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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2015.06.10 (Wed)

【2015新人戦】6/10レポート

専修大と駒澤大のデッドヒート、
東洋大と神奈川大のダブルオーバータイムが白熱

 関東大学新人戦は本戦3日目を迎えた。昨日までに上位シード8校がベスト16進出を決めており、この日は残りのベスト16の8席をかけた戦いが繰り広げられた。1部同士、2部同士といった見逃せない組み合わせに、最後までわからない戦いが続いた。

【代々木第二体育館】
 3部学習院大は2部江戸川大に挑んだが、1Qから快調に得点を重ねた江戸川大が51-102のダブルスコアで勝利。日本体育大は3部の埼玉工業大と対戦したが、63-53で日体大が勝利した。


【最後までわからない展開は2点差で専修大に勝負あり】
150610oosawa.jpg 3部駒澤大と1部専修大の対戦は、最後まで僅差で分からない試合となった。駒澤大は全体チームでも活躍しているメンバーが主体で経験豊富。3部ながらトーナメントでも2年連続ベスト16に食い込んでいる。一方の専修大はガードから2mのビッグマンまで揃うバランスの良さが特徴で、やはり昨年より試合で活躍している選手が揃う。勝負は立ち上がりからほとんど差の開かないハイスコアゲームの接戦。決められたら決め返すといった応酬が最後まで続く形となった。

 専修大は1Qから#10大澤(1年・PF・長野俊英)のオフェンスリバウンドやシュートが好調。#14高澤(2年・SG)の3Pも入って6点差にした時間帯もあったが、駒澤大も#18前田(2年・PG)のアウトサイド、#8針生(1年・PF・聖和学園)のインサイドなどで盛り返し24-26の2点差。2Qは高さで優位の専修大がリバウンドで生きるが、駒澤大は#24石井(2年・SF)、#18前田の3Pに#7井上(2年・SG)の速攻もあって逆転。しかし専修大は交代した#11秋山(2年・PG)の連続3P、#65佐々木(2年・PF)のオフェンスリバウンドからの得点で逆に9点のリードを奪い返した。しかしまたも#18前田の3Pと#8針生のゴール下で持ち直すなど、駒澤大も傷は小さくとどめて前半は45-51と専修大が6点リードして終了。

150610isii.jpg 3Q立ち上がり、駒澤大は2本の3Pで3点差に迫るが、ターンオーバーから専修大に速攻に走られ、同点まではなかなか持ち込めない。互いに取っては取り返される展開が続く中、駒澤大は#16渡邉(2年・PF)がスティール、#24石井の連続得点で残り3:45で遂に同点。専修大もすぐさま得点して3Qは70-75で専修大5点リードとなった。

 4Qもここまでと同じような展開で、逃げる専修大に駒澤大が迫るという形で推移し、残り1分を切って#24石井のシュートが決まると1点差となってわからない状態。しかし残り23.7秒で得点源であり、終盤の雰囲気を変えるシュートを決めた#24石井がファウルアウト。とはいえ専修大も#11秋山がこれで得たフリースローを2本とも落としてしまうなど、痛いミス。残り20.7秒で専修大は#10大澤がフリースローを1本決めて91-93の2点リード。駒澤大は最後のオフェンスにかけるが、うまく形にならずブザーが鳴り、辛くも専修大が2点差で逃げ切りを決めた。

写真上:194cmの長身ながら、アウトサイドで非凡はものを見せた専修大・大澤。専修大はアウェイの黄金色のユニフォームが今大会より復活した。
写真下:苦しい部分で得点を引っ張った石井。苦しいところで何度もシュートを決めた。


【悪い流れでも耐えた慶應大が白鴎大を下す】
150610takahashi.jpg 1部同士の対戦となった慶應義塾大白鴎大の戦いは、好ディフェンスから流れをつかんだ慶應大が勝利した。立ち上がりは外からのシュートが多く、確率が上がらなかった慶應大。1Q中盤に#9堂本(2年・F)の3Pが入ると#7木村(2年・CF)のシュートが連続イン。白鴎大のターンオーバーから#4トカチョフ(2年・CF)が速攻で走って流れを掴んだ。慶應大は1Qを25-11とすると2Qも好ディフェンスで白鴎大に思うようなプレーをさせず、次々と得点を重ねて前半は44-25で終えた。

 後半3Q、白鴎大が巻き返す。ディフェンスを締め、慶應大にタフショットを打たせると#19森川(2年・SG)、#13野崎(2年・SG)が得点。#18城間(2年・PF)もこれに続いてペイント内に攻め込み、差を詰めていく。慶應大は4分間無得点となるが、#9堂本、#8高橋(2年・F)のシュートで持ちこたえる。しかしバックパスやトラベリングが続いてしまい、前半のようなリズムが戻らない。白鴎大もミスが続いたが、4Qに入ると#6神里(2年・PG)の3P、#18城間のドライブで7点差まで詰め寄った。慶應大は3Q残り5分から4Q頭の約7分間でフリースローの4得点しか得られず苦しくなるが、#8高橋のミドルシュートが決まってなんとかしのいでいく。その状態を打開するように#4トカチョフがインサイドでバスケットカウントをもらい、再び10点差にするが#13野崎の3Pで白鴎大も粘る。慶應大は相手ガードに執拗なディフェンスを仕掛けていた#6加藤(2年・G)が4Q残り5分でファウルアウト。しかし、交代した#11原(1年・G・近大附属)が3Pを沈め、#7木村がオフェンスリバウンドで貢献するとゲーム終盤の流れを引き寄せ、72-65でタイムアップ。白鴎大は最大19点差を追い上げたが逆転は叶わず。慶應大は早慶戦後ということもあり、新人チームの練習は1日のみと例年通り厳しい状況だが、チームが機能してベスト16へ進んだ。

写真:慶應大は苦しい時間帯に高橋のシュートもよく決まった。


【大田区総合体育館】
150610asami.jpg 大田区総合体育館の4試合は、第3試合の2部同士となる東洋大神奈川大がダブルオーバータイムにもつれこむ大接戦に。神奈川大が1Qは先行したものの、持ち直した東洋大が追い上げ、4Qの猛追で延長戦に突入。最後は東洋大が69-78で勝負を制した。

 トーナメントではともにベスト8に入った中央大法政大。新人チームは、1Qから中央大がややリード。得点が伸びない法政大が前半で10点のビハインドを負った。中央大はトーナメントでも活躍した下級生が点を取りに行き、後半も順調に得点を伸ばした。法政大はオフェンスが単発になり、追い上げ叶わず80-53で中央大が勝利した。

 明治大は3部の東京成徳大と対戦。立ち上がりこそもたついたが東京成徳大もシュートの精度が上がらず。明治大が終始リードして47-83で勝利した。大東文化大関東学院大に対し1Qから29得点の猛攻を仕掛けると、その後も安定して得点を撮り続け、88-50と38点差をつけてベスト16へ進出した。

写真:トーナメントでも能力を発揮した中央大・浅見。ほかにも得点できる選手が多数揃う中央大。


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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