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2016.04.02 (Sat)
【その他の試合】4/2 白鷗大VS日本大エキシビションマッチ
リンク栃木ブレックスのホームコートで
白鷗大学と日本大学のエキシビションマッチが実現
4月2日、ブレックスアリーナ宇都宮において、関東大学1部リーグに所属する、白鷗大学と日本大学のエキシビションマッチが行われた。白鴎大学は地元栃木県のチーム。元リンク栃木ブレックスの育成チームを率いていた落合コーチが、一昨年より指導に当たる。一方の日本大学は元日本代表であり、2013年にリンク栃木ブレックスを最後に現役引退し、現在はチームのアンバサダーを努める網野友雄コーチが昨年より本格的に指揮している。ともにリンク栃木ブレックスに馴染み深いコーチ同士、「やろうか」という気軽なやりとりで試合は決まったという。観客も暖かい拍手で両チームを迎えた。
新チームになってから間もない対外試合、新年度早々ということもあり、すべてのメンバーが揃った訳ではないが、引き離す白鷗大に何度も日本大が追い付く、読めない展開となった。
白鷗大はこの日が入学式。1年生は不参加となったが、昨年のスタメンもすべて残るチーム構成。日本大はこちらも授業のガイダンス等で不参加となった選手があり、ルーキーをスタメンに据える状態で試合はスタートした。1Qから白鷗大はゾーン。日本大はこの攻略ができず重めの立ち上がり。白鷗大は#13野﨑(3年・G)、#4川邉(4年・F)が得点を重ねるが日本大も終盤に#1本村(2年・SG)の3Pや#4柳下(4年・SG)のシュート、そしてスタメン出場のルーキー#15松脇(1年・SG・土浦日大)の3Pも入って19-19と同点で終了。2Qはターンオーバーからの速攻などが出始めた白鷗大が波に乗り、#4川島(3年・SG)のバスケットカウントや速攻で白鷗大が7点のリードに成功。一方の日本大は#6新号(3年・PG)、#15松脇の3Pが連続し、#5仁平(4年・F)の速攻で逆転に成功すると、ここからはシーソーゲームで前半は41-38と日本大が3点リードで前半終了。
3Qも一進一退の攻防となるが、外角の確率が上がってきた白鷗大に対し、日本大はゾーン攻略がうまくいかず外を打たされる形が続く。#1本村、#15松脇が決めていくものの、確率が下がってゆき、67-60と白鷗大にリードされて4Qに入ると、今度は追いつくことは叶わず。4Qは終始追いかけるが5点差に戻すのが精一杯で、最終スコア81-74として白鷗大が勝利した。
この日が新チームになって初めての対外試合という日本大。網野コーチは「できること、できないことはあるが、いい練習だと思って取り組んだ。まさにエキシビションというところ」。「見てくれる人に学生の楽しさを伝えられるようにしたい」と、新チームの展望を語った。今年はサイズがないため、走ることを意識したチーム作りとなるが、その浸透は「まだまだ」。優れたシューターもおり、外からのシュートが多くなるのはやむ無しだが、インサイドでのプレーも意識させていきたいと言う。
白鷗大はほとんどメンバーも変わらないため、昨年以上の成績を求めて精度を上げていきたいところだろう。「シンプルに点を取れるようなチームにしていきたい」と落合コーチ。ディフェンスではまずまずのものを見せるが、オフェンスは作年からの課題でもある。「考えすぎず、やりすぎず」を求め、オフェンスが上手く回せるかどうかが、今年の見どころと言える。また、この試合で上手くいったゾーンも今シーズンどれほど取り入れてくるか、こちらもひとつ注目したい。
写真上:今年は主将を務める白鷗大の川邉。チームを率いることでこれまで以上の成長を見せられるか。
写真下:日本大は仁平の走りが目立った。フォワードだが今年はインサイドとして求められるものが多くなりそうなだけに、活躍を期待したい。
アーリーエントリーの橋本が
3分半で8得点の活躍
メインゲームは既にプレーオフ進出を決めているリンク栃木ブレックスが、熊本ヴォルターズをホームコートに迎えた。「前半と後半ではパフォーマンスが違った」(ウィスマンHC)という前半はミスが多く、シュート確率も上がらず30-26のロースコア。しかし、3Qの立ち上がりで一気に引き離してこのQを30-16とほぼダブルスコアにすると、4Q終盤はアーリーエントリーの#21橋本、今期途中加入した#17安藤ほか、#11須田、#27熊谷等、若手中心の構成で88-61とし、試合を締めくくった。#17安藤が4:49の出場で3P1本、アシスト4を記録したほか、#21橋本は3:38の出場で3P2本を含む8得点。ウィスマンHCも「橋本は素晴らしい活躍、中でもベンチ(メンバー)の方が3P確率が良かった」と若手を評価。その橋本は「ディフェンス面ではコミュニケーション不足でまだまだ」としながらも、オフェンス面はまずまず納得の様子を見せた。この試合では守りやリバウンドの面で求められている部分は発揮できなかったことを反省点に挙げたが、「東海大(で学んだ)ディフェンスは生きていると思う」と言うだけに、今後はディフェンスをさらに磨いて地元で輝きを見せて欲しい。
同学年の中で一足先にアーリーエントリーを果たした選手たちは、橋本を始めそれぞれが既に出番を得てお披露目を果たした。シーズンは終盤に向かうが、残りのシーズンを実り多いものにできるかどうか、NBL最後のシーズンを最後まで戦い抜いて欲しい。
写真:安藤からのアシストで3Pを放つ橋本。
【PHOTO】

川邉とともに白鷗大の得点を引っ張るのが野崎。3年生となり、上級生としての責任を果たしていけるか。

神里もチームに欠かせない選手に成長してきた。昨年以上の活躍を見たいところ。

安定したアウトサイドシュートでチームを助ける本村。2年目の活躍も期待したい。

ルーキーの松脇は、スタメン起用。立ち上がりは緊張も見えたが、思い切りよくシュートを放っていった。

主将を務める日本大・門馬。1部昇格でどんなキャプテンシーを見せてくれるか。

両チームでの集合写真。
白鷗大学と日本大学のエキシビションマッチが実現

新チームになってから間もない対外試合、新年度早々ということもあり、すべてのメンバーが揃った訳ではないが、引き離す白鷗大に何度も日本大が追い付く、読めない展開となった。

3Qも一進一退の攻防となるが、外角の確率が上がってきた白鷗大に対し、日本大はゾーン攻略がうまくいかず外を打たされる形が続く。#1本村、#15松脇が決めていくものの、確率が下がってゆき、67-60と白鷗大にリードされて4Qに入ると、今度は追いつくことは叶わず。4Qは終始追いかけるが5点差に戻すのが精一杯で、最終スコア81-74として白鷗大が勝利した。


写真上:今年は主将を務める白鷗大の川邉。チームを率いることでこれまで以上の成長を見せられるか。
写真下:日本大は仁平の走りが目立った。フォワードだが今年はインサイドとして求められるものが多くなりそうなだけに、活躍を期待したい。
アーリーエントリーの橋本が
3分半で8得点の活躍

同学年の中で一足先にアーリーエントリーを果たした選手たちは、橋本を始めそれぞれが既に出番を得てお披露目を果たした。シーズンは終盤に向かうが、残りのシーズンを実り多いものにできるかどうか、NBL最後のシーズンを最後まで戦い抜いて欲しい。
写真:安藤からのアシストで3Pを放つ橋本。
【PHOTO】

川邉とともに白鷗大の得点を引っ張るのが野崎。3年生となり、上級生としての責任を果たしていけるか。

神里もチームに欠かせない選手に成長してきた。昨年以上の活躍を見たいところ。

安定したアウトサイドシュートでチームを助ける本村。2年目の活躍も期待したい。

ルーキーの松脇は、スタメン起用。立ち上がりは緊張も見えたが、思い切りよくシュートを放っていった。

主将を務める日本大・門馬。1部昇格でどんなキャプテンシーを見せてくれるか。

両チームでの集合写真。
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