2017年07月 / 06月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08月


関東大学新人戦 〜6/11(日)東海大がブザービーターで優勝を決める

西日本学生バスケットボール選手権大会 〜6/11(日) 東海大九州が初優勝

2017.05.05 (Fri)

【2017全関】5/5 決勝戦 大阪学院大VS大阪体育大

ハイペースの展開から大阪学院大が抜け出し連覇
大阪体育大は終盤肉薄するも初優勝はならず


170505YOSHII.jpg 接戦続きの全関もいよいよ迎えた最終日。最終試合は大阪学院大大阪体育大による決勝戦となった。ここまで余裕のある試合運びを続け、昨年に続いての連覇にあと1勝とした大阪学院大に対し、前日は岸田が負傷しながら近畿大を振り切った大阪体育大には初優勝がかかる。タイトルをめぐるそれぞれの思いが交錯する対戦となった。

 試合は立ち上がりからアップテンポな展開が続いた。大阪学院大は#35吉川(4年・SG)、#8吉井(1年・SF・大阪学院大高)のレイアップが決まると、大阪体育大も#9内藤(4年・SF)の3Pなどで応戦し、点の奪い合いの様相を呈す。大阪学院大はこの試合#9雲井(4年・SG)、#13山中(3年・PF)らが好調。コート上の5名でバランスよく加点していく。大阪体育大は#9内藤が積極的に狙い高確率で得点するが、そのシュートが外れリバウンドを制されたところから走られ、#13山中に失点を許し5点差に。大阪学院大が僅かに抜け出した。更に交代出場の#33岡本(4年・PF)もセカンドショットを沈め、1Qで7点をリードする。逆にこの時間帯に苦しい大阪体育大。1Q終盤から2Q立ち上がりにかけては警戒された#9内藤が容易に狙える状況が減り、トラベリングやイージーシュートのミスが目立って停滞。なんとか#13伴(3年・C)の得点でひと息つき、#7山田(2年・SG)が2本の3Pを決めるなどして#9内藤以外の選手が奮闘を見せて食い下がる。しかし大阪学院大のペースは緩まない。#8吉井のゴール下が続き、#30木下(3年・PG)もアウトサイドから決めてリードを堅持。大勢は変わることなく、46−38で前半終了となった。

170505FUJIMOTO.jpg なんとか迫りたい大阪体育大。3Qは#7山田の攻め気が目立った。ジャンプシュート、3Pも決め、#9内藤の得点が伸び悩む中、チームを引っ張る。だが大阪学院大も#8吉井のシュートが落ちず、点差が埋まらない。するとこのQ終盤に#7山田が#9吉井からバスケットカウントを獲得。#9内藤のランニングショット、#4草川(4年・PG)のドライブも続いてじわりと反撃ムードが上がる。3Q終了時点で5点差に縮め、希望をつないだ状態で決勝は最後の10分間を迎える。

 4Q、大阪学院大はゾーンを敷きながら守りを固める。しかし、#8吉井が4つ目をコールされるなどして最後の流れをなかなか掴めない。大阪体育大は相手のディフェンスをかいくぐって#4草川、#30藤本(1年・PG・育英)が得点し、応援席を盛り上げる。大阪学院大も#30木下のレイアップ、#13山中のミドルで返すが、この時間帯も大阪体育大#7山田の外角は好調。3Pを2本決め、#30藤本の得点も出ると5分余りを残してとうとう1点差迫った。だが、追いつかせたくない大阪学院大は#8吉井がすぐにレイアップで返すと、続くディフェンスでターンオーバーを誘い、そのままボールを持ち込んだ#30木下が自ら決めた。大阪体育大はまたも#7山田が3Pを決めるが、流れは大阪学院大にあった。#30木下のジャンパー、#9雲井の3Pと続いて詰められた差を7点に戻した。大阪体育大も、残り3分を切ったこの場面で#9内藤、#13伴の得点が続いて一旦シュート1本差とするが、大阪学院大は#8吉井のミドルですぐに安全圏のリードとした。大阪体育大は最終盤に得たフリースローを落とすなどして、この局面であと一歩の段階でのミスも目立つ形となってしまった。結局最終的に85−79とした大阪学院大が、今季最初の関西のタイトルを手中に収めた。

170505YOSHIKAWA.jpg 相手の高さを前に、これまでのように易々と内藤が得点を伸ばせなかった大阪体育大。この日はその分、山田が発奮して大阪学院大を追い詰めたが、最後までビハインドを埋め切るには至らなかった。しかし、緊迫の接戦をものにし続けて勝ち上がり、準決勝では岸田が負傷交代しながら決勝に駒を進めた。なおかつその決勝でも、この大会で経験を重ねた3年生以下のメンバーが奮闘した。ストレスもかかる舞台で、日を追うごとに各選手が逞しくなっていった印象が強い。悲願の初優勝はならなかったが、確実に経験値を蓄えた次につながる大会となった。

 準決勝までは比較的無難に勝ち上がってきた大阪学院大にとっては、リードはするもののなかなか突き放せないもどかしい決勝戦だった。しかし、勝負どころではディフェンス引き締め、オフェンスに転ずればスピーディな展開から各選手でバランス良く得点し、相手に的を絞らせず。昨年のチームからは得点源だった澤邉が卒業。インサイドにルーキー吉井がそびえるスタイルはこのチームには新しい形だが、終わってみれば順当に優勝を決めたと言えよう。昨年は同じように全関を制したが、その後は戦績を下げていき、インカレ出場はギリギリで決めた。安定した戦績を残していくためには、この優勝で決して満足することなく、ここから更にレベルアップを図る必要があるだろう。

写真上:決勝の舞台でも安定して得点を重ねた大阪学院大・吉井。
写真中:岸田の負傷欠場でスタメン起用された大阪体育大・藤本は、大舞台に臆することなく追撃の得点を奪う活躍を見せた。
写真下:吉川も要所で得点を重ね、大阪学院大を勢いづかせた。

※大阪学院大・福田選手、雲井選手、山中選手、木下選手、大阪体育大・内藤選手、山田選手のインタビューは「続きを読む」へ。



[続きを読む]

【INTERVIEW】

「ベンチで何ができるかといったら雰囲気作り」
複雑な気持ちを封じ、チームのために最善を尽くす

◆#31福田惟吹(大阪学院大・4年・主将・C)
170505FUKUDA.jpg大会に入り、早々に負傷で欠場を余儀なくされた。最終的にチームが優勝を勝ち取った結果には、内心複雑な気持ちもある様子。だが、主将としての責務を全うしなければこの結果はないはずだ。チームも福田がコートに立てないからこそ結束した部分もある。胸を張って良いだろう。復帰時期はまだはっきりしないが、西日本インカレは次月に控えている。主将としての仕事は、これまでと変わらず果たし続けたい。


—優勝しましたが、少し複雑な気持ちはありませんか。
「あります(笑)。自分がコートには立てていないじゃないですか。それで結果を出してくれたことはもちろんめちゃくちゃ嬉しいんですよ。でもベスト自分が試合に絡んでの優勝だったので、最後の年ということで、もやもやする気持ちは、ちょっとだけですけど、あるにはあります」

—それでもキャプテンという立場です。当然その仕事に徹する必要がありますよね。
「この大会は、4回生が2人、3回生が2人、新入生が1人という顔ぶれのスタメンで、自分が出ていればコートで声をかけたりすることができるんですけど、そのコートの中での仕事ができない分、ベンチで何ができるかといったら雰囲気作りですよね。特に新人がコートに立っているので、コートに帰ってきた時に言葉をかけたり、試合前にも声をかけたりして、下の学年の選手が出ている時はそうやって気持ち良くプレーをさせてあげることが僕は大事だと思っているので、そういう環境、雰囲気作りというのを、この3日間は特にやったつもりでいます」

—実際にそれは上手くいきましたか。
「その辺はどうなんですかね(笑)。でも後輩があれだけやってくれて、優勝してくれたので、自分のやったことは間違いではなかったんじゃないかなと、ちょっとは思います」

—今日の試合ですが、リードはしながらもなかなか突き放せずになんとか勝ちを拾ったという展開でした。
「体大は速いペースでバスケを展開してくるので、どっちかというとうちもその型なんですけど、体大の方がそういうバスケットは上手なので、そこに合わせてやってしまった部分があったのが原因だったかなと思います。それと、うちは今年はインサイドが他のチームより大きいので、インサイドで攻めなきゃいけないところで、アウトサイドのミドルショットで押し切ろうとしてしまったのも、一つの原因だったのかなと思います」

—それでも押し切れるのは、強さがあるからではないでしょうか。
「そうですかね。でも他の大学に比べると、うちにはタレントが揃っていると思うので。ただ、その分負けたら情けないという気持ちが他のチームより強いと思います」

—最初のタイトルは獲りましたが、ここで満足するわけにいかないはずです。
「僕が入学してから、インカレには毎年出場しているんですけど、全部1回戦で関東のチームに負けていて、今年新チームが始まって最初のチームミーティングで僕が出した目標が、リーグ戦1位でインカレに出場して、関東のチームに勝って引退しよう。後輩に何か残して引退しようと。それが今年の4年生の目標なので、それがチーム全体の目標になってきていると思うんですよ。それを達成するのがベストだと言えると思います。今年こそインカレで関東のチームに一つでも多く勝っていくこと。まず一つ勝つことが目標ですね」

—実際にそのイメージは現時点でできていますか。
「高さという部分では、去年も小さいということはなかったと思うんですけど、今年は1年の吉井が入って、外も中もできて、3番ポジションもできる可能性があるので、そうなれば3、4、5番ポジションを190センチオーバーで固められるので、高さという関東と戦う上でのマイナスポイントは埋められると思っています。そこで張り合えると大きいので、僕自身かなりやれるんじゃないかなと思います」

----------------------------------------

「僕たちの方が優勝したい気持ちが大きかった」
雌伏の3年間を払拭するアウトサイドを次々と沈める

◆#9雲井峻平(大阪学院大・4年・SG)
170505KUMOI.jpg本格的に公式戦で出場機会を得たのは最終学年となった今大会から。だが、緊張感が張り詰めるのが常の、この決勝という舞台で安定したパフォーマンスを発揮。冷静にアウトサイドのシュートを沈めていき、勝利に欠かせない活躍を披露した。チームとしての優勝、そして自身のプレーぶりに満足感もある。ただ、試されるのはまだまだこれからだ。昨年も全関を制したが、そこからは思うような結果は得られなかった。今年こそは、残されたタイトルを掴み取る気持ちだ。


—優勝おめでとうございます。決まった瞬間のお気持ちはいかがでしたか。
「嬉しかった気持ちが半分と、去年優勝していてその重荷というか、プレッシャーがあったので優勝と、半分半分ですね」

—これまで出番があまりない中で、今大会からスタメンという形ですよね。
「そうですね。去年まで全然出ていなくて、3年間試合に出られない状況で頑張ってきて、今年やっと出られたという形でした。去年の全関でも使ってもらったりしていたんですけど、自分自身のせいでチャンスを潰してしまったような部分があって、そういう意味では今年は気持ち的に、メンタル的に成長できているのかなと思います。それで試合に使ってもらっているのかなと」

—ご自身で心がけているプレーは。
「フリーになったらシュートを狙っていくということは、コーチ陣からも言われています。昨日は全然だったんですけど、それでも打っていけと言われていたので、そこは自信を持ってシュートを打つことを心がけていました」

—今日はそれが結果につながりましたね。
「そうですね。良い場面で入って良かったです」

—1Qでリードし、それを最後まで守りきりました。最終的に勝利できたのは、何が良かったのでしょうか。
「やっぱり僕たちの方が優勝したいという気持ちが大きかったんじゃないかなと思います。体大もアグレッシブにやってくるチームで、僕たちも途中は押され気味だったんですけど、そこで耐えられたのも気持ちの面で負けなかったのが、優勝できた要因だったのかなと思います」

—内藤選手(#9)を警戒していたことと思いますが、その部分でのディフェンスはいかがでしたか。
「そうですね。内藤がボールを持ったらヘルプの体勢までしっかり作るということはミーティングでも言われていて、僕たちも意識していました。それでも決められてしまう場面もあったんですけど、そこは最終的にインサイド陣が頑張ってくれました」

—山中選手(#13)や岡本選手(#33)がそれをマークする形でしたが、それに対しての声かけは意識していましたか。
「今年のチームはしゃべって元気よくやるということを、チームのスローガン的に考えてやっています。静かになってしまうことも若干あるんですけど、そういう時もみんなで声をかけ合っていました。内藤に実際にやられたら、へこんでしまっているところもあったんですけど、そういう時に周りが声をかけてあげれば、あいつらも頑張ろうという気持ちになると思うんで、そういう声かけは大切にしていました」

—キャプテンは福田選手(#31)ですが、雲井選手も最上級生ということで、上に立つ者としての意識は当然あると思います。
「キャプテンが今は試合に出られない状況でした。自分は副キャプテンですが、チームを引っ張るのは4回生だと僕は思っています。みんながもちろんリーダーシップを取るんですけど、僕は一番声を出したり、積極的にコミュニケーションをすることを心がけていて、チーム内でキャプテンがいない状況の中で、リーダーシップを取っていこうという意識はありました」

—昨年の渡邉選手にもリーダーシップがあり、その影響もありましたか。自分たちもそうしないといけない、といった感じに。
「あの姿を見て、僕たちも影響される部分は大きかったです。あの人が教えてくれたことは、自分たちの中にもしっかり残っています」

—最初のタイトルを掴みましたが、今大会の中でも課題はあったかと思います。
「1試合を通じて自分たちのペースを続けるのは難しいんですけど、相手に合わせてしまう時間帯や、気を抜いてしまって相手にリバウンドを取られて速攻に走られてしまう場面がありました。自分たちのミスから崩れてしまう場面があったので、そういうところでもうちょっとコミュニケーションを取ったりする必要があります。そういうところが課題ですね」

—今季は大型ルーキーが入学しました。先輩の目から見て、吉井選手(#8)の活躍はいかがでしょうか。
「今年の関西では大きな留学生や、ごついインサイドが少ないので、あいつもやりやすいと思いますけど、好きなようにやらせたらどんどん稼いでくれます。今大会も、一昨日が実質デビュー戦だったんですけど、とにかく好きにやれと話して。あいつもそれで気持ち良くプレーしてくれて、得点も取ってくれたので良かったです」

—最初の大会は優勝という結果でしたが、ラストイヤーとなる今季はどのようなシーズンにしたいですか。
「西日本は僕は教育実習で出られないんですけど、去年はここで優勝した後に西日本は2位で、リーグ戦は苦しんでしまったので、今年は上位をキープできるように、ここで満足せずに、優勝したからこその課題も見えてきたので、チームがもっと強くなれるように、練習から頑張っていきたいと思っています」

----------------------------------------

「最後の最後で結果が出て良かった」
守り続けたスタメンの座に恥じぬ活躍

◆#13山中将輝(大阪学院大・3年・PF)
170505YAMANAKA.jpg個々の能力の高い大阪学院大。シュートの上手いプレーヤーだが、この大会では縁の下の力持ち的なプレーに徹し、泥臭い仕事に徹していた印象が強い。負けるわけにはいかない最後の試合では、それに加えてミドルレンジのシュートが小気味良くネットを揺らし、確かな存在感が光った。例年になくインサイド陣がチームにあって、以前から守り続けたスタート起用も保証されているわけではないだろう。この先も、チームに必要とされるプレーを継続させたい。


—昨年もスタートとして優勝を経験しましたが、今年の優勝の味は去年と違いますか。
「1年学年が上がったことで後輩も増えて、先輩としての責任感もあって。上級生としては初めての大会だったので、その辺は去年と違ったところだったと思います」

—メンバーが変わってやろうとしているバスケットにも変化が見えますが、プレーしていてどのような違いを感じますか。
「去年はキャプテンの渡邉さんがいて、インサイドで体を張ってくれたんですけど、吉井が入ったことでインサイドが大きくなってリバウンドも強くなりましたし、吉井が20点くらい取ってくれるんで、僕も楽にリバウンドにいけるようになりました。そこが去年とは違うところだと思います」

—その中で、ご自身は何を意識してプレーされているのでしょうか。
「自分の中では得点よりもリバウンドを意識しているのと、来たボールに対してはしっかりと決められるようにすることです」

—リバウンド面でのプレーの出来は、今日はいかがでしたか。
「今日は、昨日や一昨日よりは塞がれてしまった部分がありました。でも今日は得点が稼げたので、そういうところで貢献できて良かったです。ここ最近シュートは不調で悩んでいたんですけど、最後の最後で結果が出て良かったです」

—今日のポイントは、何より内藤選手に対するディフェンスだったと思います。
「吉井がつくことになっていたんですけど、最初にちょっとやられてしまってファウルも重なってしまったので、僕もついて。僕もファウルしてしまって岡本さん(#33)に代わってもらった時間帯もありましたけど、前半の反省を後半に活かせたので、それは良かったと思います」

—19得点に抑えましたが、これは満足して良い結果ですか。
「とにかく外のシュートを気持ち良く打たせたら気持ち良くやらせてしまうので、抜かれても良いので全員でディフェンスするようにと言われていたので、そこを意識してやっていました」

—最後の方では体力的にも厳しかったと思います。
「そうですね(笑)。昨日もフル出場で、一昨日も一番出ていたんですけど、最終日なので頑張るしかないと(苦笑)。気合いで頑張りました」

—吉井選手も体力面で自信が今ひとつと話していたのですが、それでもやりきりましたね。
「頼もしい後輩です。一緒にいて、心強いですね」

—シーズンはまだまだ始まったばかりです。
「去年の西日本では準優勝で終わっているので、そこで優勝を狙うのと、リーグ戦では1位になったことがないので、今年は優勝を狙いにいきたいです。個人的には全試合スタメンで出て、1年間ケガのないように頑張りたいです」

----------------------------------------

「入らない時にどうしたら良いか考えてのアシストやドライブが多かった」
自らが決められなくても、チームを勝たせるためのプレーに徹する

◆#30木下 誠(大阪学院大・3年・PG)
170505KINOSHITA.jpg昨年も全関でしっかりした活躍を見せて、優勝に大きく寄与した。だが、そこからシーズンを追うごとにらしくないシュートミスも目立ち、思い悩む表情が見え隠れした。今大会は、完全復活とまではいかないまでも、試合を重ねるごとに木下らしい勝負どころでの綺麗なシュートが高確率で決まっていた。もちろん、この戦績だけで満足するつもりは毛頭ない。1番ポジションを担うプレーヤーとして、味方を活かすことも重要であることは分かっている。次の大会も、自らしかできないプレーを見せ、目指すのはあくまでも頂点ただ一つだ。


—試合前にチームで話していたことはどのようなことでしたか。
「話していたのは、とにかく優勝のことですね。優勝目指して頑張ろうと」

—リードしながらも、相手に粘られてなんとか逃げ切った展開となりました。
「内藤さんのところは徹底的にマークしていたんですけど、そこでやられてしまったのが、ああいう展開につながったのかなと思います」

—内藤選手へのディフェンスは、チームとしてはうまくいっていたように感じますが。
「そうですね。ただ内藤さんに集中していたところで、外から山田(#7)にやられてしまったので、そこは想定外でもありました。でも結果はついてきたので、そこは良かったです」

—苦しい展開でも勝利をものにできたのは、何が良かったからだと感じますか。
「最終的にはチームみんなでディフェンスを頑張って、最後に打っていったシュートを決めきれたのが勝因だと思います」

—厳しい場面で決めきる姿は、さすがですね。
「そうですね(笑)。ああいう勝負どころで決めるのは好きなので(笑)」

—ただ、昨年のリーグ戦からどちらかというとタッチが良くなかったようにも感じます。現在の調子はいかがでしょうか。
「そうですね。シュートタッチがまだあまり合っていないので、入らない時にどうしたら良いのかを考えた時に、アシストや、ドライブで割っていくということが、今回は多かったのかなと思います」

—シーズンは、これからが重要となります。
「去年は優勝から西日本2位、リーグ戦5位となってしまって。そういう風に落ち込んでいくのではなくて、ずっと良い成績を維持できるようにしないといけないです。チャンスはあると思うので、狙っていきたいです」

----------------------------------------

「ここで過信せずに練習して上を目指していきたい」
この春に味わった悔恨の思いを、秋に結実させたい

◆#9内藤健太(大阪体育大・4年・SF)
170505NAITO.jpg前日の岸田の負傷で、4年生として責任を尽くす気持ちが更に出た決勝だった。ただ、それまでの試合における個人のプレーぶりを考えれば、19得点は合格点とは言えないのかもしれない。西日本インカレは、基本的に最上級生は教育実習で参加できない。ただ、練習を通じて後輩たちに伝えられることはある。これからも今までと変わらずチームのために貢献した先に、優勝という結果はついてくるはずだ。


—昨日は堅さがありましたが、今日は試合の入りは上手くいっていた印象です。
「昨日よりはみんなリラックスできていたと思います。チャレンジするだけだったので、昨日よりは緊張感なくできたと思いますね」

—ただこれまでから考えるとご自身の出来がもう少しだったように感じてしまいます。
「連戦だったので、自分の中で少し疲れがあったのかなと思います」

—相手のディフェンスはいかがでしたか。
「一対一でのディフェンスがきつかったんですけど、ガード陣のカバーも速かったので、それで上手く攻めきれない場面がありました」

—相手のサイズも気になった面はないですか。
「そうですね。大きい分パワーも強いですし、いつもより一対一にエネルギーを使っている分、バテるのが早かったのかなと思います。最後は少し体力的に厳しい部分もありました」

—それでも山田選手たちが得点を稼ぎ、援護する形になりましたね。
「山田がああいう場面で3Pを決めてくれたり、草川(#4)がボールを運んでくれて、助かったというのもありますし、後輩が頑張っているんだから、自分も頑張らないといけないと思ったので、そこは後輩に助けられたなと思います」

—敗れた瞬間、最初に感じたことは?
「やっぱり一番初めには、岸田に申し訳ないなという気持ちがあって。それでも岸田がみんなで切り替えてリーグ戦に向けて頑張ろうという話があったので、あとはリーグ戦を頑張るしかないので、今年こそはインカレに出場するために頑張りたいと思います」

—下級生にとっては、経験の多い大会になったはずです。
「こうやって岸田が怪我で出られない時とか、準々決勝の流通科学戦のように僕や岸田がファウルトラブルになった時に、他のメンバーがしっかり立て直してくれました。チームの底上げがこの大会でだいぶできたと思います。細かいミスをもっと減らしていけば、これでリーグ戦を戦えるという自信がみんなついたと思うので、ここで過信するのではなくもっと練習して上を目指していきたいと思います」

—ご自身のプレーの出来栄えは、全体を通じてはどのように感じていますか。
「去年の全関よりも、自分のやりたいプレーができている感じで、自分自身がレベルアップしていることが分かりました。でもここで満足することはしないで、優勝することはできなかったので、リーグ戦で優勝できる力を身に付けたいですね」

----------------------------------------

「ウェイトして体を大きくして、もっと動ける体を作らないと」
下級生ながら輝く自覚と責任感

◆#7山田友哉(大阪体育大・2年・SG)
170505YAMADA.jpg今大会は相手に警戒されたこともあって、思うように得点を稼げなかった。だがこの決勝では、チームが敗れたものの恥じることのプレーぶりだった。課題だと感じていた体の強さも、地道にウェイトに取り込んだ結果明らかにがっしりしたものとなってきている。西日本インカレと普段の練習でも高い意識を持ち続け、チームにチャンピオンシップの称号をもたらしたい。


—タイムアップの瞬間に感じたことは?
「悔しかったですね。それだけです」

—どのような気持ちで試合に臨んだのでしょうか。
「2日間チームに迷惑をかけている形だったので、今日は岸田さんがいなかったので、その分自分が攻めようと思って試合に入りました」

—前半はシュート率が上がりませんでしたが、後半は好調でした。修正できましたね。
「まずこの前の2日間は本数的に打っていなかったので、少し前半は感覚が良くなかったです。後半は次第に慣れていって入ったのかなと思います」

—最終的に何が勝敗を分けたと感じますか。
「学院の方が体が強いですし、技術的な部分でも相手が上手かったので、スキルの部分もそうですし、体の部分でもウェイトしてもっと大きくして、もっと動ける体を作らないとダメだなと思います」

—それでも昨年よりも体つきがかなり変わったと思いますが。
「去年のリーグ戦からは8キロくらい体重も増えたんですけど、まだ5キロくらい足りないと言われています。まだまだです」

—内藤選手がBリーグを経験して帰ってきました。チームメイトの目から見て、内藤選手が変わったという印象はありますか。
「そうですね。内藤さんがBリーグの練習も経験して帰ってきたら、今までの内藤さんじゃないみたいな感じで(笑)。前以上に積極的に声を出したりとか、積極的に話したりとか、プレーもチームのためにやるという面が伝わってきています。内藤さんも体が大きくなったと思いますし。そこは単純にすごいなと思っています」

—シーズンの戦いはこれからまだ続いていきますが、どのような1年にしたいですか。
「ベスト8がけの京産とのゲームでケガをしてしまっていて、去年のリーグ戦でも最初の3試合はケガで万全の状態ではなかったので、ケアも大事にしないといけないと思い始めています。体を大きくしている分、硬くなってきているので、ケアが重要です。これも足りないと思っています。シーズンを通じて戦える体づくりをして、常に安定したパフォーマンスができるようにしたいです」



関連記事

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:30  |  2017関西  |  Top↑
 | BLOGTOP |