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関東大学新人戦 〜6/11(日)東海大がブザービーターで優勝を決める

西日本学生バスケットボール選手権大会 〜6/11(日) 東海大九州が初優勝

2017.07.14 (Fri)

第40回李相佰盃争奪日韓バスケットボール競技大会レポート

日本代表が春からの強化活動の成果を見せ
27年ぶりの3戦全勝で優勝


170521risouhaku.jpg 1年おきに日本と韓国をホームに開催されている日韓学生代表による「李相佰盃争奪日韓バスケットボール競技大会」。今年は日本を舞台に大田区総合体育館にて3試合が行われ、日本が27年ぶりに3戦全勝による優勝を飾った。


170521hiraiwa.jpg 韓国代表は主将の#4金洛賢(高麗大・4年・G)が2、3戦を欠場。日本代表は第2戦に負傷した#13馬場(筑波大・4年)が大事を取って第3戦を欠場する状況での戦いに。日本代表は司令塔の#6齋藤(明治大・4年・PG)がバランスの良さを見せ、広い視野で周囲のメンバーにパスをさばき、必要なところでは自らもゴールを決めてチームを牽引。インサイドの#15平岩(東海大・2年・C)とのコンビネーションも上手く決まり、ディフェンスでもチーム全体で激しさを見せて韓国代表のオフェンスを凌いだ。一瞬の瞬発力や機敏さなど、ビッグマンでも動きの早い韓国人プレイヤーにやられる部分や、差をつけてからもたびたび追い上げられる場面もあり、課題も見えたが、ある程度はディフェンスが機能することで対応可能な部分は見えた。また、第3戦に馬場の代わりに先発した#8保岡(江戸川大・4年・SG)は臆することなく得意のアウトサイドを沈め、ディフェンスでもアグレッシブなところを見せて、存在感を示した。韓国代表は伝統的に強いフィジカルを備えた高さ、アウトサイドシュートの正確さがウリだが、アンバランスな面が目立った。

170521saito4.jpg この勝利の下敷きになったのは、春から重ねてきた強化活動にある。日本バスケットボール協会のテクニカルアドバイザーであるルカ・パヴィチェヴィッチ氏の指導の元、ディフェンスをはじめ、チームとしての連携や細かな部分での確認を重ねてきた。1週間の韓国遠征も実施し、プロとも戦って勝利するなど、手応えを掴んだ上での今回の戦いを迎えた。3勝という結果に、「経験を積んでしっかり練習すれば強くなる」と今回指揮を執った陸川HCも成果を喜ぶ。長期間の継続した強化に意味があることは試合内容にも確実に見られ、#6齋藤からのパスで何度もゴールを決めた#15平岩「大学のチームよりも長い時間やってきて慣れた部分が多く、連携に不安はなかった。やってきたことがうまくできている」とチームワークの形成やプレーの精度の高さに実感を感じている様子。例年、学生代表の活動は春シーズンを中心に行われてきたが、今年は学生の強化を重んじる東野技術委員長をはじめとする日本バスケットボール協会や、学連が一体となって海外遠征も行うなどより深く踏み込んだ内容になった。濃い内容となった活動について、「感謝したい。委員として報告も上げたいし、この取り組みはぜひ継続して欲しい」(陸川HC)と言う。統一プロリーグが華々しくスタートし、この世代以下の育成は今後の日本バスケットボール界の未来にもかかってくる。狭い範囲にとらわれないで継続的な強化活動が続くことを期待したい。

170521syugo.jpg なお、今年は新人戦後にも合宿を重ね、U-24で構成されるメンバーにて、台湾の「ウィリアム・ジョーンズカップ」(7月)、同じく台湾で初の開催となる「ユニバーシアード競技大会」(8月)にも参加する。大学生からは齋藤拓実、佐藤卓磨、杉浦佑成、平岩玄、ナナー ダニエル弾、髙橋浩平、中村太地らが候補として入った。代表に選ばれた選手にはここまでの強化の成果を結果として見せて欲しい。

写真上:サイズとスピードのある韓国インサイドをかいくぐり、シュートを決めていった平岩。
写真中:3戦目の勝利に齋藤がガッツポーズ。
写真下:両チームによる記念撮影。

※日本代表・齋藤選手(明治大)、保岡選手(江戸川大)のインタビュー、その他写真は「続きを読む」へ。


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【INTERVIEW】

「相手が大きければ自分の利点を活かせる」
初の代表公式戦で感じた手応え

◆#6齋藤拓実(明治大・4年・PG)
170521saito2.jpg同じくガードの秋山とのツーガードの時間帯もあったが、長時間を司令塔として引っ張り、得意のシュートや華麗なアシストパスを何度も決めた。コートの5人の連携あってこそのプレーではあるが、困ったときに端緒を切り開くきっかけを何度も作り、果たした役割は大きい。選抜等を除けばこれが初の代表。続く代表活動でもさらにらしさを見せて欲しい。


ー3試合振り返って。
「1戦目、2戦目として勝利して3戦目は優勝自体は決まっていました。モチベーション的には難しいのかなと思っていましたが、陸川コーチを筆頭にアップからチームを鼓舞してくれて、入りからいい形で試合をできたのは良かったと思います」

ー齋藤選手はこの3試合を通してパスさばきを始めとする、司令塔としての役割が見事でした。それは合宿を重ねてきた成果と言えますか?
「陸川コーチの元でボールムーブという部分では合宿でもみんな意識して取り組んできたし、自分だけではなく、みんながゴールにどんどんアタックしていくことで、ボールムーブが生まれたのかなと思います」

ーみんなが積極的にアタックすることで、良い循環が生まれると。
「そういう動きの中でローテーションが生まれて、ミスマッチを自分がついて収縮してキックアウトという形が多かったですが、だからいいパスも生まれていったんだと思います」

ー代表に選出されるのは初となりますが、これまでと違う経験ができたのでは?
「公式戦では初ですね。自分のチームとやることが違うし、代表ということでレベルの高い選手が集まっているので、いい意味で責任感が高まりました。楽しくいい経験だったと思います」

ー韓国のようなサイズの大きなチーム相手に、自分のサイズでもできるという感覚は得られましたか?
「相手が大きければ大きいほど自分のスピードやハンドリングは活かせると思っています。3月の韓国遠征でもそういうプレーができていたし、今回も自信を持って試合に臨みました」

ーパヴィチェヴィッチ氏は細かなことを指導する方ですが、ためになったことは?
「どちらかというとチームプレーを教わった気がします。オフェンスもディフェンスもすごく細かく、ボールをどこでもらうかも決まっています。でもそこにはすべて理由があって、全部つながっています。それを韓国遠征で実感できたし、チームとしてもそれがわかっていたので、今回団結力が高まったのかなと思います」

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「ディフェンスこそが大事」
代表活動で得られた新しい視野

◆#8保岡龍斗(江戸川大・4年・SG)
170521yasuoka1.jpg2部から唯一の選出となった保岡。所属する江戸川大では1年時から印象的なプレーを連発し、昨年はグッと成長したところを見せて2部の得点王と3P王も獲得。高い軌道からネットを揺らさずに沈む3Pは美しく、今後を期待される選手の一人だ。2部リーグではディフェンスよりもオフェンスが目立ちがちだが、代表で学んだディフェンスの重要さが今後の彼のプレーをどう変えていくのか、楽しみでもある。


ー今日はスタメン出場になりました。
「昨日の試合で馬場くん(#13)が怪我をしたので、陸川コーチにスタメンを任されました。自分の仕事をやってやるという気持ちで今日は臨みました」

ー期待された仕事とは?
「ディフェンスはもちろん、オフェンス面では自分の中で3Pを決めるという役割があると思います。まずはそこから入りました。ディフェンスもしっかり相手のシューターを止められればと考えてやっていました」

ー3試合を通じて得意の3Pでは見せられたのではないでしょうか。
「そうですね。シュートタッチも良かったのでそこは満足しています」

ー2部リーグからの代表入りというのはあまりないことですが、代表としても今年は活動内容も濃かったと思います。いい経験ができたのでは。
「ルカさんにディフェンスの基礎を教わりました。今までそこまでディフェンスに対する熱がなかったんですけど、やっぱりディフェンスを頑張ることによって自分にもチームにも流れが来ると思うので、そこは江戸川でもチームに伝えて、目標である1部昇格につなげられたらなと。自分が引っ張っていきたいです」

ー代表に選ばれた点についてはどう思いますか?
「昨シーズン、2部の得点王と3P王をもらって、入れ替え戦は負けてしまいましたが個人的にはいいパフォーマンスができたので、それを見てもらえたかなと思います。だから試合に出たときにはそういう評価された点を出していければなと思っていました」

ー保岡選手はルーキーイヤーから臆せず積極的に攻める選手だという印象でしたが、代表でもそれは同じ気持ちですか?
「齋藤拓実(#6)や馬場がクリエイトしてくれたので、そこの合わせでノーマークにしてもらったところをしっかり決めるのが役割でした。積極的にというよりは脇役としてしっかりシュートを決められたかなと思います。あまり緊張とかもしたことがないので。これからユニバーシアード等もあるので、もし選ばれたら自分の役割を果たせたらと思っています」

ー韓国代表のプレーについてはどう思いましたか?
「韓国はプロが発達しているし、強いチームです。ボールがないところの動きが日本よりぜんぜん上手いなと感じました。そこは真似したいし、できれば日本のバスケもレベルが上がってくるんじゃないかなと思います」

ー国際試合ではどこがもっと必要だなと思いますか?
「ディフェンスですね。これまでは速い選手につくことがあまりなかったので、今回そこで初めてついて抜かれた部分もありました。そこをもっと高める必要があると思います」

ーその中でも物怖じしない様子でしたし、自分としてはもっとできるなという感覚はありますか?
「そうですね。プレータイムも10分少々という感じだったので、もっとディフェンスとかをしっかりやれれば、もっと出られたのかなというのはあります。そこは努力してまた代表に呼ばれたいなと思います。呼ばれなくてもチームに帰って、チームの目標を達成できればと思います」


【PHOTO】
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内外でシュートを決めた中村。


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中村はムードメイカーとして、豊かな表情も見せた。


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ナナーはU24候補にも入った。まだまだの成長を期待。


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エースとして見せたが、マークも厳しかった馬場。ダンクに行った場面では結果的にはファウルになったが、#11金にブロックを浴びた。


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2本目のダンクは決めきり、意地を見せた馬場。


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齋藤とのツーガードを努めた秋山。


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強いフィジカルで体を張ったプレーを見せた玉木。


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チームの主将を努めた杉浦。


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佐藤は身体能力を生かして攻守で貢献。


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たびたびコミュニケーションを取る場面も見られた日本代表チーム。


170521japan.jpg
優勝杯を中心に記念撮影。


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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