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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2015.11.04 (Wed)

【2015リーグ2部】11/1 日本体育大VS早稲田大

早稲田大が終始ペースを崩さず前半大幅リードに成功
日本体育大は昨年の雪辱ならず


151101waseda.jpg 2部最終日、最も注目となった2位早稲田大と3位日本体育大の一戦。この時点での勝敗は同じ14勝3敗であり、この試合で勝利した大学が入れ替え戦に進出するという、直接対決。どちらにとっても最も重要な、絶対に勝たなければならない試合であった。

 1Qは交互に点を決めてシーソーゲームに。開始早々、日本体育大#75赤土(3年・PF)がゴール下で奮闘、連続で得点する。早稲田大は#34池田(4年・PG)・#7石原(2年・PG)・#8新川(2年・SF)が外角のシュートで応戦。これに対して日本体育大も#35佐々木(4年・SF)や#19田口(2年・SG)も外角のシュートを決めていく。このあと早稲田大はシュートファウルがかさみ日本体育大に6本ものフリースローを与えてしまうが、日本体育大は3本しか決められずチャンスをものにできない。早稲田大は#36澁田(3年・SF)の連続得点でリードするが、終盤になると日本体育大#75赤土と#14大城(3年・PG)の3Pが決まり、最終的に日本体育大が2点リードし、18-20で終える。

 2Q、早稲田大は#11河合(3年・SG)のレイアップ、スティールからの#21南木(2年・G)の速攻が決まり波に乗ると、2分間で#11河合・#34池田・#2木澤(4年・G)が3Pを合計で5本も決めて11点差まで突き放す。その間、日本体育大は#75赤土のミドルシュートとバスケットカウントでしか点を稼ぐことができず。その後、日本体育大は#35佐々木の3Pで差を少し詰めるが、早稲田大はシュートを全く落とさず、#34池田のミドルシュート、#2木澤の3Pなど順調に得点し更に差を広げていく。日本体育大は#19田口がリバウンドからの得点で4点を追加するが、その他のシュートがなかなか決まらず。2Qで一気に差が開いてしまい、53-34でハーフタイムへ。

 3Q、早稲田大の勢いは止まらず#7石原が3Pを決める。日本体育大も#14大城が3Pで、#19田口がゴール下で得点。しかし日本体育大の攻撃はここまで。早稲田大は#7石原がレイアップで得点すると、そこから#34池田のジャンプシュートが2本決まる。完全にペースを崩した日本体育大はファウルが増え、早稲田大に何本もフリースローを与えてしまい、結局早稲田大が11連続得点、この時点で32点差にまで差がついた。日本体育大が得点できたのは残り1分になってから。#75赤土のミドルシュート、#34加藤(4年・G)のレイアップが決まる。しかし早稲田大のペースは途絶えておらず、#34池田・#11河合が3Pを入れて36点差、79-43で終了。

151101sekido.jpg 4Q、日本体育大が調子を取り戻す。#75赤土がインサイドへ果敢に攻めいていき、それに続いて#32フェイ(1年・C・大分明豊)がゴール下で得点。早稲田大も#21南木がミドルシュートを決め、#2木澤がバスケットカウントを獲得。互いに点を取り合っていく。しかし中盤になると日本体育大が流れを掴む。#88万(4年・C)がインサイドで得点し、#35佐々木のミドルシュート、#34加藤の3Pが2本、連続で決まり差は24点に。日本体育大はディフェンスでも早稲田大を苦しめ、早稲田大は無得点の時間が続いてしまう。その後も日本体育大は#88万のバスケットカウントなどで点を加算していく。しかし早稲田大も黙ってはいない。コートにスターティングメンバーを戻すと、#36澁田・#7石原・#8新川らが得点し、それ以上の差を縮めさせない。日本体育大に追いつく時間は残っておらず、最後に#35佐々木が3Pを決めて23点差にするが、93-70で早稲田大が余裕を持って勝利した。この結果、早稲田大が2位までに与えられる入れ替え戦・インカレ両方の出場権を取得。日本体育大は入れ替え戦を逃したもののインカレ出場を決め、てリーグ戦を終了した。

 日本体育大は早稲田大のディフェンスに苦しめられ、いつものようなオフェンスが発揮できず2、3Qに失速してしまった。4Qになってやっと攻められるようになったが時既に遅く、大きな差を詰めることができなかった。昨年、入れ替え戦で悔しい思いをした日体大。その雪辱を晴らすべく今シーズンは、途中で危ういシーンも見せたが粘って上位に3敗でしがみついた。気持ちの面では大きく伝わるものがあるチームだったが、あと一歩が届かなかった。

早稲田大は最後まで自分たちのペースをキープしつつ、速い展開のバスケットで相手を圧倒。ディフェンスも機能した。そして前日まであまり調子がよくなかったエース#34池田の活躍が見られたのも大きな勝因だ。昨年はリーグ序盤に好調さを見せながらも途中で失速。失ったものを1年をかけて取り返した。しかしまだ権利を手に入れただけに過ぎない。あとは入れ替え戦でどんな戦いを見せるかにかかっている。

写真上:ハイタッチする早稲田大4年の池田と山本。池田は終始笑顔でプレーしていた。
写真下:ディフェンスに苦しみながらも果敢にインサイドへ攻めていた日本体育大・赤土。試合中、悔しがる姿が何度も見られた。

※早稲田大・池田選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「やってきた努力は正しかった」
ディフェンスを更に強化し1部昇格を狙う

◆#34池田 慶次郎(早稲田大・4年・主将・PG)
151101ikeda.jpg勝つことが絶対条件であった今回の日本体育大戦に見事勝利し、入れ替え戦への切符を手にした。リーグ途中は池田自身の調子が良くない時期もあったが、同期とチームに助けられたという。日本体育大戦では不調だったのが嘘のようにシュートが決まり、エースの力を見せ、チームを勝利へ導いた。入れ替え戦では必ず彼の活躍が必要不可欠。その活躍に期待したい。


-今日の試合を振り返って。
「1試合を通してディフェンスをしっかり機能させて自分たちの流れっていうのを自分たちで持ってこられたっていうのがすごく良かった点だなと思います」

-池田選手の調子についてですが、ある時期から悪い状態が続いていたように思えますが、今日調子が良かったのは何かあって上手く切り替えられたのでしょうか。
「日大戦あたりから少し調子が悪くなって、いつも自分がなんとかしなくちゃっていう心構えで試合に臨んでいて、でも調子が悪かったので考え方を変えて、いつも通りやろうって思ってやりました。あとは本当に仲間を信じてプレーできたことが、今日シュートが入った要因なのかなって思います」

-今年のリーグ戦は全体通してどうでしたか。
「今年は例年通り浮き沈みっていうのはあったんですけど、沈んだ時にもう一回自分たちのバスケットを見直して、最終的に入れ替え戦の切符を獲得することができたので、やってきた努力っていうのは正しかったっていうのが証明されたと思います。これから2部の代表として入れ替え戦に臨んで、あとのインカレにも繋げていきたいなと思います」

-キャプテンとしてやってみて、去年のリーグ戦と比べると大変でしたか。
「チームのモチベーションというか、負けたときに沈んでしまうのが早稲田の悪いところで、自分だけでは決してどうにかできる問題ではないので、他の4年生の協力を得ながらここまでやってこられて、本当に自分は同期に恵まれたなと思っています」

-入れ替え戦・インカレ出場が決定しましたが、それまでにどこを修正していきたいですか。またその2つに対する意気込みをお願いします。
「今年は“ディフェンス、ディフェンス”っていうのを練習中から口酸っぱく言ってきたので、ディフェンス部分の強化と言いますか、まだまだ成長できる部分ってあると思います。入れ替え戦までは2日間しかないんですけど、しっかり見直してディフェンスを強化して臨みたいです。意気込みは、先ほども言いましたが、2部の代表として、また、下級生の為にも1部昇格をプレゼントしたいなって思っているので、4年生を中心にチーム全員でまたひとつになって絶対に1部に昇格したいなと思います」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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