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第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 9月2日より2部以下が開幕
1部リーグは9月9日(土)より
2017 年度 関西学生バスケットボールリーグ戦 9月2日より開幕

2017.08.18 (Fri)

【その他の試合】埼玉BBドリームカップレポート

埼玉県のバスケットボールを熱くする
「埼玉BBドリームカップ」開催!
エキシビションマッチでは大東文化大と筑波大が対戦


 8月12日、埼玉県バスケットボール協会が主催する「埼玉BBドリームカップ」が、ウイングハット春日部にて開催された。これは国体選手の強化をはじめ、埼玉のバスケットボール全体の盛り上げを狙い、県内のさまざまなカテゴリの選手が集ったまさに「オールバスケ」イベント。U12、U15、Jr.オールスターから国体メンバーまで、さまざまな世代のバスケットが見られる1日となった。


記念のエキシビションマッチは
大東文化大が展開有利で勝利を収める


170812aokitaichi.jpg 開催記念試合として組まれたのは、埼玉に拠点がある大東文化大と、筑波大によるエキシビションマッチ。大学チームはこの時期、リーグ戦に向けての練習に励んでいるが、今頃からようやく本格始動を始める頃だ。大東大は「筑波大とこういう環境で戦えるということで、タイムシェアをして良い経験にしたかった」(西尾HC)ということで、さまざまな選手を使っていく形となった。一方、筑波大は前日に静岡県で青山学院大との招待試合をこなしてからの参加で、2日連続の遠征試合。このたびBリーグのアルバルク東京に入団した馬場が抜け、U24代表として代表活動に参加している#17杉浦(4年・F)、#65玉木(3年・C)、#11増田(2年・PF)が不在、さらには#14波多(3年・SG)が怪我で欠場したため、それ以外のメンバーでどう戦うかということが問われる状況となった。

 1Qは互いに得点を取り合う形でスタートし、終盤に#15モッチ(2年・C)が連続でフリースローを得るなどした大東大が24-18と抜け出す。筑波大は2Qに#7青木太一(3年・SG)が積極的に攻める姿勢をみせて追い上げると、1点差に迫る場面も。大東大は外が入らず停滞するが次第に確率を上げ、#12熊谷(3年・PG)や#20毕(4年・PF)のシュートなどで46-32と再び突き放して前半終了。

180812kotani.jpg 後半3Q、筑波大が10点以上のビハインドを背負う形で試合が進むが、大きく展開を変える形にはならず4Qに入ると、#88牧(2年・SG)が攻め気を見せてシュートを沈めて気を吐いた。終盤には差を一桁に戻すと最後は80-71。大東大が終始余裕ある展開で勝利を飾った。

 いくつか練習試合をこなしたものの、ここまでトレーニング中心だったという大東大。本格的な夏の強化はこれからとなり、韓国遠征を敢行する。韓国の強豪・延世大をはじめ、Kリーグも含めて5チームほどと試合をこなす予定だと言う。「昨年も同様の経験で力をつけた」(西尾HC)と言うだけに、秋の仕上がりを楽しみにしたい。

 筑波大はスタメンのほとんどが抜けた状況で夏を過ごす。逆に言えばチーム全体の底上げを夏の間にどれだけ行えるかが、秋の結果を左右するだろう。馬場が抜けた穴は小さくはなく、代表メンバーもユニバーシアード後にすぐチームにフィットできるかという問題もある。今いるメンバーが危機感を持って向き合うべき時期になるだろう。

写真上:筑波大は2Qに青木太一が積極的に攻めていった。
写真下:思い切りのいいシュートを放っていた大東大・小谷。


国体強化試合は成年チームと少年チームが対戦

170812urabe.jpg エキシビションマッチのあとは男女の少年チーム対成年チームのゲームが強化試合として行われた。ともに成年チームの勝利とはなったが、女子は終盤まで大きな点差がつかず、男子は少年チームがところどころで会場をわかせるプレーを見せ、奮闘した。

 男子戦は女子戦より、より体格や技量の差が見える戦いとなった。少年男子は正智深谷を中心に埼玉栄、昌平高の選手で構成されたメンバー。成年男子は関東実業団の曙ブレーキ工業の選手をメインに、富士通やクラブチームなどの選手が参加する。体格でいえば成年に分がある戦いだが、少年チームはセンターの#9中村(正智深谷)がインサイドで懸命の守りを見せ、#7勝山(正智深谷)も上手いタイミングからゴールを奪う場面もあった。終始リードを保った成年チームは#14占部(曙ブレーキ工業・鹿屋体育大卒)が抜群の個人技を見せ、#5吉本(曙ブレーキ工業・明治大卒)のアウトサイドもよく決まった。インサイドでは#12皆川(富士通・明治大卒)の198cmや#8張(曙ブレーキ工業・山梨学院大卒)の197cmといったサイズの大きさも効いた。今年は成年チームが予選ありとなっている国体だが、埼玉チームの本番での戦いぶりを期待したい一戦となった。

写真:抜群の個人技で立ち上がりから少年チームとの差を見せた成年チーム・占部(曙ブレーキ工業)。

※筑波大・牧選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「先輩たちが抜けた分、自分がやらなければ」
チームへの貢献を胸に自覚を持って挑む

◆#88牧 隼利(筑波大・2年・SG)
170812maki.jpg埼玉出身ということで、試合前に紹介を受けた牧。地元でのゲームは、特に後半チームを牽引する働きを見せた。
馬場という大エースが抜けたチームは、秋以降少なからず変わらざるをえない。代表選手の活躍は期待したいところだが、それとは別に新たに頭角を表す選手がいるか否かが、長いリーグ戦ではチームの浮沈を左右する。新人戦ではアシスト賞を獲得した牧は、ここからの伸びが期待される選手。チームの進化に欠かせない存在として、秋にはさらなる存在感を見せて欲しい。


ー昨日は静岡での試合ということでしたが、続けての試合は大変でしたね。
「昨日静岡へ行くのに朝6時に出て、埼玉に戻って夜9時に宿泊所に着きました。渋滞がすごくて、移動に時間がかかりましたね」

ーそれは疲れますね。そういう状況での今日の試合でしたが、今日臨むにあたってはどのように考えていたのでしょうか。
「今は主力がユニバーシアード等に行ってしまって抜けているので、オフェンスでうまくいかない部分はしょうがないところもあります。その分ディフェンスは頑張ろうというテーマでやっていました。昨日の相手は青学でしたが、ディフェンスでやられてしまったので、そこは頑張らないとというのはありました」

ー1Qはそこまで差がつかないゲームの入りでした。
「最初は結構しゃべりながらできていて、それは良かったと思います。ただ、やっている間に絶対悪い時間帯は来てしまいます。それをいかに短くするかが大事で、昨日は2Qから試合の最後までずるずると最後までいって大差で引き離されてしまいました。今日ももう少し早くその悪い流れを切らなければならなかったんですが…。でも3Qからはまた切り替えて頑張れたので、そこはプラス部分かなと思います」

ー今日は2桁の差から1桁の差まで戻せたのは、良いところだと。
「昨日に比べるとチームとして成長できたところなのかなとは思います」

170812maki2.jpgー後半は牧選手の得点も貢献したと思いますが、得点を取ることは意識していますか?
「今は得点を取るメンバーがいないので、自分が取っていかないととは考えています。今は逆境ですがチャンスだとも思っています。チーム自体に今は1、2年の方が多いぐらいなので、ここでしっかり踏ん張って頑張りきれれば来年、再来年につながるし、今年しっかり頑張ることが大事だと思っています」

ー1、2年の下級生は強い筑波しか知らないと思うので、どれだけ危機感を持てるかどうかというのは今後あるかと思いますが。
「先輩たちがいたからこそのびのびやれたというのがありますが、自分たちがやらなければならない立場になって、難しいなと思うこともあります。でもそこをまとめるのは僕だと思っているので、しっかりやっていきたいです。ヤスさん(#4青木)も主将としてメンバーが抜けて大変な部分はあると思うし、よく話し合ってもいるので、自分がフォローしていきたいと思います」


【PHOTO】

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葛原は“らしい”レイアップを次々沈めた。



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司令塔・熊谷はアウトサイド、レイアップと多彩なオフェンスを展開。



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内外こなせる器用な毕も4年生。ラストシーズンのプレーに期待。



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美しいシュートが持ち味の小川。


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さまざまなシューターが揃うチームの中で、スタメン起用の奥住も1部での活躍が楽しみな選手。



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プレーの一つひとつに歓声があがったモッチ。豪快なプレーで沸かせた。



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後藤も積極的にシュートを打っていった。



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試合前にメンバーに声をかけていた主将の青木。上級生が減った中でどうチームをまとめていくかに注目だ。



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比較的ビッグマンの多い筑波大の中で、菅原がガードとしてどんな活躍を見せるかが注目ポイント。



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筑波大は若いチームがここからどう育つかが試される。



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試合前には埼玉県ゆかりの選手が紹介された。正智深谷出身の波多は欠場するも、拍手を浴びた。



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ルーキーの山口も正智深谷出身で、埼玉ゆかりの選手。ビッグマンだがプレー幅の広さで期待のできる選手。



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どこからでも点が取れる埼玉成年チームの馬場(Cappello・駒澤大卒)。



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埼玉成年チームの皆川(富士通・明治大卒)。ゴール下の要だ。



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小気味よいプレーの田中は、シュート時の顔にかすかに笑みが浮かぶ姿も大学時と変わらず(Cappello・白鷗大卒)。



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美しいシュートを決めた吉本(曙ブレーキ工業・明治大卒)



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うまく隙をついて攻撃に絡んだ埼玉少年チームの勝山(正智深谷)。



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埼玉少年チームの主将を務める常田。奮闘が見えた。


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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