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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2016.05.04 (Wed)

【2016トーナメント】5/4レポート

慶應義塾大、国士舘大、大東文化大、日本大が
9〜12位決定戦へと勝ち上がる


 ベスト8以上は中一日の休みとなり、この日の代々木では9〜16位までの順位決定戦の初戦が行われた。この8チームの中には2部チームが3つ、3部チームがひとつ含まれるが、勝利したのはその中でも1部校の慶應大、日本大と2部でも戦力が充実している国士舘大、大東文化大となった。


【ゾーンで足が止まるも慶應大が学習院大を下す】
160505sawa.jpg 昨年は16位と、精彩のない結果に終わった慶應義塾大。ここで負けて下位対戦に回ってしまうと、来年また不利なシードを得てしまうだけに、負けられない戦いとなった。一方の学習院大は3部からのチャレンジャー。アウトサイドが決まっていい出足となったが、慶應大がリバウンドを押さえて走り始めるとついていけなくなり、1Qで27-11と差をつけられてしまった。学習院大は2Qになるとゾーンで対応。すると慶應大も足が止まってしまい、得点が動かず。しかしこれで巻き返したい学習院大もシュートを決められずに2Qはイーブンながら8-8のロースコアに終わってしまった。

 後半、慶應大は4年生を温存し下級生メインの構成に。#9鳥羽(2年・G)が率先して攻撃を仕掛け、ゴール下では#7高橋(3年・F)、#22トカチョフ(3年・CF)が強さを発揮するが全体的にミスも多く点差を引き離すまでには至らず。学習院大はゾーンを続けてじわじわと得点を重ねるが、1Qでつけられた差は大きく、73-57で慶應義塾大が勝利した。慶應大は点差があった分、締まらないプレーもあったが、リバウンドは学習院大の44に対し68。この差が大きく出た。次の相手は国士舘大。全体的にサイズのあるチームに対してもリバウンドが取れるかどうかが勝敗を左右しそうだ。

写真:10得点24リバウンドの慶應大・トカチョフ。オフ期間中のトレーニングで身体が一回り大きくなり、力強いプレーが増えてきた。

※慶應義塾大・鳥羽選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【国士舘大が100点ゲームで順天堂大に勝利】
160505motiduki.jpg 順天堂大国士館大との試合は、試合を通して確率の高いシュートを選択でき、インサイドで主導権を握った国士舘大が76-101で勝利を収めた。試合は前半、国士舘大#86下(2年・PG)が積極的に1 on 1から得点を重ね、#32臼井(3年・C)、#66馬(4年・C)、#88板垣(4年・C)らがオフェンスリバウンドやゴール下で得点につなげる。対する順天堂大はオフェンスではアウトサイドシュートを果敢に狙っていくも中々得点につながらず、ディフェンスでは国士館大のインサイドを抑えることができずに前半で25点差と大きく差が開く形となった。

 後半、順天堂大は#17小鮒(4年・F)の3Pなどアウトサイドシュートを中心に巻き返しを図るも、国士舘大は1 on 1やゴール下の得点で落ち着いてこれに対処し、順天堂大は前半ついた差を埋めることができず、国士舘大が大勝という結果になった。

写真:ベンチスタートでは板垣に続き、2番目となる10得点をマークした望月。アウトサイドがよく決まった。

※順天堂大・川久保選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【大東文化大が攻守で法政大を圧倒】
160504mo.jpg 大東文化大-法政大はどちらも、前日のベスト8決定戦で好守を見せながら敗れたチーム。そのよさを継続しつつ、課題を修正した大東大に78-40で軍配が上がった。
 1Q、法政大は#6中村(1年・PG・福大大濠)、大東大は#15モッチ(1年・C・桜丘)にボールを集める。だが個人技に偏るなど開始4分8-8と重い立ち上がり。終盤に#11中野(4年・F)、#7藤井(4年・SG)の3Pが決まった法政大が17-19とリードする。2Qも大東大はフリースローを得るものの決めきれないが、引き続きゴールにアタック。残り5分27-24から#0葛原のフリースロー、#12熊谷の3Pなどで38-24と畳み掛け、41-27で折り返す。

 さらに後半開始1分で#15モッチを軸に47-27として試合を決めた。3Q終盤以降には#34中村(1年・PG・中部大第一)らルーキーも起用し、主力を休ませるとともに新戦力に経験を積ませた。一方の法政大はインサイドプレイヤーが次々にファールアウトしてしまい苦戦を強いられたものの、「戻れ」「ステイ・ロー!」と声が飛んだり、4Q終盤でもバックコートからプレッシャーを掛けていくなどディフェンスの意識は高い。オフェンスでも大東大より足とボールがよく動いている時間帯もあった。#6中村の1on1の「次」にどうバリエーションをつけていくか、トーナメントという短期決戦の中でも修正と成長が期待される。

写真:大東大・モッチは毕とプレータイムを分け合う形で奮闘。

※大東大・花井選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【日本大が攻守で良い部分を見せて駒澤大に勝利】
160505takahashi.jpg 青山学院大相手に逆転負けを喫してベスト8入りを逃した日本大は、駒澤大との順位決定戦に臨んだ。その駒澤大はインサイドの#65針生(2年・PF)が序盤から激しいディフェンスに遭い、アウトサイドも簡単には打たせてもらえず攻撃のきっかけがつかめない。その上、1Qで3ファウルと痛いファウルトラブルでベンチに。日本大はこのチャンスを逃さず1Qで23-11と12点のリードを得た。2Qも駒澤大に楽なオフェンスをさせず、前半は38-22。

 後半、点差がついたことで余裕を持ってしまったか、日本大は#65針生のゴール下での力強いプレーを許し、駒澤大は全体的にオフェンスが改善。しかし日本大はこの日30分のプレータイムを得た#24高橋(4年・SG)が3Pを沈め始め、駒澤大の反撃の芽を詰んでいく。4Qになると日本大の独壇場となり、速攻、アウトサイドシュートが面白いように決まった。最後は79-56で日本大が勝利を確定した。

写真:3P6本を含む28点をマークした日本大・高橋。惜しくも負けた前日の試合は大事な場面でベンチにおり、貢献できなかった悔しさがあったようだ。この試合ではそれを発散するような鮮やかなシュートを何本も沈めた。

※日本大・仁平選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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【INTERVIEW】

「まだまだ層が薄く、成長しなければならない」
チームを牽引する意識で見せる前向きなプレー

◆#9鳥羽陽介(慶應義塾大・2年・G)
160505toba.jpg六大学リーグ、京王電鉄杯はともに欠場。トーナメントからの登場となった。慶應大は上級生が多数抜けたチームのひとつ。その分危機感は強く、春はウエイトや厳しい練習にも取り組んできた。鳥羽も2年生ながら既に大きな責任を与えられ、プレーしていくことになる。決まったスポーツ推薦枠がある訳ではない慶應大は、それでもひたむきさや粘り強さで伝統をつないできたチーム。それを鳥羽が体現していけるかどうか、目が離せない1年となりそうだ。


―六大学や京王電鉄杯などはケガで出場していませんが、練習はいつから復帰を?
「電鉄杯が始まった頃に練習を始めたという感じです。まったく動かないでこの大会に入ったということではないです」

―昨年の4年生が一気に抜けて新チームになりましたが、いかがですか?
「去年よりは走れるかなと思っています。ただ戦力的にはダウンしていますし、個々がもっとしっかりしないとリーグ戦とか長期的な試合になったときに崩れてしまったら立て直しが難しい。だから、まだ層が薄いなというのが正直な感想だし、もっと成長していかなければと思っています」

―東海大戦と学習院大戦の2試合を見ると、鳥羽選手がかなり積極的にオフェンスは仕掛けている印象です。
「今年はアウトサイド陣がもっとアテンプト(試投率)を増やすことを意識してやっていて、もう少しアウトサイド陣に積極性が必要かなと思いました。オフェンスが止まっているなと感じるときは、自分が積極的に攻めようという意識はあります」

―今年は4年生が少ないですし、その分ガードとしてはリーダーシップを取っていかなければという意識ということでしょうか。
「やっぱり試合に出ている身としてはもっと下級生というのを関係なくやっていかなければと思っているので、しゃべっていこうと思ってやっています」

―今季はオフシーズンにかなりトレーニングをしてきたと聞いていますが、それぞれ身体の厚みは増していますし、東海大相手でも当たり負けも昨年よりはしていないのかなと感じました。
「まったくやれないという感じはなかったです。でも最後の競り合いなどで負けていたので、そこはまだまだだと感じました」

―今日の学習院大は3部のチームですが、いかがでしたか?ゾーンでは攻めあぐねましたね。
「ゾーンに関してはまったく対応について練習でやっていませんでした。中でも点が止まってしまったのが一番良くないなと思ったので、シュートが入らないにしても打ってリバウンドに行くとか、まだやり方があったと思います。そういうちょっとしたところからでもみんなにやらせることができたら良かったんじゃないかと思います」

―1年生も少しずつ試合に出てきていますね。
「まだ慣れていないなというのはありますね。そこをもっと自由にやれるように上級生が引っ張っていかなければといけないのかなと感じます」

―昨年のトーナメントは春の練習があまりできていない状態で結果も良くなかったのですが(16位)、今年は少しは手応えがありますか?
「昨年は練習が不十分だった分、負けてもいいじゃないですが、そういう雰囲気がありました。今年は勝ちに行こうというのが自分の中でもあるので、優勝はもう無理ですけど、9位目指してひとつでも上にいけたらいいかなと考えてやっています」

―6日の試合に向けて。
「相手がどうこうというより、自分たちがやってきたことブレイクやリバウンドだったりでもう少しやれると感じる部分があります。そういうできる部分でいいところを出していけたらと思っています」

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「自分たちのバスケットをやりきる」
春の経験を秋につなげるためにがむしゃらに挑む

◆#6川久保 駿(順天堂大・3年・主将・F)
160505kawakubo.jpg3年生で主将を務めるのは多くはない例だが、高校時代に全国制覇するなど川久保の経験値を考えればそれも十分考えられることだ。昨年までチームを牽引してきた込山らが卒業したが、今年は2部リーグに復帰して戦う大事な年。ベスト16に残ったことは1部や2部上位チームと対戦することができ、秋に向けて大きな経験ができると考えて戦っているはず。少しでも良いものを得てチームの財産にしたい。


―まず3年生でありながら新キャプテンになった経緯などありましたら教えてください。
「自分が立候補して4年生達とも話し合った結果、キャプテンになることになりました。チームにとってもそれが良いということで、特に問題とかもなく決まりました」

―3年生でキャプテンをやっていく中で苦労する部分はありますか。
「多分、普通のチームだと3年生がキャプテンになると、4年生に対して気を使ってしまうと思うのですが、4年生と自分で一緒にチームを作っていこうとことでやっています。困っている点はないですね」

―それでは、今日の試合を振り返ってみてどうでしたか。
「順天堂大は小鮒さん(#17)がシュートが入るので、そこに周りがどれだけつなげられるかが重要になると思うので。今日はそこが課題になったと思います。相手は去年まで1部で戦っていて、イージーなものも含めてしっかりシュートを沈めてきましたし、そこが1部の上位チームと戦ってきたチームと2部に上がってきたばかりのチームの差かなと感じました」

―前半で大きく点差が開いてしまいましたが、原因と対策はどのように話し合われましたか。
「とりあえずシュートは打ちきることを話し合いました。シュートが入っていないから消極的になってしまっていたので、今までやってきたことをやりきるためにも消極的にならずにシュートは打ちきろうと。あとはディフェンスなのですが、相手はインサイドが強いので止めたかったのですが、そこは話し合いでどうこうできる相手ではなかったですね」

―後半始め、積極的に3Pを狙いに行きましたね。
「そうですね。それが順天堂大のスタイルのなので」

―今日の試合を踏まえて、今後、チームとして順天堂大はどういう方向を目指すのですか。
「体育大らしく走り切るバスケットだったり、がむしゃらさだったり、高さだったり、そういう所では何処のチームにも負けたくはないですね」

―今後、リーグ戦に向けてどういったところを修正していきたいですか。
「トーナメントでいろいろ課題が見つかったので、チームの精度だったり、ディフェンスだったり、そういったところはしっかり詰めてリーグ戦に入りたいと思います」

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「誰かに頼るのではなく皆が自覚を持つ」
1部昇格"候補"で終わらせないために

◆#68花井大悟(大東文化大・4年・主将・SG)
160504hanai.jpg「すぐ1部に戻ってくる力がある」と期待されながら、2年連続で涙を呑んできた大東大。新4年生は1部でのプレー経験がある唯一の代となった。何としても今年、1部に返り咲きたいところ。各選手力を持っているが、まだ「眠れる獣」という印象もある。それをいかに目覚めさせるか。
花井自身は昨年の時点でも、ペイントエリアへ切り込む1歩、ルーズボールに伸ばす手1つにも切実さが滲み出る選手だった。その姿は「今、力を出さなくていつ出すのか?」と一人ひとりに問うようでもある。チームとしてこのトーナメントできっかけを掴みたい。


―3日の専修大戦、今日の法政大戦と相手をロースコアに抑えました。手応えは感じていますか?
「今の大東はディフェンスのチームなので、相手をロースコアに抑えるのは大前提です。昨日はオフェンスで外のシュートもインサイドも入らない展開になってしまい、課題を感じています。今日ぐらいインサイドでアドバンテージを取れればうちの流れになってくるでしょうから、ディフェンスはこれをベースとして、オフェンスは思いきっていければと思います」

―オフェンス面での、専修大戦との違いはその「思いきり」でしょうか?
「思いきりもよかったですし、何よりリバウンドで勝っていたのが一番ですね。昨日も専修大はインサイドが強いというのはわかりつつ大丈夫だろうという感じで入り、思ったよりリバウンドを取られてしまったのが反省です。今日はディフェンスとリバウンドというシンプルな部分で上回れたのが点差をつけられた要因かなと思います」

―リバウンドからフィニッシュにつなげる上で、期待を寄せている選手はいますか。
「一番は葛原(#0)にもっともっと点数を取ってほしいなと思っています。エースの意識というか、点を取るぞとなってくれれば強いので、大智には期待したいです」

―花井選手個人のシュートの調子としてはいかがですか。
「1試合目から3Pはあまり入っていないのですが、そこにこだわり過ぎずにと思っています。チームに何が足りないかを考えながら攻めるのが自分の役割です。今日も1本目は、皆が勢いよく行けるようにまず自分が行こうと思ってドライブから入り、それでファールももらえたのでよかったです」

―ここからは新チームについて伺っていきます。1年生が多く入ったとのことで、まとめるのは大変さもあるのでは?
「でも自分ひとりではなく、副キャプテンに原と3年の竹内がいてくれますし、自分だけの負担ではなく皆で協力してできているので、あまり大変と思ったことはないです」

―新キャプテンとして、この3年間の経験を踏まえて「こんなチームにしたい」という展望はありますか。
「児玉さん(14年主将)や山崎さん(15年主将)のときは、キャプテンに頼ってしまったなと言うのが自分の中であるんですね。なのでもちろんキャプテンとして引っ張らなければいけない立場ではありますが、キャプテンがとかモッチがとかじゃなく、ひとりひとりが自覚を持ったチームを目指しています。1部に上がるぞという気持ちが皆にあれば、必然的にチームはよくなっていくはずです。誰に頼るでなく皆でやろうとしていて、それがうまく噛み合うようになれば1部昇格につながると考えています」

―モッチ選手(#15)が入ってチームに変化は見られますか?
「まだ入ったばかりで合わないところもありますが、やはり存在は大きいです。練習中から毕とモッチが競い合って、よい練習ができているんです。チームカラーが変わってきているので、周りのメンバーは様子を見ている部分は少しあると思いますが、遠慮というわけではありません」

―一方のアウトサイドは2年生ガードが担いますね。
「少し心配な部分ではありますが、航(#12熊谷)は昨年のリーグ後半からプレータイムが伸び、今では一番安心して任せられます。寛(#31税所)はまだ経験が浅い部分もありますが、そこは4年の自分と波多が2番ポジションからバックアップしていけば問題はないと思っています。ふたりともまだ2年目でこれから成長してくると思うので、その伸びしろに期待したいです」

―確かに可能性は伝わってきます。それを確実に「三度目の正直」につなげるために、今大会残りの試合はどのように臨みますか?
「本番は秋のリーグだと皆でしつこく言っているので、この順位決定戦を大切にして、リーグに向けて成長できるようにこの試合があるんだと思って臨みます。1つでも多く勝つのも大事ですが、試合内容にもこだわって、ひとりひとりが自覚を持って戦いたいと思います」

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「期待には応えたい」
周囲を活かすための泥臭いプレーで貢献

◆#5仁平拓海(日本大・4年・PF)
160505nihira.jpgビッグマンがいることが長年の特徴だった日本大だが、今年は経験値のあるインサイド選手は仁平ひとりとなる。とはいえ、身長は191cmと高さ面では苦しい状況だ。そういう状況で身体を張り、走りでも貢献する姿が春から目立つが、強力なセンター相手にどこまで踏ん張れるかが問われる1年になるだろう。シューター陣は充実しており、そうした選手がいかに活躍できるか、それを活かすためにいかに仁平が縁の下で働けるかがひとつのポイントになってきそうだ。


―ベスト8決めでの青学戦は惜しい負けでした。順位決定戦に回りましたが昨日の今日で切り替えはうまくできましたか?
「そうですね、9位を目指しチームも僕も切り替えられていると思います」

―今日の駒澤大はインサイドの針生選手(#65)がポイントだったと思いますが、前半はファウルトラブルに追い込めました。
「前半はうまくいっていたんですが、その後は点差が離れていったことでチームがちょっと気を抜いた部分があって、まだまだ自分も甘い部分があるなと思いました。それに後半はあそこを起点にして決められていたので、もっと僕がしっかり身体を張って止められていたら、点差も早めに離れていい展開になったのに、と思いました」

―網野コーチから今年はサイズがない分、仁平選手がポイントになるという話を春にお聞きしました。自覚などはありますか?
「自覚というより、期待には応えたいというのはありますね。リバウンド面がどうしても弱くなってしまいますが、自分が相手を押さえたり弾くなどして自分たちのボールにできたらなと思っています」

―あとは走るチームにしないと勝てない話もしていましたが、そこの意識がまだ浸透しきっていない中で、仁平選手は走れているという話もありました。
「走りはなるべく真ん中のラインを走って中で点を取ってということを考えています。面を取ってディフェンスが中に寄ってくれたりしたら、外が空いたりします。そこで耕陽(#24高橋)や本村(#1)、松脇(#44)といったいいシューターがいるし、結構決めてくれるので、僕がボールをもらえなくてもそういう役目があるなと思っています。そういう意味では真ん中を走る意志はあります」

―あとは昨年から取り組み始めたディフェンス面も重要ですね。
「ディフェンスはやっぱり自分たちチームの課題でもあり、今後の強みではあると思います。練習から意識してやってはいます。相手が上手だとまだプレッシャーがかからないということもあったりして、そこはチームでコミュニケーションしてローテーションして守っていきたいです」

―若いメンバーがたくさん試合に出ていますが、いかがですか。
「若さで言うと松脇や本村は勢いはあるのでシュートはのびのび打って欲しいですね。本村は2年になったので全体を見て打つタイミングを考えるようにもなって欲しいというのもあります。もちろん、入れてくれればそれでありがたいです」

―まだ順位決定戦が残りますが、大会中にどのようなことを修正したり求めていきたいですか?
「試合の入りが課題としてやってきました。江戸川戦は良くなかったのですが、昨日(青学戦)今日は良かったので、今後この入りを維持してやっていけたらいい内容になると思うので、そこからですね。アップから気持ちを作ったり、入りからディフェンスで足を動かしたりとか、そういうところを意識して残り2試合やっていきたいと思っています」

―今年は主将の門馬選手(#11)がよく声を出して気持ちが感じられるのですが、チームもそういうのに引っ張られるというのはあるのでしょうか。
「結構声を出してくれるので、それに応えようというのはあります。コートに出ている5人があまり声を出さないのは、彼が下級生で外から試合を見ていて良くないと思っていたようです。だから試合に出たら声を出そうという意志は彼にはあったんじゃないかなと思います。そうしたら僕らもそれには応えようという気持ちになるし、結果的に引っ張ってくれていますね」

―次は大東文化大が相手です。毕選手やモッチ選手など、インサイドは強力ですね。
「そこで自分がどれだけリバウンドを取れたり、押さえられるかになってくると思います」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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