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2007.10.13 (Sat)

10/13 関東大学1部リーグ 第6週 慶應義塾大VS青山学院大 第1戦 

慶應義塾大74(14-28,25-24,24-14,11-15)81青山学院大
1013ninomiya.jpg東海大に2連勝し、優勝が見えてきた青学大と、残り4試合でなんとか入れ替え戦を回避したい慶應大の対戦は、慶應大が10点以上の差を追い上げて最後の最後まで粘る接戦となった。
序盤は青学大が軽い笛に悩まされ、#15広瀬(4年・F)、#1熊谷(4年・C)らが次々ファウルトラブルに陥るが速攻が続いて慶應大を15点まで引き離す。だが慶應大も簡単には折れない。ミスもあるがディフェンスで粘り、残り1分は1点を争う展開に。しかし最後の最後、追う慶應大が青学大のターンオーバーから#6小松(4年・G)が速攻に走る。これをブロックした#8荒尾(3年・C)だが、ゴールティンディングの疑惑も。そのままルーズボールで倒れ込んだ青学大は更にラインを割ったかのように見えたがこれも笛はなく、そのまま青学大が攻撃に転じる。慶應大は青学大を追いつめながらも不運に泣く結果となった。
シュート体勢で得たファールでなかった慶應大にフリースローが与えられたり、全般的に双方疑問の残る笛が多い試合となった。特に接戦の終盤での判定は試合を左右する。試合を見ていた関係者が言った。「現場の人間は必死なのに、これではたまらない」。チームの生死を左右する大事な終盤戦。笛で流れが変わるような試合は見たくない。


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ケガ以降途中出場だが、熊谷の速攻で流れは変わった。



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序盤、ミドルシュートを決めて好調かと思われた荒尾。しかし得点は伸びず8点にとどまった。



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途中出場の橋本。



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渡邉も9点にとどまった。青学大にしては点が伸びない試合となった。



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当たられながらパスを出す小松。



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二ノ宮は1試合ごとに良くなっている。後はアウトサイドが1本欲しい。



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オフェンスリバウンドからファールをもらう姿は1年とは思えない玄人の味わいがある酒井。



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小林には苦しい試合が続くが、エースとしてやり続けなければならない。

青山学院大・小林高晃選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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◆#10小林高晃(青山学院大・2年・F)
苦しみながらもチームハイの19点。先週の好調は維持できなくともしっかりと結果は残した。優勝に向け貴重な勝ち星を得るも、試合内容の悪さに加え終盤の誤審に救われる形となったせいなのか、手放しに喜べない様子であった。

―苦しいゲームでしたね。
「相手にやらせたいことをやらしちゃったんで。小林大祐(#17)のところのシュートと岩下(#7)のリバウンドところを止めないと。そこだけ注意しろと言われたんですけど、そこを徹底できずにやられたんで」

―ディフェンスのちょくちょく空いたところを攻められてから、慶應の流れになりましたね。
「前半はこっちのシュートも決まっていい感じでやれていたんですけど、なかなか点差が開かなくてイライラしていたところに、うまく合わされたんで。そこでちょっと気持ち切れたかなと思います。とにかく簡単に打たしちゃったことと、自分達のミスで走られたことが悪かったですね」

―追われる展開になってから後手になったかなと思いますが。
「ピンチになるとまだまとめる人もいないんで(苦笑)。一人ひとりが自覚して、落ち着いて、キャプテンの広瀬(#15)さんとか、ガードの渡邉(#12)とか、まぁだれでもいいんで誰か中心となってチームを落ち着かせないと、そういう展開になっちゃうんで」

―後半に入ってからブレイクが出なかったのは?
「なんでですかね。走れなかったですね、とにかく。リバウンドがスムーズに獲れなかったり、そこからのパスアウトがワンテンポ遅かったり。なんか後半になって疲れて走れなかったですし、時間帯によっていろんな原因があったんですけど」

―今日は長いリーグの疲れというより追い上げられる雰囲気に疲れたのでは?
「そうですね。リーグの疲れっていうのもありますけど、追われたときに攻めるんじゃなくて点数を守ろうとしちゃったんで。もっと攻める気持ちがあれば、リバウンドからパスから走り…全部気持ちで行けたと思うんですけど」

―審判の判定に集中力を奪われたというのは?
「んー、みんなもなんかイライラしましたし、フラストレーション溜まるのはしょうがないですけど。そういうときに誰かが声をかけてまとめていかないと試合にならないんで。まぁそういうこともあるってことで(苦笑)。切り替えてやらなきゃダメですね」

―来週の日大戦を考えると、いい勝ち方にもこだわりたかったのでは?
「いいムードで来週臨みたかったですけど、明日もあるんで。明日いい勝ち方して来週に臨みたいと思います。今週で決まる可能性あるんでかまだわからないですけど、ひとつひとつ勝つだけです」

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