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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2015.06.13 (Sat)

【2015新人戦】6/13レポート

早稲田大が第6回大会以来の決勝進出
筑波大は2連覇を狙う


150613waseda.jpg 新人戦の戦いもいよいよ大詰め、準決勝2試合と順位決定戦が行われ、早稲田大が大東文化大を破り第6回大会(1956年)以来の決勝進出を決めた。優勝すれば初となる。一方拓殖大を下した筑波大は2連覇をかけて決勝に挑む。

写真:勝利に笑顔を見せる早稲田大。



【日本体育大が激しい競り合いから終盤抜け出す】
150613ebata.jpg 日本体育大慶應義塾大はともにディフェンスや走りを信条とするチーム。似た相手だけに激しくルーズボールなどを奪い合う競り合いが随所に見られたが、こうした勝負を制するには球際の強さが要る。これが光った日体大が最後に走り勝って5位決定戦へと進んだ。

 勝負は立ち上がりから互角。激しく主導権を争う展開となるが1Qは21-20と日体大リードの1点差。2Q頭の慶應大はアウトサイドの確率が悪く、そこからリバウンドを押されられて走られる展開が目立って日体大がリードするが、中盤を過ぎると今度は逆の展開になり同点に戻すといった流れ。終盤に#11原(1年・G・近大附属)の3Pが決まった慶應大が今度は31-33と逆転して前半を終えた。

 3Qも似たような展開が続く。互いにボールを奪ってはロングパスを出すものの、ミスが出る場面も多く、相手を突き放す決定打は出ない。慶應大は#4トカチョフ(2年・CF)が得点を牽引。日体大は#64井手(1年・PG・福岡第一)のシュートや#8白旗(1年・PG・東海大四)の好ディフェンスが光り3Q終了して47-49と慶應大2点リード。そして勝負が分からないまま入った4Q、慶應大は開始3分以降シュートの精度を欠いて重苦しい展開となる。日体大も#64井手のシュート以外が決まらず逆転には成功したものの伸び悩む。残り3分、慶應大は#8高橋(2年・F)のフリースローが1本決まって63-60。しかしここから日体大が#12小森(1年・F・京北)へのアシストが決まり、#19田口(2年・SG)がオフェンスリバウンドをもぎ取り7点のリード。慶應大は#12澤近(1年・F・高知学芸)が速攻に走るもののそこからはシュートが入らず。70-64で日体大が勝利を決めた。

 互いにブレイクのミスは多かったが、日本体育大が大事なところでそれを決めた分、勝利の確率を高めた。慶應大はトカチョフが27点22リバウンドと奮闘しながら、タフショットを多く打たされ、アウトサイドの確率が伸び悩んだ。

写真:3Pやドライブで得点を引っ張った日本体育大・江端。

※日本体育大・田口選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【青山学院大がリードを保って勝利】
150613aogaku.jpg 青山学院大東洋大の順位決定戦は、青山学院大のルーキーたちの勢いに東洋大がついていけず、青山学院大が終始リードする試合内容となった。

1Q、お互いにターンオーバーが多くスロースタートではあったが、どちらのチームも主に1年生が点を稼ぎ、青学大リードの13-10。2Qになると、青山学院大の攻撃が勢いづく。#10高橋(1年・C)がリバウンドを取り、#2日野(2年・SG)や#31戸田(1年・SF)がそれぞれ10得点もあげた。東洋大は#35杉田(1年・F)が3Pを2本決めるなどしたが、他のシュートがなかなか決まらず、41-26で折り返した。

 3Q、東洋大は#33平(2年・C)の得点でじわじわと差を詰めるが、ラスト2分間で立て続けにターンオーバー。青山学院大はそのチャンスを逃さず、#2日野や#31戸田の3Pなどで一気に12点を連取。青山学院大が大幅にリードし、61-40で終了した。4Qはシーソーゲームとなった。ここでは、青山学院大の#32前田(1年・F)や東洋大の#30川上(1年・SG)など、1年生が活躍を見せた。しかし最後まで差は縮まらず、81-58で青山学院大が勝利した。

 青山学院大は木田がケガで出場できず、2年生が2人しか出場していない。その分1年生が頑張りでここまで戦っている。どちらのチームも1年生が活躍していたが、青山学院大の方がシュートの正確さや勢いが上回った。

写真:2年生の数が少なく、1年生の働きが鍵を握っている青山学院大。

※青山学院大・戸田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【早稲田大が大東大を退け、1956年以来の決勝へ】
150613hamada.jpg 互いに初優勝を目指す早稲田大大東文化大の一戦は、要所でアウトサイドシュートを沈めた早稲田大がリードを守りきる形となった。

 1Q、大東大#0葛原(2年・SG)が気迫のこもったプレイで得点を重ねる。早稲田大はマッチアップの#8新川(2年・F)が2ファウルとなりベンチに下がらざるを得なくなるが、#21南木(2年・G)が積極的なディフェンスでボールを奪い、速攻につなげてチームを盛りたてる。残り30秒の攻防でも、大東大#20毕(2年・PF)のバスケットカウントを#27濱田(1年・F・福岡第一)のブザービーターとなる3Pで取り返し、23-18と早稲田大が優位に立った。

 2Qは点の取り合いとなる。早稲田大#21南木、#27濱田が3Pを決めれば、大東大は#0葛原のバスケットカウント、#23奥住(1年・SG・正智深谷)の3Pで応戦。5分経過して34-29と点差は変わらず、大東大はタイムアウトを取って流れを引き寄せようとする。しかし直後に#22桑原(2年・PG)が3ファウル目となり、正ガードの#3竹内を欠く大東大は苦しくなる。早稲田大はこの機を逃さず、#13長谷川(1年・G・能代工)や#18森井(2年・G)がバックコートからプレッシャーをかけていき、大東大のターンオーバーを次々と得点につなげる。#35岡野(1年・C・千種)がリバウンドで奮闘したこともあり、大東大の反撃を#23奥住の3P1本に封じて48-32とリードを広げた。

150613kuzuhara.jpg 3Q、大東大はディフェンスをゾーンに変更。これにより体力をオフェンスに回せるようになった#20毕が、コートを大きく使った1on1を連続で決め、51-40と詰め寄る。#91ビリシベ(1年・SF・中部第一)もリバウンドに飛び込んで援護し、残り5分53-51と1ゴール差に。だが早稲田大は#21南木が3Pを沈め、並ばせはしない。大東大が3P、ゴール下でのタフショットとも決めきれないのに対して、早稲田大は落ち着いてゾーンアタックを遂行、また激しいディフェンスから速い展開に持ち込んで突き放す。このQのラストプレイでも#7石原(2年・G)のスティールから#18森井がレイアップを決め、65-53と二桁差に押し戻すことに成功する。

 4Qに入ると両者疲れが見え始める中、早稲田大の1年生センター#26富田(1年・C・洛南)が速攻に走って点差をキープする。大東大も#23奥住の3Pや#0葛原のリバウンドショットなどで追いすがるものの、残り3分、早稲田大#8新川に3Pを許し、80-68と10点の差が重く圧し掛かる。直後に#20毕の1on1がチャージングとなって勝負あり。攻守ともに最後まで足を動かし続けた早稲田大が86-72で決勝進出を果たした。

写真上:早稲田大は1年生の濱田が思い切りよく3Pを決め、勢いに乗った。
写真下:葛原は奮闘するも、ディフェンスの激しさに苦戦。

※早稲田大・新川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【食い下がる拓殖大を振り切り筑波大が2年連続決勝へ】
150613baba.jpg 連覇を目指す筑波大と5年ぶりの決勝進出を目論む拓殖大の戦いは、一時拓殖大が大きく離されるが最後まで食い下がった。

 立ち上がりはスローペース。筑波大は#6馬場(2年・SF)、#17杉浦(2年・PF)が得点を稼ぎ、拓殖大はアウトサイドを打っていく。しかし得意の3Pが思ったようには決まらなかった拓殖大が8点のビハインドを負う形で2Qに入ると、#16飯田(2年・F)の連続ミドルシュート、#13阿部(2年・SG)の3Pで持ち直した。筑波大はターンオーバーが続くが#4青木保徳(2年・PG)、#9吉川(2年・PG)のシュートで応戦。拓殖大は#33富山(2年・SG)や#13阿部の速攻も出るが追い付ききれずに前半は36-29の筑波大リードで終了。

 後半も筑波大リードは揺るがないが、追いすがる拓殖大は#11山崎(2年・PG)の3Pが3本入り、離されそうなところを粘る。筑波大は#6馬場、#17杉浦の両エースが他の追随を許さず、大事なところは得点し、3Q終了時も5点のリード。4Qも似たような流れのまま試合は推移するが、拓殖大は打ち続けるものの3Pの大当たりが来ない。筑波大は両エースが確実に得点を重ねて引き離し、最後まで粘る拓殖大を振りきって82-72で試合終了を迎えた。

 拓殖大は3Pが8/40と、かなり数は打ったもののこれが決められなかった。大きく差は開くこともなかったために、もう少しだけ入れば接戦の勝負に持ち込めたかもしれない。筑波大は追い付かせはせず馬場はまだ余裕ありといった様子。決勝でも杉浦とともに2人の活躍が鍵を握る。

写真:馬場は32得点。その突破力は群を抜いている。

※筑波大・青木保徳選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「盛り上がりのあるチームで楽しくやれている」
良好な雰囲気のチームで5位決定戦進出

◆#19田口 航(日本体育大・2年・SG)
150613taguti.jpg前日の筑波大戦でコートに手を突き、両腕とも痛めるというアクシデント。この日は利き腕が使えず反対の手でフリースローを打ったが、そちらも痛めており得意のシュートは封じられた。しかしその分ディフェンスに徹し、慶應大から14リバウンドをもぎ取り得点とのダブル・ダブル。主将の奮闘ぶりにチームも一体となった、懸命なプレーが勝利につながったとも言える。


―手は昨日の試合で両方痛めたんですね?
「そうですね。左の手首と右の肘を。もう散々です」
では今日はシュートは打てないなと。
「ダリ(フェイ)もいなかったので、ゴール下で5番でやろうと思いました」

―フリースローもああやって打つしかなかったんですね。
「そうですね。肘を伸ばすのが痛かったので、最後は下から放り投げる感じで」

―今日は慶應も走ってくる似たようなスタイルでしたが。
「連戦が続いていて、結構疲れているんですが、1Qを戦ってみて慶應が結構走れていなかったので速攻で持っていこうと思ってあと、サワのファウルも1Qで混んだので、自分を起点にしていこうと思いました」

―ずっと接戦でしたが、焦りはありませんでしたか?
「それはなかったです。ベンチも盛り上がっていたし、いけるという感じしかなかったです。慶應より走れていたし、追い付かれても点差が離れても焦りませんでした。逆転されてもまだ大丈夫だと思っていました」

―怪我続きにはなっていますが、この新人チームはどうですか?
「すごく楽しいです。みんな声をかけてくれるし、盛り上がりがすごいし、日体大らしいというか、最近なかった盛り上がりがある気がします。新人チームになったときに、このチームでできることは何かと考えたら他より走ることでした。だから練習でもめちゃくちゃ走ってきたし、走る練習量では他のチームに負けてないと思います」

―キャプテンという立場ですが。
「高校時代もキャプテンでしたが、高校時代はぜんぜん声掛けとかもできなくて。でも今回は遼太郎さん(2014年度卒・本間)を見習って頑張っています」

―田口選手以外は昨年出れていない選手がメインですね。
「そうですね、そこはあるので、みんなに気合いでやらせている感じです(笑)」

―1年生の活躍はどうですか?
「サイズがないので、留学生を除けば自分よりみんな低いので。でもディフェンスや走ることは自分と同じくらいできるか、自分たちより走れたりするので、そういう面で助けてもらっています」

―5位決定戦に向けて。
「とにかく勝ちたいですね。頑張ります」

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「シュート以外で貢献しようと思ったことが良い結果に」
ようやく持ち前の能力を発揮

◆#31戸田貫太(1年・SF・市立船橋)
150613toda.jpgこの日は21点の活躍でチームに勢いをもたらした。シュートを意識しすぎる部分がなかったことが、逆に良い結果につながったといえそうだ。青山学院大は例年通り人数が少なく、新人戦は主将の木田がケガで欠場しており、この試合は7人での戦いになった。人数が少ないため、必然的に下級生の活躍が求められるが、準決勝進出は逃したもののそれぞれがアグレッシブに戦っている。


-試合を振り返って。
「昨日は不本意な形で負けてしまって、それで皆『切り替えろ』とは言い合っていたんですけど、最初の方はミスが多くて競ってしまって。最終的には離したんですけど、ミスが多かったし、まず気持ちを切り替えろって言う前に、気持ちが入ってなかったと監督が言っていたんで、技術云々の前に、それがこの結果に出てしまったと思います」

-今日はシュートの調子が良かったようですが、自分として今日の出来はどうでしたか。
「昨日の試合では良いところでボールが回ってきても全然シュートが入らなくて、少し責任を感じていました。今日はシュートが入らなくてもそれ以外の部分でカバーしていければ、そのうちシュートが入るんじゃないかなと思っていました。シュート以外の部分で貢献しようと頑張った結果がつながったんでよかったです」

-トーナメントが終わってからここまで、1・2年生チームではどんなことを中心に練習してきましたか。
「1・2年のチームになってから、“人”と“ボール”を動かすように練習してきました。まだ少しボールが止まってしまう部分があるんですけど、明日はこのチームでできる最後の機会なので、その最後の機会で1か月間やってきたことを出し切れればいいかなと思います」

-8人でプレイタイムをシェアしていますが、体力的な面できつくはないですか。
「疲れたなと思ったときに交代してくれるので、そういうところはあまり気になってはいないですね」

-今年はルーキーがたくさん入ってきて出番争いも激しくなってくると思うのですが、プレイタイムを得るためには何が重要になってくると思いますか。
「前田(#32)とか高橋(#10)とか、1年生だけど3・4年生に混じって主力でやっていて、自分もその中に頑張って入りたいので、自分はあいつらに比べたら高さはなければシュート力もないですけど、ディフェンスとかルーズボールとか、そういう気持ちでカバーできる部分で2人に勝っていけば少しずつ出番も増えていくんじゃないかと思います」

-高校と大学のバスケで、どこに違いを感じましたか。
「最初に感じたのはフィジカル面で、スクリーンとか何するにしても、ぶつかられると自分のプレーができなかったりすることがあったんですけど、少しずつトレーニングを積んできて、まだ慣れてはいないですが、戦えるようにはなってきました。でも、ここからリーグ戦まで周りもフィジカルがついてくるので大変だと思うんですけど、自分も地道に力をつけて、3・4年生に対抗できるようになっていきたいなと思っています」

-木田選手(#6)が怪我で出られないので2年生が2人だけですが、その点で1年生の結束が強くなったりはしましたか。
「監督もおっしゃっていたんですけど、一番悔しいのは出れない木田さんなので、その木田さんの分まで考えたら気の抜けたプレーなんてできないなと。負けてしまったんですけど、負ける前は木田さんの分も頑張って優勝して、1年生としても、1か月間9人のチームをまとめてくださった木田さんに感謝の気持ちを届けられるようにと思ってやっていました」

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「身体を張って流れを呼び込みたい」
頂点を見据えるチームの屋台骨

◆#8新川敬大(早稲田大・2年・F)
150613sinkawa.jpg高校では日本一を達成、U-16・U-18代表に名を連ねた。大学でもルーキーシーズンからコートに立ち、今大会のスタメン5人の中でも経験豊富。昨年の新人戦では3P王に輝いたが、2年生となった今年はディフェンスやリバウンドといったチームの土台となる部分での奮闘が光る。準決勝ではチーム最多の10リバウンドを奪取。我慢のしどころ、決めるべきところを肌でわかっている新川の存在が、早稲田大が持ち味を発揮できるかどうかの鍵になると言っても過言ではない。自分たちの強みをしっかりと出せれば、前回王者である筑波大との好勝負、そして初優勝も見えてくる。


―決勝進出おめでとうございます。第6回大会(結果は準優勝)以来です。
「そうだったんですか? それは知らなかったです。決勝進出は嬉しいです。自分たちが頑張った結果だと思います」

―試合を振り返って、まず大東大の得点源である葛原選手(#0)とのマッチアップになりました。
「プレッシャーをかけて苦しいシュートを打たせろという指示だったのですが、そこでファールがかさんでしまったのは反省しています」

―2ファウルでベンチに下がったあと、財前ヘッドコーチに何か声を掛けられていましたが。
「またすぐ出るから用意しろ、とそれだけです。なので気持ちは切らしませんでした」

―後半は大東大毕(#20)のところを守っていましたが、相手のエースを止めろという指示だったのでしょうか。
「いえ、そういうわけではないです。ただ、チーム事情でサイズ的に僕がビッグマンにつく形になりました。どちらかと言うとビッグマンを守る方が得意なので、うまくできたと思います。ポストでボールを持たれたとしても簡単にゴールへ向かせないことと、あとはリバウンドを取らせないことを徹底しました」

―そのリバウンド、ディフェンスから走る展開が出ました。早稲田大としてはずっとやりたかったスタイルかと思います。
「そうですね。これまでの試合もそうだったのですが、一試合の中では流れのよくない時間帯というのもあります。そこでムキにならず我慢し通せば、必ず自分たちの流れが来る。そう信じて粘り、流れを持ってくることが毎試合続けられていて、今日もそれで一気に点を離すことができました」

―流れのよくない時間帯と言うと、3Qに大東大がゾーンをしかけてきたときでしょうか。
「去年のリーグから"早稲田にはゾーンをすれば勝てる"という意識が相手にあるみたいで、それでやってきたんだと思うのですが、今回はそこまで苦手というのはありませんでした。普通にギャップを攻めて、シュートを決めることができていました。だから相手も4Qにはゾーンをやめたんじゃないかなと思います」

―確かに落ち着いていましたね。そして我慢を重ねての4Q終盤、大きな3Pが決まりました。
「絶対決めてやるという気持ちで待っていました。そこに石原(#7・京北中高のチームメイト)がいいパスをくれたので、さすがだなと(笑)」

―今年はポジションが3番に上がりましたが、ここまでの出来としてはいかがですか。
「相手によっては4番もやりますが、それは去年1年間やってきてだいぶ慣れています。3番としてはファストブレイクはもちろんのこと、3Pだけでなく、コンディションに関わらずできる泥臭いプレーと言うか、リバウンドなどで貢献しようと心がけています」

―インタビュー時点では相手はまだわかりませんが、決勝に向けて。
「筑波、拓大のどちらが来ても僕たちより大きいチームなので、僕のリバウンドがキーになると思います。身体を張ってリバウンドを取って、自分たちに流れを呼び込みたいです」

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「プレイヤーとしてタイトルを取れるチャンス」
連覇を意識せず、楽しむ姿勢で挑む

◆#4青木保徳(筑波大・2年・PG)
150613aoki.jpg主将としてチームを牽引する役目を担う。チームのまとめ役としてだけではなく、アウトサイドシュートの確率もよく、得点面での貢献も重要だ。吉田監督から求められる「アタック」を心がけ、この試合は14得点。馬場、杉浦とともにチームになくてはならない存在感を発揮している。
連覇への意識はさほどなく、昨年はあまり試合に出る機会がなかった分、コートの感触を楽しんでいるようでもある。決勝でのプレーぶりにも期待だ。

―今日の試合を振り返って。
「今日はターンオーバーが多くて、それでも10点差まで離しながら勝てたのは大きいです」

―青木選手はガードとしてはどういうことを求められていますか?
「アタックしていかないと今のガードはダメだと言われています。特にペネトレイトとかガードが切っていかないと流れができないし、パッシングの中でガードがどれだけ切っていけるかが今の筑波の求めている部分です。それは常に言われているので、今日はいつもよりはアグレッシブにいけたかなとは思いますが、それでもまだまだです」

―チームの調子も上がってきているということではあるそうですが、昨年のような勢いにはまだ少し足りないなという気もします。
「去年はリバウンドや走る部分でものすごく強くて、リバウンドから速攻がめちゃくちゃ出ていました。それが勢いのひとつだったと思うんです。今年はその部分で馬場(#6)とかに頼りすぎている部分があります。一発でリバウンドが取れないから、ブレイクも出ないという部分で連続で畳み掛ける強さが足りないかなと思います。それが勢いが足りない部分かなと」

―馬場選手、杉浦選手(#17)以外はまだ試合経験として差があるのかなという感じがするのですが。
「あの2人以外はほとんど代々木でプレーしたことがないし、ほとんどが一般生です。その中でどうモチベーションを作って勝っていくかということをやってきました。そういう意味ではみんなよくやってくれているなと思うし、それだからこそ優勝する価値もあると思っています」

―チーム一体となって勝てれば最高という訳ですね。対戦相手の早稲田大はガード陣が強いですね。
「一度練習試合で対戦したんですが、そのプレッシャーとかガード陣のピックからの上手さは体感しています。そこはしっかり対策して、さっきも言ったようにリバウンドが鍵になると思うので、そこは絶対相手に譲らないように、必死になってやっていきたいと思います」

―連覇のプレッシャーはありますか?
「いや、逆に楽しみの方が大きいです。僕自身昨年はずっと出られなかったし、やっとコートでタイトルを取れるチャンスなのでワクワクしているし、楽しみです」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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