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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2015.10.27 (Tue)

【2015関西リーグ1部】近畿大学優勝インタビュー

「目標に決めたことを達成できて去年より気持ち良い」
達成感と充足感を得られる優勝を涙で噛み締める

◆#33藤田俊祐(近畿大・4年・主将・SF)
151018KINKI_FUJITA.jpg天理大との決戦を制し、目に光るものがあった。関西三冠は昨年に続くものだが、今年はリーグ全勝での達成。それも、自分がリーダーを務めての快挙だからこその、満ち足りた涙だった。関西1位チームの称号を手にし、残されているのはインカレでの戦いだ。学生として最後の1年を最高の1年として締めくくることを目指し、再びの関東撃破を誓う。


—優勝経験は何度もありますが、勝利の後に泣いていた姿が少し驚きでした。
「そうですね(苦笑)。ただしんどい試合だったので、感極まって泣いてしまったのかなと」

—西日本インカレの決勝同様、天理大に1点差勝ちでの優勝でした。苦しくても勝ち切れたのは何が良かったのでしょうか。
「今日はみんな気持ちが入っていたのと、スタートが良かったので。やっぱ追う立場よりも追われる状況になっていたので、最後に逃げ切って勝ち切れたのかなと思います」

—その逆の状況で追いついた天理大もさすがだったという感じですね。
「そうですね。ずっとうちのライバルと言われているチームで、やっぱ強いなと思いました」

—それを勝ち切って2年連続三冠です。以前も話をしましたが、やはり去年とは違った意味を感じるものだと思います。
「そうですね。自分らの代で、春に今年も三冠をしてインカレで関東を倒そうと決めている状況で達成出来たのは、去年よりも良い気持ちですね」

—このところはずっと追われる立場ですが、精神的に変化してきたことはありますか。
「いや、そこは特に。ミーティングでも、ずっとうちは勝ってるけどそこで受けるんじゃなくて自分たちから向かっていって、チャレンジャーの気持ちでやろうと。毎年言ってるんで、特に変わることもなくやれたかなと思います」

—リーグ戦はケガ人もいる状況でしたが、下級生も確実に成長した大会でしたね。
「はい。3番(岡田)と8番(濱高)が上がってきてくれたから、また選手層が一つ厚くなって。インカレに向けて良いチーム作りができるかなと思いますね」

—インカレまであと1か月ですが、練習からどのような心がけで臨んでいきたいですか。
「去年もやって自分たちの肌で体感しているから、もっとコミュニケーションを取って、もっと層を厚くして。下がどんどん出てきてくれて、5人だけじゃなくて、10人、15人で戦えるようにしていけたらなと思います」

—キャプテンということで、これも去年と違った状態ですね。
「去年は先輩に引っ張ってもらってやってた部分はありますけど、今年は自分らの代なんで。関東にしっかり勝って、良い思い出作りじゃないですけど、良い結果を残して卒業できたらなと思います」

※ソウ選手、戸梶選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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「ずっと1位にいて、他のチームも狙ってくる中で
それを耐えての優勝は凄いことだと思う」

◆#22シェリフ ソウ(近畿大・4年・C)
151018KINKI_SOW.jpg入学以来、関西のトップ選手として君臨し続けた。そしてどのチームも彼のいるトップチームである近畿大を破ることに挑み続けてきた。これまでは長丁場のリーグ戦だけにどこかで土をつけられていたが、ラストイヤーはその挑戦を全て退けての快挙に胸を張った。文句なしの関西王者として、堂々と最後のインカレに乗り込んでいく。


—今年も優勝となりましたが、お気持ちはいかがでしょうか。
「去年まで何回も優勝してきましたけど、全勝優勝はしたことがないので。去年は最後に同志社に負けて悔しい思いをしたので、今年は優勝だけではなくて絶対全勝したいと思っていて。近大の初めての優勝を僕らの代でできて、プライドにもなります。みんな一生懸命最後まで戦ったから。今年のリーグ戦はホンマに今までのリーグより嬉しいです」

—レベルの高い優勝をしたぞ、と胸を張れる気持ちですね。
「はい。去年初の三冠をして、でも全勝できずに一個上の先輩に申し訳ない気持ちもあって。今年できて先輩たちも喜んでくれていると思います。嬉しいです」

—藤田選手同様に決定後は泣いていましたが、大きな達成感があったんですね。
「それもあるし、自分も頑張ってきて良かったなという気持ちもあるし、みんなも頑張ってくれて目標達成できたから、涙が勝手に出てしまって(笑)。珍しいことだけど、たまには良いですね」

—天理大には僅か1点差でしたが、何が勝敗を分けたのでしょうか。
「集中力ですね。相手も外国人がいて、簡単に点を取ることができなかったので、最後まで集中力が高い方が勝てるとみんなにも言っていて。途中で諦めるようなことがあったら絶対相手に持っていかれるで、と。1次リーグでもずっと接戦で、でも最後は勝てたので。西日本も同じで、1点差でも勝っていれば勝ちは勝ちなので。もちろん相手も集中しているので、1点だけ勝てたのはラッキーかなと思います(笑)。1点差というのは相手の頑張りがあったからだと思います」

—あまり満足感はない?
「いや、満足は満足です。そこは相手が強かったことも認めます」

—関西での学生だけでの大会はこれが最後ですが、関西に来て良かったと感じることはありますか。
「関西だと、相手が絶対ソウを倒したいと向かってくるんですよ。4年間それは感じて。そこは凄いなと思いますね。向こう(関東)に比べたらちょっとレベルは低いかもしれないけど、そういう気持ちで当たってきたことは凄いなと感じました」

—それを退けた近畿大、ソウ選手も凄いと思います。
「そうですね。簡単にできることではないですから。今までの優勝もどこかで1回はこけたりしているので。先生も言っていることで、優勝は絶対に簡単にできることじゃないと。どのチームも1位チームを狙うんですよ。僕らがずっと1位で、だからみんなが狙ってきて。もし天理が1位だったらみんな天理を狙うんですよ。それを耐えてのことなので、凄いことなんだなと思いますね」

—その関西1位としてインカレに行きますね。
「関西の代表として、関西でどれだけ頑張ったかを関東にぶつけてこようと思います。関東を倒さんと名前が上がらない部分はあるので、関東を倒して歴史に残ることをしたいなと思いますね」

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「インカレでは関東に去年負けていて、今年こそは」
揺れ動きの激しかったラストイヤーを笑って終えるために

◆#24戸梶智康(近畿大・4年・PG)
151018KINKI_TOKAJI.jpgこれまでもポイントで仕事をこなしてきたが、室垣の故障で2次リーグはスタメンに固定。チームが全勝を続けており、それを継続させなければならないプレッシャーもあったという。事情でチームを離れていた期間も長かったが、それを感じさせないパフォーマンスで与えられた役割を全うした。振幅の多い最終学年となったが、リーグも終わりインカレに向けて存分に集中できる状況となった。最後の大会で狙うは、まずは打倒関東である。


—室垣選手(#11)の故障で終盤戦はかなり出ずっぱりという状況が続きましたね。
「前半戦は自分が教育実習でいないことがあったんですけど、あいつが頑張ってくれて全勝でいってくれたんで、後半戦は自分が頑張らんとなあと思っていました。負けていなかったので、自分が出ていて負けたら『あれ?俺のせい?』みたいに思うこともあったので(笑)。だからちょっとプレッシャーもあったけど、下級生も頑張ってくれて良い感じで終われて良かったですね」

—今までの優勝とは味わいは違いますか。
「西日本の時に教育実習に行く予定やったけど、先生からリーグ戦は他の下級生も育ってくるから、リーグ戦の時に行ってくれるとありがたいということで、西日本はチームに残って天理に1点差で勝ちました。で、今回教育実習に行く前は不安で、いつも携帯いじって結果どうかな?とチェックしてて(笑)。ずっと勝っていってくれて、後半戦も自分が頑張らんとあかんな、と。チームの引き締めもあったし、最後も勝てて良かったですね。今年は自分らの年ということで頑張れたのもあるし。春の後に実家で色々とあって、チームを離れていた時期があったんですけれど、こうして勝てて良かったです」

—かなり色々な出来事のあった一年だったんですね。
「そうですね。1か月ほど実家に帰っとったから結構大変やったけど、家族も支えてくれてたので、ちゃんとしとかんと(笑)。結果を残しとかんと申し訳なかったので」

—インカレでも良い結果を求めたいですね。
「インカレで室垣もケガが治ってくるので、そこで全員でベストパフォーマンスがやれるようにしたいし、今回の大会で下級生が育ったので、高い戦力でインカレに臨むことができるから、楽しみな部分がめっちゃあります。順当なら関東2位とやれますし、去年負けてるから今年こそはという感じです。去年の感じからしてやれんことはないと思うので、そこをあと1か月の練習で意識してやっていきたいですね」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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