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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 8/24〜11/10

関西学生バスケットボールリーグ戦 8/31〜11/3


2007.10.20 (Sat)

10/20 関東大学1部リーグ 東海大VS慶應義塾大 第1戦

東海大67(12-21,28-18,15-22,12-23)84慶應義塾大
1020keio.jpg慶應大にようやく笑みが戻った。
青学大と日本大の優勝決定戦のため、試合時間が逆になった第3試合。またガラリとスタメンをチェンジした東海大に対し、慶應大は最初から積極的に攻めていく。一方東海大は#24古川(2年・F)、#33西村(3年・G)が機能しない。一時は逆転したものの、後半再び慶應大が逆転するとそのまま逃げ切り、8連敗の悪夢を脱した。

慶應大の入れ替え戦回避の第一条件は早稲田大が勝利すること。しかし第2試合で早稲田大が日体大に敗北。慶應大の勝利は時すでに遅しではあった。入れ替え戦回避とはならなかったが、それでも慶應にとっては大きな勝利である。

詳しいレポートと慶應大・小林選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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■GAME REPORT■
1020nakahama.jpg東海大のスタメンは#33西村、#24古川、#16鈴木(4年・F)、#36養田(1年・F)、そしてセンターは205cmの#7岩下(1年・C)に対抗するためか199cmの#35中濱(3年・C)。#29嶋田は今週もベンチとなった。1Q開始すぐは#33西村、#35中濱が得点するが、慶應大は先週から調子を上げている#16二ノ宮(1年・G)が2本の3Pとドライブを決めて波に乗ると、#17小林(2年・GF)もそれに続く。東海大はスタメン出場の#36養田が慶應大の高さをかいくぐって連続シュート。しかしファールも多く、1Qは12-21と慶應大がリードした。

2Qも流れは慶應大。#21酒井(1年・F)の3P、#7岩下のゴール下で加点する。東海大は古川に代わった#1石谷(4年・F)がミドルシュート、3Pで得点。慶應大のターンオーバーからディフェンスが甘くなったところでシュートを決めて追い上げていく。最後には#27石井(2年・SG)の3Pで逆転。1点リードで3Qへ。

1020komatsu.jpg3Qは東海大がリードのまま進む。#24古川のミドルシュート、#36養田のドライブで加点する。しかし慶應大もこの日は切れない。#17小林がバスカンを獲得すると、#7岩下もふんばりを見せて得点。残り4分で再びリードを奪う。東海大は決め手となる選手がなく、細かく選手交代を繰り返すが慶應大を脅かすほどのインパクトはない。4Qもそのまま慶應大ペース。ファールを連発する東海大に対し、最後まで手をゆるめない。3Pを連発し、5人が2桁得点を取るバランスの良さを見せて完全に東海大を突き放して久しぶりの勝利を上げた。


◆#17小林大祐(慶應義塾大・2年・GF)
1020kobayashid.jpg4年生のケガによる離脱が続き、小林にとっては苦難のリーグとなった。下級生主体となった慶應のオフェンスのほとんどが小林にのしかかり、ボールをもらうために人の倍はコートを走り回った。一試合47点をたたき出してもチームは勝てず、誤審に泣いた試合もある。8連敗の責任を小林は全て自分で抱え込んでいたと言う。しかし、その彼を救ったのは共にここまで歩んできた仲間だった。


-ここまで苦しかったと思いますが。
「8連敗していてたとえ自分が20点、30点取ってもチームが勝てない状況で。試合の翌日はオフなんですが、その時もずっと自分のせいだとふさぎ込んで、ため込んでいたものがあったんです。でも昨日、一昨日くらいに同じ2年の仲間に『一人でふさぎこまないで俺たちに相談してくれ』って優しい言葉をかけられてちょっと涙してしまって(苦笑)。自分も全部ぶちまけて、それが自分の中ですごく大きかった。話を聞いてくれる仲間が周りにいるというのが。そのためにも今日は頑張ろうと思って」

-チームのみんなが8連敗の全てが小林選手のせいだと思っている訳ではないと思いますが。
「…でも自分ではそう感じていましたね」

-確かに小林選手の顔を見ていれば、責任を感じているだろうとは思っていましたが、じゃあ仲間に言ってもらって心が軽くなった?
「そうですね、精神的にすごく助けられた。同じ2年生で小・中でずっと一緒だったタノ(#19田上、2人は幼なじみ)にも『なんでみんなに言う前に自分に言ってくれなかったんだ』と怒られたりもして(苦笑)。僕、そういうのをあまり言わないんですよ。でもそう言ってもらえてすごいうれしくて。それが本当に大きかった。だから今日はすごく楽にプレーできました」

-本来は4年生が中心になって下級生に少しずつ経験を積ませたかったはず。でもそれができずに下級生をプレッシャーに晒して苦労させた。でも今は1年生も試合で力を出せるようになってきていますよね。
「1年生はもともとできる選手ばかりだし、やはり4年生がしっかり土台を作ってきてくれたからで、僕らはその上でのびのびプレーさせてもらっている。だからそれは本当に4年生に感謝しています。すごくいい経験をさせてもらっていると思います」

-それは去年とは違った意味での経験ですね。
「去年は僕のバスケ人生の中で一番と言えるくらい楽しかった。前にも目標があって、とても追いつきそうにないすごい先輩もいた。それで周囲の評価は低かったかもしれないけど、東海という能力者集団を苦しめたことは自信になりました。それが今年になって状況が一変して、春も苦労したしリーグの最初は自分も去年の感覚から抜け切れていなかった。それは4年生に指摘されたし、結果的にここ(入れ替え戦)まできた。人生でこんなに負けたことは初めてですし。自分のバスケ人生でこんなに追いつめられたことはないという意味では、新しい経験ですね」

-春からケガがあったこともありますが、「これが本当の小林大祐なのかな」と考えさせられる部分はここまで確かにありました。
「それは周りにすごく言われました。先輩にも指摘されて『おまえがやらなければダメだ』と言われたりもしました。まだ2年と言われても自分としてはもう2年なんだと思うし、リーダーシップをもっと練習から発揮していかないといけないとも思います。だからそうやって考え込んでいる時に仲間が声をかけてくれたのは本当に大きかった。仲間に恵まれて、こんなにチーム一丸を感じられるところは他にない。慶應は最高だと思います」

-慶應は全国区のすごい選手もいるし、そうでない人もいるチーム。1部で唯一セレクションもない。でもそれが一体になるからこそいいと思うのですが。
「そうですよね。自分が試合に出ていて悔しい以上に、見ているみんなはもっと悔しいはず。だから今日は本当に勝ちたかったんです。東海には去年負けているのもあったしリベンジしたかった。下級生にもこっちの強い気持ちを相手にぶつけたら勝つという気持ちを見せたかった」

-もう入れ替え戦というのは回避できなくなりましたが、それでもこのチームで一つでも多く戦うことが大事だと思うんですが。
「そうですね。でも今は入れ替え戦というのは考えてなくてとりあえず目の前の試合を一試合一試合こなしていこうと。加藤さんも誠也さん(#6小松)も率先してやってくれているのでそこは気にしていません。今日も悪くない試合だったと思いますが、明日はもっといい試合をしようとロッカーでも話し合ったので、最後まで頑張りたいと思います」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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