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第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 9月2日より2部以下が開幕
1部リーグは9月9日(土)より
2017 年度 関西学生バスケットボールリーグ戦 9月2日より開幕

2016.11.23 (Wed)

【2016インカレ】11/23レポート(1回戦)

札幌大が熱戦の末に歓喜の1回戦突破
関東7位の拓殖大は1回戦敗退


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 インカレ3日目、代々木第二体育館は1回戦の残りを消化し、2回戦が2試合行われた。各地方1位同士の熱戦が続いた2試合は札幌大と東海大九州が勝ち上がった。また、関東勢は青山学院大が仙台大に粘られたが勝利した。そして、怪我人の復帰がならなかった拓殖大が1回戦敗退となった。

写真:名古屋学院大に勝利し、抱き合う札幌大。多くの面々に涙が見えた。


 九州1位の東海大九州は、東北1位の東北学院との対戦。高さ、速さで凌駕する東海大九州が前半からペースを握った。後半、東北学院は#30清水(1年・F・東北)の3Pや#51今野(3年・PF)らインサイドの粘りもあって2点差にまで迫ったが、東海大九州#21谷里(4年・SF)の3Pが連続で当たり、そこからオフェンスの流れを握った東海大九州が勝利した。昨年はベスト8まであと一歩。今年こそはこの壁を突破したい。

161123sato.jpg 関東6位の青山学院大の相手は東北2位の仙台大。1Qからアグレッシブな仙台大に対し、青学大は調子が上がらず。前半は追いつ追われつの展開で、2Q最後に#14柏倉(4年・PG)が遠くから放ったボールが入るラッキーもあって、39-35となんとか青学大リードで終了。3Qは逆に青学大がスティール等を連発し、攻撃的なところを見せて次第に差を広げると、4Qもリードを保って勝利した。

写真:リバウンドにいく東北学院大・佐藤。東北学院大は青山学院大に食らいつき、惜しくも68-60。


・名古屋学院大vs札幌大(札幌大・田原選手インタビュー)、
・名古屋経済大vs拓殖大(名古屋経済大・松本選手、拓殖大・成田選手、拓殖大・藤井選手インタビュー)、
・東北学院大・今野選手のインタビューは「続きを読む」へ。




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◆PICK UP1
最終盤に訪れた緊迫した瞬間を制したのは札幌大
名古屋学院大は惜しくも一回戦突破ならず


161123nagoyagakuin.jpg 東海1位の名古屋学院大は北海道1位の札幌大と対戦。1Qは互いに譲らぬ接戦に。しかし2Qになると札幌大の勢いが勝った。好ディフェンスから得点を積み増しして開始5分で点差を9に。名古屋学院大も反撃を試みるが、27-34と札幌大リードで前半を終える。

 後半も札幌大ペース。名古屋学院大も食い下がり、何度もあと少しというところまで得点を詰めるが、その度に札幌大に引き離されるという展開が続いた。4Qになっても札幌大リードで試合は進む。しかし、名古屋学院大は激しいディフェンスで相手のミスを誘い、終盤まで一桁差で食い下がった。この執念が実ったか残り3分、札幌大のインサイドの要だった#17山戸(3年・C)の足がつってベンチへ下がると、一気に勝負がわからなくなった。名古屋学院大がディフェンスから札幌大のミスを誘い、じわじわと点差を詰めていくと、残り1分、#31東宏輝(3年・PG)がバスケットカウントを獲得。さらにはゴール下をオフェンスリバウンドで押し込むと、点差は1に。ここからも激しい攻防が続き、残りわずか、名古屋学院大に最後のオフェンスチャンスが。しかし、オフェンスがいい形にならず、残り時間わずかで放ったシュートはネットを通過せず。ルーズボール争いでフリースローを得た札幌大が最後はフリースローを1本沈め、69-72でタイムアップ。両チームがコートで悲喜こもごもの涙を見せる、劇的な一戦となった。

写真:惜しくも敗れた名古屋学院大は、最後のシュートを放った石井をジョオムが抱きかかえた。


「自分たちの色が出せた」
託された思いを次々にゴールへと運ぶ

◆#21田原隆徳(札幌大・4年・F)
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札幌大はリーグ全勝優勝の北海道王者。田原はそのチームのエースを張る。1試合コンスタントに点を取り続けるだけでなく、終盤のここぞという場面での勝負強さも発揮し、合計34点。チームとして2002年以来のインカレ勝利を引き寄せた。田原の得点力と、町田コーチのもと磨いてきたチームディフェンスを引っ提げ、ベスト8をかけた2回戦に挑む。


―立ち上がりはロースコアになりましたが、これは想定通りですか?
「いえ、札幌大は北海道のチームということで、代々木での試合に慣れていないんです。自分は4年間試合に出してもらってきたこともあり、まだいつも通りでしたが、周りは緊張で硬かったと思います。ただその中でも、ディフェンスから走って泥臭くやるという僕たちの特色の中でも、ディフェンスの手応えは1Qの時点で感じていました。オフェンスは1Q13点しか取れなかったですが、2Qから徐々に力が抜けていってシュートが入るようになりました。自分たちの色を出して、自分たちからゲームをつくっていくことができたと思います」

―その結果、2Qには最大15点リードしました。
「そこからまた詰められてしまったのは課題ですね。疲れというより……僕たちやっているほうとしてはそんなつもりはないものの、どうしてもリードしたらそこで気が緩むようなところが北海道リーグでもありました。そこは課題ですが、言い換えればさらに成長できる点です」

―クロスゲームになった終盤、連続得点がありました。そこはもう自分が打つと決めていたのでしょうか。
「はい、自分がエースだという自覚を持っていますし、チームの皆も託してくれているので、絶対決めてやると思っていました。そういった覚悟でこの1年間ずっとやってきて、それをこの代々木で出せたことはとてもよかったです」

―相手の名古屋学院大にはジャア選手(#10)がいましたが、どのような対策で臨みましたか?
「あまり意識はしなかったです。留学生選手がいてもいつも通りに守ろうと。ただ、マンツーとゾーンのチェンジングは思ったよりも効果が出ました」

161123tahara-1.jpg―勝利を決めた瞬間、田原選手たち4年生はもちろん、下級生やスタッフにも涙が見られました。
「単純に嬉しいという気持ちからです。コートに立つ5人が泥臭くボールを追い掛けるだけでなく、ベンチもベンチの後ろの皆もひとつになって応援してくれているのが伝わってきて、全員の気持ちがプレーに出たな、と思います。個人的にもシュートが大事なところで決まったり、つないだりできて、頑張ってきたことが全部出せました。実はまだ勝った時間はわいていないのですが、本当に嬉しいです」

―さて、この勝利を2回戦にどのようにつなげますか。
「名古屋経済大さんと拓殖大さんのどちらが上がってきても、やることは変わりません(※第3試合の結果、名古屋経済大に決定)。自分たちの色を出して、目標であるインカレベスト8を掴めるよう、泥臭く頑張りたいです」


◆PICK UP2
バンバを欠いて挑んだ拓殖大が
初勝利に執念を燃やす名古屋経済大の前に散る


161123mk10dunk-1.jpg 関東7位の拓殖大は東海2位の名古屋経済大と対戦。リーグ戦中に#23バンバ(4年・C)を怪我で欠いたが、インカレでの復帰は叶わずDNPとなった。対する名古屋経済大は#15ジャニパプ(3年・C)を擁する高さと、早い展開で攻め立てる。リバウンドで苦しい拓殖大だが、#39成田(4年・SG)を筆頭に1Qは3Pを決めていった。しかし名古屋経済大はスピードあるプレーで次々にゴールを重ね、戦いは互角。2Qになると拓殖大の外が落ち始めて苦しい時間帯も。#18多田(1年・SG)のシュートで持ち直したが、38-34と名古屋経済大リードで前半終了。

 3Q、拓殖大は#13阿部(3年・SG)がリバウンドを押さえた時間帯は流れができて逆転。しかし名古屋経済大も#91松本(4年・PF)の3P、#15ジャニパプの高さで再逆転するとリードを広げ、#26山村(4年・PF)の3Pが効果的に決まって65-55と10点リードで4Qへ。拓殖大はファウルトラブルが厳しくなり、激しくディフェンスに行けない。名古屋経済大に簡単にシュートを決められ、得点を広げられていく。残り3分、ディフェンスで踏ん張っていた#13阿部(3年・SG)がファウルアウト。その後も快調に得点を重ねた名古屋経済大が、出場3回目にして、関東のチームを倒しインカレ初勝利をあげた。

写真:ダンクにいく名古屋学院大・ジャニパプ。


「今年のチームは勝負強さが身についた」
3度目の出場で初勝利を掴む

◆#91松本健児リオン(名古屋経済大・4年・主将・PF)
161123matumoto.jpg北陸高校時代はベンチに座っている時間が長かった。名経大の最上級生になった今年は、全国の舞台で主将としてコートに立ち、ハッスルしてみせた。勝利の瞬間はベンチにいたが、チームメイトひとりひとりにハイタッチしていく際は輝くような笑顔。この笑顔を少しでも長く見せられるか。


―3度目の正直、おめでとうございます。どんなお気持ちですか。
「ホッとしたの一言です。初出場からの2年間は勝つことができず、ここで結果を出しておかないといけないという気持ちでした」

―相手が拓殖大ということで、どんな対策で臨みましたか?
「拓大は個人技がすごくてピックロールも多いのでそのディフェンスと、リバウンドを取ってからの速攻を意識して練習してきました。あとはマリック(#10)のところを基点にしっかり攻めていけるよう、どんどん中にボール入れることを心掛けました」

―松本選手がずっと声を出し続けていたのが印象的でした。
「それくらいしかできないので。声を出せば皆乗ってくれますし、コミュニケーションも取れる。それによって減らせるミスもあると思うので、積極的に声を出していきました」

―シュートタッチもよかったのではないでしょうか?
「はい、自分としてはこのコートに立つのは去年に続いて2回目だったので、1本目は少し緊張しましたが、2本目からは気楽に打てたのがよかったです。今年が最終学年ですし、自分を表現してやろうという気持ちでプレーしていました。ただ、最後のほうは足がつってしまって……皆に助けられました」

―終盤は交代出場した選手が軒並み活躍した印象です。
「もう皆頼むという一心でいたら、とくに4年生がそれぞれ頑張ってくれて、純粋に嬉しいです」

161123matumorto2.jpg―去年のインカレは延長の末2点差の惜敗でした。そこから今年はどういった取り組みをしてきましたか?
「去年のインカレは勝負強さがなかったと思うんです。今年は練習から試合に近いような状態でやってきた結果、春の東海トーナメントで優勝できましたし、西日本でもベスト4に入れました。4年生が常に『俺らがしっかりやっていこう』と話し合って練習してきました」

―2回戦に向けて、あえて改善点があればそれも教えてください。
「速攻のときにちょっと焦ってしまっていたというか、無理なシュートが何本かあったので、次の試合では落ち着いてプレーできたらよいシュートセレクションができると思います。試合を通して声を出し、雰囲気よくやっていきたい。対戦する札幌大は走るチームなので、声によってピックアップをしっかりするもがひとつのポイントだと思います。初勝利、さらにベスト8に入れたら言うことはありません。目の前の試合に全力で勝ちに行きます」

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「潰されそうになってキツかった」
背負った責任を自分なりに果たした最後

◆#39成田正弘(拓殖大・4年・SG)
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このインカレでは拓殖大のワンエースとして責任を担うことになった。バンバの復帰が難しいことを知りつつリーグ戦を過ごし、迎えたインカレだった。
序盤はシュートもよく入ったが、ファウルが増えるにつれて思うようなプレーに出にくくなった。しかし、最後までシュートを撃ち続けることはやめなかった。エースとして最後まで存在し続けなければならなかったからだ。バンバが担っていた分も背負うことになり、「彼の負担が大きすぎた」と言う池内監督の言葉がこの試合を象徴している。それでも取った得点は30点。意地を見せた。最後のふっきれたような顔には、寂しいような、あるいは安堵したような「終わった」という表情が浮かんでいた。


―バンバ選手(#23)がいないという状況での戦いでしたね。
「始まってずっと競っていて抜け出せなくて、自分で行くしかないのはわかっていたんですけど、中にデカいのがいてキツかったですね、本当に。試合中もずっと。何をしたらいいのかと。日本人選手についてはこちらの方が力があると思いましたが、何をしたら打開できるのか、ずっと考えながらやっていました」

―向こうは高さがあって、動きも早いというか走っていたし、やりにくそうでした。
「イージーシュートはそんなに簡単に打たせてないし、たまたま向こうが難しいシュートが入ったし、難しいシュートを打たれてそのリバウンドを取られたというのが敗因ではあると思います」

―バンバ選手がいたら、という思いもあったでしょうね。相手に留学生センターがいただけに。
「ほんとにそこは悔しいです」

―途中少し成田選手自身、集中が切れそうなときもありましたね。ファウルも増えてしまって。
「今日の審判の感じだと触れたらファウルだなと。自分も3ファウルになっていたし、後半はもう当たれなかったですね。次また吹かれてテクニカル取られたら5つだし、何もできなかったです。だからオフェンスはできたけどディフェンスができなかった。もっと自分なりに当たって守れた部分もあったと思うんですが」

161123bamba.jpg―バンバ選手が怪我して出られないことは先に知っていたというのを聞きましたが、それを一人で抱えているのはしんどかったのでは。
「そうですね。知っていたのでどうにかセンター陣をこの数か月でちょっとでも良くなるように、というのは思いました。でも自分も人の子なのでそうそう簡単にはできずで。でもみんなも1週間ぐらい前に伝えられて吹っ切れた部分もあったので、チームで頑張ろうと切り替えました」

―気持ち的も負担ではなかったですか?
「最後のインカレだし、下級生にいい思いをさせたいですし、関東の意地もありました。すべてが僕に乗っかかってくる訳ですよね。拓殖にはメインで試合に出ている4年生は僕だけです。今日も試合中に潰されそうになりました。キツかったですね…」

―春の準優勝からこのインカレまで、いろんなことがありましたね。
「スタートだけですね、良かったのは。でもまた来年ここから上がって強くなってくれればと思います」

―終わった瞬間、どんな気持ちでしたか?悲しい、という顔でもなかったのですが。
「終わったな〜という感じです。競っていて負けたのではなく、離されていた状態なので、終わったんだな、と。終わる前に『もう終わるんだな〜、終わるんだな〜』と思いながらのプレーでしたね」

161123narita2.jpg―バスケットを続けると聞いてはいますが、大学バスケでやり残したことはありますか?
「点差が離れてくるとちょっと自己中になるんですよね。もっと仲間を信じてできたらなと思いますね。周りをもっと使えるプレーをやれたら良かったです」

―大学で4年間バスケットをしてどうでしたか?
「個人的にもうまくなりましたし、背負う重さもわかりました。それは良かったです」

―4年間で一番うれしかった瞬間は?
「トーナメントで東海に勝って決勝に行った瞬間です。優勝はできなかったですけど、4年間で初めて(トーナメント大会で)3位の壁を破ったので、あの瞬間はうれしかったです」

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「自分がチームに何をできるかずっと模索してきた」
4番ポジションとしての役割に向き合った1年間

◆#55藤井 駿(拓殖大・4年・PF)
161123fujii.jpg治療を続けるバンバがコートに戻ってこられることを信じて練習してきたものの、1週間ほど前にインカレにも間に合わないことがわかった。どこか覚悟していたところもあったとはいえ、この1年間だけでなく4年間バンバを軸に組み立ててきたチームを構成し直すのは難しかったことだろう。藤井個人としても取り組んできたことを出し切れなかった反省を口にした。だが、リバウンドにコツコツ絡んだり、留学生選手相手にも怯まず立ち向かう姿を見せた。コート上はもちろん練習する姿から伝わったものもきっとあるはずだ。


―リーグ後半に続きこのインカレでもバンバ選手(#22)が欠場となった中、インサイドポジションとしてどのように臨みましたか?
「リーグ戦でバンバがケガをして出られなくなり、一気にインサイドの責任が増しました。その中で、今までアウトサイドのメンバーに任せきりになっていた部分が自分の中で浮き彫りになりました。その課題を克服すべくインカレまでの期間は取り組んできたつもりですが、今日はちょっとうまくいかなかったという感じです。インサイドのディフェンスは結構うまくいっていたように思うのですが、オフェンスで自分が最終的にシュートに行かなくても1回攻めて、それで相手を寄らせて捌いたりとか、自分が基点になるような動きがあまりできませんでした」

―試合中、コート内ではどう修正していこうとしましたか。
「ベンチも自分としても暗い気持ちにはならず、まだ時間はあるからひとつひとつやってこう声を掛け合えてはいました。それでも結果としてはじわじわ点差が離れていってしまい、自分たちに力がなかったのかなと思います」

161123fujii2.jpg―4番ポジションは赤石選手が卒業して、チーム内競争も激しかったと思います。そういった中でのシーズンを振り返っていかがですか。
「何かチームの力になれれば、というのは今シーズンずっと念頭に置いていました。春のトーナメントからスタートで使ってもらいましたが、やはりバンバ以外のインサイドポジションの層が薄く、自分がやるべきことをずっと模索してきました。リバウンドとか、それこそオフェンスで誰かが攻めるときスクリーンに行って、ピック&ロールしたりだとか、そういうところを頑張ろうという気持ちで練習していました。インカレ前はリーグ戦の反省の修正に取り組み、今回負けてはしまったのですが、ピックに行ったり、それを使ってもらえたりして、自分たちらしいバスケットも展開できたと思います。ただ、攻めるところはもっと攻めておけばよかったかな、と悔しさがあります」

―これで引退、というのはなかなか実感がわきませんが、後輩たちには拓大バスケをどうつないでいってほしいですか?
「それこそメンタルの部分、技術的な指導は池さん(池内ヘッドコーチ)がやってくれるのでそういうところ以外で、チームに対して自分が何をできるかというのをもうちょっと後輩たちに言葉で伝えてあげたかったですね。今の1~3年生はサイズが小さくなりますが、伝統的な走るスタイル、トランジションの速いバスケットを、インサイドポジションも含めて5人全員が走るバスケをこれからも続けていってほしいです」

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「通用した部分とそうでなかった部分がある」
さらに鍛え上げ来年のリベンジを誓う

◆#51今野 練(東北学院大・3年・PF)
161123konno.jpgゴール下で果敢にプレーし、シュートにいく姿が目立った。全体的にサイズの大きい東海大九州相手に見せられた部分は多い。しかし、それでもまだまだ、と実感する部分が多かったのも確か。東北らしい粘り強さは見せたが、それだけでは勝てないことも認識できているようだ。若いチームゆえにまだ先がある。来年、一回り成長した姿を見せてもらいたい。


―試合を振り返って。
「全国で通用したプレーとしなかったプレー、それがはっきりした試合でした。それを今後に生かして、しっかり練習に励んで、またインカレに出られるように頑張りたいです」

―通用したもの、通用しなかったもの、それぞれどんなものですか?
「通用しなかったのは、高さに対するボックスアウト、フィジカル面で劣っているなと思いました。通用した部分ではシュート力では負けてなかったなと思います」

―東海大九州は大きいですが、インサイド対策は?
「自分たちの今年のチームは小さかったので、ビッグマンに対する練習、ダブルチームに対する練習に取り組んできました。今日は相手チームのビッグマンにボールが入ったときに、ダブルチームをかけにいったんですけど、そこでフィジカル面で劣っていたかなと思います。相手は大きかったです。地力の差はありましたね」

―でも今野選手がリバウンドにも結構絡みましたね。
「まだまだです。もっと頑張りたいです」

―東北らしい粘り強さも見せてもらったと思うのですが。
「それは出せたと思うんですけど、やはり点数は取れなかった。今日も結果的に20点ぐらい離されてしまったので、その差を埋めるようにしていきたいです」

―高さの面ではどういう風にやっていかなければと思っていますか?
「一人では守れなければチームで守ることを共通の目標にすることですね。来年もあるので、リバウンド面、フィジカル面を鍛えていきたいです。うちは33番と25番の4年生以外は、3年生が多く、1、2年も出ているので、どちらかというと来年力を発揮できるチームだと思っています。今回の試合をつなげて来年のインカレを頑張りたいです」

―関東のような強豪チームと試合をする機会もそうそうないのでしょうか。
「5月始めに東海大や筑波大、大東文化大などが参加するTリーグに参加して、試合をする機会があります。そういうところで強いところとやって、慣れればとも思います」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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