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2015.10.09 (Fri)
【2015リーグ1部】第5週筑波大ホームゲームレポート
例年以上に周辺との関係強化に励み
バスケットができる「感謝」の共有を目標に
関東大学バスケットボールリーグ戦は、第4週の東海大に続き、第5週は筑波大学のホームゲームとしてつくばカピオサイバーダインアリーナにて開催された。第3週の筑波大での試合は急遽白鴎大の代替会場となったために目立ったことは行われなかったが、今回が元々決まっていた正式なホームゲームとしての開催である。
筑波大のホームゲームは長年、バスケットボール部のBチームの面々が中心になって準備と運営を行っている。数年前よりMCや音響も取り入れて本格的な形が出来上がり、大学側からも筑波大学スポーツアソシエーションがサポートに入っていたが、関係者によれば「ほぼ学生で運営できる状態になった」といい、現状はほぼバスケットボール部だけで運営している。回数を重ねることで学生側にノウハウがたまってきている様子が見える。今年のホームゲームのテーマは「TKB Here!」。ホームゲーム委員長を務める4年生の後藤貴哉選手によると、TKBとはThanks Basketballの略。「バスケットができることはありがたく、非常にいいこと。その感謝をここから発信していこうという気持ちを込めています。選手自体も常日頃、そうした感謝を実感することが多いんです。だからその気持ちをお客さまを始め、バスケットをしている小中学生たちと一緒にホームゲームを作ることで、共有できればいいなと考えてやってきました」。
一緒になってホームゲームを盛り上げるために、今年はBチームを中心にこれまで以上にクリニックのエリアを広げ、回数を重ねてさまざまなところや人との関係づくりに励んできた。半年ほどかけて地元茨城にとどまらず埼玉や東京、千葉の高校などとのゲームやクリニックも行い、筑波大学の選手たちが持つバスケットボールのスキルを還元してきた。また、協賛企業とのコミュニケーションにも気を配った。「ホームゲームを続けてくるうちに、地域の方にもバスケットボール部の活動が浸透してきました。協賛企業の方々もご招待させていただいて、試合を体感してもらうことにも力を入れました」と、ホームゲーム当日も協賛企業に担当者が足を運び、開催報告やグッズ配布を行って試合に備えた。
強豪との対戦となった第9戦の東海大戦は1036席ある2階の固定席と、フロアに設けた仮設の応援席は満員。第10戦の国士舘大戦でも大多数がつくばブルーの応援グッズを持った観客で埋まり、筑波大を後押しした。第10戦のあとにはファン交流会が行われ、アットホームな雰囲気の中、今年度のホームゲームも無事閉幕を迎えた。
詳しいホームゲームの様子は、写真を交え「続きを読む」で紹介する。
写真上:応援団も大いに会場を盛り上げ、チームを鼓舞。
写真下:つくば市のキャラクター「ツクツク」も登場。

試合前には観客席に向かい、応援団と一緒にハドルを組んだ。

MCとツクツクが試合を盛り上げた。

選手入場。主将の小松選手。

生原選手。

杉浦選手。

馬場選手。

木林選手。

第9戦は東海大が相手。ベンドラメ選手がエスコートキッズと入場。

観客はチアースティックで筑波大を応援。




応援Tシャツやタオルの販売コーナー。今年は黒地にシンプルなデザイン。背面にはスポンサーのロゴが入っている。

選手個人のポスターと、ニックネーム。2日目のゲームでは、MCもこのニックネームで試合のアナウンスを行った。親しみやすさが感じられるアイデア。

筑波大の校章である、桐の葉型のうちわ。

企画のひとつにあった、筑波大の試合で何点差をつけてどちらが勝つかという予想投票コーナー。どちらのチームが何点差で勝つかというやや難易度の高いものながら、見事当選した人が。ホームの筑波に入れるか、真剣に当てに行くか、観客もそれぞれの楽しみ方をしていた。

恒例の4年生たちの等身大看板。写真スポットとしても大活躍。左から村越選手、山本選手、石亀選手、船橋選手、小松選手。

選手のユニホームも自由に着て撮影を楽しめるように用意されていた。馬場選手や杉浦選手など、現役選手のものも。

筑波大学のOBで、現在福岡大附属大濠高校の監督を務める片峯聡太氏の現役時代のユニホームが飾られていた。このユニホームは2007年、片峯監督が2年生のときまで着用されており、オールドファンには垂涎もの。

ハーフタイムなどになると、2階の展示コーナーに登場して観客と交流をはかっていたツクツク。

ハーフタイムには、地元のダンスチームの子どもたちが踊りを披露。

第10戦、この日の対戦相手は国士舘大。試合前には控えの板垣選手がエスコートキッズとハイタッチし、スキンシップをはかっていた。

アウェイの中、負けずに盛り上がった国士舘大応援席。

エスコートキッズの子どもたちとハイタッチする国士舘大の選手たち。

前列右が後藤ホームゲーム委員長。「Aチームの結果に、ホームゲームを通じて自分の色を付け加えていけたらと考えていた」という気持ちで運営を指揮。そのほか、いくつかの部署に分かれて各リーダーが運営を引っ張った。
写真提供:筑波大学バスケットボール部 撮影:Masami Sato

ABチーム全員で作り上げたホームゲーム。最後はみんなで集合写真撮影。
写真提供:筑波大学バスケットボール部 撮影:Masami Sato
バスケットができる「感謝」の共有を目標に

筑波大のホームゲームは長年、バスケットボール部のBチームの面々が中心になって準備と運営を行っている。数年前よりMCや音響も取り入れて本格的な形が出来上がり、大学側からも筑波大学スポーツアソシエーションがサポートに入っていたが、関係者によれば「ほぼ学生で運営できる状態になった」といい、現状はほぼバスケットボール部だけで運営している。回数を重ねることで学生側にノウハウがたまってきている様子が見える。今年のホームゲームのテーマは「TKB Here!」。ホームゲーム委員長を務める4年生の後藤貴哉選手によると、TKBとはThanks Basketballの略。「バスケットができることはありがたく、非常にいいこと。その感謝をここから発信していこうという気持ちを込めています。選手自体も常日頃、そうした感謝を実感することが多いんです。だからその気持ちをお客さまを始め、バスケットをしている小中学生たちと一緒にホームゲームを作ることで、共有できればいいなと考えてやってきました」。

強豪との対戦となった第9戦の東海大戦は1036席ある2階の固定席と、フロアに設けた仮設の応援席は満員。第10戦の国士舘大戦でも大多数がつくばブルーの応援グッズを持った観客で埋まり、筑波大を後押しした。第10戦のあとにはファン交流会が行われ、アットホームな雰囲気の中、今年度のホームゲームも無事閉幕を迎えた。
詳しいホームゲームの様子は、写真を交え「続きを読む」で紹介する。
写真上:応援団も大いに会場を盛り上げ、チームを鼓舞。
写真下:つくば市のキャラクター「ツクツク」も登場。
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試合前には観客席に向かい、応援団と一緒にハドルを組んだ。

MCとツクツクが試合を盛り上げた。

選手入場。主将の小松選手。

生原選手。

杉浦選手。

馬場選手。

木林選手。

第9戦は東海大が相手。ベンドラメ選手がエスコートキッズと入場。

観客はチアースティックで筑波大を応援。




応援Tシャツやタオルの販売コーナー。今年は黒地にシンプルなデザイン。背面にはスポンサーのロゴが入っている。

選手個人のポスターと、ニックネーム。2日目のゲームでは、MCもこのニックネームで試合のアナウンスを行った。親しみやすさが感じられるアイデア。

筑波大の校章である、桐の葉型のうちわ。

企画のひとつにあった、筑波大の試合で何点差をつけてどちらが勝つかという予想投票コーナー。どちらのチームが何点差で勝つかというやや難易度の高いものながら、見事当選した人が。ホームの筑波に入れるか、真剣に当てに行くか、観客もそれぞれの楽しみ方をしていた。

恒例の4年生たちの等身大看板。写真スポットとしても大活躍。左から村越選手、山本選手、石亀選手、船橋選手、小松選手。

選手のユニホームも自由に着て撮影を楽しめるように用意されていた。馬場選手や杉浦選手など、現役選手のものも。

筑波大学のOBで、現在福岡大附属大濠高校の監督を務める片峯聡太氏の現役時代のユニホームが飾られていた。このユニホームは2007年、片峯監督が2年生のときまで着用されており、オールドファンには垂涎もの。

ハーフタイムなどになると、2階の展示コーナーに登場して観客と交流をはかっていたツクツク。

ハーフタイムには、地元のダンスチームの子どもたちが踊りを披露。

第10戦、この日の対戦相手は国士舘大。試合前には控えの板垣選手がエスコートキッズとハイタッチし、スキンシップをはかっていた。

アウェイの中、負けずに盛り上がった国士舘大応援席。

エスコートキッズの子どもたちとハイタッチする国士舘大の選手たち。

前列右が後藤ホームゲーム委員長。「Aチームの結果に、ホームゲームを通じて自分の色を付け加えていけたらと考えていた」という気持ちで運営を指揮。そのほか、いくつかの部署に分かれて各リーダーが運営を引っ張った。
写真提供:筑波大学バスケットボール部 撮影:Masami Sato

ABチーム全員で作り上げたホームゲーム。最後はみんなで集合写真撮影。
写真提供:筑波大学バスケットボール部 撮影:Masami Sato
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