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2017.05.05 (Fri)

【2017トーナメント】5/5 13位決定戦 駒澤大VS東京成徳大

駒澤大が余裕を持って13位を決定
東京成徳大はファウルトラブルで苦しい展開に


170505ootaka.jpg 13位決定戦のカードは駒澤大東京成徳大の顔合わせになった。東京成徳大はここまでほぼフル出場し、ゴール下の得点源である#99ザン(2年・C)が1Qで3ファウルと厳しい状況に。これによりサイズでは有利になった駒澤大は早い展開から得点を刻む。10点差にされかけた東京成徳大は、駒澤インサイドの#65針生(3年・PF)が下がっている間にディフェンスで粘ってシュートを食い止めていく。2Q後半は控え主体にした駒澤大がプレーの精度を欠き、さらに差を大きくする形にはならず。35-24とリードは保つがロースコア気味に前半を終えた。

 3Qの開始22秒で東京成徳大は#99ザンが#65針生に対して痛い4つ目のファウル。しかしベンチには下げずにプレーを続行する。そのザンはオフェンスではゴール下で駒澤大センターをかわし得点を稼ぎ、上手さを見せる。しかし追い上げたいところを駒澤大にアウトサイドを立て続けに決められてしまうと、一気に20点の差がついてしまった。東京成徳大はこの日はアウトサイドが思ったように入らず追い上げるリズムが作れない。4Qは控え主体にした駒澤大がそのリードを維持し、84-70で逃げ切った。

170505kameyama.jpg 駒澤大は昨年と同じ13位で大会終了。ベスト8以内は叶わなかったが、下級生の働きも目だち、秋までにさらにチームとして成長が期待できる。

 東京成徳大は主力のほとんどがフル出場に近い形で大会を戦い続けた。体力的には厳しかったはずだが、明星大に勝利するなど、順位決定戦で一つ勝てたのは大きい。3年、2年が主体のチームだがその分まだまだ伸びしろがあるはず。こちらも秋リーグでの3部復帰に向けて期待が高まる。

写真上:駒澤大は2年生の大髙もこの大会で多くの出番を得た。ここから上級生に食い込んでいきたい。
写真下:東京成徳大・亀山も長時間の出場を続ける中、果敢にゴールを狙っていった。

※駒澤大・前田選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「仲の良さを深めつつ、厳しい面も持たせたい」
主将として軸を固めてチームとしてより強固に

◆#18前田祥太(駒澤大・4年・主将・PG)
170505maeda1.jpg彼が1年時のトーナメントで、駒澤大はダブルオーバータイムで専修大を破ってベスト16入りを果たした。そのとき以来、駒澤大の司令塔としてプレーしてきた前田も遂に最終学年を迎える。今大会は個人的にはもう一つ調子が上がらなかった。チーム目標を果たせなかった責任を、自分が発端だと反省する。その一方、下級生の若々しい力を感じられた場面が多かったことは良い材料としたい。チームとしていい経験を積めたと考え、秋にその積み上げた力をしっかり発揮してもらいたい。


―大会を通して振り返ってみてください。
「ベスト8に入るという目標を掲げて今大会に挑んだんですが、そこでぜんぜん相手との差を感じて、その負けをひきずってしまったのが順位決定戦の国士舘大戦でした。切り替えが難しかったというのはあります。でも最後2試合は勝ちきったのでそこは良かったとは思います」

―その国士舘大戦は前田選手が0点というのが意外でした。試合によって調子の上がらない日というのが見受けられたように思います。
「シュートが入らない日というのはもちろんあると思いますが、崩れてしまったのがディフェンスだったり、リバウンドだったり、自分たちの崩れてはいけない部分が崩れてしまいました。その始まりがキャプテンの自分だったと思うし、それが一番良くなかったと思います」

―個人的な調子は良くなかった?
「今大会を通して調子が良かったのは初戦ぐらいで、自分としてはもどかしい感じでやっていました。でもその中で何ができるかなと。ディフェンスだったり声を出すところを頑張るしかないなと思っていました」

―そういう状況でガードでは澁田選手(#3)や大髙選手(#55)といった下級生たちの頑張りが見えた大会でもあったように思います。
「自分たち4年生は1年生のときから出させてもらっているのでそれなりに経験を積んでいます。下級生がどうやって経験を積むのかがチームとしての課題だったと思うんですが、その中で去年の新人戦で経験を積んでくれて大髙は今しっかりやってくれています。澁田はものすごく上手いので、この継ぎの新人戦、その先も経験してもっともっとやってくれると思います。ガード陣だけではなく、フォワード陣もいい選手はいっぱいいるので、ものすごく頼りにはなります」

―金久保選手(#23)は前田選手がいてくれるので安心するという話をしていましたが、主将として今年はどうチームを導いたり、どんなチームにしたいというのは?
「駒澤大のバスケット部は仲がいいのはずっとあるので、そこを引き継いで信頼が深まるようなチームにしたいと思っています。それが過ぎるとふざける面ばかり出てきてしまうので、厳しい面も持たせるようにというのは意識しています」

170505maeda2.jpg―プレー面で言うとチームとしてサイズはそこまでないので、走るスタイルは継続ですか。
「そうですね。ディフェンスを頑張ってリバウンドまでしっかり取って、走って。速攻が出なくても流れて流れてというオフェンスを目指しています」

―昨年は入替え戦をぎりぎり回避しましたが、新しいメンバーも増えて厚みが増した感じもします。昨年よりできるという手応えはありますか?
「昨年からメンバーがほとんど変わっていないのでやれるとは思っていますが、過信にならないようにしっかり練習して、それを確かな自信に変えられるように頑張っていきたいと思います」



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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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