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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2015.10.31 (Sat)

【2015リーグ2部】10/31レポート(第17戦)

上位4チームとも勝利を収め、
混戦の決着は最終日に持ち越し


151031dari.jpg 2ヶ月に渡るリーグ戦も、ついに最終週を迎えた。
 東洋大-神奈川大は、東洋大が#54マッカーサーJr.(1年・PF・ディナ)のゴール下や#30川上(1年・SG・市立船橋)の3Pなどで2Qにラッシュ。前半で47-23とダブルスコアをつけた。神奈川大はディフェンスと#7田村(2年・SG)の得点でコツコツ追い上げ、4Q立ち上がりに9点差まで持ち込むも、前半のビハインドを返しきるには至らず。77-67で東洋大が逃げ切った。

 日本体育大-江戸川大は3Pシュートが飛び交う立ち上がりに。だが2Q最初の3分間で江戸川大が沈黙、24-21から35-21となってしまう。それでも後半、プレスからスティールを重ね、#1平岩(2年・SF)の速攻や#23保岡(2年・SF)の3Pで4Q残り1分半には4点差まで詰める。だが日体大はここで#35佐々木(4年・SF)が落ち着いて決めると、#34加藤(4年・G)がボールキープして67-60に収めた。

 早稲田大-立教大は、立教大が#14望月(3年・SG)らのシュートでぴたりとついていくも、要所で#34池田が決めた早稲田大が71-65の勝利。日本大はリバウンドを量産して76-58関東学院大を退けた。関東学院大は負傷離脱していた#11伊藤(3年・PG)・#23永野(3年・CF)がスタメンに復帰、試合は敗れたものの3部入替戦に向け明るい材料と言える。そして大東文化大は1Qこそ中央大にリードを許したが、#23奥住(1年・SG・正智深谷)・#99山崎(4年・SG)らの3Pが高確率で決まって84-52と大勝した。

 この結果、全チーム順位は未確定のままに。優勝争い、1部入替戦枠・インカレ枠の行方もすべて最終日に持ち越された。

写真:熱いリバウンドを見せる日体大・フェイ。バッシュのメッセージにも注目。

※神奈川大・田中選手、江戸川大・保岡選手のインタビューは「続きを読む」へ。



【GAME REPORT】
終了間際にエースが復調した早稲田大が辛勝
立教大は下級生の奮闘が光る


151031miyawaki.jpg 日本大・大東大に連敗しもう負けられない早稲田大。だが1Q14-10と低調な立ち上がりとなる。2Q、立教大は#4藤井(4年・SG)のバスケットカウントのフリースローを#8阿部(4年・C)が押し込み同点とする。早稲田大はここで#21南木(2年・G)が続けて3Pを沈め、抜け出す。2Qでチーム計5本の3Pを決めるのに対して、立教大は#14望月(3年・SG)の3Pや#18片山(1年・C・藤枝明誠)のゴール下などで36-32とついていく。

 3Qも最初の5分間で40-36と双方流れを掴みきれない。打開したのは早稲田大#34池田(4年・PG)。打った瞬間入るとわかる3Pを久しぶりに決めると、他のメンバーも続いて48-36とする。しかし立教大は諦めず、#14望月が連続3Pを決めるなどして50-46と元の点差に戻す。4Qも4-6点差の攻防が続く。残り4分、立教大は好調の#14望月にボールを集め、同じ場所から3Pを立て続けに決めてみせ61-60。一方の早稲田大は#34池田に託すと、こちらもロングシュートを2本決めて応える。さらに攻め急ぐ立教大の焦りをついて速攻もねじ込み、67-60とする。残りの時間をコントロールして71-65と押し切った。

 早稲田大はゾーンを攻めあぐねたが、#34池田の復調で息を吹き返した印象だ。立教大はすでに3部入替戦回避を決め、勝ってもインカレ枠には届かない状況なのもあり、今ひとつ仕掛けきれなかった。

写真:早稲田大・宮脇は流血しながらもインサイドで身体を張った。



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【INTERVIEW】

「最後の最後まで自分の役割をやり続ける」
歩み出したエースキラーへの道

◆#1田中浩一(神奈川大・2年・SF)
151031tanaka.jpg今年の2部リーグは、得点力の高いフォワードが多い。その各エースたちとマッチアップしてきたのが田中だ。大学からポジションアップしたということで、駆け引きに翻弄されてしまうこともあるものの、地道に頑張れる田中の存在は堅守を掲げる神奈川大にとって大きい。もちろんオフェンスでも速攻に参加したり、ロングシュートを決めたりと活躍の場を広げている。今後の成長が楽しみなだけに、入替戦ではその「頑張り」で「結果」を引き寄せたい。


―試合を振り返って。
「最初の入りが甘かったです。後半になって、しっかりやらなければという気持ちになったので追い上げられましたが、前半での点差が大きく逆転しきれませんでした。相手のほうが勢いがあり、リバウンドにもよく飛び込んできていて、そういうところで負けていたと思います」

―田中選手はスタメンを担っていますが、いつもどんな心境でゲームに臨んでいますか?
「自分の役割をしっかりやろうと。と言ってもそう簡単にはやらせてもらえないのですが、とにかく頑張るしかありません。リーグ戦では3・4番ポジションをやっていて、3番のときは相手チームのエースにつくことが多いので、しっかり守ることが一番。それと得意なリバウンドに行ければと考えています。ただ、なかなかうまくいかないですね」

―観る側には、各チームのエースを止めようという気持ちがプレーから伝わってきますよ。
「うーん、結果が出ないのでまだまだなのですが、これも経験だと捉えて。ここで下を向かず、最後の最後まで自分のやることをやり続けようと思ってやっています」

―リーグ最終戦となる江戸川大戦も、エースの保岡選手(江戸川大#23)につくことになるかと思いますが。
「皆そのチームのエースと言われている人なのでうまいですが、何としても止めるしかないです。まずボールを持たせないことを意識して、それでも持たれてしまったときは一度間合いを詰めて、相手が攻め気になったら抜かれないよう少し空けてというのを自分の中で意識しています。自分ひとりで守れないときは方向付けをしてチームメイトに助けてもらう形になります」

―ディフェンスはもともと得意だったのですか?
「いえ、高校まではずっとセンターポジションをやってきたので、まだまだです。大学に入って3番をやるようになって、相手のエースを止めるディフェンスが必要になりました。リーグ戦を通して経験を積んできて、自分で言うのも何ですが頑張れるようになったかなとは感じます」

―コート内外問わず、笑顔でチームメイトに声を掛ける場面が多いですが、それは意識していますか?。
「意識はしていないです。ただ、試合に出ている人に気持ちよくプレーしてほしいと思っているので、その分でしょうか(笑)」

―4年生を含めたこのチームで試合ができるのも残り少なくなりました。リーグ最終戦、入替戦ではどんなプレーをしたいですか。
「4年生は真面目さ・勤勉さをすごく持っている人たちなので、そういうところを見習いたいです。もちろんプレーでもすごく助けてもらってきたので、最後まで楽しんで…と言いますか、4年生たちにいい思いをしてもらえるように、しっかり自分の役割を果たしたいと思います」

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「笑顔で4年生を送り出したい」
最終日は勝って良いリーグ戦締めくくりを

◆#23保岡龍斗(江戸川大・2年・SF)
151101yasuoka.jpg1年生の頃からプレータイムを多く得ている保岡。2年目の今年もチームの勝利に大きく貢献した。江戸川大は前週に2勝し入れ替え戦回避が決定、2部定着をはかっていきたいところだ。回避が決定したことで全体的にリラックスして試合に臨めている様子。今回の日本体育大戦も負けはしたが、1巡目と比べると内容は良かった。最終試合、勝って4年生を気持ちよく送り出すことができるか。


-今日の試合を振り返ってみて、どうでしたか。
「江戸川は勝ちきることができないっていうのが問題点で、今日もそういった試合の流れになってしまいました。明日は神大が相手ですが、しっかり勝ちきって最後に笑顔で4年生を送り出したいと思っています」

-1週目は大差で負けてしまいましたが、今回ここまで競ることができたのは何が違いましたか。
「正直、練習中はうまく噛み合っていなくて良い練習ができていなかったんですけど、試合になったらチームが1つになって、そこが今回は良かったのかなと思います」

-入れ替え戦の回避が決まっている状態での試合でしたが、どういったモチベーションで試合に挑んでいましたか。
「少し浮かれているなって感じる部分はあったんですけど、まあ逆にリラックスしてやれたっていうのはありました」

-前日の話になりますが、立教大に勝てたのは何がよかったのでしょうか。
「チームの方針として“スローペースで周りに合わせながらやれ”と監督に言われていて。でもそれが上手くいっていなかったので、ちょっと思い切り良い感じのプレーをしたらシュートが入ってリズムも作れたので、先週はそれがよかったのかなと。今週もあまり意識とかはせずにやったらシュートが入りました」

-スローペースの方針はどこから?
「速いテンポでなかなか試合に勝てなくて、スローペースでやった時に結構いい試合ができたからだと思います」


-リーグ戦を振り返って、全体通してどうでしたか。
「1週目は何度か集中力も切れてしまって大差で負ける試合が多かったんですけど、2週目は日大戦以外ほとんど競る内容の試合ができたので、4年生は最後まで気を緩めずに、1・2・3年生はこのまま来年も継続してやっていければなと思います」

-去年と比べて成長できたところはありましたか。
「1年生の時はがむしゃらに自分のオフェンスだけをやっていたんですけど、今年はアシストを意識してやってみたり、ディフェンスを集中的に頑張ってみたり、色々な部分で頑張れました。シュートが入らない時も、スティールから自分の良いリズムっていうのを作ってみたりだとか、そういうことができたのかなと思います」

-次は神奈川大ですが、どういったラストの試合にしたいですか。
「1週目の時に3Qまでは20点差もついていたんですけど、4Qで一気にやられてしまったので、そこで気を緩めずにやりたいと思います。監督もさっき言っていたんですけど、最後4年生みんながコートに出て終わりたいので、それを果たすために頑張りたいです」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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