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関東大学新人戦 〜6/11(日)東海大がブザービーターで優勝を決める

西日本学生バスケットボール選手権大会 〜6/11(日) 東海大九州が初優勝

2016.11.26 (Sat)

【2016インカレ】11/26レポート(5〜8位決定戦)

順位決定戦でも熱戦が続き
名古屋経済大は逆転勝利で5位決定戦へ


 4位以下の順位決定戦は、日本体育大世田谷キャンパスへ場所を移して行われた。青山学院大と早稲田大は、リーグ戦では1勝1敗のカード、また名古屋経済大と関西学院大は西日本インカレでも対戦した、因縁の一戦でもあった。


161126ishiguro.jpg ベスト4進出を逃し順位決定戦へとまわった青山学院大早稲田大の一戦。1Q、青山学院大は#10高橋(2年・C)とその交代で出た#7ナナー(1年・CF・横須賀学院)がゴール下で力強いプレーを見せ得点していく。2Qになると早稲田大が激しいディフェンスと3Pで一度追いつくが、終盤にミスが続いたことで10点差まで開き、35-25で前半を折り返す。3Q、早稲田大は#26富田(2年・C)が頑張りを見せ、ゴール下で点を量産。しかし青山学院大も外角のシュートが当たっていたため点差はなかなか縮まらず。4Q、青山学院大は#3大崎(4年・SG)、#14柏倉(4年・PG)、#24安藤(4年・F)の4年生3人が次々に3Pを沈めて更に差を広げる。早稲田大はなんとか食らいついていき、終盤になって#27濱田(2年・F)が3Pのバスケットカウントで4点プレーを見せるも、追い上げるために必要な時間はもう残っておらず。最後は77-70で青山学院大が勝利した。この結果、青山学院大が5位決定戦へ、早稲田大が7位決定戦へと進むこととなった。

写真:11点の青山学院大・石黒。青学大は4年生4人とも2桁得点で気合を見せた。

※青山学院大・高橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP
終始関西学院大が優勢に試合を展開するも
最終盤に劇的な逆転で名古屋経済大が勝利


161126MATSUMOTO.jpg 西日本インカレでも対戦している関西学院大名古屋経済大が、インカレの順位決定戦でも相見えることとなった。

 関西学院大は、今大会好調の#74中野(2年・SG)がこれまでに違わぬ滑り出し。3Pはもちろん、果敢に中に切れ込んでリバウンドシュートも決める。名古屋経済大#15ジャニパプ(3年・C)の得点は防ぎ切れずとも、その他の選手にはきっちり対応し、先行。2Qには#34池嶋(4年・PF)のレイアップが続き、交代出場の#20横澤(4年・SG)、#27雑崎(4年・PF)も決めてチームを盛り上げた。名古屋経済大はなかなかリズムを掴めず、前半で7点を追うスコアとなった。

 後半も、関西学院大がリードを保つ。#74中野、#34池嶋の両名が豊富な形でのシュートを決めていく。名古屋経済大も、#88木下(4年・F)の3Pや#91松本(4年・PF)のインサイドで得点し、シュート1本差に迫る場面はあるが、都度関西学院大が決め返して余裕のある試合運びを続ける。しかし、ターンオーバーから#15ジャニパプが速攻でダンクを決めると、形勢が変わり始める。関西学院大はすぐに返して一旦リードを4点とするが、残り約2分で名古屋経済大は#91松本が連続でバスケットカウントを獲得し、一挙に逆転に成功。ガラリと形勢が変わり、関西学院大にミスが続く中、名古屋経済大は落ち着いて時計を進めた。最後は61−55で勝利した名古屋経済大の5位決定戦進出がこれで確定。未経験の舞台での戦いが、クライマックスを迎えることとなる。

写真:逆転のバスケットカウントを続けた名古屋経済大・松本を、同級生の比嘉が労う。

※名古屋経済大・木下選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「リーグ戦のときより戦力になれている」
インカレまでの期間、練習に励んで挽回

◆#10高橋浩平(青山学院大・2年・C)
161126takahashi2.jpg青山学院大は下級生を育てることを名目に、リーグ戦では1、2年生を積極的にスタメン起用してきたが、インカレは4年生4人と高橋、という形のスタメンで試合に挑んでいる。高橋は山場の東海大戦で、21得点9リバウンドと奮闘し、存在感を示す働きを見せた。成長途中の選手ではあるが、代表活動にも招集され、自身の立場も分かっている。インカレでは4年生のため、どこまで奮闘できるか。順位決定戦最高位の5位を目指すには彼の確かな働きが必要だ。


―入りは差をつける展開でした。
「出だしは良かったです。みんなディフェンスもしっかりしていたので。1Q10点に押さえられたし、ディフェンスから入れました」

―昨日の負けからの切り替えは難しかったのでは?
「4年生が悔しがっていたし、難しいかなと思いましたが、今日来たときぐらいから普通に『今日2試合頑張ろう』と。監督も言っていたので、4年生と一緒にやれるのは学生の大会では最後なので、あと2試合に全力を注ごうと」

―リーグ戦では早稲田大と1勝1敗ですが、今日はどこ
「2戦目で負けています。気は抜けないし、ピック&ロールが主体なのでそこを潰していこうとしていました。途中結構やられた部分が多かったんですが、自分と弾(#7ナナー)と交代しながらやって、後半ちょっと修正できたので良かったです」

―4年生主体のこのスタメンの形はインカレに向けて決まったものですか?
「リーグ戦のときは4年は4人ではなかったんですが、リーグ戦終わり頃から練習では4年生4人とあとセンターは下級生しかいないので、下級生を使う5人で練習していました」

―高橋選手はその4年生に混じってのスタメンですね。
「自分以外はセンターが1年生2人しかいません。自分が1年分その2人より経験があるので、自分がまだ2年とは言わず、もう2年だという気持ちで、4年生と同じぐらいの気持ちでやらないとなと思っています」

―その中で、準々決勝の東海大戦は、負けはしましたが、21得点でリバウンドなどでも頑張りました。インカレの自分の出来というのは?
「リーグ戦のときよりは少しは戦力になれていると思います。リーグ戦は2順目ぐらいからダメでした。ディフェンスで簡単にやられたり、ゴール下のプレーもそんなに積極的じゃなくて。でもインカレまでの期間で結構練習を積んだので少しは自信がつきました」

―今年は春に代表活動でチームを離れる時間も多く、リーグの準備として十分でしたか?
「代表の活動でもいい経験ができたので、日本では味わえない外国人の高さも経験できたし、1部リーグには外国人センターもいるので、その練習にもなったと思います。でも弾が最初に出ることが多かったので、代表から帰って夏休みの練習では頑張りました。弾にはフィジカルや瞬発系、筋肉の面で負けているので、ゴール下の冷静さや力で勝てない分をどう上回るかを練習中の弾とのマッチアップでやっています」

―あと1試合ありますが。
「昨日負けてしまって、悔しかったです。東海に勝つのが目標だったので。でも順位決定戦も大事なので、5位になって笑って終われるようにしたいです」

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「毎回4年生を中心にチームがまとまっていく」
学生生活最終盤に実感したチームワークの成せる力

◆#88木下峻平(名古屋経済大・4年・F)
161126KINOSHITA.jpg 前半の内容には反省の顔をのぞかせるが、後半に追撃の得点を決めていき、逆転勝利に繋げた。筑波大との対戦ではレベル差を実感したようだが、3連覇を狙うチームと真剣な場所で戦えたことにも満足感を得ている様子。日増しに表情には充実感が漂っている。このインカレでの躍進は、ひとえに他の4年生の力が大きいという。4年間ともに戦ってきた仲間とともに、インカレ最終試合も存分に楽しむ。


—昨日の負けを引きずるような部分はありませんでしたか。
「筑波には同じ北陸の同期の満田(#2)や木林(#8)がいて、すごく楽しみにしていました。もちろん勝つためのスカウティングをコーチは精一杯してくれたんですが、正直実力面ではどう見ても比べようがなくて(苦笑)。勝つというよりは、出せること、やれることを全部やろうという形で挑みました。だから、負けたから今日に引きずったということはありませんでした」

—関西学院大は西日本インカレで対戦していますが、相手側の事情でインサイドの2名が不在でした。今回の対戦は、やはり感覚が違いましたか。
「西日本で対戦したときは、マリック(#15ジャニパプ)のところで完全にアドバンテージがありました。あれだけ体の強い相手はいないので、コーチからも西日本で戦った時とは別のチームだと考えるように言われていましたけど、高さはこっちの方がありますが、強さの部分ではマリックと張り合えるので、全然別のチームでしたね」

—ご自身は、前半は苦しい出来でしたが、後半はシュート率も上がっていきましたね。
「そうですね(笑)。そういう面は、4年目で強くなったところかなと思います」

—西日本インカレと今大会とで、強みの部分で何か違いはあるのでしょうか。
「自分で言うのもあれなんですけど、今回の大会は4年生の力が大きいと思います。スタートでは僕と松本だけですけど、控えに比嘉(#3)と川本(#56)と山村(#26)がいてくれて、僕らがダメな時や足が止まった時に、そうした4年生が覇気を出してエンジンをかけて頑張ってくれます。そうするとリズムがまた作れて、控えが決めるとベンチもまた違った盛り上がりを見せるので、そういうことでチームが本当に盛り上がります。これはどの試合でも良かったですね。色々苦労がありながらも、一緒に乗り越えてきているので、だからこそのチーム力があります。5人ともプライベートでも一緒に遊んだりするくらい仲が良いので、結束力はものすごく高いですね。誰がということではなく、毎回4年生を中心にチームがまとまっていくのが良いところではありますね」

—試合をすればするだけ歴史が変わっていきますが、明日が最終日になります。
「明日の相手(青学大)は、大きさも上手さも自分たちとは全然違いますけど、同じ学生で年齢は一緒で、僕らも練習はしてきているので、萎縮せずに自分たちがやってきたことを思い切り出すだけです。本当に明日が最後なので、悔いのないように思い切り楽しみたいですね」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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