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2017.05.07 (Sun)
【2017トーナメント】決勝 筑波大VS白鷗大
筑波大が力の差を見せて2連覇達成
白鷗大は初の決勝を戦い抜く
66回目となる関東大学トーナメントは2連覇を狙う筑波大と、ここまで8戦をこなして勝ち上がり、初の決勝進出を果たした白鷗大が春の頂点を懸ける舞台に臨んだ。
白鷗大は立ち上がりに#0野﨑(4年・SG)の3Pやフリースローで流れに乗るが、決めきれずにリングからこぼれるシュートもある。筑波大はそうした隙を逃さず、#14波多(3年・SG)がアグレッシブに攻め、#65玉木も豪快なダンクを見せるなどして1Qは24-17のリード。2Q、白鷗大は#44星野(2年・PF)の3Pで追い上げの糸口を作るが、筑波大は#6馬場(4年・SG)が速攻から鮮やかにダンクを決めて勢いには乗らせない。2Qになりコートに送り出された#11増田(2年・PF)も着実に得点して白鷗大を引き離していく。白鷗大は#75シェッハ(2年・C)をコートに戻し、なんとか10数点の差を保ってついていく。残り4分、白鷗大は#0野﨑が反撃のシュートを決めるも筑波大も#11増田が3Pで返し、さらにバスケットカウントを獲得して波に乗ると、前半は48-28。筑波大が前半で20点もの差をつけて終了した。
3Q、筑波大の激しいディナイに遭う白鷗大は思うようにシュートが打てず得点が伸びない。開始3分に#35秋野(3年・PF)がバスケットカウントを決めてようやくこのQ初得点とするが、その間にも着実に得点を重ねた筑波大は既に30点近い差をつけて先を逃げている。#6馬場の2本目のダンクも飛び出し、残り5分でさらに差は開いた。それでも筑波大は手を緩めず激しい攻守で白鷗大を引き離していき、3Q終了時には80-34。46点もの差がついた。白鷗大は攻めてはいるがアウトサイドが入らず、速攻でも筑波大の守りの前に決められない場面が続き、3Qは6点で終了。しかし4Qも諦めずにエース#0野﨑が率先して攻め続ける。しかし大差がついた筑波大もベンチメンバーが気迫あるプレーを続けて最後は115-57。筑波大が実力を見せて2連覇を決めた。
展開としては余裕があったが、コートに出た全員がアグレッシブに攻め続けた筑波大は100点の大台越え。全員出場でも優勝達成となった。春は代表活動で主力が抜けている時間が長く、その点で序盤はチームの息を合わせるのに苦労していた。これは今後もついてまわる問題なだけに、それでも形をいかに保つかが問われるところ。若いメンバーたちはまだこれからの人材も多いが、層の厚さを競争に替えて伸びていければ言うことはない。馬場、杉浦の両エースに続く人材の成長を期待したい。
白鷗大は全9試合を戦い抜いた。こちらも試合経験の浅いメンバーが多いが、試合を重ねるにつれて落ち着きを増していく様子が感じられ、多くの経験を積めたことは今後の糧になるだろう。地道にやり続けて力をつけていくタイプの選手が多いだけに、秋はさらに成長したところを見せて欲しい。
写真上:チームハイを記録した増田は26得点。タイミングやスペーシングなど勘所の良い選手だ。
写真下:最後まで攻め続けた野﨑は15点。プレーでチームを引っ張った。
※筑波大・馬場選手、波多選手、白鷗大・須田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
先を見据えて油断なく戦うために
◆#6馬場雄大(筑波大・4年・SG)
堂々の大会MVPを受賞。大会を通じてチームは危なげない戦いぶりだったが、彼がチームの象徴的存在であることは間違いない。
この春はチームを離れて代表候補としての練習が主だった。筑波大自体が各世代に代表を送り込んでおり、チームの連携としてはまだまだだったといえる状況。それでもこれだけの結果を出したのはチーム全体としての力も上がっている証拠だろう。強い筑波大を作る先陣を切ってきたエースは、既に先を見据えて歩きだしている。
ー優勝おめでとうございます。強かったですが、馬場選手は自分のパフォーマンスに満足がいっていないような様子も見えました。
「最初は代表とかでやってきたことを披露しようとしていたんですが、やはり代表は代表、大学は大学で違うので、今ここまでできたのは切り替えて大学での自分の役割を全うできたからからとは思います」
ーただ、馬場選手がコートにいなくてもこれだけできるというチームの力を見せてもらったようにも思います。
「今大会は本当にそれを見てもらえたんじゃないかなと思っています。今まではヤス(#4青木)だったり佑成(#17杉浦)がコートで引っ張っているというイメージだったと思うんですが、増田(#11)を始め、後輩たちがコートで役割を果たしてくれたなと思います。昨年の4年生が抜けてどうなるかと思いましたが、皆が穴を埋めてくれて本当に頼もしかったです」
ー馬場選手自身は代表としての練習などで、自分の大学でのプレーには違和感はあったのでしょうか? ダンクのミスなども珍しかったなと感じます。
「典型的なのは、日筑戦で合わなかったところなんかはそうですね。ダンクもミスしたことはなかったんですが、ちょっとなぜかは分からないですね」
ーでも強かったと思います。
「でもまだまだ他の大学も差を詰めてくると思いますし、今の状態に満足せずに練習からしっかりやっていかなければと思います。個人個人がプロ志向というのもありますが、それをどう具体的に思い浮かべて努力していくかもプレーに影響してくると思います」
ーこれまで馬場選手や杉浦選手、青木選手などは自主的にもよく練習しているという話を聞いていました。後輩たちはそれに触発されたりしてきているのでしょうか?
「僕達は最近自主練をするのが当たり前になってはいますが、他のメンバーもそうすることが増えてきました。それはヤスや杉浦の後ろ姿見て後輩たちもこのままではいけないと感じて練習する姿も見えています。だから先輩・後輩としても理想の形になってきているかとは思います。これを突き詰めてさらに強くなっていければと思います。特にうちはトーナメント形式には強いですが、リーグ戦では不安定な面があるので、それをどこまで克服できるかだと思います」
ー韓国学生代表との試合、李相白杯もすぐに控えますね。
「ルカ(パヴィチェヴィッチ氏)より習ったことを生かせば十分勝機があると思いますし、遠征などでもそれは実感しています。コートでしっかりそれを見せられるように頑張ります」
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「チームのために必要なことをやっていく」
上級生となってさらに自覚を強く
◆#14波多智也(筑波大・3年・SG)
先頭を切って走り、アグレッシブに攻める姿が目立つ。自分が、というよりも自分がそうすることで他にチャンスが広がればいいという前向きな思いからくるプレーだ。春は代表活動のためにチームを離れる選手が多く、残ったメンバーはより大きな責任感の中で練習を重ねてきた。その分、全員が揃ったときのミスマッチはあったが、その状況でも危なげなく優勝を飾るだけの強さが、今の筑波大にはある。その根幹を支える一人として、今後の活躍にも期待したい。
ー大会を振り返って。
「代表で選手がいない中、大会前の1週間でようやくメンバーも揃いましたがぜんぜんチームとしては完成できなくて、試合をやっていく中でマッチしていく感じでした。そこは良かったんですが、これからも代表活動が続いてメンバーはいなくなることが多いので、それぞれの舞台は違いますがやることをやっていきたいと思います」
ー完成していない状態からこの大会でどこまで完成度を高められたと思いますか?
「噛み合い度具合が7割、8割ぐらいですね。でもしっかりみんなでできるという機会もないので、いるメンバーでそれをしっかり詰めていかなければと思っています」
ーオフェンス面で言うと波多選手がアグレッシブに攻める姿が目立ちました。ここはもう少し合わせのプレーなどもしたい状況でしょうか?
「自分は攻めるタイプですが、雄大(#6馬場)さんや佑成さん(#17杉浦)さんの裏でディフェンスを頑張ったりして貢献していくのがやるべきことです。でもあの人たちもマークにあっている中で自分がきっかけろ作っていけばいいなと。走ることで自分にマークが寄って、自分の後ろに来ている選手の点に結びつくということもありました。マークが来ない場合は自分で行けた部分も多いですね」
ーただ、馬場選手や杉浦選手がベンチに下がっている間でも激しいディフェンスや得点でしっかり戦えているのはすごいなと感じました。
「逆にユニバ組やU19の増田なんかが戻った方が噛み合わなくなったかもしれません。いないときの方が長かったので、チームプレーとしてはその方が良かったというのもあります。だからいなくてもできるし、メンバーが戻ってくればその強力な力を活かせるという2つの戦い方があったと思います」
ーまだメンバーが抜ける時間帯が多いということで、波多選手のリーダーシップなども問われそうですね。
「そこは出していきたいですね。でも自分のためにやっていません。自分はチームのために必要なことをできればといいと思っているので」
ー次はリーグ戦になりますが。
「昨年も言ったと思いますが、筑波は上手いメンバーが多く試合に出るのがどんどん難しいチームになってきています。そこでまたしっかり出られるように頑張ることと、代表活動などで選手が抜けたりするので、その穴埋めというか自分も積極的にやっていきたいです」
ー波多選手も3年生になりました。今年のチームは主将の青木選手がまとめていますが、上級生としてそこをサポートしていこうという思いはありますか?
「今全部ヤスさんに任せきりになっているので、そこで自分だったり太一(#7青木)の3年が盛り上げていければなと思います」
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「支えてくれた人たちに感謝を忘れずに」
9試合の経験を今後の大事な糧に
◆#33須田 昂太郎(白鷗大・4年・主将・SG)
今季のキャプテンを務める須田は、ベンチでの貢献が光る選手だ。昨年の卒業生から主将になることを推薦されて今季のチームをまとめているが、人柄が偲ばれる。
昨年は大会を棄権しており、今年は1回戦からの勝ち上がり。決勝では差がついて集中力を欠く場面もあったが、それでもこの9試合の経験は決して小さくはない。それを個々が生かし、主将がチームを一つの方向へと導いてくれれば、意味ある大会になったと言えるだろう。
ー決勝を終えて。
「結果としては準優勝で追われました。でも悔しい負けになってしまいました。代表クラスの選手がいる筑波大相手にどう戦っていくのか、というのは今後の課題だと思います。この後の新人戦、リーグ戦で挽回していけるように全員で頑張っていきたいと思います」
ー9試合をこなした大会になりましたが、チームにはどんな影響がありましたか?
「昨年大会に出られなかったのでこの大会にかける思いも強かったですし、1回戦目からこうして決勝まで行けたというのは自分たちの自信にはなりました」
ー疲れなどではどうでしょう?
「試合が続いているので疲れはみんな溜まってはいると思います」
ーキャプテンとしてはどういうことをチームに言ったりしていましたか?
「決勝まで来られたというのは自分たちだけの力じゃできなかったことだし、支えてくれた人たちに感謝の気持ちを忘れずにということは言っていました。試合としては少しあきらめたプレーが多かったので、そこはあきらめずにやり続けてほしかったし、そこは課題です。自分がコートに出てプレーしなければというのもありますし」
ー気持ちの切れた部分が見えたのは確かですが、そこでもっと自分が貢献できそうなところはありますか?
「そうですね。自分がもっと声掛けをしたりできただろうし、自分も試合に絡んでいかなければと思います」
白鷗大は初の決勝を戦い抜く

白鷗大は立ち上がりに#0野﨑(4年・SG)の3Pやフリースローで流れに乗るが、決めきれずにリングからこぼれるシュートもある。筑波大はそうした隙を逃さず、#14波多(3年・SG)がアグレッシブに攻め、#65玉木も豪快なダンクを見せるなどして1Qは24-17のリード。2Q、白鷗大は#44星野(2年・PF)の3Pで追い上げの糸口を作るが、筑波大は#6馬場(4年・SG)が速攻から鮮やかにダンクを決めて勢いには乗らせない。2Qになりコートに送り出された#11増田(2年・PF)も着実に得点して白鷗大を引き離していく。白鷗大は#75シェッハ(2年・C)をコートに戻し、なんとか10数点の差を保ってついていく。残り4分、白鷗大は#0野﨑が反撃のシュートを決めるも筑波大も#11増田が3Pで返し、さらにバスケットカウントを獲得して波に乗ると、前半は48-28。筑波大が前半で20点もの差をつけて終了した。
3Q、筑波大の激しいディナイに遭う白鷗大は思うようにシュートが打てず得点が伸びない。開始3分に#35秋野(3年・PF)がバスケットカウントを決めてようやくこのQ初得点とするが、その間にも着実に得点を重ねた筑波大は既に30点近い差をつけて先を逃げている。#6馬場の2本目のダンクも飛び出し、残り5分でさらに差は開いた。それでも筑波大は手を緩めず激しい攻守で白鷗大を引き離していき、3Q終了時には80-34。46点もの差がついた。白鷗大は攻めてはいるがアウトサイドが入らず、速攻でも筑波大の守りの前に決められない場面が続き、3Qは6点で終了。しかし4Qも諦めずにエース#0野﨑が率先して攻め続ける。しかし大差がついた筑波大もベンチメンバーが気迫あるプレーを続けて最後は115-57。筑波大が実力を見せて2連覇を決めた。

白鷗大は全9試合を戦い抜いた。こちらも試合経験の浅いメンバーが多いが、試合を重ねるにつれて落ち着きを増していく様子が感じられ、多くの経験を積めたことは今後の糧になるだろう。地道にやり続けて力をつけていくタイプの選手が多いだけに、秋はさらに成長したところを見せて欲しい。
写真上:チームハイを記録した増田は26得点。タイミングやスペーシングなど勘所の良い選手だ。
写真下:最後まで攻め続けた野﨑は15点。プレーでチームを引っ張った。
※筑波大・馬場選手、波多選手、白鷗大・須田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
[続きを読む]
「今の状況に満足せずに努力を続けたい」先を見据えて油断なく戦うために
◆#6馬場雄大(筑波大・4年・SG)

この春はチームを離れて代表候補としての練習が主だった。筑波大自体が各世代に代表を送り込んでおり、チームの連携としてはまだまだだったといえる状況。それでもこれだけの結果を出したのはチーム全体としての力も上がっている証拠だろう。強い筑波大を作る先陣を切ってきたエースは、既に先を見据えて歩きだしている。
ー優勝おめでとうございます。強かったですが、馬場選手は自分のパフォーマンスに満足がいっていないような様子も見えました。
「最初は代表とかでやってきたことを披露しようとしていたんですが、やはり代表は代表、大学は大学で違うので、今ここまでできたのは切り替えて大学での自分の役割を全うできたからからとは思います」
ーただ、馬場選手がコートにいなくてもこれだけできるというチームの力を見せてもらったようにも思います。
「今大会は本当にそれを見てもらえたんじゃないかなと思っています。今まではヤス(#4青木)だったり佑成(#17杉浦)がコートで引っ張っているというイメージだったと思うんですが、増田(#11)を始め、後輩たちがコートで役割を果たしてくれたなと思います。昨年の4年生が抜けてどうなるかと思いましたが、皆が穴を埋めてくれて本当に頼もしかったです」

「典型的なのは、日筑戦で合わなかったところなんかはそうですね。ダンクもミスしたことはなかったんですが、ちょっとなぜかは分からないですね」
ーでも強かったと思います。
「でもまだまだ他の大学も差を詰めてくると思いますし、今の状態に満足せずに練習からしっかりやっていかなければと思います。個人個人がプロ志向というのもありますが、それをどう具体的に思い浮かべて努力していくかもプレーに影響してくると思います」
ーこれまで馬場選手や杉浦選手、青木選手などは自主的にもよく練習しているという話を聞いていました。後輩たちはそれに触発されたりしてきているのでしょうか?
「僕達は最近自主練をするのが当たり前になってはいますが、他のメンバーもそうすることが増えてきました。それはヤスや杉浦の後ろ姿見て後輩たちもこのままではいけないと感じて練習する姿も見えています。だから先輩・後輩としても理想の形になってきているかとは思います。これを突き詰めてさらに強くなっていければと思います。特にうちはトーナメント形式には強いですが、リーグ戦では不安定な面があるので、それをどこまで克服できるかだと思います」
ー韓国学生代表との試合、李相白杯もすぐに控えますね。
「ルカ(パヴィチェヴィッチ氏)より習ったことを生かせば十分勝機があると思いますし、遠征などでもそれは実感しています。コートでしっかりそれを見せられるように頑張ります」
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「チームのために必要なことをやっていく」
上級生となってさらに自覚を強く
◆#14波多智也(筑波大・3年・SG)

ー大会を振り返って。
「代表で選手がいない中、大会前の1週間でようやくメンバーも揃いましたがぜんぜんチームとしては完成できなくて、試合をやっていく中でマッチしていく感じでした。そこは良かったんですが、これからも代表活動が続いてメンバーはいなくなることが多いので、それぞれの舞台は違いますがやることをやっていきたいと思います」
ー完成していない状態からこの大会でどこまで完成度を高められたと思いますか?
「噛み合い度具合が7割、8割ぐらいですね。でもしっかりみんなでできるという機会もないので、いるメンバーでそれをしっかり詰めていかなければと思っています」
ーオフェンス面で言うと波多選手がアグレッシブに攻める姿が目立ちました。ここはもう少し合わせのプレーなどもしたい状況でしょうか?
「自分は攻めるタイプですが、雄大(#6馬場)さんや佑成さん(#17杉浦)さんの裏でディフェンスを頑張ったりして貢献していくのがやるべきことです。でもあの人たちもマークにあっている中で自分がきっかけろ作っていけばいいなと。走ることで自分にマークが寄って、自分の後ろに来ている選手の点に結びつくということもありました。マークが来ない場合は自分で行けた部分も多いですね」

「逆にユニバ組やU19の増田なんかが戻った方が噛み合わなくなったかもしれません。いないときの方が長かったので、チームプレーとしてはその方が良かったというのもあります。だからいなくてもできるし、メンバーが戻ってくればその強力な力を活かせるという2つの戦い方があったと思います」
ーまだメンバーが抜ける時間帯が多いということで、波多選手のリーダーシップなども問われそうですね。
「そこは出していきたいですね。でも自分のためにやっていません。自分はチームのために必要なことをできればといいと思っているので」
ー次はリーグ戦になりますが。
「昨年も言ったと思いますが、筑波は上手いメンバーが多く試合に出るのがどんどん難しいチームになってきています。そこでまたしっかり出られるように頑張ることと、代表活動などで選手が抜けたりするので、その穴埋めというか自分も積極的にやっていきたいです」
ー波多選手も3年生になりました。今年のチームは主将の青木選手がまとめていますが、上級生としてそこをサポートしていこうという思いはありますか?
「今全部ヤスさんに任せきりになっているので、そこで自分だったり太一(#7青木)の3年が盛り上げていければなと思います」
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「支えてくれた人たちに感謝を忘れずに」
9試合の経験を今後の大事な糧に
◆#33須田 昂太郎(白鷗大・4年・主将・SG)

昨年は大会を棄権しており、今年は1回戦からの勝ち上がり。決勝では差がついて集中力を欠く場面もあったが、それでもこの9試合の経験は決して小さくはない。それを個々が生かし、主将がチームを一つの方向へと導いてくれれば、意味ある大会になったと言えるだろう。
ー決勝を終えて。
「結果としては準優勝で追われました。でも悔しい負けになってしまいました。代表クラスの選手がいる筑波大相手にどう戦っていくのか、というのは今後の課題だと思います。この後の新人戦、リーグ戦で挽回していけるように全員で頑張っていきたいと思います」
ー9試合をこなした大会になりましたが、チームにはどんな影響がありましたか?
「昨年大会に出られなかったのでこの大会にかける思いも強かったですし、1回戦目からこうして決勝まで行けたというのは自分たちの自信にはなりました」
ー疲れなどではどうでしょう?
「試合が続いているので疲れはみんな溜まってはいると思います」

「決勝まで来られたというのは自分たちだけの力じゃできなかったことだし、支えてくれた人たちに感謝の気持ちを忘れずにということは言っていました。試合としては少しあきらめたプレーが多かったので、そこはあきらめずにやり続けてほしかったし、そこは課題です。自分がコートに出てプレーしなければというのもありますし」
ー気持ちの切れた部分が見えたのは確かですが、そこでもっと自分が貢献できそうなところはありますか?
「そうですね。自分がもっと声掛けをしたりできただろうし、自分も試合に絡んでいかなければと思います」
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