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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会開幕
大田区総合体育館、青山学院大学青山キャンパスほか、〜11/26まで

2016.10.29 (Sat)

【2016リーグ1部】10/29レポート(第17戦)

筑波大を撃破した東海大が2位を死守
日本大は最終日を待たずに入替え戦回避を決める


 入替え戦を除けば、残り2日となったリーグ戦は上位、中位、下位にほぼ分かれる形に。上位は、白鷗大が12勝目をあげ、1勝差で追いかける東海大の結果次第では2位浮上の可能性があったが、すでに優勝を決めている筑波大に競り勝った東海大が2位を死守した。

 中位は、8勝9敗で4チーム(青学大、専修大、拓殖大、早稲田大)が並ぶ結果に。下位は明治大が敗れ、日本大が勝ったことで、8位日本大、9位明治大が確定。日本大が入替え戦を回避し、1部残留。明治大は、10位慶應大とともに1-2部入替戦へ回ることになった。


161029takahashi.jpg 2位浮上の可能性をかけた白鷗大と入替え戦回避をかけた明治大は、どちらも譲れない一戦となった。序盤は、積極的な攻めを展開した明治大が先行。白鷗大も#75シェッハ(1年・C・延岡学園)のインサイドや#28川邊(4年・SF)の連続3Pで追いつくと、そこから一進一退の攻防が続く。しかし、3Qに入るとディフェンスからいいリズムで攻撃につなげた白鷗大が一気に2桁差リード。一時3点差にまで詰めよられるが、明治大は逆転できず、試合終了。白鷗大は出だしの悪さを後半の入りでカバー、最後は落ち着いたプレーで70-77。12勝目を飾った。

 明治大が負けたことで勝てば入替え戦回避が決まる日本大は、中位争いを抜け出したい青山学院大との対戦。1Qは日本大リードで終えたが、2Qで#0納見(1年・PG・明成)、#35伊森(1年・F・広島皆実)、#7ナナー(1年・CF・横須賀学院)らの活躍で青学大がリードを一時奪う。しかし、前半終了間際に日本大#24高橋耕陽(4年・SG)が3Pを沈め34-34の同点で後半へ。

 後半は青学大のゾーンディフェンスに攻めあぐねる姿も見られたが、#11門間(4年・SF)、#5仁平(4年・PF)ら4年生の得点でリードを奪った日本大が、最後まで青学大の追撃をかわし、60-68で勝利。これで、最終日に1勝差の明治大と勝敗数が並んだとしても得失点差で1点上回るため、日本大は入替え戦を回避。嬉しい1部残留を決めた。対する青学大は、途中足を引きずる様子を見せたエース#24安藤(4年・F)を後半はベンチに温存、8分台の出場にとどまったことも痛かった。

 4位から7位の中位争いの中にいる専修大と、10位確定となるも入替え戦に向け勢いをつけたい慶應義塾大との戦いは、#10大澤(2年・F)が1Qだけで3P3本を含む活躍により専修大が先行。慶應大も#22トカチョフ(3年・CF)と#11木村(3年・CF)らインサイド陣の得点で対抗するも、#30アブ(1年・C・アレセイア湘南)のダンクも飛び出した専修大が44-29で前半終了。後半に入っても高さで勝る専修大がリードを広げ、4Qには主力メンバーをさげる余裕を見せ、91-66で8勝目を手に入れた。

161029shibuta.jpg 8勝8敗の拓殖大を1勝差で追いかける7勝9敗の早稲田大との戦いは、1Qを13-24と早稲田大がリード。2Qに入っても拓殖大の得点が伸びず、早稲田大ペースのまま試合が続く。後半に入っても状態は変わらないが、試合残り4分になりルーズボールを奪った拓殖大がシュートをねじ込むと一気にヒートアップ。激しいディフェンスからミスを誘い、差を縮めると#11山崎(3年・PG)の3Pで1点差に。しかし、早稲田大#36澁田(4年・G)に3Pを決め返されるなど、あと1歩及ばず。最後は早稲田大が逃げ切り、70-74で8勝目を手にした。

写真上:チームトップの25得点13リバウンドを叩きだした日本大・高橋。門間や仁平とともに4年生としての気持ちを見せるプレーを終始展開。1部残留に大きく貢献した。
写真下:終了間際、猛追の拓殖大が1点差に迫るも、突き放す3Pを決めたのが早稲田大・澁田だ。序盤から果敢にゴールに攻め込む気持ちを見せていたからこそ大事な場面での得点につながった。

※白鷗大・奥野選手、日本大・新号選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆PICK UP
【東海大が終始集中力を見せて筑波大に一矢報いる】

161029game.jpg 1勝差の3位白鷗大が第1試合で勝利したため、直接対決の得失点差では負けている東海大は、敗れれば2位の座を奪われてしまうことに。2位死守を胸に、そしてインカレでの雪辱を期す前哨戦としても負けられない相手として、既に優勝している筑波大との対戦を迎えた。

 1Qは東海大が主導権を握った。序盤、#46生原(4年・PG)の積極的なシュートや#6馬場(3年・SF)の速攻ダンクなども早々に飛び出すなど、筑波大がリズムを掴んだに見えたが、東海大は#4寺園(4年・PG)がこれを阻止。決められてもすぐさま3Pを決め返し、さらには筑波大ディフェンスの隙をついてゴール下でフリーの選手に活かし、アシストパス。その活躍もあり、勢いが増した東海大はディフェンスで筑波大からミスを誘うなど、有利にすすめ、14-20で2Qへ。

 2Qも東海大の流れは変わらず、#13中山(4年・SG)らの連続バスケットカウントでリードを広げると、筑波大はミスが続き、苦しい時間帯に。タイムアウトから立て直しを図り、ディフェンスで東海大のオフェンスを防ぐと流れは筑波大へ。#11増田(1年・PF・福大大濠)が獲得したフリースローで得点を重ね、差を縮める。そこに、#8木林(4年・PF)がジャンプシュートを決めると、25-28の3点差。しかし、タイムアウトを請求した東海大が逆転は許さず。#3大矢(4年・PF)のジャンプシュート、#25平岩(1年・C・土浦日大)のフリースローで再びリードを広げると、#13中山からのアシストパスで#33鈴木(4年・SF)が3Pを沈める。最後、筑波大#6馬場がドライブをねじ込むも、31-40で東海大ペースのまま前半を終えた。

 3Q、筑波大は3ファウルの#8木林にかわり、#81小原(4年・C)をコートへ。3Pが決まらず苦しい状況を、オフェンスリバウンドでチャンスをつなぎ#46生原が倒れながらフリースローを獲得すると、#6馬場がスティールから速攻ダンクを決め、再び3点差。ここで前半1点と抑えられていた#17杉浦(3年・PF)が奮起し、フリースローと3Pを沈め、ついに43-43の同点へ。#6馬場がスティールから速攻でバスケットカウントを沈めると盛り上がる筑波大。しかし、この日の東海大は筑波大の追撃に焦る事もなく、終盤は#13中山の連続得点で48-49と東海大1点リードで最後の10分間へ。

 筑波大は歯車が嚙み合わないのか、シュートがことごとくリングに嫌われ、決めることができず。3分間ノーゴールの間に#24卜部(3年・SF)、#13中山の3Pフリースローなどでリードを広げると、#11白戸(3年・SG)の3Pが決まり、流れは完全に東海大へ。筑波大が再三タイムアウトを請求し立て直しを図るも、#13中山、#4寺園ら東海大4年生がチームを牽引。これに、#25平岩、#白戸など3年生以下のメンバーも続き、試合終了。57-73で東海大が大きな1勝をあげ、白鷗大と1勝差をキープ。2位を死守したまま、最終戦を迎える。

161029nakayama.jpg その東海大は、怪我により#35伊藤(4年・PG)、#81関野(4年・SF)らを欠いたが、残りの4年生・#4寺園、#13中山を中心に、その気持ちを汲んだ下級生が奮闘。特にディフェンスは寄りの早いディフェンスで筑波大の攻撃リズムを崩し、得点源である#17杉浦を前半1点に抑えたことも大きかった。「(ダブルチームなど)指示は出していないが、彼らが自ら危機感を感じて寄ったりスイッチしたりとだいぶ連動というか心配りができるようになってきた」(陸川HC)とリーグ戦を通して3年生以下の成長を優先にし、苦しい試合でも戦い抜いてきたことが結果として出始めている。

 対する筑波大は、「1巡目は全勝だったが2巡目は2敗。ということは我々が成長していないということ吉田監督」(吉田監督)と厳しいコメントを残した。前週で優勝を決めただけに、「優勝チームとして見られることになるのだから、最終週きっちりと勝って終わらせないと意味がない」と選手たちに伝えるも、目指していたものを掴んだ後のモチベーションコントロールの難しさに最終週にして直面した形だ。初めて追われる立場となった今季の新たな課題だけに、インカレにつながるよう最終日をいい形で終わらせたいところだ。

写真上:積極的にダブルチームを仕掛ける東海大ディフェンスにリズムを狂わされた筑波大はシュートが決まらず苦しい試合内容となった。
写真下:前半は寺園、後半はこの中山がチームを牽引した東海大。得点のみならず、アシスト、ディフェンス、リバウンドなど多くのプレーで躍動した。

※東海大・白戸選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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出場機会がなかった昨年度の経験をバネに
「今年につなげたいとずっと思ってやってきた」

◆#18奥野功知(白鷗大・3年・PG)
161029okuno.jpg出場機会に恵まれなかった昨年度は、今年につなげたいという想いを胸にコート上を見つめ続けた。そして、今季は昨年度7位から一気に順位をあげ、最終日を残し3位につけるチームで、スターティングガードを任される立場となった。スピードを活かしたドライブやそこから展開されるインサイド陣へのアシストパスが光る。あと1試合を残したリーグ戦や1発勝負のインカレで、奥野が試合序盤からどうチームをコントロールするかも注目だ。


―今日の試合を振り返って
「前半は入りが良くなくて、流れも良くなかったです。後半は白鷗らしく、ディフェンスから頑張って得点につなげられた部分で勝てたと思います」

―確かに、入りは明治大ペースになってしまいましたね。
「ガードの自分が全然コントロール出来ていなかったことと、あとはミスから最初入ってしまいました。自分の中では、立て直すためにディフェンスを激しくやって速攻からリズムを作っていって、どんどんセットオフェンスを使ってシュートに持っていきやすいよう、バランスよくパスを回してやろうと考えていました」

―3Qは白鷗大の流れになると一気に2桁差をつけましたね。
「あの時間帯は、本当にディフェンスを頑張れたし、スムーズにオフェンスを回せていたので点数が開きました」

―奥野選手自身についてですが、昨シーズンは試合に出られていませんでしたが、振り返るとどうでしたか。
「去年は試合には出られませんでしたが、ベンチの中でみんなから勉強、というか、こういう所はスペースが空いたな、とか、こういうディフェンスができたらいいな、とか、ずっと勉強していて今年につなげたい、とずっと思ってやってきました。だから、今年こうやって試合に出て、チームに役割を任されてやれているのは去年があったからこそだと思います」

―スタートで出る時に心掛けていることは?
「試合の入りについては、自分はスピードが持ち味なので、きっていってパスを回して打たせてあげる、というのを毎回心掛けています。出来はまだ70%くらいでもうちょっとやれると思います」

―奥野選手からみて今のチーム状況は?
「去年に比べてはるかにいいです。チームとしても、暗くなることがないので、明るくやれているところがいいのかなと」

―これで12勝目をあげた白鷗大ですが、リーグ入る前に思っていたことと比べてどうですか?
「ここまで勝つとは全然思っていなかったです。でも、チームのみんなそれぞれが役割をこなせているし、オフェンスもディフェンスも練習でやっている部分がきっちりと毎試合出ているので、その分勝てていると思います。」

―東海大の結果次第ですが、最終日まで2位浮上の可能性を残しています。その結果は意識しての試合でしたか。
「はい、意識はしていました。残りあと1試合も勝って、2位という最高成績を残したいです」

―今のチームの課題と今後に向けて一言をお願いします。
「チームの課題として、点数が入らなかった時はちょっとディフェンスも弱気になる部分があるので、残り1試合とインカレもガードとしてチームをしっかりコントロールしていきたいです」

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自身初となる1部の舞台で感じたのは“ガードの差”
「いい経験としてこれからにつなげていきたい」
◆#6新号 健(日本大・3年・PG)
161029shingo.jpg今季から2012年以来となる1部復帰を果たした日本大。その司令塔を務める新号にとっては、自身初の1部リーグだったが、1部で戦ったからこそ“ガード”というポジションの重要さについて身を以て経験し、そして改めて考える年になったようだ。反省の弁も多かったが、課題にあげたメンタル面をどう克服するか。4年生たちが残してくれた“1部残留”という結果を無駄にしないためにも、来季のリーグ戦までには解消し、気持ちでも先頭に立てるガードになっていてほしい。


―勝利おめでとうございます。入替え戦回避を決めましたね。
「本当によかったです。自分の悪い所なのですが、試合によって気持ちの浮き沈みがあって、それがリーグ戦を通して今年は出てしまいました。その部分を無くさないとこれからダメだと思っていますが、今日の試合は大事な試合だったので、そうならないようにしっかりと気持ちを入れてやれました。気持ちが入っていれば、今日みたいな試合ができますが、まだ自分にはその点について責任感が足りていないです」

―気持ちの浮き沈みはプレーごと、それとも試合ごとですか?
「試合ごとですね。ダメなのですが、気が抜けていたり、自分の疲労度で勝手に頭の中でサボっていたり。自分でもわかっていて、それでチームにたくさん悪影響をたくさん与えてしまいました。網野さん(コーチ)にも「ガードなんだから、ガードがチームの雰囲気を作れ」と言われてします。今日は悪い部分があまり出なくて勝てたので、改めてしっかりしないと、と思います」

―リーグ戦に入る前と比べて、今の状況はどうでしたか?
「1部でもやれないことはない、と思ってのぞみました。でも、1巡目は接戦にはなるけど勝ち切れない、というか。自分たちのミスから逆転されて負けてしまって。東海や青学戦がそうでした。そういうのが多くて、自分がもっとガードとして引っ張っていって自分のプレーができていたら勝ち切れるのかな、と思ったこともあるし、やっぱり1部となるどこのチームにもうまいガードがいます。例えば東海だったら伊藤達哉さん(#35)がリーダーシップもあって上手いとも思います。だから東海に負けた時も伊藤さんとの差で負けてしまった、と思ったし、網野さんからも“ガードの責任は重い”と言われています。そういう意味で、強いチームと戦ったことで、通用したところもあったし、まだまだな所もたくさんあったので、いい経験としてこれからにつなげていきたいです」

―2部だった去年よりも1部リーグで戦っている今年の方が、気持ちの浮き沈みをより痛感しているのでは?
「そうですね。2部だと自分がダメでもなんとなく勝ったりしました。でも、1部だと自分の気持ちの入り方で、全く違うゲームになってしまいます。1部はどこもうまいガードがいるので、ガードの差があると思います」

―この試合は、4年生が苦しい場面でシュートを決めてくれました。
「はい。やっぱり4年生の力は大きいです。去年も入替え戦で4年生が頑張ってくれました。そういう背中を見て、自分も来年4年生になったらみんなを引っ張っていける4年生になりたいです」

―苦しいリーグ戦だったと思いますが、何とか勝ち切った試合もあり、その結果が入替え戦回避を決めたのでは?
「…そうとも言えますが、逆に言えば、明治との2戦目とか自分たちのバスケができなくて、試合を落としてしまったので全然だめです」

―明治大との2戦目で負けはしましたが、残りわずかで3Pを決め、直接対決の得失点差を1点上回ったことで入替え戦回避に大きく近づきました。大きな1本でしたね。
「松脇(#44)が3Pを決めてくれました。1試合目は10点差で日大が勝っている、と直前のタイムアウトで言われていて。(12点差で負けていたので)だから、絶対に3Pを狙え、と。最後に決めてくれたので、あの3Pはとても大きかったです。あれで9点差の敗戦になって勝敗数が並んでも入替戦回避になったので」

―リーグ戦もあと1試合とその先にはインカレがあります。日大らしくどう戦っていきたいですか?
「耕陽さん(#24高橋)だったり、本村(#23)や松脇とか点を取れる人はいますが、ダメな時は耕陽さんが狭いところに攻め込んでしまったり、本村がポンと打ってしまったり。それをもっとチームみんなが理解して、パッシングして、みんながドライブして、それに合わせて。そうやってみんなでやっていけば、まだまだインカレでも勝てるチャンスがあると思うので、みんなでやっていきたいです」

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3年目でしっかりと立つことができた1部のコート
「あの1プレーで自信がついた」

#11白戸大聖(東海大・3年・SG)
161029shirato.jpg筑波大とのインカレ前最後の直接対決で、スタート出場を果たした白戸。飛び込みリバウンドで東海大の好スタートに貢献し、試合終盤は3P2本で筑波大を突き放す活躍を見せた。今季の東海大は、確かな力を持つ4年生をあえてベンチスタートにし、3年生以下の育成を優先。そのせいもあってか、接戦となる試合を何度も経験してきた。しかし、それを経た結果、リーグ終盤で白戸や卜部など3年生以下が大一番で勝利に貢献した姿は、育成の効果が出始めたということ。シーズン終盤になり、チームの厚みを増した東海大からますます目が離せなくなりそうだ。


―筑波戦に向けて、何か指示はありましたか。
「筑波戦だけではないですが、インカレに向けて4年生を男にするために下の学年のメンバーがやらないとダメだ、と言われていて。自分とか卜部(#24)とかが試合に出させてもらっていて、4年生に恩返しするためにやれ、と自分は言われていました。筑波戦だけではなくて、試合に出ることにあたってそういう事を意識しています」

―リーグ戦途中からスタート出場でしたね。
「なぜそうなったかわからないですが…自分は下級生の時はだらしがなくて、全然ダメでした。でも、陸さん(陸川監督)が諦めずにつかってくれて。上級生も思い切ってやれ、と言ってくれます。感謝しなきゃいけないですし、下級生も増えてきたので感じる部分もありました。一番は、試合に出られない人がいる中で、やらないといないと思いました」

―白戸選手を見ていて、下級生時代からもう少し出てきてもよかったのではないかと思っていましたが。
「そこは後悔している部分です。今は試合に出られない下級生の悩みとかを聞きますが、自分も出ていなかったので、その時経験したことを話したりしています。やらなくて後悔していると。試合に出られない経験がこれまでなかったので、まず試合に出られない時に何をすればいいのかが、全くわかりませんでした。大学生となると自己管理が求められますが、バスケの優先順位が下がってしまった時もありました。それが一番です」

―リーグ中に、やらなければいけないと意識が変わったきっかけは?
「きっかけは、スタートで出場する前の1週目の専修大戦です。達哉さん(#35伊藤)が怪我してしまったこともあって、4Qに自分と内田(#15)が出してもらいました。いつもは、ミスしないようにプレーをしていましたが、相手にフィリップ(#30)も居たので思い切ってやってやろうと。そうしたら、うまくいきました。たぶんその1プレーで陸さんが次の試合からスタートに使ってくれて。だから、その1プレーが自分にとってはきっかけです」

―その1プレーの成功体験が変わるきっかけになったのですね。
「たぶんそれがなかったら、自分で言うのもあれですが、こんなに頑張る気持ちにもなっていなかったと思います。その時に、やればできるんだからやろう、という気持ちになりました。今までずっとそれを周りから言われてきていて、なんでそう言われるんだろう、とわからなかった。でも、たまたまその1プレーができたことで自信ができました」

―対戦相手の筑波には馬場選手(#6)、杉浦選手(#17)、青木選手(#4)といった同じ3年生がいますが、彼らの存在は意識しますか?
「それは意識しています。来年は、最上級生にもなって、自分たちの代にもなる。それを徐々に強く感じていて、俺らも負けられないと思っています」

―今回、その筑波大に勝ったことは自信になりましたか?
「いや、筑波はずっと3年生が活躍していますが、自分達は結局大事なところは4年生たちがつないでくれています。今回は、たまたま自分が決めたというだけで、まだ4年生にお世話になっている状況です」

―インカレに向けて、一言お願いします。
「インカレに向けてのリーグだと思うので、この経験をバネにしていきたいです。インカレは、1発勝負で負けたら終わりです。インカレまでにまた時間があると思うので、それまでに自分のスキルもチームの士気もあげていけるように頑張ります」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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