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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2015.09.30 (Wed)

【2015リーグ1部】9/30レポート(第3戦・延期試合)

シュートが当たった白鴎大がペースを握る
慶應大は逆転に持ち込むも白鴎大は切れずに初勝利


150930kamisato.jpg 延期となっていた白鴎大のもうひと試合、慶應義塾大との第3戦が慶應義塾大日吉記念館にて行われた。祝日を利用して開催された法政大戦とは異なり、平日の授業後という慶應大にとっても、遠距離をバス移動してきた白鴎大にとっても良いコンディションで臨むとは言い難い条件下での試合となった。

 ここまで全敗の白鴎大は立ち上がりに苦しむ傾向にあったが、この日は1Qから好調にアウトサイドを決めてリードする展開となった。立ち上がりこそ得点は離れず、互いに速攻や3Pも決まるが、インサイドでは白鴎大の#23ジャニ(3年・C)が優位にあり、ディフェンスに阻まれて慶應大には攻めにくさも見える。しかし1Qで#6神里(2年・PG)の3Pが3本決まった白鴎大が19-15でリードすると、2Qも#12川邊(3年・PF)のドライブや#23ジャニのシュートなどが好調に決まり、残り2分で14点のリードに成功する。慶應大はここから#13西戸(3年・G)の3Pが出て、ルーズボールでの粘りなどを見せて追い上げるが39-32と白鴎大のリードで前半を終えた。

 3Qの立ち上がり、慶應大が攻め気を見せ、#4福元(4年・G)のアシストから#7黒木(4年・CF)が得点、#22トカチョフ(2年・CF)のポストからの得点で詰めると、#13西戸の3Pで同点に追いつき、上からのディフェンスで#4福元のスティールも決まり逆転すると今度は7点のリードに成功する。しかし#7黒木がゴール下のリバウンド争いで負傷退場、さらに#5大元(4年・G)が4ファウルとファウルトラブルに陥るアクシデントも。白鴎大はここで切れず、#12川邊が次々にレイアップを決めて、#17小倉(2年・PF)の3御が決まり再び逆転。さらに#12川邊、#13野崎(2年・SG)の3Pが連続で決まり59-51と白鴎大が8点リードで4Qに入った。

 立ち上がりは白鴎大のターンオーバーが続き、追う慶應大はようやく動きが良くなり、白鴎大のターンオーバーを尻目にじわじわと追い上げる。しかし#7黒木を失ったことでインサイドの影響力が減り、高さで劣る分、中で勝負できずオフェンスは外から打たされる格好が続いてしまう。しかし白鴎大もミスが続いて大きくは引き離せないまま試合は終盤へ。残り3分、#5大元の3Pが決まり慶應大が逆転。こぼれ球を拾った#22トカチョフのパスを#18高橋(2年・CF)が決めて3点のリードに。しかし白鴎大#12川邊の3Pで同点になると、ここから流れを持っていく形になった。#13野崎のアシスト、#23ジャニのシュート、#13野崎の3Pと、得点源がシュートを決めて最後は#23ジャニのダンクとともにブザーが鳴り、75-66で白鴎大がうれしい初勝利を収めた。

150930nishito.jpg 白鴎大はようやくの初勝利。試合序盤から積極的にアタックを仕掛け、シュートも気持ちよく入り、一気に乗った。ディフェンスでも慶應大の得点源に勝負をさせず、失点を押さえて逆転されても切れずに最後まで集中して勝ち切った。こういう勝負が常にできれば白星を伸ばせるだろう。

 慶應大は立ち上がりに出遅れて追いついたものの、後手に回って主導権をつかめない40分だった。サイズのある白鴎大に対してインサイドで勝負ができず、後半に黒木が下がったことでさらに苦しくなり、タフショットを打たされる格好になってしまった。

写真上:3Pが5/6と当たった白鴎大・上里。
写真下:慶應大は西戸が3P5本を含む19得点で奮闘するが及ばず。

※白鴎大・野崎選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「やっと成果が出て報われた」
勝負は2巡目、ここを起点に巻き返せるか

◆#13野崎零也(白鴎大・2年・SG)
150930nozaki.jpg2年生ながら堂々としたプレーぶりは頼もしく、このチームのポイントゲッターのひとりだ。しかし台風被害で住居も浸水し、自身も体調を崩して本格的にプレーし始めたのはここしばらくのこと。この日は得意のアウトサイドで慶應大の追撃を何度も黙らせる活躍を見せて、初勝利に貢献した。
本来は2番ポジションだが今年からは1番も勉強中だ。ガードとしてどういう風にチームを導いていくか、野崎の成長次第でチームも変わっていくだろう。


−初勝利となりました。ここまで長かったですね。
「長かったです。災害があってそこから少しモチベーションが全体的に下がってしまって、7連敗で。でも自分たちの勝負は2巡目だと考えてそこに合わせていきたいと考えてエンハンまずはこの慶應大戦で1勝して、1勝ずつ積み重ねたいと練習から心がけていて、しっかり取り組んできたことがやっと成果が出て、報われました」

−浸水のあと、感染症に見舞われた選手もいたということですが、野崎選手も?
「そうですね。自分もかかってしまって病院にも行って、最悪でした」

−ではコンディション的にはようやく本調子が出てきたというところでしょうか。
「ようやく戻ってきたかなと思います。その前まではぜんぜんシュートも入らなくてどん底の状態だったので、今日はシュートも決められたし、ヨシッて感じです」

−ここまでは前半でちょっとリードするとか、良い時間帯が試合の中にあっても持続しないことが多かったように思います。今日は慶應大に逆転されてももう一度がんばれました。
「自分たちは出だしが課題で。国士舘大戦とかも出だしがすごく悪くて、そこからは追いつくとか同点まで持っていくとかできたんですが、今日は出だしからすごくいい感じでした。今日も最後は大元さん(#5)に3Pを決められて逆転されたんですけど、そこはまだ5分ほどあったし我慢して、しっかりディフェンスして走ろうとハドル組んで話して、気持ちを切らさずいけました。受け身になるな、攻め気でいろと。2年生ですがPGもやらせてもらっているので、3年生も鼓舞するように言っていきました」

−法政大戦でもあと一歩だったし、持続すればぜんぜん勝てるのに、という試合はいくつかあったように思います。
「そうなんですよね。1試合通してそれが全部続けばいいんですが。失点についてはミーティングの前にこの試合は何点に抑えるという目標を立てていて、それは全試合できているんです。でも得点が足りなくて。だからオフェンスも思い切りやろうと。夏の練習でもずっと走ってきたんだから、その走りをうまく生かして、トランジションで得点するというのを心がけていこうと」

−相手もそうですが、2週間で6試合をこなすスケジュールは大変だったかと思います。疲れましたか?
「今日はちょっと。大元さんにマッチアップして、ガードをやって、走ってもいたので。でも1勝できたので少しは疲れも飛んだかなと。でも体力的には大丈夫です」

−そして3日後にまた試合となります。
「次の相手は拓殖大ですが、自分たちは夏の練習でかなり走ってきたし、体力に結構自信はあるので、またミーティングで話し合ってしっかり練習から取り組んでいきたいと思います」

※野崎選手の「崎」は正しくは「たつさき」ですが、機種依存文字のため「崎」で表示しています。



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