2017年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月


第69回全日本大学バスケットボール選手権大会
大東文化大が筑波大の4連覇を阻止して初優勝

2016.10.17 (Mon)

【2016リーグ2部】10/16レポート(第14戦)

江戸川大、国士舘大との再延長にもつれる激戦を制す
中央大も日体大に快勝、入替戦切符に近づく


 順位の近いチーム同士の対戦が目白押しとなった第14戦。まず、江戸川大国士舘大をダブルオーバータイムの末に撃破。中央大日本体育大を相手に1Q快心の出来で2位をキープした。江戸川大は現在上位のチームとの対戦を一足先に終える形となり、彼らの「4敗」が1-2部入替え戦およびインカレ出場権を占う一つのラインとなりそうだ。もうひとつ注目の現在6、8~10位の4チーム間の対戦は、東洋大と立教大が勝ち星を伸ばした。現時点で下位同士のカードの対戦は次週も続き、気が抜けない終盤戦を迎えている。


161016yasuoka.jpg 東洋大は序盤から走るプレイが出て1Qを24-12とする。駒澤大のアウトサイドが決まって点差が詰まる場面もあったものの、ゾーンディフェンスが効いて8点リードで4Qへ。攻めては#88山本(4年・PF)が確実に決め、守ってはリバウンドを渡さず突き放す。ラスト5分は駒澤大が3P一辺倒になってしまったのもあり、フリースローを1本ずつ積み上げ74-56。ついに連敗を11で止め3勝目。駒澤大に星一つと迫った。

161016kawakami.jpg 立教大-法政大は競り合いとなる。2Q最後に3Pを沈めた立教大が38-30と抜け出したかと思いきや、突き放しては法政大が追いすがる展開に。再三のリバウンドから得点につなげ4Q残り4分64-59とわからない。勝負を決めたのは立教大#4森川(4年・PG)のドライブからの連続バスケットカウント。これで得たリードを守りきり、79-56で大きな6勝目を挙げた。

 他、首位の大東文化大順天堂大のビッグラインナップにやや戸惑いつつも1Qを22-7とすると、主力を休ませながら83-58で勝利。順天堂大は3Pが2/33本に留まった。

写真上:48分間で42得点の保岡(右から2人目)。シーズンベストといっても過言ではない輝きを見せた。
写真下:東洋大・川上はガードながら15リバウンドと貢献。

※東洋大・山本選手のインタビュートは「続きを読む」へ。


◆PICK UP1
【50分間にわたる熱戦は江戸川大の泥臭さが上回る】
161016usui.jpg 前日に日本体育大との4敗対決を勝って波に乗る江戸川大と、5敗と後がない国士舘大。延長も1度では決着がつかず、今2部リーグ随一の総力戦となった。

 1Q、江戸川大は#23保岡(3年・SG)の連続3Pで幕開け。国士舘大も#86下(2年・PG)がタッチよく決め返す。インサイドでも国士舘大#66馬(4年・C)の1on1、江戸川大#12オウマ(1年・C・明徳義塾)のリバウンドシュートと両者譲らず、残り5分16-14。ここから国士舘大が走る展開に持ち込み、フリーになった#0角田(3年・SF)が3Pを確実に決めて19-21と逆転。しかし今度は江戸川大が走り、#23保岡の3Pで締め括って26-25とわずかに前に出る。

 2Q、江戸川大が国士舘大のインサイドを封じ、#12オウマのドライブと#1平岩(3年・SG)の3Pで33-25と流れを掴んだかと思われた。だが、国士舘大は投入された#88板垣(4年・PF)がリバウンドシュートを決めて踏ん張る。ここで江戸川大にパスミスが続き、34-31と再び僅差に。江戸川大は#23保岡が流れながらのシュートやロング3Pを決めて沸かせれば、国士舘大も#88板垣が中外で決め返し4年生の意地を見せる。さらに江戸川大は#44納富(3年・C)のフリースロー獲得、国士舘大は#21池田(1年・SG・小禄)のブザービーターと両サブメンバーの奮闘もあり、どちらに転ぶかわからないまま44-40で折り返しとなる。

 3Q、江戸川大はアウトサイドの確率が落ちるが、#12オウマがリバウンドタップなどでつなぐ。国士舘大も#37阿部(2年・SG)が果敢に攻め込み、56-52と点差は変わらない。国士舘大がゾーンディフェンスを試みても江戸川大#23保岡がうまくスペースを活かす。国士舘大も#12臼井(3年・PF)がゴール下をねじ込む。大きく動いたのは残り1分半から。江戸川大#55平子(4年・SF)、#49飯田(3年・PG)がフリーのチャンスを活かして連続3P、64-54と2桁差がつく。さらに速攻、守っては#44納富のブロックショットと勢いに乗り、極めつけに#23保岡が超ロング3Pのブザービーター。69-56と大きく勝利に近づく。

161016simo.jpg しかし、このまま終われない国士舘大は4Q、#86下が気を吐く。得点後にはプレスディフェンスも展開、8分を残して69-65と元の点差に戻してしまう。さらに江戸川大#23保岡が接触の治療のためベンチに下がった機を逃さず、#12臼井がインサイドで存在感を示す。バスケットカウントのフリースローは落としてしまうものの、リバウンドから#37阿部が3Pを突き刺して70-70とついに振り出しに戻す。残り6分30秒、国士舘大は江戸川大から8秒オーバータイムを奪うと、#88板垣から#12臼井へのインサイドアウトで3Pを沈め逆転。だがすかさず江戸川大#55平子が3Pを決め返し、こちらも最上級生の意地を見せる。さらに#1平岩が1on1を決めた江戸川大リード。残り2分、江戸川大#23保岡が3Pを沈め試合を決めに掛かるものの、今度は国士舘大#88板垣がすぐに返す壮絶な展開に。85-83で迎えた残り1分、国士舘大#12臼井の3P、江戸川大#23保岡の1on1と、1点のリードを奪い合う。ビハインドながらチームファウルが2つしかない国士舘大はタイムアウト明け、江戸川大のスローインにプレッシャーを掛け、スティールに成功。託された#86下が残り4秒でフリースローを得るも、成功は1投に留まり、87-87で決着は延長に持ち越された。

161016ouma.jpg 延長では互いに容易なシュートを許さない。その中で江戸川大は#23保岡がチームファウルフリースローと3Pを決め、国士舘大も#88板垣がマークを吹っ飛ばしてのバスケットカウント、リバウンドシュートを決める。さらに両者フリースローを1投ずつ決めての残り33秒、江戸川大#23保岡の1on1は決まりきらず、#12オウマがリバウンドをもぎ取るが惜しくもトラベリングの判定に。残り5.8秒での国士舘大の攻撃はしのぐも、ベンチに下がる際に異議を唱えテクニカルファウルを取られてしまう。これが個人5つ目に当たり、江戸川大としては不本意に主力を1人欠く形となる。

 再延長、江戸川大は#55平子、国士舘大は#88板垣の両主将が決め合う。江戸川大は#12オウマに代わった#44納富が速攻を決めれば、国士舘大も#51田中(2年・PF)が走り返す。101-101で残り30秒を切り、トリプルオーバータイムも脳裏を過ぎる。江戸川大はここでボールを#1平岩へ。4Qからチームファウルが累積している状況を鑑みて1on1を仕掛けるも、ファウルコールはなし。しかし混戦の中で自らリバウンドを取ってねじ込む。残り3.8秒、タイムアウトを取った国士舘大は#88板垣の3Pに託すも決まらず、#12臼井のリバウンドシュートもしのいだ江戸川大が103-101で勝利を掴んだ。

161016hiraiwa.jpg どちらが勝ってもおかしくなく、江戸川大の得点直後にタイミングよくタイムアップとなったようなもの。江戸川大がその幸運を引き寄せられたのは、4年生の#55平子から1年生の#12オウマまで全員がリバウンドやルーズボールに粘った結果と言えるだろう。国士舘大も持てる力は出し切ったが、及ばず。6敗目となり、1-2部入替え戦進出はかなり厳しくなった。

写真上左:国士舘大・臼井。江戸川大・保岡とのオールラウンダー対決は圧巻だった。
写真上右:気迫のこもったプレイでフリースローを獲得した国士舘大・下を称えるメンバー。
写真下左:リバウンドで身体を張った江戸川大・オウマだが、最後はほろ苦いファウルアウトに。
写真下右:決勝点を決めメンバーと喜び合う江戸川大・平岩。4Qラストのファウルを帳消しにした。

※江戸川大・飯田選手のインタビュートは「続きを読む」へ。


◆PICK UP2
【中央大がバックコートで仕掛けて持ち味を発揮】
161016nakamura.jpg 前日に5敗目を喫した日本体育大は、3敗の中央大に是が非でも勝ちたいところ。1巡目のように重い立ち上がりになるかと思いきや、全く異なる展開となった。

 1Q、中央大はシュートイン後にバックコートプレスを展開。#13中村(2年・G)のスティールから、走り込んできた#7森(4年・PF)がレイアップを決める。日体大がゾーンディフェンスを展開すれば#28鶴巻(2年・F)が3Pを、再びスティールから#13中村がバスケットカウントを沈め、14-4と先手を取る。さらに#7森が逆ミスマッチを突いて飛び込みリバウンドやロングシュートと躍動。残り6分で#13中村が2ファウルとなってしまうも勢いは衰えず、日体大はガード陣を入れ替え、タイムアウトと対応を余儀なくされる。ただ、残り4分に#15八木橋(4年PG・)も2ファウルで交代となると、中央大はオフェンスに停滞が見られる。その間に日体大は#3大浦(1年・SG・広陵)がバスケットカウント、#75赤土(4年・PF)がリバウンドシュートを返して、29-19と10点差に収める。

161016osiro.jpg 2Q、中央大は軽快なパス回しからテンポよくシュートを放ち、決めていく。残り5分15秒、40-27で日体大は#32フェイ(2年・C)と#75赤土を下げスモールラインナップに。中央大のミスを誘うも、中央大と同じディフェンスプレッシャーがファウルとなってしまい勢いをつくるまでには至らない。ただ、ラスト9秒での攻撃で#14大城(4年・PG)がリバウンドタップを決め、明るい雰囲気で後半につなぐ。

 3Q、日体大は#75赤土や#32フェイ、中央大は#13中村と主力にファウルがかさんでいく。その中で中央大が堅守から#7森のレイアップという形を連発、残り3分30秒61-44とリードを広げる。#28鶴巻も続いて走るのに対して、日体大は#3大浦の3Pで何とか67-51で終える。

 4Q、日体大のディフェンスが激しさを増す。しかし中央大は#6柿内(3年・G)らがうまく0度のスペースを使ってゾーンを攻略。残り6分20秒、73-55で日体大はタイムアウトを取り、再びスモールラインナップに。粘り強く守るも、オフェンスが#19田口(3年・F)の孤軍奮闘となってしまう。3Pを狙っていくも、中央大も#15八木橋、#28鶴巻が決め返す。最後にはスターティングメンバーを下げる余裕を見せ、83-68と終わってみれば1巡目とほぼ同じ点数での勝利となった。

161016sekido.jpg 中央大は「相手の大きい2人(赤土・フェイ)にやられないよう、フロントコートで守る時間をなるべく少なくしたい」(荻野ヘッドコーチ)という狙いに加え、日体大のガード・#20小田桐の欠場を突くべくプレスを仕掛け、それが奏功した。その分ファウルがかさんだが、サブメンバーがしっかりとカバー。荻野ヘッドコーチも「スタートの5人以外も意識が高い。思うところはあるだろうがチームのために自己犠牲を払ってくれている」と労った。なお中央大は江戸川大に2勝しており、残り4戦を終えて星が並んでも上回る。それだけ大きな1勝となった。

写真上:中央大・中村は身体能力とリーチを活かしてスティールを連発。チームを波に乗せた。
写真中:日体大は大城を投入するなどしたが流れを引き寄せきれず。
写真下:ベンチで思わず立ち上がる赤土ら4年生の気持ちは大きいだけに、痛い敗戦となった。

※中央大・鶴巻選手のインタビュートは「続きを読む」へ。



[続きを読む]

【INTERVIEW】

「ここまできたら技術よりも気持ち」
チームも自身もさらなるレベルアップを目指して

◆#49飯田鴻朗(江戸川大・3年・PG)
161016iida.jpg江戸川大は昨シーズン、長くコートに立つポイントガードが軒並み4年生という状況だった。彼らが卒業した今シーズン、プレータイムを伸ばしているのがこの飯田。この国士舘大戦でも、コントロール力・得点力に長けた国士舘大のガード陣と渡り合った。本人は「周りに助けてもらっている」と言い、試合中や試合後に青木監督に呼ばれて指示を受ける場面も多くみられるが、逆に言えば期待の表れ。事実、リーグ序盤より存在感を増しており、残り4戦でさらなる成長も夢ではない。


―激戦を終えて、今の心境はいかがですか。
「ここまでチームで支え合って、よい状態で来ています。このダブルオーバータイムを戦って勝てたのも、チームの大きな財産になると思います。個人としては今年が初めてのリーグ戦出場で、皆に迷惑をかけてしまう場面もありましたが」

―対国士舘大は1巡目59-55と辛勝でした。それも含めて、この試合はどんなことを意識しましたか?
「国士舘は去年1部でやっていたチームなので、常に自分たちは挑戦者というつもりでやりました。相手に走り負けないことを目標に、あとはディフェンスで粘って粘って、皆でルーズボールをつないでいこうと。泥臭くやっていくのが自分たちのスタイルなので。苦しい時間帯もありましたが、我慢できたのが今回よい試合になったと思います」

―国士舘大のガードは下選手(#86)を始め得点力が高いですが、ディフェンスで気をつけたことは。
「昨日の日体大戦ではファウルがかさんでしまったので、なるべくファウルせずに止めようというのが1つ。あとはしつこくシュートチェックしていって、落ちたボールのリバウンドを頑張ろうと考えていました」

―13点差を追いつかれてしまった4Qは、勝ち急いだところがあったのでしょうか。
「いえ、ベンチで『また0-0からのスタートだと思おう』と話して、気持ちを切り替えて4Qに臨みました。それでも延長になってしまいましたが、ここまで来たらもう技術うんぬんじゃない、気持ちしかないと考え直して。たとえミスをしても下を向かず、皆でカバーし合って、気持ちで粘っていくだけでした」

―ゲーム中、時折監督に呼ばれての指示はどのような内容だったのですか?
「延長は会場の盛り上がりもあってバタバタしがちなので、『おまえは冷静でいろ』という指示でした。実行はなかなか難しかったですが、これを課題にまた頑張ります」

―先ほど「リーグ戦は初めて」との話もありましたが、ここまで1番ポジションをやってみてと、飯田選手の持ち味を教えてください。
「実は去年まではポイントガードではなかったんです。今年このポジションに転向しました。それもあってまだまだ未熟で、キャプテン(#55平子)や平岩(#1)、保岡(23)たちに助けられている状態ですが、皆声を掛けてくれるので、何とかくらいついています。自分は身体能力を買ってもらっているので、速攻を走ったりリバウンドなどに跳んだりはもちろん、ディフェンスで先頭からプレッシャーをかけていければと考えて取り組んでいます」

―さて、今週の大きな2勝を、残り2週にどうつなげていきますか。
「今はもう素直に嬉しい気持ちなんですが、今日と明日のオフはリラックスして、また火曜日から気を引き締め直します。あと4戦、失速せずに4連勝目指してしっかり準備して臨みます」

----------------------------------------

「少しずつ噛み合ってきている」
苦境の中でも支え合って掴んだ大きな1勝

◆#88山本大貴(東洋大・4年・主将・PF)
161016yamamoto.jpg相手の特徴や個々の調子によって、起用メンバーを大きく変える東洋大。その中でコンスタントにコートに立つのがこの山本だ。3Pからローポストでの1on1までプレイの幅が広いのはもちろん、リバウンドやルーズボールで気迫を見せる。1週目以降勝ち星がなく表情も険しくなりがちだったが、この日はようやく笑顔が見られた。


―ついに連敗を止めました。今のお気持ちは。
「周りから見たら単なる1勝かもしれませんが、自分たちとしては苦しい期間が続く中、勝利を目標にやってきたので、本当に大きな1勝です。これで皆もちょっとは気持ちが楽になったはずです」

―69-73と惜敗した1巡目の課題をどのように活かしましたか。
「昨日の大東大戦でゾーンディフェンスをやってうまくいったので、今日もゾーンをやってみて相手の出方を窺う形でした。駒澤大はシューターがよく3Pを入れてくるので、そこを皆で抑えようと。結果としては何本か決められてしまいましたが、昨日も前半はできていた『ゾーンから走る』というところが今日は1試合通してできたのがよかったです」

―速攻で得点を重ね、リードして4Qを迎えましたが、これまで4Qに逆転されてしまった試合も少なくなく、不安のようなものはありませんでしたか?
「確かにトーナメントの早稲田戦で4Qに12点差を逆転されてしまったときも、4Qにこちらの集中力が切れて立て続けにやられました。不本意ながらそういう展開が多く、たぶん僕だけではなく皆それなりに不安はあったと思うのですが、それがよい緊張感になって、気持ちを引き締めてプレイできたのかなと思います」

―山本選手は4Qもきっちりシュートを決める姿がありました。個人としての出来はいかがですか。
「自分とタケ(#2山口)がいかに点が取れるかが重要だとは思っていました。ただ、僕的にはシュートよりリバウンドで誰にも負けないようにとこの試合では考えていて、それがよい方向にいったのではないかと感じています」

―敗戦が続いていたときの練習は、どのようなことに気をつけていましたか?
「うちはもうディフェンスから走るというスタイルなので、そこを徹底的にやり続けること。そして、バスケットの試合ではある程度のミスは絶対起こってしまうものなので、ミスした相手を責めないこと。とにかく皆でフォローしていこうと話し合ってやってきました」

―この勝利を、残り2週にはどうつなげていきたいですか。
「うまくいかないことも多々ありましたが、ちょっとずつ噛み合ってきています。ここ最近の大東戦(第13戦)や中央戦(第12戦)、日体戦(第11戦)などはそれなりに自分たちのバスケットはできていた、リズムはよかった中での敗戦だったので、今日につながりました。これを機に来週以降も勝っていけたら。江戸川大(第15戦の相手)は勢いがあってサイズも大きいですが、自分たちのバスケをやれば勝てない相手ではないと思います。毎回そうなのですが、チームで楽しくバスケットができれば」

―後輩にバトンをつなぐ意味でも重要な残り4戦となりますね。
「正直、現時点では2-3部入替戦を戦わねばならないかもしれない状況ですが、3部にだけは落としたくない。岩淵(#29)を始め、後輩たちは2部で活躍できる選手ばかりなので、僕たち4年生が何か残すことができたらと思います」

----------------------------------------

「苦しい状況でも切らさずに守れた」
プレイの幅を広げ、チームを押し上げる存在に

◆#28鶴巻啓太(中央大・2年・F)
161016turumaki.jpg昨シーズンからルーキーながら思いきりよく外角シュートを放ち、決めてみせた。今年の新人戦ではサイズのなさを逆に活かす速いバスケットで準優勝。得点だけでなく、地道にリバウンドに絡む姿があった。さらに今リーグではボールが止まってしまう時間帯にドライブで打開し、そこからアシストも生むなど、着実にプレイの幅を広げている。残りの試合も、鶴巻の働きがチームの苦しい状況を救ってくれるに違いない。


―試合を振り返って。
「日体大はサイズが大きいのでどれだけ粘り強くインサイドのディフェンスができるかと、そこから速い展開につなげられるかが重要でした。実際にセンター陣まで全員が走る速攻を何本も出せたので、それが勝因かなと思います」

―1巡目の展開と異なり1Qで大差をつけましたが、違いは何だったと思いますか?
「シュートが入らなかったりとかターンオーバーが続いてしまったりという状況でも、自分たちが粘り強くディフェンスを続けられたのがいちばんの違いだと思います。チーム全体でディフェンスの意識ができていたので、この結果につながりました」

―リーグ中盤の敗戦を活かせた形でしょうか。
「3連敗したときは途中でディフェンスの集中が切れてしまうところがありしましたが、苦しくても切らさずにやっていこうと練習してきて、その成果が今日出たんじゃないかなと。きちんと建て直せたと感じています」

―鶴巻選手個人としても、今日はチームハイの29得点と、調子がよかったのでは?
「はい。リーグここまではあまりシュートが入らなくて(※)、チームに迷惑をかけてしまっていたのですが、この試合はしっかり決めてチームの役に立つことができました」
※萩野ヘッドコーチによると、リーグここまで3Pの確率がチームでいちばん低く2割を切っていたため、発破をかけたとのこと。

―ただ、シューターとして周囲に警戒される中、ドライブが磨かれてきたように見えます。
「ヘッドコーチに、外だけではこれから先勝っていけない、切り込んでいくプレイをもっと増やすようにと言われて練習を重ね、リーグでは特に意識してやっています。手ごたえは感じていますね」

―さて、残り4試合はどのように仕上げていきますか?
「4試合というよりも、1戦1戦、目の前の相手をまず倒すというのを意識して、その先をこだわらずに頑張っていきたい。相手がどこでも、自分たちのよさがでればよいゲームができると思います」



関連記事

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  14:15  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑
 | BLOGTOP |