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2017.06.10 (Sat)
【2017西日本インカレ】6/10 準決勝 レポート
決勝は名古屋学院大対東海大九州に
どちらが勝っても初優勝の栄冠
残り2日となった西日本インカレは、この日準決勝の2カードが行われた。この舞台に進んだ4校の中には教育実習や就職活動などによる不在者を抱えるチームもあり、そこに連戦による疲労ものしかかる。ここから先の舞台では、ベンチを含めたチームの総合力も問われてくることになる。
準決勝の結果、決勝のカードは名古屋学院大対東海大九州となった。関西以外のチームが優勝することになるが、これは2007年の浜松大以来のこと。どちらにとっても初めてとなる西日本王者の称号を地元に持ち帰ることになるのは、名古屋学院大か、それとも東海大九州になるか。
【東海勢同士の戦いを名古屋学院大が制す】
東海勢同士の対戦となった名古屋学院大対中京大の対戦は、立ち上がりこそ#45速井(3年・G)の3Pなどで中京大が良さを見せるが、名古屋学院大は#1王(1年・C・中部大第一)がインサイドで得点を重ね、相手にファウルを込ませる。#31東 宏輝(4年・PG)のタフショットなども出て点差を広げ、2Q立ち上がりには10点リードに乗せる。中京大も#45速井、#44伊藤(4年・SG)の得点が出るが、名古屋学院大は#27鈴木(2年・SG)が2Qだけで3本の3Pを決めて、優勢の構図は変わらず。後半開始すぐに、#27鈴木、#31東 宏輝が相次いで得点し、一気に点差を広げていった。最後は相手の捨て身の反撃にも落ち着いて対処し、84−68で大勝。今大会5試合目も二桁点差のスコアとし、余裕を持って決勝進出を決めた。
写真:名古屋学院大は、ルーキーの王が21得点11リバウンドのダブルダブルを記録。
※名古屋学院大・鈴木選手のインタビューは「続きを読む」へ。
【出遅れを修正した東海大九州が遂に決勝進出】
過去4年間で、これが3回目の対戦となる東海大九州と大阪学院大。因縁のカードと言ってもいい組み合わせが、準決勝で実現した。
過去2回はいずれも大阪学院大が制しているこの対戦。それを象徴するかのように、開始直後は大阪学院大がリード。#8吉井(1年・SF・大阪学院大高)のミドルや#13山中(3年・PF)のフックシュートが決まりリズムに乗る。さらに#35吉川(4年・SG)が積極的に仕掛け、開始2分半で東海大九州#7林(4年・SF)を2ファウルに追い込む。#30木下(3年・PG)に3Pを決められると、さすがにタイムアウトを請求した東海大九州。動揺しかねないこの状況で、暗雲を振り払ったのは#11趙(2年・C)の内外での得点だった。これで反撃機運が高まると、大阪学院大は対照的にオフェンスが単発に。東海大九州は#8佐竹(4年・PF)も得点を重ね、1Q時点でビハインドを3点にまで戻すことに成功。すると2Q、東海大九州はエースの#7林が覚醒。得意の3Pを2本決め、この間に#8佐竹、#11趙も得点し、相手に的を絞らせない。追いかける展開に逆転された大阪学院大はタイムアウトで立て直しを図るも、この試合はプレー再開後のターンオーバーが目立った。波に乗れない相手を尻目に、#20玉井(3年・SG)も2本の3Pを決めるなどして勢いづく東海大九州が、結局前半で14点のリードを得た。
どうにかしたい大阪学院大。3Q序盤は#8吉井が積極的に狙い、一旦は8点差に迫る。しかし、東海大九州は停滞しかけたタイミングで#7林が得点していき、アップテンポなオフェンスを続ける。大阪学院大も#30木下が高確率でシュートを決めて、詰め寄る場面を見せるが、この日は東海大九州がそれを凌駕。終盤は#7林、#8佐竹、#2長野(4年・PG)の最上級生たちが揃って得点し、安全圏のリードを守りきった。結局94−78で、走り合いの様相をも呈した試合を東海大九州が制し、決勝行きを決めた。
写真上:ポジション登録はセンターながら、積極的に外からも狙っていった東海大九州・趙。190センチオーバーの選手までもがアウトサイドを得意としている点が、このチームの大きな特徴である。
写真下:ゲーム終盤、勝利を決定的なものとする3Pを林が決め、盛り上がる東海大九州ベンチ。
※東海大九州・佐竹選手のインタビューは「続きを読む」へ。
「ここで勝てる強さを身につけて、もっと上を目指したい」
牽引する先輩の姿勢に応える努力と覚悟
◆#27鈴木 空(名古屋学院大・2年・SG)
この試合、24得点。3Pは6/12を記録し、チームから求められている仕事をきっちりこなした。元々3Pはあまり得意ではなかったというが、努力を重ねて自分の自信ある武器と言えるプレーにしようと力を尽くしている。あと1勝で優勝だが、あくまでも最終目標を打倒・関東に据える意識の高さは、主将の東 宏輝ゆずりのもの。先輩が据えてくれた意識と目標を実現させるために、まずは決勝を制して西日本王者の称号を手にしたい。
—調子は良い状況ですか。
「うーん……。でも昨日は悪かったので、今日は切り替えてやろうと思っていました」
—昨日は悪かったんですか?あまりそういう感じに見えなかったのですが。
「昨日は3Pが入らなくて、なんとか2Pに変えて稼いだんですけど、チーム的に3Pを決めることを役割として与えてもらっているので、それが昨日できなかった分、今日その仕事ができるように、と思っていました。もともと3Pは得意ではないんですけど、高校の時から3Pがないと戦っていけないので、武器にできるようにして。まだそこまでではないにしろ、少しは身についてきたのかなと思います」
—相手が見知ったチームということで、変に気負ったり、意識する部分はなかったですか。
「中京自体がトーナメントの頃からかなり状態を上げて良くなっているので、注意する相手ではあるし、ずっと対戦してきている相手なので、いつ対戦しても倒さないといけないという気持ちです。でも、変に意識せずにやれたかなと思います。この前の大会(東海選手権)ではこっちがギリギリ勝った試合をしていて、相手も自分たちを絶対倒しにくるということは分かっていたので、そこで受け身にならないように、王者としてしっかり倒そうということを話していました」
—今日はご自身では3Pが好調でしたが、チーム全体としてここまで差をつけて勝利できた要因は何だと考えていますか。
「今大会はプレスに対する対応が良くなっていて、点差を離していても詰め寄られる場面が多かったんですけど、今日はプレスに対して慌てずにうまく対応できたので、そこはチームとして良かった点です」
—明日が決勝になりますね。
「相手がどこであれ、とりあえず自分たちのバスケットの持ち味を出して。守って、走って、良い展開に持ち込めれば、と思います。相手もサイズがあって走れるんですけど、ここまできたら楽しむだけです」
—勝てば初優勝となりますが、その部分で特別な意識はありますか。
「ベスト4自体が初なので、そういうことはあまり意識していないです。行けるところまで、って感じで。明日も全員で、チーム一丸となって頑張れたら良いなと思います」
—1か月前のトーナメントも初優勝でしたが、その際もそういう部分の意識は特になく?
「そうですね。ずっと勝てる勝てると言われていて、ポロっと落としてしまっていて、今年は宏さんと克さん(東兄弟)の最後の年だし、目標はインカレで関東を倒すことで、そこを一番の目標にしているので、あまり地区大会での優勝だからといって思い上がるようなこともなく。関東のチームは今の対戦相手よりもっと手強いと思うので、ここではしっかり勝てる強さを身につけて、もっと上を目指していけたらいいなと思います」
—まだ明日もありますが、そうした強さは身についてきていますか。
「試合を重ねるごとに、チームとしてのチーム力や団結感が身についてきていて、試合の流れの中で勝ち方も分かってきたので、連戦で疲労もありますけど、連戦だから得られることなのかなと思います」
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「3度目の正直だ、絶対に勝とうと思って試合に入った」
堅実なインサイドと研鑽中のアウトサイドを効果的に決める
◆#8佐竹宥哉(東海大九州・4年・PF)
他の選手と比較すると派手な数字は残していないが、この選手もサイズの大きさとアウトサイドからでも得点できる器用さを併せ持つ。これまで跳ね返されてきた相手をついに打ち破っての決勝進出に、安堵感と満足感も見え隠れするが、あくまで目標は優勝だと気を引き締める。林とは、幼い頃から同じ地区で研鑽を積み、高校から同じチームメイトとなった間柄。年々頼もしくなるエースを見ながら、自らも明日の決勝、そしてこの先の舞台でさらなる飛躍を誓う。
—準決勝を臨むにあたって、気をつけていたことはどういったことですか。
「昨日の夜から相手のビデオを見ていて、30番(木下)のところと、35番(吉川)のところでやらせないように、と。春からディフェンスの練習を強くやってきているので、ディフェンスの意識を全員で確認して、リバウンドを確実に一本ずつ取って、速攻を出そうと話していました」
—少し立ち上がりは出遅れてしまいました。
「そうですね(苦笑)。うちはいつもあんな感じで、スタートダッシュがうまくいかなくて。でもそこで今日も流れを取り戻せたのはディフェンスだと思うので、昨日しっかりミーティングで話したディフェンスができたのは良かったと思います」
—そのディフェンスについては、今年はかなり力を入れていると聞いています。
「1対1の場面で、簡単に打たせないようにハンズアップしたり、足を小刻みに動かして相手のドライブに0.1秒でも早く対応できるように、足腰の強化も含めてやってきました」
—今大会で、その部分は発揮できていますか。
「京産大との試合でもそうだったんですけど、10点以上離されてもみんなでディフェンスを頑張れたから、ここまで勝ち進んでこれたのかなと自分では思います」
—試合展開を見ると2Qが分岐点となった試合でしたが、あの時間帯もそうしたことを意識しながら、でしたか。
「九州の春のトーナメントで2Qの入りが全然ダメで、決勝でもそうだったんです。だから2Qの入り方というのは、チーム全体で意識してやってきました」
—相手が大阪学院大ということで、ご自身でも期するものがあったのではないでしょうか。
「今まで2回対戦して2回とも負けてしまっていて、今回こそ3度目の正直だと思って、絶対に勝とうと思って試合に入ってきました」
—林選手(#7)とは、ずいぶん長い間一緒に戦ってきた形になるんですよね。
「そうですね。小学校の時代とかはチームは違っていたんですけど、高校(旭川大高)から一緒になった形で。今では頼もしいエースです。やっていて楽しいですね(笑)」
—そんな仲間たちと、いよいよ決勝を迎えます。
「春から西日本の優勝を目標にやってきていて、明日の決勝を勝って、タイトルを持って九州に帰りたいです」
—大きなサイズを誇る選手が他にもいる中で、ご自身ではどのようなプレーをしようと意識されているのでしょうか。
「1、2年の頃は趙(#11)が入学していなかったので中を中心にやっていたんですけど、趙が入学してきて中に2人大きい選手がいる形になって、自分は外に出る機会が多くなった形です。ミドルシュートのプレー、ドライブも意識しながら、中も外もどっちもできるようにやってきています」
—アウトサイドでのプレーというのは、それまでに身につけていたものなのでしょうか。
「高校の時に、先生からフォワードのプレーができないとこの先厳しいぞと言われて。それでもまだまだだと思っているので、もっと練習が必要かなと思います」
どちらが勝っても初優勝の栄冠
残り2日となった西日本インカレは、この日準決勝の2カードが行われた。この舞台に進んだ4校の中には教育実習や就職活動などによる不在者を抱えるチームもあり、そこに連戦による疲労ものしかかる。ここから先の舞台では、ベンチを含めたチームの総合力も問われてくることになる。
準決勝の結果、決勝のカードは名古屋学院大対東海大九州となった。関西以外のチームが優勝することになるが、これは2007年の浜松大以来のこと。どちらにとっても初めてとなる西日本王者の称号を地元に持ち帰ることになるのは、名古屋学院大か、それとも東海大九州になるか。
【東海勢同士の戦いを名古屋学院大が制す】

写真:名古屋学院大は、ルーキーの王が21得点11リバウンドのダブルダブルを記録。
※名古屋学院大・鈴木選手のインタビューは「続きを読む」へ。
【出遅れを修正した東海大九州が遂に決勝進出】

過去2回はいずれも大阪学院大が制しているこの対戦。それを象徴するかのように、開始直後は大阪学院大がリード。#8吉井(1年・SF・大阪学院大高)のミドルや#13山中(3年・PF)のフックシュートが決まりリズムに乗る。さらに#35吉川(4年・SG)が積極的に仕掛け、開始2分半で東海大九州#7林(4年・SF)を2ファウルに追い込む。#30木下(3年・PG)に3Pを決められると、さすがにタイムアウトを請求した東海大九州。動揺しかねないこの状況で、暗雲を振り払ったのは#11趙(2年・C)の内外での得点だった。これで反撃機運が高まると、大阪学院大は対照的にオフェンスが単発に。東海大九州は#8佐竹(4年・PF)も得点を重ね、1Q時点でビハインドを3点にまで戻すことに成功。すると2Q、東海大九州はエースの#7林が覚醒。得意の3Pを2本決め、この間に#8佐竹、#11趙も得点し、相手に的を絞らせない。追いかける展開に逆転された大阪学院大はタイムアウトで立て直しを図るも、この試合はプレー再開後のターンオーバーが目立った。波に乗れない相手を尻目に、#20玉井(3年・SG)も2本の3Pを決めるなどして勢いづく東海大九州が、結局前半で14点のリードを得た。

写真上:ポジション登録はセンターながら、積極的に外からも狙っていった東海大九州・趙。190センチオーバーの選手までもがアウトサイドを得意としている点が、このチームの大きな特徴である。
写真下:ゲーム終盤、勝利を決定的なものとする3Pを林が決め、盛り上がる東海大九州ベンチ。
※東海大九州・佐竹選手のインタビューは「続きを読む」へ。
[続きを読む]
【INTERVIEW】「ここで勝てる強さを身につけて、もっと上を目指したい」
牽引する先輩の姿勢に応える努力と覚悟
◆#27鈴木 空(名古屋学院大・2年・SG)

—調子は良い状況ですか。
「うーん……。でも昨日は悪かったので、今日は切り替えてやろうと思っていました」
—昨日は悪かったんですか?あまりそういう感じに見えなかったのですが。
「昨日は3Pが入らなくて、なんとか2Pに変えて稼いだんですけど、チーム的に3Pを決めることを役割として与えてもらっているので、それが昨日できなかった分、今日その仕事ができるように、と思っていました。もともと3Pは得意ではないんですけど、高校の時から3Pがないと戦っていけないので、武器にできるようにして。まだそこまでではないにしろ、少しは身についてきたのかなと思います」
—相手が見知ったチームということで、変に気負ったり、意識する部分はなかったですか。
「中京自体がトーナメントの頃からかなり状態を上げて良くなっているので、注意する相手ではあるし、ずっと対戦してきている相手なので、いつ対戦しても倒さないといけないという気持ちです。でも、変に意識せずにやれたかなと思います。この前の大会(東海選手権)ではこっちがギリギリ勝った試合をしていて、相手も自分たちを絶対倒しにくるということは分かっていたので、そこで受け身にならないように、王者としてしっかり倒そうということを話していました」
—今日はご自身では3Pが好調でしたが、チーム全体としてここまで差をつけて勝利できた要因は何だと考えていますか。
「今大会はプレスに対する対応が良くなっていて、点差を離していても詰め寄られる場面が多かったんですけど、今日はプレスに対して慌てずにうまく対応できたので、そこはチームとして良かった点です」
—明日が決勝になりますね。
「相手がどこであれ、とりあえず自分たちのバスケットの持ち味を出して。守って、走って、良い展開に持ち込めれば、と思います。相手もサイズがあって走れるんですけど、ここまできたら楽しむだけです」
—勝てば初優勝となりますが、その部分で特別な意識はありますか。
「ベスト4自体が初なので、そういうことはあまり意識していないです。行けるところまで、って感じで。明日も全員で、チーム一丸となって頑張れたら良いなと思います」
—1か月前のトーナメントも初優勝でしたが、その際もそういう部分の意識は特になく?
「そうですね。ずっと勝てる勝てると言われていて、ポロっと落としてしまっていて、今年は宏さんと克さん(東兄弟)の最後の年だし、目標はインカレで関東を倒すことで、そこを一番の目標にしているので、あまり地区大会での優勝だからといって思い上がるようなこともなく。関東のチームは今の対戦相手よりもっと手強いと思うので、ここではしっかり勝てる強さを身につけて、もっと上を目指していけたらいいなと思います」
—まだ明日もありますが、そうした強さは身についてきていますか。
「試合を重ねるごとに、チームとしてのチーム力や団結感が身についてきていて、試合の流れの中で勝ち方も分かってきたので、連戦で疲労もありますけど、連戦だから得られることなのかなと思います」
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「3度目の正直だ、絶対に勝とうと思って試合に入った」
堅実なインサイドと研鑽中のアウトサイドを効果的に決める
◆#8佐竹宥哉(東海大九州・4年・PF)

—準決勝を臨むにあたって、気をつけていたことはどういったことですか。
「昨日の夜から相手のビデオを見ていて、30番(木下)のところと、35番(吉川)のところでやらせないように、と。春からディフェンスの練習を強くやってきているので、ディフェンスの意識を全員で確認して、リバウンドを確実に一本ずつ取って、速攻を出そうと話していました」
—少し立ち上がりは出遅れてしまいました。
「そうですね(苦笑)。うちはいつもあんな感じで、スタートダッシュがうまくいかなくて。でもそこで今日も流れを取り戻せたのはディフェンスだと思うので、昨日しっかりミーティングで話したディフェンスができたのは良かったと思います」
—そのディフェンスについては、今年はかなり力を入れていると聞いています。
「1対1の場面で、簡単に打たせないようにハンズアップしたり、足を小刻みに動かして相手のドライブに0.1秒でも早く対応できるように、足腰の強化も含めてやってきました」
—今大会で、その部分は発揮できていますか。
「京産大との試合でもそうだったんですけど、10点以上離されてもみんなでディフェンスを頑張れたから、ここまで勝ち進んでこれたのかなと自分では思います」
—試合展開を見ると2Qが分岐点となった試合でしたが、あの時間帯もそうしたことを意識しながら、でしたか。
「九州の春のトーナメントで2Qの入りが全然ダメで、決勝でもそうだったんです。だから2Qの入り方というのは、チーム全体で意識してやってきました」
—相手が大阪学院大ということで、ご自身でも期するものがあったのではないでしょうか。
「今まで2回対戦して2回とも負けてしまっていて、今回こそ3度目の正直だと思って、絶対に勝とうと思って試合に入ってきました」
—林選手(#7)とは、ずいぶん長い間一緒に戦ってきた形になるんですよね。
「そうですね。小学校の時代とかはチームは違っていたんですけど、高校(旭川大高)から一緒になった形で。今では頼もしいエースです。やっていて楽しいですね(笑)」
—そんな仲間たちと、いよいよ決勝を迎えます。
「春から西日本の優勝を目標にやってきていて、明日の決勝を勝って、タイトルを持って九州に帰りたいです」
—大きなサイズを誇る選手が他にもいる中で、ご自身ではどのようなプレーをしようと意識されているのでしょうか。
「1、2年の頃は趙(#11)が入学していなかったので中を中心にやっていたんですけど、趙が入学してきて中に2人大きい選手がいる形になって、自分は外に出る機会が多くなった形です。ミドルシュートのプレー、ドライブも意識しながら、中も外もどっちもできるようにやってきています」
—アウトサイドでのプレーというのは、それまでに身につけていたものなのでしょうか。
「高校の時に、先生からフォワードのプレーができないとこの先厳しいぞと言われて。それでもまだまだだと思っているので、もっと練習が必要かなと思います」
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