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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2015.11.12 (Thu)

【2015リーグ1部】11/1 明治大VS法政大

明治大が白星で締め、6位でリーグ戦終了
9位・法政大は早稲田大との入れ替え戦へ


151101YOSHIMOTO.jpg 既に明治大は5位、法政大は9位という順位が決まった状況でのリーグ最終戦。互いにモチベーション維持の点で難しさもあった試合は、終始明治大がペースを掌握した。

 立ち上がりから明治大はバランス良く得点。#55吉本(4年・SF)や#32吉川(2年・SG)の3Pで先行する。法政大は序盤からどこか重い内容。#16沼田(4年・C)と#7藤井(3年・SG)の攻め気が光るが、単発に終始した。2Qに入ると#50伊澤(4年・PF)のインサイドでも得点が伸び始め、明治大の優位は変わらない。法政大は糸口が掴めないまま、前半を15点差で終えた。

 どうにかきっかけを握りたい法政大は、3Q序盤に#11中野(2年・SG)と#7藤井の3Pが相次いで決まる。しかしこのあとはファウルが続き、ターンオーバーのミスも出て再びの停滞。明治大も一時得点が止まるが、#2齋藤(2年・PG)らアウトサイド陣の得点で打開する。法政大は、明治大がメンバーを落とした終了間際に詰め寄るも、慌てさせるには時間が少な過ぎた。余裕を持って試合を運んだ明治大が72−62で勝利し、8勝でリーグ終了となった。

151101FUJII.jpg 春先に続いて夏場もスタッフ陣の顔ぶれが変わった明治大。ここまで難しいシーズンを強いられているものの、能力の高いガード陣と伊澤を擁する安定したインサイドを誇り、大きく崩れることはなかった。それでもムラのある内容には、一発勝負のインカレを迎えるにあたって一抹の不安が残るのも確か。短い期間を集中していき最後の大会に入りたい。

 法政大は、苦しい大会となった。リーグ途中には得点源の加藤が負傷し、長期の欠場を余儀なくされたのも響いた。入れ替え戦は2年前にも経験しているが、今回は1部のステージを守る構図であり、気持ちの持ちようもいくらか変わってくるだろう。チームの中心である上級生が、プレー面でも精神面でもいかに引っ張れるかも鍵を握る。

写真上:3Pランキングで上位をうかがった明治大・吉本。クイックリリースでも高確率でネットを射抜く。
写真下:この試合攻め気の光った藤井。彼の活躍度合いも、入れ替え戦で鍵を握るポイントだ。

※明治大・伊澤選手、法政大・沼田選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「相手を全部弾き返すくらいの強い気持ちでやっていく」
最後の大会でも堅実プレーでペイント内に君臨する覚悟

◆#50伊澤実孝(明治大・4年・PF)
151101IZAWA.jpg安定したインサイドプレーは、今年も健在。アウトサイド陣が伸び伸びとプレーできるのも、伊澤のゴール下での下支えが大きかった。チームとしては、収穫も課題も感じながら2か月を戦い6位という結果に終わった。最低限度の結果ではあるが、東海大相手に大量リードを奪いながら勝てない試合もあった。ベストの戦いが続けば、もっと上位に食い込めた可能性もある。最後のインカレは、トップギアで臨む。


—最後は昨日の負けを引きずらず、内容的に満足のいくものでしたね。
「今日は自分たちのバスケットをやろうというのをチームで試合前から話していて、点はそんなに離すことはできなかったんですけど、我慢してプレッシャーをかけていくこともできたので、今日はそんなに悪くなかったかなと思いますね」

—リーグ戦を振り返っていかがでしたか。
「チームの調子の波が大きかったので、苦しい時期も多かったです。その幅をどうやって小さくできるかがインカレに向けて課題ですけど、インカレは連戦になるのでそこに自分たちの集中力をどう持っていけるかも大事になってきます。リーグ戦で切れてしまった部分があるのはチームとして課題なので、そこを短期間でしっかり切らさずにやるか。練習中から声をかけてやっていくべき部分だと思います」

—調子の波や集中力が切れる点は、どのようなことが原因にあると感じていますか。
「出だしの部分で相手のプレッシャーに簡単に負けてしまうとか、リバウンドも2、3本取りきれないことが続くと集中が切れてしまうことが多くて。良い試合の時はすぐに立て直すことができるんですけれど、立て直せないとそのまま大きく点差を離されてしまう試合が多くて、そこはチームとして悪い部分ですね」

—夏場にもスタッフ陣の顔ぶれが変わったことも影響しているのではないでしょうか。
「そういうこともあってチームとして不安な部分もあったんですけれど、選手でしっかりやっていこうというのはあったので。しっかり声も出していたんですけれど、そこで厳しくいけないこともあって、気持ちを引き締められなかった原因ですね」

—アウトサイド陣に能力の高い選手がいる分、伊澤選手の安定感が鍵になったリーグでもありましたね。
「自分が調子を崩してはいけないというのはありました。相手の強みのある部分で何人かが相手になった時に、周りをいかそうとはしていたんですけれど、自分がやりきれないとチームに流れが来ないこともあったので。そうなった時でも勝っていかないとこれから先も上にいけないと思うので。宮本(#22)や他の1年生も少しずつ試合に絡んでくれて経験をしっかり積めたと思うので、これからインカレに向けての練習中にも教えていけば伸びていくと思います。インサイドの人数も少ないとは思うんですけれど、しっかりやっていけるメンバーは揃っていると思うので、そんなに不安感はないです」

—全体的にはインカレに向けて不安感は少ない?
「不安というよりも、春の結果でみんなトーナメントに強いというイメージもあるように思うんですけれど、それに慢心せずにリーグ戦で悪い部分が多かったことも反省をしながらもっと強いチームにしていかないといけないので。やっぱり練習中に厳しくやっていくことが今後に向けて大事だと思います」

—インカレはどのような大会にしたいですか。
「1年を通した集大成ということもあって、周りのチームも気持ちをそこに向けてくると思います。自分たちもそれに負けないくらい気持ちを込めて、自分たちのコンセプトであるディフェンスというのを、相手を全部弾き返すくらいの強い気持ちでやっていければ良いと思います。上を見るよりも、自分たちは一つひとつしっかり戦っていかなきゃいけないので、自分たちのやりたいことをやって一個一個勝っていければと思います」

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「一戦一戦に集中して戦っていく」
苦しい状況でも切り替えて1部を守りにいく

◆#16沼田 凌(法政大・4年・C)
151101NUMATA.jpg春は3位という好成績。リーグ戦ではそこからのステップアップが期待されたが、上手く歯車が噛み合わない戦いとなった。不本意な9位という最終成績で、早稲田大との入れ替え戦に臨む。加藤は復帰を果たしたが、本調子とはいかない様子。大黒柱として果たさなければならない役割は多いが、最終学年でチームを降格させるわけにはいかない。


—9位で終わってしまいました。難しいかとは思いますが、この結果に関しての感想はいかがでしょうか。
「毎回スタッフ陣から色々指示が出るんですけれど、それを実行できなかったです。今までそんなに指示されて動くというのがあまりなくて、そういった面で難しい部分がありましたね。それと、一人ひとりの戦う姿勢というのがなかなか出てこなかったです。そういうのがもっと出てくれば、違った結果になったかなと思います」

—チームの雰囲気はいかがでしたか。次第に落ち込んでいったのか、あるいは何とか落ち込まずにやれていたのか。
「雰囲気としてはそこまで下がるということもなくて。毎回練習から頑張ろうと言っていたんですけれど、でも試合になると相手の圧力に負けてしまうところがあって。雰囲気的には悪くなかったんですけれど、その戦う姿勢がなかなか出てこなかったです」

—入れ替え戦に回ることとなります。相手も早稲田大に決まっていますが、具体的なイメージが現時点でありますか。
「ガードに活力があって、ディフェンスもすごく当たってくると思うので、その部分でガードのボール運びを手伝ったり、あとは自分の仕事でもあるリバウンドを、向こうも小さい分頑張ってくると思うので、それに負けないようにやっていきたいです」

—トーナメントでは勝っている一方、あまり合間もなく対戦です。
「過去の対戦とかも色々ありますが、そういうことではなく入れ替え戦に勝って来年もチームを1部に残してあげるという、絶対負けないという気持ちが大事なってくると思います。過去のことは考えない方が良いと思うので、一戦一戦に集中して戦っていきたいと思います」

—2年前とは違う立場での入れ替え戦で、気持ち的にもどこか危機感を持ちながらの戦いにもなるのかなと思います。
「気持ち的にはまだ危機感はなくて、一つの試合として捉えて。自分たちのやるべきことをやって、戦う気持ちを持ってとにかく一戦一戦やっていくことが大切だと思います」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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