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関東大学バスケットボール新人戦 拓殖大が1992年以来の優勝
西日本インカレは近畿大が優勝

2007.10.14 (Sun)

10/14 関東大学2部リーグ 最終週 第2戦 中央大VS國學院大

中央大97(30-9,22-15,21-11,22-18)53國學院大
1014kokugakuinこの日は立ち上がりから中央大ペース。1Q終了時のスコアーは30-9。中央大が怒涛の攻撃で國學院大の戦意を喪失させる。しかし、國學院大も#12成田(3年・PF)、#14粟根(2年・SF)がゴール下で攻め込むなど積極的なプレーを見せるも単発に終わってしまう。スタートダッシュに成功した中央大はアウトサイドからは#12中野(3年・F)が射抜き、インサイドでは#18小野(2年・C)が体を張り、内外角のバランスは良好。ディフェンスでも、集中力を見せ、國學院大の思うように攻めさせない。苦しい國學院大はなんとかその状況を打開しようと、#17傳田(2年・SF)や#19杉本(1年・PG・岐阜総合)が外角シュートを狙うもリングに弾かれてしまう。

前半終わって28点差。國學院大は後半の出だしこそ激しいディフェンスを展開していたが、その後は足が止まってしまう。中央大はベンチメンバー全員出場。國學院大久我山高校出身者の多い中央大。途中はコート上が全員久我山出身者というユニークな起用も見られた。これまで、下位チームとの戦いが続いてきた中央大は立ち上がりから重い展開が多かったが、この試合ではそれを払拭するかのようなプレーの数々。國學院大に44点差をつけて快勝した。

中央大は2部に降格してから苦しい状況が続いた。時にはインカレ出場さえ逃し、1部のオーラすら失いかけていた。しかし、富田・中山らが4年となった今年、ようやくチームとしてのまとまりを見せ、上位を狙えるチームに変貌を遂げた。“入れ替え戦への切符は手に入れた。あとは勝つだけ”とキャプテン富田。このリーグ中、#11佐藤ら3年生が伸びたことにより、選手層は増した。あとは入れ替え戦という特別な場でどれだけ自分達のバスケができるかに全ては懸かっている。対する國學院大は昨年度の上級生主体チームから下級生主体チームへ。青木・大石という点取り屋も抜け、戦力ダウンが否めない状況にあった。しかし、ディフェンスや外角シュートが当たったときは怖い存在だった。入れ替え戦では順天堂大との戦いが待っている。2部の下位と3部A間の入れ替え戦は一発勝負。國學院大は先輩たちが押し上げた2部残留を守りきることができるか。
写真:國學院大主将・村田。ベンチの端に座り、常にコートのメンバーに声を掛けていた。

中央大・富田選手、國學院大・粟根選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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◆#4富田敏幸(中央大・4年・G)
リーグ序盤は得点を獲りに行っていた富田だが、中盤からは周りの選手が伸びたこともあり、アシスト役に徹するようになった。今年度は“勝負の年”と言われ、周りからの期待も厚く、請け負うプレッシャーも尋常なものではなかっただろう。しかし、そのプレッシャーを見事に跳ね除け、2部2位で入れ替え戦出場を決めた。

―入れ替え戦も目前ですね。
「そうですね。嬉しいです!」

―終盤は下位チームとの戦いが続きました。その試合ではどうも立ち上がりが重かったなと。
「そうですね。気持ちの緩みっていうのは自分達ではないと思ってなくても、気持ちのどこかでそういう部分があって。ただ、相手をちょっと軽く見てしまったりすると展開になってしまうということがわかったので、本当に反省すべき点だと思います」

―ただ、今日の試合は最終日ともあって序盤からかなりとばしてしましたね。
「コーチもそれ(立ち上がりの重さ)を指摘していて、入れ替え戦があるんだから、ここでしっかりしておかないと次に繋がらない、自分達のバスケがまた最初からになってしまうんだからということを考えて今日はしっかりやりました。意識して試合に臨むことができたので、入りはよかったですね」

―リーグを通してチームとして成長したところは?
「序盤は自分でも点を獲りに行こうと思っていて。でも、その中でリーダーシップも発揮しなければならないし、色んな選手を使っていかなければならない。もちろん、ガツガツ行くのも時には必要だけど、終盤は周りを使おうということを考えてやってきました。特に3年生はその期待によく応えてくれました。リーグで成長したのは3年生ですね。気持ちの面では4年生の仲間に支えられました。感謝しています。プレーでは3年生が本当に成長しました。もちろん、龍猛(#18小野)もですけど」

―逆に課題は?
「国大(國學院)、神大の出だしの悪さ。こういうゲームをしてしまうと絶対に命取りになんで、それを克服していくだけですね」

―キャプテンとして辛かったことは?
「リーグは4年生が主体で、引っ張っていかなければならない立場。リーグ中に反れた奴とか、自分が苦しくてもなんとかチームを引っ張っていかなければならない。チームが沈んだ時に叱るだけじゃなくてフォローもしてあげなくちゃいけなかったりとか。その“駆け引き”が大変でしたね」

―今年は中央の試合になるとOB含めたくさん人が集まって応援がすごかったですね。プレッシャーとかはなかったのでしょうか?
「それはかなりありました。期待されていることもわかっていましたし、応援してもらっている分、結果を残さなければならないというプレッシャーもありました。でも、そのために中島さん(コーチ)も一生懸命やってくれたんで、本当に嬉しかったです」

―入れ替え戦までの2週間はどうモチベーションを保っていきましょうか?
「さっきのミーティングで話したんですけど、せっかく入れ替え戦への切符を手に入れたのに勝てなかったら意味ないんですよ。だから、みんなでチームを盛り上げて、4年生でチームを支えて最高の状態で入れ替え戦へと臨めれば絶対に勝てると思います。入れ替え戦では自分達のバスケをするだけです!頑張ります」


◆#14粟根 聡(國學院大・2年・SF)
昨年は指の脱臼で途中戦線離脱した粟根。
今年度は見事全試合出場を果たした。試合ではインサイドで#12成田を支える存在に。跳躍力を生かしたリバウンド、積極的なドライブはチームに勢いをもたらしていた。しかし、チームとしてはなかなか結果がついてこない、なんとも歯がゆいリーグとなってしまった。

―リーグを終えて。
「うちは小さいチームで、他のチームとは体格も精神力も違う。波もすごいあったし。やっぱりそこの差が1番大きかったし、そこを克服できなかったということが勝てなかった原因だったなと感じました。今後はこの課題をいかに克服していくかということが大事になりますよね」

―昨年はリーグ終盤は怪我で戦線離脱してしまいました。今年度は“やってやろう”という気持ちはありましたか?
「あったんですけど…全部を通して空回りをしてしまったというか。去年は試合に出られなくて悔しかったけど、今年は今年で結構キツかったです。両膝はガタガタで、腰も痛かった。でも、出ているからそんな弱音は吐いていられないし。なんとか乗り切ることはできましたけど、結果がついてこなかったということが本当に痛いところです」

―なかなか勝てない中でチームの状況はいかがでしたか?
「かなり沈んでました。神大に負けた辺りからリーグ戦に向けた練習も、暗くて。なんとか明るくしようって言っていても、みんなのコンディションは下がっていく一方で。結局、最後までそれを引きずったまま試合に向かっていたように思えます」

―ゲーム中にチームを立て直すということがあまりできていなかったかなと。
「他の先生と話していても、それは言われるところで。うちにはガードらしいガードがいない。そのこともあってゲーム中に立て直すことができなくて。でも、それはチームの事情で、いなかったらいないでやっていくしかないじゃないですか。じゃあ、ゲーム中に苦しくなったときにどうするかという練習をしていたかと言ったらそうではなくて。練習をしていなかったというわけではないんですが、“完成”させることができませんでした。それで、流れだけでリーグに入っていって負けが続いて。みんなのテンションが下がってって、悪循環になってしまいました」

―入れ替え戦までには立て直したいところですね。
「そうですね。2週間あるので、なんとか気持ち立て直して勝てれば。入れ替え戦は一発勝負だから、勝機はあると思いますし。そこで勝てればそれでいいと思います。入れ替え戦までは、國學院はディフェンスのチームだということを忘れずに練習していきたいです。今週もそうだったんですけど、ディフェンスが1戦目に比べて弱かった。この2週間で、もう1度國學院のディフェンスは何かを考えて立て直したいです。ディフェンスからブレイクっていう形がでれば絶対に勝てると思うし。それがメインでやらなければならないことだと思います。あとは個人の気持ち次第。チームが1つになることも大事だと思います」

―ディフェンスの話が出ましたが、リーグ中はそのディフェンスで明治に勝っていますからね。
「なんでですかね…(笑)。明治に勝っているのに、白鴎に負けて、神大に1敗して。拓殖も落として。そこは“下級生だから”って言われるところもあるけれど、今年はそれを言われないようにしようってことでやってきたんですけどね。でも、最終的に残った結果はこれ。残念でならないです」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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