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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会開幕
大田区総合体育館、青山学院大学青山キャンパスほか、〜11/26まで

2017.09.09 (Sat)

【2017リーグ1部】9/9レポート

関東大学リーグは1部が開幕
初戦から熱い勝負で会場もヒートアップ

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 他の部に遅れ、関東大学リーグの1部リーグが開幕した。初日は様子見でどこもなかなかエンジンのかからないというのがリーグ戦だが、この日は締まった試合が多く、各チームの仕上がり具合がよく見えた。

 筑波大の馬場がBリーグに参戦したため、大学界の勢力図は一気にわからなくなった。また、今季は学生が代表活動に長く参加していたため、リーグにどこまで素早く対応できるかという課題もある。最後に頂点に立つのはどこか、一試合、一試合、非常に重みある戦いが続くだろう。

写真:春の雪辱を果たし、青山学院大が大東文化大に勝利。選手たちの顔に笑顔が弾けた。



青山学院大が大東文化大を逆転で下し
明治大は東海大との接戦をものにする


170909tokita.jpg 開幕カードで注目のうち、青山学院大大東文化大の試合は最後まで白熱。試合をずっとリードしていたのは大東大だが、次第に追いついた青山学院大が接戦に持ち込む。最後まで勝負が分からない中、大東大は大事な1本が決めきれず。青山学院大が79-83で、公式戦では久しぶりに大東文化大からの勝利を挙げた。夏はこれまでのハーフコートスタイルを捨て、走りを意識してきたというがスピーディーな切り替えのバスケットは、かつてトランジションで大学界を席巻した時代を彷彿とさせる。ディフェンスでも大東大の流れを断ち切り、粘り強さを見せた。

170909saito.jpg 東海大は、明治大相手にずっと追う形となり苦戦。この夏は陸川監督と、スタメンの2名がずっと代表活動でチームを離れていた。新人戦では優勝しており優秀な選手はいるが、まだまだチームとして荒削りな面が目立った。明治大はこちらも#2齋藤(4年・PG)が夏の間不在だったが、司令塔としての支配力は健在で、コートに立ったメンバーがそれぞれの役割を果たして61-67での勝利。明治大は昨年開幕戦を僅差で落とし、連敗が続いた。その反省を見事に活かした開幕戦となった。

写真上:青山学院大は出場した11人が得点する全員バスケで勝利をもぎ取った。#8時田は木田、前田に続く11得点。上級生が気を吐いた。
写真下:明治大・齋藤は21得点。春にはリーグに向けて「最初に負けた昨年のようにはしたくない」と語っていたが、その言葉を裏付ける形での勝利だった。

※青山学院大・木田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


接戦からの敗戦が多く見えた初日
2日目にどんな修正を見せるかが注目

170909abe.jpg 東海大、大東文化大のほか、拓殖大専修大と競い合う中後半に失速。残り1分、#13阿部(4年・SG)の粘りで追い上げるが届かず終わった。早稲田大のスピーディーな展開に対応しそこねた白鴎大、武器であるアウトサイドに当たりの出なかった日本大も黒星スタート。2戦目にどういった修正をかけてくるかが注目だ。

写真:拓殖大は残りわずかとなってからリスタートをついた連続得点で#13阿部が粘ったが、反撃が遅かった。






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【INTERVIEW】

「変えたスタイルがうまくはまった」
走りを磨き、チームの意識自体も変化

◆#6木田貴明(青山学院大学・4年・主将・F)
170909kida.jpgツープラトンで戦ったこの試合、16分の出場で20点のチームハイを記録。最上級生としての役割もしっかり果たし、久しぶりの大東大からの勝利に顔をほころばせた。昨年、今年の春にかけて不本意な試合も多かっただけに、これにはチームの士気も上がるだろう。まだまだ途上、という状況だが初戦に強敵を下したのは大きい。これをはずみに優勝を狙えるかここからが楽しみだ。


ー大東大に勝ったのは対戦のない年もあるかと思いますが、久しぶりでは?
「自分たちが1年のときにインカレで大東大に負けて、そこから多分公式戦では勝っていないです。久しぶりです」

ー大東大の印象は。
「やはり強かったです。リバウンドは特に。試合前にリバウンドとルーズボールで勝負が決まると言っていたので、そこを最後の最後まで徹底できて、勝ち切れたのが良かったと思います」

ー注意していた点は。
「リバウンドのところと、前半でどれだけ相手の足を殺せるかでした。熊谷(#12)、モッチ(#15)以外の3人が点を取ると大差をつけるという印象なので、そこをどう抑えるかでした。外を打たれたところもありますが、その分切り返しでの走りで返せたし、良かったと思います」

ー葛原(#0)選手を4点に押さえていますし、狙った通りという感じですね。リーグ戦に向けて準備する中で、春も負けていますし、初戦の大東大に対してはかなり意識してきたのでしょうか。
「初戦が大東大と決まってからは夏の練習はリベンジに燃えてみんなやってきたと思います。だから本当にうれしいですね」

ー青学大自体、このリーグ戦で別のチームのように変わった印象でした。
「スタイルがごっそり変わりました。今までは走ろうと言いつつもフォーメーションに頼るハーフコートバスケットをしてきました。それを捨てて全員がフルコートで走るスタイルになりました。夏は4部練習でとにかく走ってきています」

ーツープラトンにはっきり分かれているのも目立ちましたね。
「夏の練習でたまたま5人ずつに分かれて、それがそのままという感じです。誰が決めたでもなく、自然に練習で出た組み合わせでやっていくうちにうまく噛み合ったので、広瀬さんとも話してこのままやろうと。夏は本当にたくさん練習してきたので、その成果が今の走るバスケットにもつながってきたと思います。自分自身もこの夏は誰よりもシューティングもして練習も集中してきました。そのおかげもあって今は認められて出場時間も増えていると思います」

ースタイルの変化だけがこの出来につながったのでしょうか。
「そこからいろいろプロとも練習試合をして、そこで勝って自信がついてきたと思います」

ー夏は招待試合で筑波大にも大差で勝っていますね。
「そのあたりからチームがいけるんじゃないかと感じ始めました。転機にはなったと思います」

ー初戦の出来を見る限り、先が楽しみです。
「自分でも楽しみですが、でも明日これで駄目だったら意味がない。元の青学じゃないか、って思われないようにまずは明日をしっかり戦っていきたいです」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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