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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2016.05.04 (Wed)

【2016全関】5/4 レポート(準決勝、5〜8位決定戦)

準決勝は二試合とも好ゲームに
決勝進出は近畿大と大阪学院大


5/4結果
■大阪市立東淀川体育館
流通科学大学96(22-19,24-17,24-14,26-23)73関西大学
大阪経済大学42(8-12,4-19,15-9,15-14)54天理大学
関西学院大学80(20-25,20-22,22-17,18-26)90大阪学院大学
大阪体育大学73(19-18,15-19,21-12,18-31)80近畿大学

160504OSAKAGAKUIN.jpg 全関は、佳境の段階である最後の2日間の日程に入った。ここからは、優勝を目指すグループと下の順位を争うグループに分かれていく。他の地域での大会同様、それぞれのチームがそれぞれの目標に向け、最終日までの連戦を戦うだけに、言わばチーム力が問われる段階と言えよう。

 そんな中で行われた準決勝は、2試合とも最後まで分からない好勝負となった。第一試合の関西学院大大阪学院大は、関西学院大が17点差から追いつく展開に。近畿大大阪体育大も、途中の二桁差が4Qに同点となり、会場はヒートアップの様相を呈した。
 
 結果として、翌日の決勝カードは近畿大対大阪学院大となる。最近は近畿大が対戦成績で上を行くが、昨年とはガラリとメンバーが変わっているだけに、展開の読めない対戦となるが、今年の関西で最初のタイトルを手にするのは、一体どちらになるか。


160504YAMAZAKI.jpg 一方の順位決定戦は、ともに大差がついた。流通科学大関西大は、序盤から流通科学大が主導権を掌握。得意の速攻を何本も出し、勢いに乗る。関西大は前半こそ一桁点差で終えるが、3Q序盤から#8松浦(2年・SG)の3Pなどで、流通科学大が一気に引き離した。試合はそのままの展開で推移し、終わってみれば96−73とした流通科学大が、前日の敗戦を引きずることなく完勝。5位決定戦行きを決めた。

 天理大大阪経済大は、序盤から天理大ペース。ゆったりした展開の中で#29榎本(3年・SG)が安定して得点を重ね、3Q途中まではダブルスコア以上の差をキープ。大阪経済大も#1木下(3年・SG)の奮闘で、4Q序盤に一旦は10点差にまで詰め寄るが、主力をコートに戻した天理大に再び離された。54−42で、天理大が勝利を収めた。

写真上:応援席も一丸となり決勝進出を決めた大阪学院大。
写真下:インサイドはある程度固定化されている一方、アウトサイド陣はプレータイムを分け合う天理大。山崎を始め、各選手間でポジションを争う。

※流通科学大・松浦選手、天理大・榎本選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【大阪学院大が攻撃の手を緩めず関西学院大を振り切る】

160504KINOSHITA.jpg 準決勝第一試合は、ここまで無難に勝ち上がった大阪学院大と、前日に天理大との接戦を制した関西学院大の対戦となった。

 開始直後は互いにシュートを決め合うも、先にリードを得たのは大阪学院大だった。関西学院大にややミスが出る中、#2渡邉(4年・SG)がシュートを落とさず、#13山中(2年・PF)や#7澤邊(4年・SG)にも速攻が飛び出す。関西学院大もオフェンスは悪くないが、大阪学院大のハイペースに出遅れる形となって1Q終了時に5点ビハインド。2Q開始直後には#7澤邊がスピンムーブから難しいシュートを決めて会場をどよめかせるなど、大阪学院大のオフェンスは緩む気配がない。関西学院大は、インサイドで#5梶井(4年・PF)、#34池嶋(4年・PF)が得点するも、さすがに大阪学院大のようには続かない。2Q5分に#30木下(2年・PG)を許したところでたまらず2度目のタイムアウトを使う。すると、関西学院大は2−3ゾーンを展開。ゾーン開始直後は外からのシュートを決められ一旦は17点差とされるも、#34池嶋がゴール下を制して得点を重ねると反撃開始。#15足立(3年・PG)がレイアップで続き、#22堤も連続得点。大きかった差を7点にまで縮めて後半に繋ぐ体勢となった。

160504ADACHI.jpg 関西学院大は、3Qはディフェンスをマンツーマンに戻す。立ち上がりは、#15足立の3P、#34池嶋のゴール下が決まれば、大阪学院大も#7澤邊が3Pを2連続で沈めて応戦。残り5分以上を残した場面で、関西学院大は#34池嶋が手痛い3つ目を吹かれてベンチに下がらざるを得なくなる。しかし、ここでアウトサイド陣が発奮した。#10松原(3年・SF)のドライブ、#74中野(2年・SG)の3Pなどで迫る。大阪学院大は、相手のプレッシャーに手を焼き得点が単発な状態に陥る。3Qを終えてとうとう点差は2点となった。4Q、開始早々に#20横澤(4年・SG)が3Pを決めて遂に関西学院大は逆転に成功。大阪学院大も#35吉川(3年・SG)が3Pで返すと、ここからは僅かなリードを奪い合う接戦の展開となった。#10松原の合わせで再度関西学院大が勝ち越すも、大阪学院大も#35吉川が再び3Pを決めて、譲らない。

160504SAWABEIKEJIMA.jpg もつれた勝負は、#35吉川が3本目の3Pを決めるとこのQ初めて大阪学院大がシュート2本差のリードを得る。食らいつきたい関西学院大だが、#34池嶋が4回目をコールされて苦しくなる。大阪学院大は更に#30木下のジャンプシュート、#35吉川のタップで畳み掛けに成功。最後はファウルゲームを敢行されるが、フリースローを落ち着いて決めて勝負あった。90—80で、大阪学院大が決勝行きの切符を手にした。

 一時は17点差にまで開いた勝負だったが、2Q後半のゾーンディフェンスとラッシュで、関西学院大は競り合いに持ち込むことには成功。しかし、最後は大阪学院大のオフェンス力がそれを上回った。サイズに乏しい分、リバウンドには一定の課題があるが、木下が操り澤邊や吉川が狙うオフェンスの多彩さは大きな武器。決勝でも、その力を見せられるか。

写真上:木下の多彩なプレーも大阪学院大の攻撃のアクセントだ。
写真中:関西学院大は足立が奮闘するも、大阪学院大に及ばず。
写真下:澤邊と池嶋がリバウンドを競る。お互いに、タフに戦い抜いた。

※大阪学院大・吉川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【何度もリードの入れ替わる攻防を近畿大が制す】

160504IMAMURA.jpg 準決勝のもう一カードである近畿大大阪体育大の対戦も、最後まで分からない内容となった。

 立ち上がりはイーブンの内容。この日スタメンの#20岸田(3年・PG)がいきなり自ら攻め込んで決めれば、近畿大も#15金田(3年・PF)や#16西岡(4年・SF)の外角シュートが決まる。近畿大は#15金田、大阪体育大は#9内藤(3年・PF)と両エースが決め合った形の1Qは19−18とほぼ互角に。ここから2Qに入り、僅かに近畿大が抜け出す。#9濱高(2年・SG)や#24今村(1年・PF・沼津中央)といった面々がバランス良く加点していく。大阪体育大は、前日活躍の#13山田(1年・SG・駒大苫小牧)がファウルトラブルに陥る誤算。しかしベンチから送り出した#14松本(4年・C)が意地の得点で近畿大を追いかける。最後は#9内藤がアイソレーション気味の1対1を決め、前半のビハインドは3点でまとめた。

 この我慢が奏功したのか、3Qは序盤から大阪体育大ペース。#20岸田が3ファウルとなってしまうも、#10大槻(4年・SF)が速攻で次々と決めていき一気に逆転。近畿大は完全に立ち後れてしまい、イージーシュートも落とす場面が目立った。#20岸田が3Pを決めて11点差となるとたまらずにタイムアウトを請求する。

160504KISHIDA.jpg ここで勝負をつけたい大阪体育大だが、近畿大は立て直す。#15金田のゴール下を皮切りに、#16西岡の速攻や#24今村のミドルで差を詰める。大阪体育大は#14松本が孤軍奮闘するも、後手に回る格好で6点差とされたところで3Q終了となった。逃げ切りたい大阪体育大は、なおも#14松本がインサイドで得点。#7杉本(4年・PG)もジャンプシュートを決める。近畿大は苦しくなったかに見えた。しかし、ここで#15金田が2連続3Pをねじ込む。息つく暇なく#9濱高が速攻を決めて残り7分半で同点となった。大阪体育大は、一旦下げていた#20岸田や#9内藤を戻して打開を図るも、#9濱高のフローターで近畿大が再逆転。一旦は大阪体育大#9内藤の3Pを許すも、#15金田、#69中西(4年・PF)が得点し、リードを広げる。ついていきたい大阪体育大だが、やや不運な笛もあって糸口が掴めない。すると近畿大は、#16西岡がリバウンドシュート、3Pと得点を続け、じわりと勝利に近づく。大阪体育大は#20岸田が意地の3Pを決めるなどで諦めない姿勢を示すが、その都度近畿大に決め返された。最後はファウルゲームに出るが、自らのシュートが決まらず天を仰いだ。80−73で勝利した近畿大が、今年も決勝に進むこととなった。

 立ち上がりから競り合い、3Qには二桁のリードを奪った大阪体育大。優勝を渇望する意地を見せたが、近畿大にも第1シードとしての意地があった。今大会絶好調の金田のみならず、西岡や今村といった面々も要所で得点し、相手に的を絞らせなかった。ソウら実績のある選手が抜け、今年は力が落ちるのではないかとも見られたが、とうとう頂点まであと1勝となった。今季も関西の主役の座を保ちたいところだろう。

写真上:ルーキーらしい思い切りの良さで近畿大を牽引した今村。
写真下:大体大・岸田は自ら攻め込む姿勢を随所に見せた。

※近畿大・西岡選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「去年と同じ結果にならないように
負けても切り替えてプラスにする」
◆#8松浦慎哉(流通科学大・2年・SG)
160504MATSUURA.jpg大阪体育大に競り負けたが、気落ちすることなく関西大を退けた流通科学大。松浦は3P中心にスコアを稼ぎ、個人としてもチームとしても良い内容で5位決定戦に臨む。昨年は踏ん切りがつかずに2部降格を喫したが、それを踏まえて今大会に挑み、ここまでの結果を残している。最後の天理大は強敵だが、笑顔で大会を締めくくり、今後に繋げていきたい。


—昨日は競り負けを喫し、今日に向けて気持ちの切り替えはいかがでしたか。
「ここに残っている中では自分らだけ2部で、去年降格して悔しい思いをしたので、一つでも多く1部のチームに勝とうと。昨日も挑んで、負けて。でも1部を倒すために切り替えないと今日も負けてしまうので、去年と同じ結果にならないように、負けても切り替えてプラスにしていこうという考えで今日も頑張りました」

—京産大と関西大に勝利し、内容的に充実の大会となっていますね。勝てなかった去年とは何が違いますか。
「去年は4回生が多かったんですけど、4回生に頼り過ぎてしまっていて。下級生も試合に出るんですけど、下級生が上級生に頼ってばっかりなので、今年は1回生も練習から4回生に気を遣わず、練習からバチバチやって。試合でみんなが活躍出来るように、練習の意識の高さが去年とは違うと思います」

—それが今年の良さということですね。
「そういうことですね。4回生が中心となって、でも上下関係抜きにみんなが頑張るという意識でやっています」

—明日は最後の5位決定戦ですが、どのような戦いにしたいですか。
「相手は天理だと思うんですけど、身長差があって体の大きさも違うんですけど、それでもシュートを決めるのが自分たちの持ち味なので、相手にビビらずにいきたいです。パスを回しながら、点を取れるところは取って、リバウンドもみんなで取りに行って。みんなで走って勝とうと思います」

—3P好調ですよね。ランキング上位も見えていると思います。
「やっぱり個人としては去年のリーグ戦で3P王になったんですけど、他のシューターには負けたくないという意識はあります」

—元々シューターなんですか?
「いや、元々自分はずっとガードをやっていました。でも点も取れないといけないので、練習で3Pもちょこちょこ練習して、取れるところは取るというスタンスでしたね」

—3Pシュート自体には自信は持っている?
「いや、持ってはいないです(苦笑)。出来ればジャンプシュート、1対1で点を取っていきたいんですけど、マークが離れると3Pが効くので。マークが寄れば1対1も効いてくるので、3Pも大切だと思って、意識してやっています」

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「次は上級生にもなった自分が引っ張らないと」
心技ともに一つ上のレベルへの成長を目指す
◆#29榎本一輝(天理大・3年・SG)
160504ENOMOTO.jpg昨年の天理大は幡本からの長いパスで速攻に出た榎本が決めることも、特徴のひとつだった。その幡本が卒業し、本来のフォーメーションバスケを磨いている天理大にとって、榎本がドライブだけでなくアウトサイドで稼いでくれるのは心強い。準々決勝の内容に反省をのぞかせるが、昨年のリーグ準優勝チームだけに順位決定戦を勝ち抜くことは至上命題である。上級生となり、責任ある立場にもなった。好調を維持し、最後の試合でもチームを勝たせる役割を果たしたい。


—昨年のリーグ戦でお話を伺った時には、外のシュートはこれから磨く必要があると話されていましたが、今大会好調ですよね。
「いやあ(苦笑)。最初の方は良かったんですけど、昨日の試合はダメダメでした。(今日も入ってましたけど?)まあそうですかね(笑)。でも、昨日はメンタルをやられました」

—というと、序盤で苦しい展開になったことですか。昨日の試合(関西学院大戦)ですが。
「そうですね。天理はフォーメーションのバスケですけど、昨日は全然運べなくて。中に入らなくて、最後に1対1で終わってしまって。天理のバスケが全然出来ていなかったです」

—やはり関学大がガード陣にプレッシャーをかけているのは感じましたか?
「そうですね。それでずっと関学ペースで進んだのかなと」

—天理大は、ガードは今のところあまり固定化されていないですよね。タイムシェアしている印象です。
「そうですね。本当は、そこは梶井(#30)なんですけど、今ちょっと腰を痛めていて。キャプテンの中村さん(#7)もいるんですけど、先生は平(#6)に経験を積ませたいということで、ガードはこれからですね」

—幡本選手が卒業したのはやはりダメージがありますか。
「はい。痛いですね。そこを何とかして、西日本インカレで挽回したいところです」

—今大会に臨むチームの雰囲気はいかがでしたか。
「雰囲気はすごく良かったんですよ。みんなで『優勝しよう』と言っていて、『関学戦が一番大事』とも言っていたんですけど、気が抜けたような場面もあって。ちょっと上手くいきませんでした」

—今回は榎本選手が自ら得点を稼いでチームを引っ張ろうとする姿勢が見て取れます。
「そうですね。今日は、昨日ダメだったのでなおのこと次頑張ろうという意識で。上級生にもなったので、次は自分が引っ張らないといけないです」

—最後の5位決定戦はどのように臨みたいですか。
「展開が速い相手なので、ディフェンスはディナイからやって展開を止めて。オフェンスは天理のフォーメーションがやれるように、自分が引っ張っていかないといけないです。(4回生も多くないですし。)そうですね」

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「激しいディフェンスから走るバスケットを徹底する」
舞台が決勝でも、大阪学院らしく戦い抜く気持ち

◆#35吉川拓己(大阪学院大・3年・SF)
160504YOSHIKAWA.jpgこの日は攻守両面で効いていた。ディフェンスでは足を使って対面の堤らに簡単にボールを運ばせず。前半は確率の上がらなかったシュートについても、4Qの重要局面で3本の3Pを決めて存在感をアピール。昨年のリーグ戦、新人戦を経て成長を遂げた印象が強い。同じチームの澤邊や木下のような派手さはなく、大阪学院大ではどちらかと言うと堅実なタイプ。しかし、そうであるからこそ激しい舞台で輝く存在である。


—決勝進出おめでとうございます。お気持ちはいかがでしょうか。
「とりあえず、去年のチーム(の成績)を越えることも目標にしてやってきて、それを越えられたので凄く嬉しいです。満足感もありますね」

—関学大相手ということで、意識していたことは何ですか。
「まずディフェンスをやって、そこから走るという自分たちのやるべきことを、みんなで徹底して。それと、相手は池嶋さん(#34)がすごくリバウンドに強いので、みんなでリバウンドに行こうという意識でやりました」

—そのリバウンドの出来はいかがでしたか。
「うーん……。もうちょっとみんなで行けたら良いなとは思います。ただ、勝ったには勝ったので、最低限合格だったかなとも思います」

—前半の残り2分くらいまでは理想的な展開でしたね。
「そうですね。そうなんですけど、それから相手のゾーンにハマってしまって、自分たちのリズムが狂っちゃって。でも、その中でもすごく4回生が声を出してくれて、それが支えとなって、最後に離せました」

—2−3ゾーンでしたよね。最初はシュートが入って、上手く攻略出来ているかなとも思いました。
「一回インサイドに入れたりしたかったんですけど、どうしても外ばっかりになっちゃって。それでああいう展開になっちゃったのかなと思います」

—最後に吉川選手が決めて勝った試合でしたが、それよりむしろ前半から守備に重点を置いてプレーされていた印象が強いです。
「はい。行広さん(監督)に、守備起点で攻撃が始まるから、そこを徹底して守れと言われていて。それは意識していました」

—シュートは、前半はあまり決まっていませんでしたが、最後に良い場面で決まりましたね。
「あそこは味方が良い感じでフリーを作ってくれて。シュートも打ちやすかったです」

—お互いにバタバタする場面も試合途中にありましたが、気持ち的に平常心は保てていましたか。
「はい。4回生がすごくリーダーシップを取ってくれて、そこはやりやすかったです」

—明日が決勝ですね。
「そうですね。ディフェンスから激しくやって、走るという学院のバスケットを徹底してやっていきたいですね」

—昨日渡邉選手(#2)が、2週間くらい前のミーティングからチームの雰囲気が良くなってきたと話していたのですが、それは吉川選手も感じますか。
「そうですね。ミーティングで、チームの目標を確認してから練習に臨んで。そこからチームの雰囲気も良くなって、良い感じに進んでいきました」

—渡邉選手がメンタル面で支え、澤邊選手(#7)はプレーで引っ張る役割ということなのですが、選手としてもそれは感じますか。
「そうですね。澤邊さんのプレーなんて、凄いの一言ですね(笑)。すごく頼りになります。(練習中は?)練習中からもああいう感じです」

—ということならば、大阪学院大には隙はないのかなと感じます。
「そうなんですかね(苦笑)。でも、ちゃんとやれば、隙は無いと思います」

—まだ大阪学院大での優勝経験は、吉川選手はありませんよね?
「はい。なので何としても勝ちたいです」

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「常に自分のやることをやるしかない」
緊張感漂う舞台でも自分の仕事をこなすのみ

◆#16西岡伊織(近畿大・4年・SF)
160504NISHIOKA.jpgエースとなっている金田や、インサイドのキーマンである中西とは異なり、昨年までは決して出番に恵まれてこなかった。しかし、大きな舞台でも自分の仕事をこなすだけ、というスタンスでコートに立ち、この日の試合では勝利を引き寄せる活躍だった。どこか飄々とした印象があるが、決勝でも自分たちのやるべきことは理解出来ている。コート上でのプレーでしっかりと仕事をこなし、タイトルを引き寄せたい。


—決勝進出となりました。今のご感想はいかがでしょうか。
「新人戦と強化リーグとかで、僕たちはずっと体大に勝てていなくて。勝てて安心したのと、素直に勝てて嬉しいです」

—金田選手も話していたのですが、やはりソウ選手が抜けて近大の力が落ちた、とは言わせたくないですよね。
「そうですね。周囲を見返したい気持ちです」

—大体大相手ということで、何か対策を考えていたことはありますか。
「基本的に相手は速攻とアーリーのチームなので、僕たちとしては戻りを早くして、なるべく相手のペースを崩すことや、ディフェンスを堅くして、自分たちが速攻から点を取ることを話しましたね」

—最終的に勝ちはしましたが、追いかける時間帯もあり苦しい試合だったと思います。
「そうですね。しんどかったですね。相手も、昨日の流通科学大との試合では最後の4Qに集中して逆転して勝ったと聞いていたので、先生が、僕たちも全員が集中出来るように、基本的に全員をプレーさせて体力を温存させてくれながらやらせてくれたので、そこは先生のやり繰りが上手かったと思います」

—金田選手(#15)や中西選手(#69)は昨年からプレータイムを得ていますが、正直西岡選手は多くはありませんでした。彼らとの違いや意識は何かありますか。
「そうですね。でも、あんまり(意識は)ないですね。ていうか、常に何も考えてないんで(笑)。常に自分のやることをやるしかないという感じです。それで今日は最後に3Pが決まった感じで良かったです」

—明日はいよいよ決勝ですね。
「そうですね。もう完全に格上の相手なんで。能力もすごいし。でも、向かっていく姿勢で、ディフェンスを堅くして、自分たちのペースでロースコアに出来たらいけるんじゃないかな、と思います。澤邉あたりは能力が高くて、点の取り合いをしたら絶対に勝てないので」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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