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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2015.09.23 (Wed)

【2015リーグ1部】9/23レポート(第3戦・延期試合)

白鴎大が追い上げるも
法政大が逃げ切りの勝利


150923hosei2.jpg 白鴎大の台風被害により、延期となっていたリーグ第3戦の白鴎大法政大の試合が、23日のシルバーウイークの1日を利用して、法政大のホームであえる法政大学第二高等学校の体育館で行われた。通常高校の体育館を使用している法政大では大学の試合を行うことはないが、特別措置による開催。会場には法政二校の選手や応援団、チアも駆けつけて声援を送った。

 試合を終始リードしたのは法政大。#14植村(2年・PG)、#12柳川(2年・PF)、#16沼田(4年・C)と得点が続き、#24加藤(4年・GF)の3Pが出ると11-6とリードしてペースを掴む。白鴎大は立ち上がりが悪くターンオーバーやファウルが続いて得点が伸びず、最後は#8佐藤のスティールから速攻が出るも、14-8と出遅れた。2Qもペースは法政大が握り、白鴎大は24秒で攻め切れない場面を始め、法政大のディフェンスを攻略することができず、残り5分で得たフリースローがこのQ最初の得点に。そこからは#23ジャニ(3年・C)が3連続ゴールをあげるも、差は縮まらず27-15の法政大リードで前半終了。

150923yanagawa.jpg 3Q、法政大は高い位置からのディフェンスでプレッシャーを交え、オフェンスでは#14植村、#24加藤らが得点。白鴎大がリズムを掴みたい場面も#24加藤の3Pなど、決める選手がきっちり決めて44-32とリードを保って4Qに入るが、ここから遂に白鴎大が反撃に転じた。#12川邊(3年・PF)のカットから#11會田(3年・PG)の速攻が出ると、#7米村(4年・SG)のミドルシュート、フリースローなど連続得点。これに法政大は#14植村が3Pを決めて断ち切ろうとするが、白鴎大も#7米村が3Pを返し、#12川邉から#11會田へのアシストで得点。さらに#23ジャニがドライブを仕掛けて残り3:45で49-47と2点差にまで迫った。ここから互いに必死の守りあいになり、得点がストップ。ともにターンオーバーが続く展開になる。試合が動いたのは残り1分半、#24加藤のジャンパーで法政大が差を開くと白鴎大も#12川邊が決め2点差のまま終盤にさしかかるが、白鴎大は固い守りに攻撃ができず、守りでもファウルが続き、残り9秒で法政大にフリースローを与えてしまう。これを#7藤井(3年・SG)が2本きっちり決め、54-49。白鴎大の追い上げはここで終わり、法政大がホームで勝利を収めた。

 互いにロースコア展開となり、法政大は10点以上のリードを保っていたが、最終盤に白鴎大に追い上げられた。しかし勝負どころでは法政大のディフェンスが締まり、白鴎大が攻め込めずに法政大が逃げ切った。

写真上:法政大ベンチの裏では、応援団やチアが絶えず声を上げ続け、ホームの試合を後押しした。
写真下:スタメンとして存在感を表しつつある法政大・柳川。この先の成長が楽しみな2年生。

※法政大・加藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「自分たちでプレッシャーをかけてしまっていた」
残りの試合で克服し、成長の実感を得るのが目標

◆#24加藤寿一(法政大・4年・GF)
150923kato.jpg法政二高の出身であり、まさにホームで後輩の声援を受けてのプレーとなったこと試合。なかなかない機会ゆえか緊張もあったという。試合はディフェンスを固める手堅さもあったが終盤に追い上げられる展開に。しかしホームの後押しもあり、最後は踏ん張ってなんとか逃げ切った。ここまで競り合いが多くなっている法政大だが、ディフェンスと集中の持続が今後の課題になってくるだろう。


―少し重い試合だってでしょうか。
「言われていたのは最初からディフェンスを頑張ろうということでした。1、2Q途中まではそれができていたんですが、4Qのはじめに疲れたのかどうかゆるんでしまって、そこで相手が乗ってくる感じになりました。試合展開については塚本さんから一人ひとりが求められていることがたくさんあって、それを考えながら試合を進めています。ああいう状況になったときは、自分たちでプレッシャーをかけていると。相手があまり当たってきてないのに、自分たちでどうしよう、どうしようと自分たちの中でプレッシャーを作っていました。それをこのリーグ戦が18試合あり、残りがあと12試合なので成長できたらなと思っています」

―ディフェンスを主体にしている今シーズンですが、ディフェンスが良くなったものの、オフェンスはこれまでの法政大からするとやや停滞気味ですね。
「そうなんです。それが課題です。毎回50点台、60点台なので。オフェンスがやりにくいというのはないんですが、自分たちの中でも点が取れないね、という話はしています。フリースローをもらう回数が少ないし、その少ない中でもらった場合は全部決めないといけないのに、50%程度だったりして、そういう一つひとつの積み重ねが足りていません。せっかく作ったシュートもまだまだ落としています。アウトサイドは水物ですが、ゴール下のシュートは強いチームは必ず決めていますよね。それができていくと70点台、80点台取れます。だからシュートも一つひとつ考えないといけないなと」

―オフェンスのシステムは今年はどうなのでしょうか?これまではフリーランスが基本でしたが。
「今はフォーメーションが15ぐらいあって、それをどうガードが試合の中で場面を見て使っていくかになっています」

―でも東海大や筑波大のように、点は取れなくても相手を60点以内い抑えればいいと考えるチームもありますが、どちらかというそちらの考え方なのでしょうか?
「それはそうですね。僕たちは失点は少なく頑張っているので、それ以上点を取ればいいとはされています。ただ、もう少し欲しいのは本音ですね。塚本さんには僕と沼田(#16)は点を取れる選手で、植村(#14)も10点くらいは取れます。あとの選手の4点、6点、8点というようにちょっとでもいいので、試合に出たときにチャンスをものにして点を決めていくと80点になるんじゃないのか、と言われています。だからそういう選手たちにチャンスをあげられていない僕たちも課題で、今日もちょっと離れたのに追い上げられてしまって。そういうのを改善していきたいです」

150923hosei1.jpg―さまざまな課題をリーグ戦でどうやって克服していくかなんですね。話は変わって今日の試合会場についてですが、イレギュラー開催にはなりましたが、法政で試合をするのは初めてになりますが、いかがでしたか? 応援団も来てくれましたね。
「僕はここが母校なのでああいう応援はうれしいです。応援団もチアも来てくれて、初めてのことなのですごく緊張しました。今までにない緊張で1時間くらい前からやばいなと(笑)。でもホームゲームは初めてだったので楽しいですね。東海や筑波のホームゲームの盛り上げはいいなと常々思っていたけれど、実際こうやって応援されていると感じるとやりやすいですよね。ありがたかったです」

写真下:2階ギャラリーにメガホンを持った高校生たちが並び、ベンチの後ろでは応援団やチアが応援を繰り広げた。



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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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