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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2015.10.03 (Sat)

【2015リーグ2部】10/3レポート(第9戦)

首位決戦が続いた2部リーグ
下位も関東学院大が初勝利をあげて全敗チームは消える


 1巡目の最終試合となった第9戦。この日の2部リーグは上位でしのぎを削る日本体育大と早稲田大、大東文化大と日本大といった順位に直結する重要な試合が続いた。また、入れ替え戦のボーダーラインから抜け出したい下位チームも互いに譲れない勝負となった中、関東学院大が中央大からうれしい初勝利をあげるなど、見どころの多い1日となった。


【前半で大幅にリードした立教大がそのまま勝利】
151003motiduki.jpg 第1試合、共に4勝4敗の立教大東洋大の一戦。1Qが始まり互いに点を取り合う展開となった。しかし残り3分のところで東洋大がリズムを崩し流れは立教大へ。#8阿部(4年・C)のバスケットカウントや#4藤井(4年・SG)、#14望月(3年・SG)の連続3Pで11点差をつけ25-14で終了。2Qも流れはそのまま立教に。#12三上が3Pを決めるなどして19点差にまで離れると、東洋大はタイムアウトを挟んで持ち直し、#29岩淵(2年・PG)が得点し粘って、なんとか立教大についていき47-29で前半を終える。

 後半は終始点を取り合いシーソーゲームになったが、前半ここぞという場面でしっかりとシュートを決めていった立教大がリードを守り、91-73で勝利。東洋大は順調に得点していったものの、最後まで差を縮めることができず。ディフェンスに課題が残る結果となった。

写真:立教大は望月ウイングのひとり、望月が怪我から復帰し、これでメンバーが揃った。


【GAME REPORT1】
早稲田大が日体大を退け、
1敗を守って優勝争いをリード


151003waseda.jpg 第2試合、ともに1敗の早稲田大日本体育大の直接対決は、日体大の得点でスタート。早稲田大は#34池田(4年・PG)の3Pシュートが決まるまで約3分間無得点と決めきれなかったものの、交代した#11河合(3年・SG)が激しいディフェンスで流れを引き寄せる。得意の速攻につなげて13-12と逆転に成功。さらに#8新川(2年・SF)のリバウンドシュートで20点台に乗せ、1Qを21-16とリードする。2Q、インサイドの高さを生かしたい日体大は#32フェイ(1年・C・大分明豊)を投入。しかし立ち上がりにターンオーバーが重なり、25-16と逆に点差を広げられてしまう。タイムアウトで仕切り直すと、センターにダブルチームを仕掛けたり、ゾーンディフェンスを繰り出したりと揺さぶりをかける。攻めてはファールを誘うが、チームファールフリースローのチャンスを生かせない。そのうちに早稲田大がゾーンを攻略。#16山本(4年・F)、#36澁田(3年・SF)のノーマークシュートにつなげて37-27と主導権を渡さない。

 3Q、早稲田大のセンター#38宮脇(3年・C)がファウルトラブルに陥る間に、日体大#19田口(2年・SG)、#75赤土(3年・PF)が奮闘。リバウンドから攻撃の回数を増やし、44-41と1ゴール差に詰め寄る。Q最後のオフェンスでは残り0.3秒で#19田口がフリースローを獲得、49-47と振り出しに戻す。

 勝負の4Q、早稲田大は#2木澤(4年・G)ら交代メンバーが積極的に足を動かして自分たちのペースに持ち込む。最初の3分半で日体大がフリースローによる4点に留まる間に、じわじわと差を広げる。そしてベンチでリフレッシュした#34池田の3Pシュートで61-51と2桁差をつけることに成功。池田は続けてもう1本3Pを決めガッツポーズ、日体大をタイムアウトに追い込む。日体大は#88万(4年・C)をコートに戻し、フリースローを連取するがきっちり決められない。#75赤土のレイアップは早稲田大#11河合に、#34加藤(4年・G)の3Pは早稲田大#34池田に返され、10点が遠い。残り時間が少なくなり、3Pシュートを狙っていくも当たりがこない。一方の早稲田大は#7石原(2年・PG)が巧みな1on1でダメ押し。日体大はファールゲームにはせず、このままタイムアップかと思われたラストに早稲田大#34池田が放った3Pがブザービーターとなる。終わってみれば80-66と早稲田大の快勝となった。

 早稲田大は#36澁田、#11河合を始めスタート以外のメンバーがしっかりと役割を果たし、層の厚さを見せつけた。流れが相手に行きかけたときも主将の#34池田を中心に声を掛け合い、簡単には崩れない。2巡目も早稲田大らしいバスケットをコンスタントに続けられれば優勝が見えてくる。

 日体大はシュート数こそ上回ったものの、フリースローのミスで波に乗り切れなかったのが悔やまれる。2敗はいずれも60点台に留まる展開だった。2巡目での修正が期待される。

写真:ルーズボールに飛び込んだ早稲田大・國枝に、池田が駆け寄る。國枝ら交代出場のメンバーが仕事をして池田らスタメンが試合を決めた。

※早稲田大・河合選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【GAME REPORT2】
神奈川大はスロースタートがたたり
序盤から波に乗った江戸川大の勢いに追いつけず


151003wan.jpg 第3試合、ここまで共に1勝7敗の江戸川大神奈川大。勝敗から見ても実力は大きく変わらない。どちらにとっても譲れない試合は江戸川大がいいスタートを切った。1Q、江戸川大は持ち味の得点力が光り、#33大川(4年・PG)、#55栗原(3年・SF)を中心にハイペースで得点していき11点差に。シュートが入らず苦しむ神奈川大はタイムアウトを挟み、ゾーンで江戸川大にミスを頻発させることに成功。しかし江戸川大も#10王(4年・C)が奮起。ゾーンに苦しみながらも連続得点で差を広げていく。神奈川大はターンオーバーが続き得点が伸びず。最後に#14田代(3年・SF)が3Pを決め、差を10点にして18-8で終了。2Qは神奈川大が#74佐藤(4年・主将・C)がインサイドで果敢に攻め、フリースローをもらうが決めきれずペースを掴むことができない。一方で江戸川大は順調に得点を重ね、神奈川大を突き放し、残り3分間で江戸川大#1平岩(2年・SF)が8得点を練習し、前半を36-16で終える。

 3Qはシーソーゲームに。神奈川大は調子を上げはじめ、#55鈴木(4年・C)や#25松岡(1年・PG)などが得点していく。だが、江戸川はも#1平岩バスケットカウントなどで対抗。お互いに得点していったことで差は縮まらず52-34で3Qを終了すると、4Qでゲームが動いた。序盤、神奈川大#55鈴木がインサイドで連続得点し、ディフェンスでは江戸川大#10王のチャージングで流れを持ってくると、そこから#22福島(1年・SF)の3P2本、#24工藤(1年・PF)のバスケットカウントが決まり、一気に3点差まで詰める。その間江戸川大は無得点の時間が続き、タイムアウトを2回も挟むも神奈川大の勢いは止まらず、#7田村(2年・SG)のシュートで神奈川大が1点差に。いよいよ逆転されそうになった江戸川大だが、#10王がインサイドで得点し#55鈴木と#1平岩が3Pを決めていく。それに対して神奈川大は#22福島の3Pなどで得点して最後の粘りを見せるが、逆転できる時間は残っておらず、70-62でタイムアップとなった。

 神奈川大はシュートを決めきる力が足りず、また、エンジンがかかるのが遅かった。一方で序盤から勢いがあった江戸川大は、神奈川大のゾーンに苦しみはしたが、それに対して慌てず対応していけたことで勝利をたぐり寄せた。

写真上:江戸川大4年の王。この試合ではディフェンスリバウンドでチームに貢献した。

※江戸川大・平岩選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【GAME REPORT3】
中央大は最後に追い上げを見せるも
リバウンドを制した関東学院大が初勝利


151003okuma.jpg 第4試合は全敗中の関東学院大と3勝5敗の中央大との一戦となった。勝って2巡目を迎えたい両者。関東学院大は何としてでも1勝したいところである。

 1Q、前半は中央大のペースに。#25森(3年・CF)がインサイドで得点、#9阿部(2年・G)が3Pを決め、関東学院大に10点差をつける。だが、関東学院大も盛り返し#8蜂谷(4年・PF)が3Pを決めると、これに続いて#23永野(3年・CF)がバスケットカウントを取り、#11伊藤(3年・PG)がガンガン中へと攻めていき、9連続得点で1点差にまで詰め寄る。中央大はシュートミスや24秒オーバータイムで勢いを失い無得点の時間が続いた。最後に中央大#14鈴木(4年・PF)がフリースローを決めて3点差とし、20-17で1Qを終える。2Qは終始関東学院大ペースに。序盤こそ互いに点を取り合いシーソーゲームになるかと思われたが、関東学院大はチーム全員でディフェンスリバウンドを取りに行き、#45大熊(4年・F)や#11伊藤の速攻につなげていくと逆転。中央大もタイムアウトで修正して#18國政がシュートを決め同点にするが、流れは変わらず関東学院大の攻撃が続き、44-31で前半が終了。

 3Q、序盤から中央大のファウルがかさみ関東学院大にフリースローが与えられる。加えて、関東学院大は#7鳴海(2年・PF)がオフェンスリバウンドを頑張り、他の選手もしっかりと点を決め、更に点差は開いていく。中央大は#28鶴巻(1年・SF)の外角シュートや#14鈴木の3Pなどでなんとか食らいつこうとするが、シュートミスやターンオーバーが響き差は縮まらないまま63-47で終わる。4Qになると中央大がペースを取り戻し始め、10点差に詰め寄った。一方で関東学院大はシュート率が悪くなり、勢いが落ちていく。波に乗った中央大は#6柿内(2年・G)、#28鶴巻らが一気に得点し、残り3分のところで3点差にまで詰め寄るが、中央大の勢いはここまで。関東学院大が流れを取り返して、#8蜂谷や#45大熊が次々に得点。81-66で試合を終えた。

 中央大は不安定な試合運びで思い通りのバスケットができなかった。一方で関東学院大は、相手より走れたこと、リバウンドを取れたことが勝ちにつながった。速攻が何本も出て、全体的にシュートの調子も良かった。この日のようなバスケットが今後も続けられれば、2巡目には白星が増えるだろう。

写真上:関東学院大を支える大黒柱、4年の大熊。高い得点力でチームを勝利に導いた。

※関東学院大・伊藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【GAME REPORT4】
終始安定した試合運びで日本大が1敗を守り
逆転のきっかけが掴めなかった大東大は痛い3敗目


151003bee.jpg この日の最終戦、1敗の日本大と3敗の大東文化大の対戦は、入替え戦を狙う両チームにとって、負けられない試合である。試合は序盤から日本大ペースとなる。#24高橋(3年・SG)の3P、#1本村(1年・SG・土浦日大)の速攻などで、開始2分半で10-2と8点のリードを奪う。大東大はタイムアウトで日本大の流れを断つと、#20毕(2年・PF)の得点でようやくゲームが動き始める。その後、ミスが多発する日本大の隙を狙った大東大は#56山岸(2年・PF)、#99山崎(4年・SG)が得点を重ねていき、18-14の4点差まで詰め寄って1Qを終えた。2Qも日本大が先行しながら試合は進む。日本大はオフェンスでミスはあるものの、ディフェンスでは#3舘(4年・C)のブロック、#24高橋のスティールなど要所で選手たちが働き、大東大に流れを掴ませない。打開策を見つけたい大東大だが、日本大のディフェンスにはばまれ、得点が伸びていかず。それでも終盤には#3竹内(2年・PG)の3Pが決まるなどして、33-28と5点差で後半を迎える。

 後半は互いにシュートが決まらず重い立ち上がりとなったが、先にリズムを掴んだのはリードしていた日本大だった。#24高橋、#8刘(4年・C)のシュートで11点を開くと、大東大はタイムアウトを請求。その後、約2分無得点の時間帯となった両チーム。得点を動かしたのは大東大だった。#20毕のバスケットカウント、#0葛原(2年・SG)の得点で39-37の7点差に持ち込む。しかし日本大は#8刘がゴール下のプレーでファウルをもらってフリースローを獲得するなど譲らず。3Q最後は刘が速攻に走って再び10点を開いた。なんとか追い上げのきっかけを作りたい大東大だが日本大のディフェンスを前になかなかいい形でシュートを打つことができず、苦しい展開となる。対する日本大は#24高橋、#8刘が要所で得点し余裕の試合運びを見せる。終盤、大東大は#7渡部(4年・SF)、#99山岸の3Pが連続で決まって日本大にタイムアウトを取らせるが、反撃はそこまで。日本大が72-63で大東大を振り切った。

 日本大は1敗で2位を守った。インサイドでは刘の働きが大きく、また今シーズンから改善されたディフェンスもチームに良い影響をもたらしている。一方の大東大は痛い3敗目。苦境に追い込まれた試合をどうやって打開するか、まだこのリーグ戦では明確な答えは見えていない。3敗は入れ替え戦を狙うにはかなり苦しい情勢と言える。2巡目で巻き返せるかに注目したい。

写真:刘との対決が注目された大東大・毕。まだ2年生らしい波もあるが、入れ替え戦進出にはもうひと踏ん張りを見せてもらいたい。

※日本大・刘選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「普通のことを普通にやる」
自分を客観視できるゆえの強さ

◆#11河合祥樹(早稲田大・3年・SG)
151003kawai.jpgバックコート陣の人材豊富な早稲田大において、河合は一際「うまさ」が光る。日体大戦でも、相手が仕切り直そうというところでプレッシャーをかけてカウンターにつなげたり、流れを持っていかれる前にさり気なくファールで切ったりと、陰の功労者とも言うべき働きをした。そんな「うまさ」のもとは、「普通のこと」だと本人は言う。しかしそれを当たり前のようにやるのは難しく、それができる河合が控えているのは早稲田大にとってかなり心強いことだろう。


―試合とリーグ前半を振り返って。
「1巡目を1敗で終えられてホッとしています。大東大戦では早稲田らしさを出せませんでしたが、逆に言えば自分たちのバスケットをすればどこにでも勝てると思えました。ただ、去年2巡目に一気に負けが込んでしまったよくないイメージもあるので、今日日体大に勝ったことは忘れて、2巡目の1戦目に当たる東洋大戦に気持ちを向けています」

―この日体大戦では、これまでよりプレータイムが長かったですが、何が他の試合と違っていたと思いますか?
「とくにチーム状況に変化はないですし、自分としてもプレータイムの長い短いはあまり意識していないです。出たとき自分の仕事をしようとずっと心掛けていて、最近調子がよかったので今日長く出られたのかなという感じです」

―その「自分の仕事」とは具体的にどのようなことですか。
「やっぱり今スタートで出ているポイントガードは下級生(#7石原・2年)なので、僕が出ることによって…と自分で言うのも何なのですが(苦笑)、外から状況を見るからこそ把握できるディフェンスの危ないところを中のメンバーに伝え、なおかつ自分も前からしっかり守るということだったり、オフェンスでも今どこにミスが出ているかといった指摘をします。その修正にプラスして、自分たちの強みを出せるよう持っていくのが自分の仕事だと思っています。日体大戦でも控えとして元気な状態で出してもらったので、ディフェンスでしっかりアタックするのを意識しました」

―日体大戦では、2点差で迎えた4Qに31得点で突き放す展開となりましたが、勝負を分けたポイントは?
「点差だけ見れば3Qまでシーソーゲームでしたが、内容としては1Qからずっと、日体大を想定してこの一週間やってきたこと、全員で守ることが継続できていました。相手の留学生にボールが入れば二人掛かりでも三人掛かりでも行く、というのを地道に積み重ねて嫌がらせた結果、終盤の日体大のミスだったり、自分たちの流れにつながったんじゃないかなと思います」

―チームの雰囲気のよさは、いい練習ができているということですか?
「練習では、徹底しなければいけないことができない場合も正直あります。でも、試合を雰囲気よく戦えたのは、やっぱり4年生が『勝とう』と言ってくれたのがいちばん大きいです」

―また個人の話に戻りますが、河合選手は1年生のときから上級生のようなプレーをしていましたね。
「心の中では実は緊張していましたよ。でも、それを表に出したら相手に狙われてしまう。『こいつ1年だし、いけるぞ』と思われたくないと考えた結果、たとえミスしても『別に平気だ、次で取り戻す』というような顔をしていれば狙われないだろうと。小さな駆け引きですが、そういうことも意識してやっていました。今も、たとえば流れによって相手の監督の顔色を見たりとかして、いろいろと考えています」

―そういう、流れを読むなどの「うまさ」の秘訣はずばり何でしょうか。
「うーん、バスケというのはすごいプレーをしたら盛り上がるものですよね。でも、自分は身長も特別高くはないし、高く飛べる能力があるわけでもない。それはバスケをやってきて身をもって感じました。学年が上がるにつれて自分より大きい選手が増え、試合を観ていても『こんなにすごい選手がいるんだ』と。そういう能力のバスケでは自分は勝てない、と自覚したのは(洛南)高校入学くらいの頃です。ではどうするかといったとき、ディフェンスを前から一生懸命するとか、ドリブルを強くつく、パスをミスせず出すといった、誰でもできる基礎的なことを頑張ろうと決めました。そういうところを突き詰めて、できることをミスなく徹底的にやるというのを意識しています。すごいプレーができる選手もいるでしょうが、僕は普通のことを普通にやろうと心掛けています」

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「自分たちは流れに乗ると強い」
いかにその流れを作れるか、続けられるかが鍵

◆#1平岩アンソニー コリン(江戸川大・2年・SF)
151003hiraiwa.jpg昨年はコートで見る時間も少なかったが、今年からスタメンとして起用され、プレータイムを多く得ている平岩。初戦の日本大戦では惜しくも負けてしまったが30点をマークする活躍をし、アグレッシブに攻める姿に様々な大学が苦しんでいる。チームから期待されている選手であり、2巡目の爆発ぶりも楽しみだ。


-途中までは自分たちのペースでしたが、4Q目で追い上げられてしまいました。
「相手にゾーンをされて、ゾーンに対しての切り替えができなかったので攻め手が個人個人になって、そこをやられてしまいました。でも後半はアジャストしていけたと思います。シュートが外角ばかりだったんですけど、みんな強気で打てっていう指示があったので打ったら結構入りました。切り替えてできたっていうのが良かったと思います」

-逆に、3Qまで20点ほどリードできていましたが。
「前の練習からかなり気合いが入っていて、このゲームは勝たないとっていう気持ちでした。それでチーム一体になれて雰囲気も良くなったっていうのがあると思います。自分たちは流れに乗ると強いと思っていて、それがこの試合では出たんじゃないかと思います」

-1巡しましたが、自分たちの結果に対してどう感じていますか。
「まだまだ試合はたくさんあるので、まだ2勝しかしてないんですけど、自分たちの良さを活かしてこれからもっと勝てるように頑張りたいです」

-2巡目はもっとこういったバスケットがしたい、というのはありますか。
「自分たちは結構走れますし、1対1もできるので、もっと流れの良いバスケをやりたいですね。上手く流れを掴めれば2巡目以降、勝っていけるんじゃないかと思います」

-今年はプレータイムを多く得ていますね。
「去年はあまり試合に出られなくて。後半から少しずつプレータイムはもらっていたんですけど、今年はプレータイムを多くもらっているので少し疲れはありますね。でもその中でも自分の良さがどんどん出てきていると思うので、それがチームの強さにつながっていけばと思います」

-試合によっては大活躍している試合もありましたが、自分の良さは1巡目で出せていましたか。
「試合によっては良いところが出ていたんですけど、流れが悪い時とかは自分の調子も一緒に下がってしまっていました。2巡目はそういう時でも良さを出せるように頑張りたいですね」

-次の日本大との戦いになりますが。
「日大はセンターが大きいので、そこを逆にどう活かしてミスマッチを突けるか、攻めていけるかを考えています。自分はどんどん1対1で攻めていきたいです」

-1巡目の日本大戦はかなりの点を取っていたので、2巡目はマークが厳しくなりそうですね。
「はい。マークがキツくなったらシュートだけではなくて、攻めながらパスもさばいたり、違うところでチームに貢献できればと思います」

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「上手く開き直れていた」
連敗から課題を見つけ初勝利へ、2巡目に期待

◆#11伊藤尚人(関東学院大・3年・PG)
151003ito.jpg関東学院大の司令塔・得点源としてなくてはならない存在だ。スピードはもちろん、仲間を活かしながら自分でも点を取りに行く攻めるガードだ。毎回フル出場でありながらひたすら走り続けており、自身は40分間出場することに慣れたと言う。これから2巡目。徐々に調子を上げてきた関東学院大の勝利に大きく貢献していきたいところだ。


-初勝利おめでとうございます。今日の試合を振り返って、どうでしたか。
「今日は全員でリバウンドを取りに行って、そしたらいつも以上に走るプレーができたので、リバウンドをしっかり取れば自分たちの持ち味が出るかなと思いました」

-今日の試合と他の試合、比べてここが良かったという点を教えてください。
「今まではリバウンドをセンターに任せていて、でも今日はセンターがボックスアウトを頑張ってガード陣で取るだとか、センターがはじいたボールを周りの小さい選手が取るだとか、そういった点が今までとの違いかなって思います」

-先週まで全敗という結果でしたが、チーム内の雰囲気や選手のモチベーションはどうでしたか。
「最初の週から2敗して、でも次は勝てるだろうっていう気持ちが少しありました。そういう気持ちでここまできたんですけど、今週は今まで以上にみんなで練習から声を出して盛り上げてこられたので、やっぱり1勝に対するモチベーションは上がっていたのかなって思います。自分的には上手く開き直れていました(笑)」

-ほとんど交代がありませんが、体力的にはどうでしょう。
「去年からあまり状況は変わっていないので慣れました。他の選手も頑張っているので、今試合に出ている5、6人が頑張って、できるだけ今出ていない人たちにチャンスを与えられたらと思います」

-1巡目の結果を率直にどう感じていますか。
「全チームとやってみて、そこまで大きく離された試合っていうのがなかったので、これからも自分たちの悪いところと良いところを見極めて、悪いところをできるだけ無くせるようにしていければ、1巡目以上の結果を残せるんじゃないかなと思います」

-2巡目はもっとこういったバスケットがしたい、というのはありますか。
「まずはディフェンスを頑張って、そしたら1巡目で取られていた相手のオフェンスリバウンドをできるだけ抑えて、全員で走るバスケットがしたいですね」

-最後に、次の日本体育大戦に向けて。
「日体は自分たちよりもかなり大きいですし選手層も厚いので、その部分でインサイドにかなりの差があると思うんですけど、逆にディフェンスをみんなでカバーし合って、オフェンスではうちの方が機動力があると思うので、走り勝てたらいいなと思いますね」

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「『チーム』という意識を頭に入れてプレーしたい」
最後の年に勝負をかける日本大インサイドの要

◆#8刘 孟涛(日本大・4年・C)
151003ryu.jpg19得点12リバウンドのダブルダブルの活躍。大東大#20毕とのマッチアップは見ごたえがあった。
4年になり、リーダーシップを発揮する場面や周りのためにプレーする姿勢が見えるようになってきた。それはチームで戦うことを意識しているからだと言う。2部で悔しい思いをしてきた鬱憤を晴らすために。気を緩めず、後半戦に向かう。


―試合を振り返って。
「全員でディフェンスを徹底できたことがよかったです。あと、相手のポイントゲッターの山崎(#99)と毕(#20)を抑えて、リバウンドをしっかり取ってから攻めるということができたことがよかったです」

―4Qまでで大東大に41得点しか取らせていませんでしたね。そういう意味で日大のプラン通りという感じだったのでしょうか?
「チームで約束したことを徹底して、それをきちんと守った結果だと思います。相手が大東だから特に意識していたこともなくて、チームディフェンスを徹底しようということだけでした」

―マッチアップの毕選手(大東大#20)はいかがでしたか?
「うまかったです(笑)」

―とはいえ、刘選手はインサイドで大活躍でしたよね。
「全然シュートがはいらなかったです…その代わり、ファウルをもらうことを意識してプレーしていました」

―日大は今、川島監督と網野コーチが試合中の指示をされていますが、どんなことを言われていますか?
「監督さんと網野さんの考え方は一緒で、チームディフェンスの徹底です。ディフェンスからの流れでオフェンスを作っていこうと言われています」

―この試合でリーグ戦折り返しとなりました。ここまで8勝1敗という成績です。
「結構いい感じだと思います。でも、まだここから勝ち続けないといけないです。大東に勝っても他のチームに負けてしまっては意味がないし、1戦1戦を全力で勝ちきりたいです。試合が終わってからのミーティングでも、『今日は勝って良かった。でもまだリーグ戦は終わってない。後半は何が起こるかわからないし、1戦1戦を頑張っていこう』ということを言われました」

―刘選手は4年生としてどんなプレーをしていきたいと思っていますか?
「ローポストで攻めているとき、ダブルチームでこられたときの攻め方や動きはまだまだなので、そこはしっかり練習しないといけないかなと。あとは、自分にできることをしっかりとやっていきたいです。周りの人をカバーしてあげるとか、『チーム』という意識を頭に入れてプレーしたいと思います。この4年間、ほぼ2部に残っていて悔しくて…。1部に上がりたいという目標を全員が持っています。それに向けてチームで頑張ります」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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