センターは東海にもママドゥ(浜松大)がいるので、そこよりうまいことはないだろうと。できるだけ前に回ってということくらい。特にどうしようというのはなかったですね。ディフェンスで粘って、ブレイクを出す。ハーフコートに入ってからはシュートセレクションを良くしようと。でもプレッシャーがきついせいか打てる時に打ってしまってそれが入らなくてリバウンドを取られて攻められて、という感じでうちらしさが出なかった。ところどころ通用する部分もありましたが、全般的に見ればほぼ歯が立たなかったなと」

-慶應大も序盤はうまくいっていなかったと思うんですが。
「でもこの大会、どこも前半は競ってますよね。でも最終的に40点、50点開いてしまう。うちも大きな選手にリバウンドを取られてしまって、分かっていたんですけど、もう少し取れないなりに走れたらと思ったんですが、ボールを取りにいけなかったですね」

-初のインカレということですが。
「対戦相手が決まってから一勝しようと頑張ってきたんですが、昨日何試合か見て会場の雰囲気や関東のレベルを見て選手も緊張しちゃったみたいですね。大阪学院とはよく試合をやっていて、うちと互角くらいの力。だから大阪学院の相手の明治も慶應と同じくらいの順位なので参考にしたいなと思ったんですが、(関東のレベルが)違いましたね」

-ご自身は現役時代センターということですが、今はどんな指導を?
「ガードに対してはまだまだ。並里の兄(#13並里は福岡第一・並里の兄)も来てますが、うまい子は教えることもないですね。ただ、ガードが持ちすぎる部分もあるのでセンターから見た部分を伝えてあげることでだいぶ違うなと思っています」

-この経験を来年以降も生かしたいですね。
「今年インカレに出たことでいい方向になると思うので、1年で終わってはいけないなと。東海で勝てるようにしっかり頑張りたいと思います」



◆ 山本明監督(愛知学泉大)
ディフェンスだけならどこにも負けない自負はあるだろう。高さのあるチームに対しての対策はぴたりとはまり、狙い通りのディフェンスで日本大を苦しめたが、簡単に勝てないこともまた実感する結果となった。

-いいディフェンスを見せてもらいました。
「そう言ってもらえると頑張った甲斐がありますね。勝つのは難しいけれど、どうやって戦うか。どうやってロースコアゲームに持ち込むかというところで、前半のペースでいけるかというのがありました。3Qに入れられてああいう感じで来るのは分かっていました。入れ返さなければいけないけど、練習はしているしシュートも他のチームよりかなり打っているはずだけれど、できなかった。サイズがなくて苦しかった。そこは課題です。でもディフェンスは3Pに偏らせるというのを狙いでやっていたし、それは成功。ただ勝負どころの1本、2本があったのでそこですね」

-日本大相手ではインサイドでの勝負は難しかった?
「難しい。でもインサイドに入れてチャンスを作ろうとはしていました。ただ、練習はしていたけど、サイズや手の長さが違って、3回くらいはひっかかったのがね」

-このディフェンスは日大用のものですか?
「後は浜松大にも使いました。要はポイントガードに持たせてインサイドに入れさせない。だから斎藤(#4)にいかに持たせないか。篠山(#8)がすぐに下がってくれて助かりましたけど、ボールを運ぶ時のプレッシャーとハーフコートで斎藤にボールコントロールさせないか。それは浜松大でもやっていたので対応はしやすかったです。ポストはママドゥよりも楽かもしれないけど、1対1はやはり厳しかった」

-昨年と比べると随分粘りのあるチームだったと感じましたが。
「そこは去年の反省を生かしてね。西日本選手権でもこのサイズで通用して自信になったし、ディフェンスだけに中心に練習してきたというのもあります。僕も今年は集中してやれました。でもオフェンスは僕もまだまだ学ばなければならない部分があります」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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