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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2015.10.31 (Sat)

【2015リーグ1部】10/24レポート(第15戦・専修大会場)

東海大が怒涛の攻撃を見せて
拓殖大との頂上決戦を制す


 リーグも残すところあと2週、第15戦は2会場に分かれることになったが、専修大会場では3試合が行われ、ともに1敗同士であった拓殖大と東海大との大一番が最大の見どころとなった。


【40分を通じて内外バランスよく加点した慶應大が勝利】
151024kuroki.jpg 専修大は#7國分(3年・PF)がこの試合欠場となったが、1Qは#11秋山(2年・PG)・#24田代(4年・PF)が自在に得点。#32野口(1年・C・福大大濠)への合わせのパスも何本も通ってリードを得た。対する慶應義塾大は#4福元(4年・PG)、#5大元(4年・G)が返し、#7黒木(4年・CF)もゴール下での合わせをやり返す。残り3分19-19から#65佐々木(2年・PF)の連続得点などで専修大が21-28と抜け出す。2Q、慶應大のミスに乗じて専修大がリードを2桁に乗せるが、慶應大も専修大のゾーンを小気味よいパスワークで攻略。38-39と1点差にまで詰め寄て前半終了。

 3Q、専修大は#24田代が気を吐くものの、#32野口へのラインを封じられてしまう。慶應大はさらにリバウンドも支配、得意の足で#21鳥羽(1年・G・福大大濠)らの速攻につなげてQ半ばには53-52と逆転。#5大元の3Pなどで70-62と突き放す。4Qも慶應大ペースが続く。開始から3分半の間に#22トカチョフ(2年・CF)の速攻、#13西戸(3年・G)の3P、#7黒木のバスケットカウントなどで82-62。それでも専修大はプレスから#11秋山の3Pなどで残り50秒89-79まで追いすがってみせたが、92-79ともう1歩届かなかった。6勝目の慶應大は下位からじわりと浮上し、さらなるジャンプアップも視野に入った。

写真:1巡目の対専修大戦でも良い活躍を見せた黒木が安定感を見せた慶應大。


【法政大が勝利し、国士舘大は入れ替え戦行きへ】
151024tobori.jpg 下位で苦しむ国士舘大法政大の対戦は、国士舘大が負ければ入れ替え戦が決まることもあり、行方が注目された。立ち上がりは法政大#67佐藤(3年・PG)が打っていくが入らず、対する国士舘大は#58藤井(3年・PG)、#15下(1年・PG・浜松開誠館)、#22原(4年・F)のアウトサイドが決まるが終盤は攻めあぐね11-12の出足となると、2Qは#23寺田(4年・SF)の得点が続いてわずかに国士舘大リード。法政大は#67佐藤よ#35山岸(4年・SG)が剛健3本の3Pで逆転すると前半は30-26で終えた。

 3Qのスコアは12-12。互いに相手を突き放す一手は出ず、法政大も一気に得点は伸びないもののフリースローやゴール下を地道に決めていく。国士舘大は#32臼井(2年・PF)がオフェンスリバウンドで貢献し、一時は逆転するが法政大#7藤井(3年・SG)の3Pで逆転されて4Qに入ると、早々に#32臼井が4ファウルでベンチに行ってしまいオフェンスの流れができず。法政大は#23戸堀(2年・PF)がオフェンスリバウンドを奪い、#13植村(2年・PG)、#7藤井、#67佐藤といったアウトサイド陣が3Pを次々に沈めて61-43と国士舘大を突き放して4勝目をあげ、入れ替え戦回避に望みをつないだ。

写真:法政大は後半、戸堀がインサイドで踏ん張りを見せた。

※法政大・植村選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【GAME REPORT】
1Qから3Pを連発した東海大がリード
拓殖大は必死に追うも追いつけず首位を明け渡す


151024mitui.jpg この日のメインイベントともいえる戦いは互いに1敗、東海大が首位を奪還するにはまずは勝利することだったが、残す戦いを考えると3点以上の差をつけて得失点も考慮しておきたいところ。一方の拓殖大は勝利すれば、優勝がぐっと近づく公算だ。


第1戦は延長戦にもつれ込み、拓殖大が3点差で制した。この対戦では終始接戦だったにも関わらず、どちらかといえば東海大が追う時間帯も多く苦しい戦いを強いられた。しかし、2度目の対戦は蓋を開けてみれば、東海大が大きくリードする形となった。立ち上がりは拓殖大の勢いがあり、#23バンバ(3年・C)、#0岡本(4年・PG)らが得点。しかし次第に東海大が落ち着きを取り戻すと高確率のアウトサイドを決めはじめ、1Qで3Pが5本決まり、拓殖大のお株を奪う格好で勢いづくと、22-19と東海大リードで1Q終了。

 2Q、東海大の勢いは衰えない。#1小島(4年・PG)、#19三ッ井(3年・SF)といったセカンドメンバーが速攻、合わせで次々に得点し、開始2分で9点のリード。拓殖大は得意の3Pが入らず、リバウンドの頼みの綱である#23バンバも東海大の固いディフェンスの前にインサイドになかなか入れない。東海大は次々アウトサイドを沈めるのみならず、オフェンスリバウンドでも粘りを見せて拓殖大を引き離していく。拓殖大は残り4分で#13阿部(2年・SG)が足を痛めてベンチへ。苦しくなったが#23バンバ、#99赤石(4年・PF)、#37成田(3年・SG)の3Pもあってなんとかつないだ。しかし東海大は#45頓宮(4年・C)のゴール下の奮闘もあって51-35とリードして前半を終えた。

 3Q立ち上がりは拓殖大#99赤石が3P、ドライブ、タップと3連続得点。東海大は#0ベンドラメ(4年・PG)、#19三ッ井の3Pが決まり外角のタッチは依然として好調。続けて#21橋本(4年・C)のバスケットカウント、#13中山(3年・PG)、#33鈴木(3年・SG)の3Pと、3点プレーが止まらずに拓殖大も追い上げが簡単には叶わない。3Qを76-61と東海大が15点リードで終えて4Qに入ったが、差が縮まらない。東海大は出てくる選手が皆活躍する好調さでゲームを続け、99-81。第1戦の雪辱を晴らし、見事勝利を上げることとなった。

151024bamba.jpg 勝利の要因は固いディフェンスもそうだが、なんといってもオフェンスの良さだろう。ベンドラメが22点のチームハイではあるが、この試合ではセカンド、サードまでのメンバー全員が次々に良い攻撃を見せ、3Pもチームで15本入った。失点は反省すべき81点だが、それでもバンバを激しく守りにいき、ゴール下でのプレーはかなりプレッシャーをかけた。

 拓殖大は2Q以降、途切れぬ東海大の勢いについていききれなかった。2Q途中で阿部が負傷退場したことも痛かった。3Pを積極的に打ってはいったが、東海大が42%だったのに対し28%の確率に沈み、リバウンドでも14本の差をつけられてしまった。

写真上:東海大は三ッ井が3Pを3/4と、依然好調を維持。1Q終盤に流れを持ってくるのに成功した。
写真下:バンバへのディフェンスはかなり激しく、2枚、3枚と重なる守りに苦戦。

※東海大・陸川監督、ベンドラメ選手、小島選手、拓殖大・池内監督のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW&COMMENT】

「自分の良さは失わない司令塔でいたい」
オフェンス力の持ち味を大事にさらに良いガードに

◆#14植村哲也(法政大・2年・PG)
151024uemura.jpg指揮官交代により、法政大の戦い方がかなり変わった今季。司令塔を任せられた植村も必死に勉強中だ。どうやって点を取るか、どうやって味方を活かすのか、どうやってチームを勝たせるのか。これら山積みの課題に真摯に向かい合い、その上に本来の自分の良さであるオフェンス力も要所で発揮することも忘れてはいない。チームの勝敗では苦しんでいるが、成長過程での苦しみであることは確か。ここを乗り越えて新しい世界を切り開けるか、踏ん張りどころだ。


—4勝目となりましたが、ここまで連敗が続いていてモチベーションはいかがでしたか?
「チームで勝ち方がわからなくなっているというのがあって、練習でもなかなか活力が出てこなかったんです。でも先週を終えてからこの1週間、勝ち負け云々ではなくチームがひとつになって気持ち的にいい方向に持っていけるように全員で頑張ろうと言ってやってきたので、今日勝てたのはすごくホッとしています」

—今日は4Qで突き放しましたが、そこまではわからない展開でしたね。
「ここまでのゲームがずっとそうなんですけど、離せそうなときにガードのターンオーバーや、リバウンドを取るべきところで取れずという感じになっていたので、そこの意識の甘さがまだ出ていたと思います。今そういう悪い部分を練習でも改善しているところですが、日頃の練習から意識を高くやっていこうとしています」

—今年からポイントガードとしてよりいろんなことを求められていると思いますが、塚本HCの求めることに難しさは感じていますか?
「難しいとは思いますが、必要なことです。今まで僕のプレースタイル的には、最終的にシュートが決まればOKかなと思っていたんです。でも塚本さんはシュートを決める過程までもすごく大事にしていて、ガードからいいパスやセンターのインサイドアウトでいいパスが来ないとシューターは活きないし、センターの使い方もただボールを入れるんじゃなくて、しっかりいいポジションを取らせてガードが入れることを練習でもしつこく言われています。でもまだそれが自分の中で完成されていなくて、試合でもまだそういう部分でミスが起きてしまうので、勉強の毎日です」

—ガードの役割も大事ですが、植村選手が得点も取っていかないと、という部分はありますよね。
「そうなんです。自分の長所はそこだと思っているので、その良さはコントロールする中でも相手の隙を見つけて、その一瞬を突くような攻撃はやっていきたいです。やはり攻めの姿勢はガードが持っていないとみんなも攻められないと思うので、失わないようにしたいです。塚本さん(HC)も自分のシュートはいいと言ってくれているので、ちゃんとしたシュートセレクトで打つとか、スペースを見つけてドライブするとかを意識しています」

—佐藤選手(#67)が復帰してボールの回りは良くなっていますね。
「そうですね。今までセンターに入れるのも時間がかかったり、ガードのところでボールが止まってスクリーンがかかって無理なシュートを打ったり、24秒オーバーになったりしていました。チームとしてうまくボールをシェアして、うまくセンターに入れたりうまくディフェンスをずらしたり、ボールを回すことを意識してやってきて、それが最近は最初からできてきているとは思います」

—加藤選手(#24)が怪我で出られず、チームとしても苦しい状況はありますが。
「寿さん(加藤)が欠場した明治大戦で誰も攻め気を持たずに、すごい点差(85-52)でやられてしまいました。そこでチーム全員で寿さんの穴を埋めていこうと、選手ミーティングでも話し合いました。彼の代わりは簡単にはできませんが、点は取れなくてもチームでディフェンスすることでカバーするとかやれることはあるし、人に任せるのではなくチーム全員でゴールに向かう姿勢は持とうと話し合っています」

—ディフェンスに関しては塚本HCについてかなりやってきて、自信もついてきているのでしょうか。
「そうですね。今年はずっとそれしかやっていないので。でもディフェンスが崩れた試合はかなり失点が増えて80点ぐらいになっています。今日も寿さんがいない分、点を取るのは難しいので相手を40点台に押さえて自分たちは50点台で勝つぐらいの内容が理想で、それができた勝ち方だったかなと思います。とりあえず残り3試合をやるしかないので頑張ります」

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◆陸川 章監督(東海大)
「拓殖大はみんな能力が高いけれど、その点はみんな我慢して流れを渡さないように、渡さないようにとしたと思います。みんなが前回どういう風にやられたのか、私よりも選手たちがそれを意識していたなと思います。負けてから今日までの準備ができていたんじゃないかなと思います。

(3Pがかなり当たりました)気持ちが入ると入るのかな。この一番のビッグゲームに集中して、それで3Pが当たったんでしょうか。

(1戦目はどこか東海大らしくない内容)今を振り返ればやはりトランジションディフェンスがぜんぜんダメでした。みんな引いてしまって3Pを簡単に打たせていました。それで向こうの11-0で簡単に流れを作られて、追いつきはしたんですが、そこでエネルギーを使った分、最後は勝ちきれなかったですね。だから今回は入りと、トランジションとスリーは絶対に打たせないようにとしていました。今日はセカンドメンバーが、流れが悪くなったときにディフェンスもオフェンスも流れを引き戻してくれた。元気(#1小島)と晃佑(#21橋本)が戻ってからセカンドメンバーの方に勢いがあるくらいです。それに拓大さんはそんなにメンバーは変えないんだからと思っていたら、みんなわかって走ってくれました。ただ、ちょっと点を取られすぎました。そこは課題にしたいと思います。

(優勝に近づいた?)いやまだ何があるかわかりません。勘違いしないようにきちんと引き締めて一戦一戦大事にやっていきたいです」

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◆池内泰明ヘッドコーチ(拓殖大)
「(東海大戦1巡目を踏まえて)基本的にはガードにドライブがあるので、そこは防ごうと話したのですが、ちょっと徹底できなかった。終盤はスイッチで対応できていましたが、それをもっと徹底していれば。それは僕が明確に言わなかったというか、きちんと指示すればよかったかなと。それとうちはオフェンスのときウィング起点にするケースが多いのですが、そこにうまく入らなかったのがうまくリズムがつくれなかった。そこだけだと思います。点差は開いていますが、その辺りをうまく改善すればもう少しスムーズにシュートも打てるのかなと。

(80点取れたのは悪くなかった?)悪い中でもよく80点取れたなと思います。あとはリバウンド。前半10本くらいオフェンスリバウンドを取られている。皆バンバがいるからリバウンドを取れるだろうと思って先に走ったりしているところがあるので、そこと、さっき挙げたウイングのところを修正すれば、もう少し競れるのではないかと思います。

(交代が少ない分、中の5人で立て直す術は持っているか)そうですね、今までもずっとそれ(=あまり交代しない)でやっているし、我々はあまりセットオフェンスはやらないので、そういった弱味はあるんですよね。崩れると、なかなか立て直せないという。そこをどうするかというのが非常に難しくて。春にちょっとセットオフェンスをやったらそればかりやってしまって、いいところが出なくなった。まあ何かきっかけだけは与えて、それでうまく打開できるようにはしていきたいです」

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「相手のキーマンをもう10点ずつ抑えたい」
シーズンの最終目標に向け油断なし

◆#0ベンドラメ礼生(東海大・4年・主将・PG)
151024vendorame.jpg頂上決戦を勝利で終えた直後にも拘わらず、反省が口をついて出た。すぐには修正できないものも含まれるが、少なくとも慢心はない。
ガードとしてチームを引き締めながら、自ら3Pシュートやドライブを決め、さらにはオフェンスリバウンドにも飛び込んでくる。チームの安定剤であり起爆剤でもある彼がコートにいる限り、東海大の優位は堅い。


―試合を終えて。
「ホッとしています。前回あれだけの接戦(86-88)をやって負けたので、今回勝てたというのはよかったと思います。ただ、まだあと3試合あり、そこで負けてしまったら意味がない。しっかり勝ってインカレにつなげたいです」

―立ち上がりは拓殖大ペースでしたが、流れを取り戻せた要因は。
「早い段階でのメンバーチェンジで、ベンチメンバーがつないでくれたと言うよりも、勢いを与えてくれた。今日はベンチメンバーの活躍が光ったんじゃないかなと思います」

―1巡目の拓大戦と、何が違っていましたか?
「バンバ(拓殖大#23)のところをどれだけ意識するか、ですかね。やられたはやられてしまったのですが、今回頓宮(#45)ではなく4番ポジションの選手をバンバにつけてみたのですが、それはうまくいったと思います。バンバもいやがっていたし、フラストレーションが溜まっていたと思うので。晃佑(#21橋本)が復帰したことで頓宮とのツインセンターもできますし、晃佑がもう少し走れるようになればもっと速い展開にもついていけそうです」

―橋本選手や小島(#1)選手らケガ人もほぼ復帰しましたが、今の時点で何か課題はありますか?
「やはりディフェンスです。今日も簡単なレイアップをされてしまった分など、もっと失点を抑えられるはず。相手に難しいシュートを打たせて、それが入ったのならしょうがないですが、自分たちのディフェンスをせずに簡単にやられるのは相手に勢いを与えてしまうし、うちとしてもよくないことなので、それは修正していきたいです。バンバ(24得点)はもちろん、赤石・成田(拓殖大#99・拓殖大#39。ともに19得点)のところももう10点抑えたい。バンバに寄り過ぎてキックアウトで決められてしまう場面もあったので、そこは逆サイドもちゃんとローテーションすることが大事だと思います」

―オフェンスではここという場面で得点していました。自分で取りにいこうという気持ちはありましたか?
「それは常に自分の中にありますが、前半からやり過ぎてしまう部分もあり、もう少し冷静な判断をしなければと思っています。シュートは結果的に入ってよかったですが、まだ状況判断が甘く簡単なミスがありました。1試合でターンオーバー5つ、前半だけで3つというのはガードとしても、チームの中心を担う立場としてもなくさないといけないと思います」

―81失点と確かに少し多いものの、拓殖大が勢いに乗りそうなところはすべて抑えていたのではないでしょうか。
「相手に流れこそいかなかったですが、点の入れ合いになってしまった時間帯があったので、81失点という結果になってしまったと思います。相手の気持ちを完全に断つためには、そこは1本止めないといけませんね」

―とくに後半よく見られた、オフェンスリバウンドは圧巻でした。
「拓殖大がもうあまり気持ちを出していなかった分、行きやすかったです。2番ポジションになったこともあって積極性が出たんじゃないかなと思います。セーフティはガードがいてくれるので。リバウンドは行ってタイミングさえ合えば取れるものだと思っているんです。だから積極的に行くつもりではいます」

―この試合は、主力のケガによって試合経験を積めたメンバーの成長ぶりが光りました。リーグ残り3試合でも継続できそうですか?
「はい、やはり目標はインカレと天皇杯で、NBLチームに勝つためには今のスタメンのサイズでは僕はやっていけないと思っています。僕的にはスタメンでももうちょっと頑張ってほしいやつがいるので、そいつがどこまで頑張ってくれるか。まだまだもっといいチームになります」

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「みんながわかって準備してきていた」
勝つべくして勝った試合に自信

◆#1小島元気(東海大・4年・PG)
151024kojima.jpgリーグ序盤に怪我をして以降、中盤戦でも欠場があり、本調子とは言いがたい部分もあった。しかし徐々に調子は取り戻してきているといい、この試合ではセカンドメンバーの一員として確かな働きを見せてチームの勢いを持続させた。まだ完全復活というには納得がいかない様子だが、残るシーズンで後半に残るものを見せられるかを楽しみにしたい。


—見事な勝利でしたが、振り返って。
「そうですね。でも失点はやはり80点以上取られているので、そこは直さなくてはいけないなと思います」

—今日は3Pが全員良かったのも大きいと思いますが。
「やはりこの前負けているし、みんな準備して気持ちも入っていました。言い訳にはしたくないんですけど、筑波大の体育館は白くてちょっと打ちづらかったんですよね。今日はちょうどいい感じでした(笑)」

—前回は接戦で、今日の方が余裕があったけれど東海が終始必死にやっている印象でもあります。
「これを勝たなければ優勝はないですし、やっぱりあのとき負けたのは悔しかったです。個人的にもこのリーグに入って怪我が続いてぜんぜん調子も出なかったし。でも足も良くなってきたし、この前とは気持ちも違っていました」

—特に今日は小島選手をはじめ、セカンドメンバーが良い活躍でした。
「この前、筑波で筑波大と戦ったときに逆にセカンドメンバーがすごく悪かったんです。ああいうのもみんな課題だと思っていたと思うし、だから絶対に準備は全員がしてきていたと思います」

—みんなの意識が違ったんですね。東海大がリーグ戦で追う形になっていたのは久しぶりのことですが、リーグの捉え方も違ったのでは?
「自分が入学してからは本当に久しぶりでした。でも特に変わることはなく、気持ちもいつもと同じで、淡々と準備して試合に臨む部分は一緒でした」

—4年生であり、最後のリーグ戦です。残り3試合、残したいこと、チームに見せたいことはどんなことですか?
「自分はやはりディフェンスの気迫ですね。後輩たちに見てもらいたいです。それがちゃんとできなくてモヤモヤしている部分はあるんですが、それをやろうと頑張っているところをしっかり見せたいです」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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