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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2015.05.05 (Tue)

【2015トーナメント】5/5レポート@明治大和泉

競り合う展開も多かった明治大会場
日本大は4年ぶりのベスト8入り


150505BI.jpg 明治大和泉キャンパスでは4試合が開催された。このうち大東文化大は、リードを保ちながらベンチメンバーを起用する余裕を見せ、関東学院大から勝利を挙げた。早稲田大と対戦した法政大は、3Qに一時追い上げを許したものの、流れを断ち切って勝利し、それぞれ準々決勝に勝ち進んだ。

 一方、最後まで分からない展開となったのが、白鴎大対日本大、専修大対明治大の2試合だった。それぞれ最終的には日本大と明治大が勝ちきったが、勝利を決めた瞬間の表情に、ベスト8を決めたことへの安堵感が見て取れた。特に日本大にとっては、トーナメントでの準々決勝は4年ぶり。ここから復活の狼煙をあげられるかに注目が集まる。

写真:大東大・毕は、19分間で9得点11リバウンド。チームの安定した強さを支える。

※大東文化大・葛原選手、法政大・加藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【白鴎大が粘りを見せるも日本大が逃げ切りに成功】
150505TAKAHASHIKOUYOU.jpg 2012年の入れ替え戦での直接対決以降、各大会で残す成績が対照的となっている白鴎大日本大の対戦は、意地を見せたい日本大の執念が勝ることとなった。

 立ち上がりは、日本大が#8刘(4年・C)、白鴎大は#12川邉(3年・SF)を中心に高確率でシュートを決め合う展開となったが、2Q開始すぐに#12井上(3年・PG)が気迫のルーズボールへのダイブを見せると、#8刘のバスケットカウントが飛び出し、じわりと日本大に流れが傾く。#8刘はこの試合好調で、主戦場のインサイドで奮闘。速攻ではダンクを決めて波に乗る。白鴎大は勢いを削がれ、#13野﨑(2年・SF)の孤軍奮闘でどうにか前半のビハインドを10点に抑えるに留まった。

 3Q、開始早々に#23ジャニ(3年・C)が痛い3ファウルとなった白鴎大。このまま離されるかと思われたが、その#23ジャニの奮闘が光った。前半、マッチアップする#8刘へのお返しと言わんばかりに、インサイドで面白いように得点を重ねて日本大を追い上げる。日本大は相手のゾーンで単発なオフェンスとなり、好リズムが生まれない。4Q2分過ぎ、#13野﨑のミドルシュートで点差は3に。ここから日本大は、#24高橋(3年・SG)、#33上原(4年・PG)が絡んだパッシングが機能し始め、白鴎大を引き離しにかかる。白鴎大も#18城間(2年・PF)が応戦して粘り、両者我慢比べの展開に。日本大1点リードとなった残り僅かなところから、流れを掴んだのは日本大だった。#24高橋と#33上原の両輪が互いにアシスト、フィニッシュ役を担って一気に8点差に。白鴎大は3Pを狙うが、ようやく決まった#6神里(2年・PG)の3Pでは点差を覆せず。最終的に87−80とした日本大が、ベスト8進出を決めた。

 僅差の勝負となったが、日本大のアグレッシブさが白鴎大を上回る内容となったのも事実だった。日本大にとって、トーナメントでのベスト8は、7位となった2011年以来のこと。ここ数年は、かつての威光にそぐわない戦いが続いているだけに、これを復活への足がかりにできるか。

写真:勝利をほぼ決める3Pを沈め、高橋が上原とハイタッチ。

※日本大・上原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【最後まで行方の分からない勝負を明治大が制す】
150505SAITOU.jpg 専修大明治大の一戦は、最後のプレーまで勝負の行方の分からない接戦となった。序盤は、好守で専修大のミスを誘った明治大が主導権を握った。専修大は、開始5分で#6渡辺(3年・G)が2ファウルでベンチへ下がり、早々に暗雲が立ちこめる。交代した#13石上(4年・G)や#11秋山(2年・G)の3Pで食い下がるが、この日は序盤から明治大#2齋藤(2年・PG)が要所でシュートを落とさない。#55吉本(4年・F)の連続得点も飛び出した明治大が、10点差をつけて前半終了となった。

 勝負を決めたい明治大。しかし、逆にオフェンスが停滞し、#6渡辺、#24田代(4年・F)を中心に攻める専修大の反撃にさらされる。終盤に#24田代が高確率でシュートを決め、3Qに限れば20−14とした専修大が持ち直す格好となった。専修大は、4Q早々に#11秋山と#6渡辺の得点で同点に追いつく。ここからは、互いに潰し合い、あるいは互いに#24田代と#2齋藤が決め合う膠着した状態が続く。残り1分、専修大は#24田代が渾身の3Pで4点リード。しかし、直後に明治大は#50伊澤(4年・PF)が返す。元の点差としたい専修大だが、#24田代が#2齋藤に対して痛恨のオフェンスファウルを犯す。これで得たチャンスで、明治大は#2齋藤が芸術的なレイアップを決めて再逆転に成功。専修大にはまだチャンスがあったが、残り26.1秒からのスローインをまたも#2齋藤にスティールされる。やむなく専修大はファウルゲームを敢行。3点差を追う最後のオフェンスで#24田代の3Pを打たせるが、リングに弾かれた。#6渡辺がリバウンドを押し込むが、残り時間は既に無く、万事休す。明治大が74−73というスコアで劇的な勝利を挙げた。

 劇的な試合展開で勝利を掴んだ明治大だったが、その展開となったのは、最後は互いに抜け出すきっかけをなかなか得られなかったせいでもある。勝利した明治大の吉本も「最後のチャージングはギャンブル的なところもあった」とし、素直に喜べない表情。今年はコーチが代わり、それに伴う難しさに直面しているようだが、ベスト8という成功体験には安堵の表情も覗かせた。ベスト8以降の戦いも熾烈さを極めるが、結果を出すことで自分たちのスタイルを固めていきたい。

写真:勝負どころで好プレーを連発し、勝利をたぐり寄せた明治大・齋藤。

※明治大・吉本選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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【INTERVIEW】

「自分的にはまだまだ、もっとやれる」
個性豊かな大東大を支える縁の下の力持ち

◆#0葛原大智(大東文化大・2年・SG)
150505KUZUHARA.jpgルーキーイヤーの昨年も、度々得てきたプレータイムの中で結果を残してきた。ここ2試合はスタート起用となったが、変わらず結果を残し続けている。シュートのセンスもあるが、最大の持ち味は執拗にこぼれ球を狙い続ける泥臭さだ。個性的な大東文化大というチームにあって、欠かすことのできない存在である。


—ここ2戦スタメン起用ですが、この春は練習試合でもスタートでの起用なのでしょうか。
「いや、今は32番の原と68番の花井さんと自分でのローテーションと言われていて、状況によって変わるシステムです。今のところ、スタメンなのはそうした状況でたまたま自分がスタメンになっているだけです」

—葛原選手が特に期待されているプレーは?
「さっきも西尾さん(コーチ)に言われたんですけれど、得点を取ることや、ディフェンスで相手を抑えるリーダーシップではなくて、ここで一本走って点が欲しいところとか、リバウンドを取ってとか。そういう泥臭いところでのみんなの引っ張りを期待しているということです」

—去年もそうした部分の姿勢は見て取れましたが、今年は一層ガツガツやっているような印象でもありました。
「いや、自分的にはまだまだ、もっとやれるって感じです」

—高校(福大大濠)の時にもそのようなプレーを心がけていたんですか。
「高校の時は、自分がやらなくても周りがやってくれる面がありました。自分は、それに任せる、頼るって感じでしたね。ただ、点を取れるところで取らせてあげて、バックアップするという感じもありました。そこを頑張れば、チームも勢いに乗れるので」

—この春の練習の中でのご自身のプレーの出来はいかがですか。
「個人的にはあまりコンディションが良くないので、正直あんまり、って感じですね」

—あまりそういう風には見えないですが。
「一応、バレないように隠してます(笑)」

—ベスト8に入り、次が東海大相手になります。どのように戦いたいですか。
「やっぱりチャレンジャーの気持ちは忘れずにやりたいです。自分たちは失うものは何もないので、当たって砕けるというのもおかしいんですけど、アグレッシブに、自分が今持っている力を出してやっていきたいと思います」

—去年のインカレで結果を出して、やはり自信になっていますか。
「そうですね。インカレで上位に残ったチームで、1年生で試合に絡めているのはごく少数なので、そこは自信を持っていいかなと思いますね」

—この2試合で見えてきた課題はありますか。
「離されたときのシュートと、まだまだもうちょっとアグレッシブにプレーすれば、もう少し色んなところで点が取れたし、チームも引っ張れたんじゃないかと思いますね」

—次に東海大と対戦できるという点でも、今日は意味のある勝利だったと思います。
「それでも、まだ自分たちはもっとやれると思います。明日の練習で調整して、課題を突き詰めていきたいと思います」

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「ベスト4に入ってまた歴史に名を刻みたい」
新しいコーチの元、新しい法政の歴史を作っていけるか

◆#24加藤寿一(法政大・4年・SF)
150505KATOU.jpg早稲田大に迫られる場面もあったが、最後は得点とリバウンドの両面で存在感を見せて、ベスト8進出に貢献した。最終学年の今年は、新しいコーチングスタッフの就任で昨年までとは練習からやり方が異なる。当初は戸惑いもあったようだが、期間を重ねることで自信は深まっている様子で、士気は高い。現メンバーが未経験のベスト4への挑戦に挑む。


―今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「(自分たちは)ここまでディフェンスを今までずっとやってきました。早稲田は小さくて速い選手が多いんで、縦に切られないようにと試合前に塚本さん(コーチ)に言われて。今まで縦に切られないようなディフェンスの練習を色々やってきたんで。それをぶっ倒れるくらいまでやろうと話して。今日、それが40分通して走ってディフェンスできたので、すごい良かったと思います」

―3Qに一旦ほとんど追いつかれてしまいましたけど、あそこは何がいけなかったと思いますか。
「3Qに入る前に、塚本さんから6点差というのが一番危ない点差だと。相手にどんどん追いつかれる可能性もあるし、逆に自分達が離せるチャンスもある。僕たちはリバウンドがみんな徹底できていなかったんで、ゴール下でセカンドチャンスを与えちゃって、セカンドチャンスを取られた後に慌ててディフェンスしたんで、ファールになったり、そういうところがやっぱりいけなかったと思います。早稲田は身長が高い人もいるし、能力も高いし、みんなリバウンドを取りに来ます。そこが徹底できていなかったのが追いつかれた原因かなと思います」

―これから次のステージになります。同じことをやっているとかなり差をつけられる展開も考えられると思うんですが、どう修正していきますか。
「次の中央戦はわからないですけど、僕が多分3番とかに上がってくるんで。身長が小さい分、スクリーンアウトをしても相手の方がでかいと取られてしまったりするんですが、3番に僕が出ることによって4番の人もでかくなります。僕たちも周りと比べて小さいと思うんでスクリーンアウトを徹底したいと思います。明日は(試合がなくて)練習できるんで、ディフェンスフットワークとか、声とかをもう一回確認したいと思います。追いつかれたという今日の課題ができたので、みんなで話してスクリーンアウトを徹底したいと思います。やっぱり意識の問題だと思うし、みんなで意識を高めたいです。上に行けるチャンスなので。中央も一回やったことがあって、そのときは離れて勝てています。ただ、僕たちの悪いところは前やって勝った記憶が残ると、安易な感じになってしまうところがあるんで、そこが一番修正しなきゃいけないところだとは思います。気持ちの面で相手を下に見たり、油断したりすると完全に相手のペースに持っていかれてしまうんで。また明日みんなで、油断しないで一からディフェンス頑張る、ということを確認していきたいと思います」

―この春はかなり練習内容も変わってきたと思うんですけど、いかがですか。
「そうですね。オフェンスは全くと言っていいほどやってないです。塚本さんも外山さんも、もともと明治大学にいて、明治とは練習試合を何回もする機会がありました。法政のクセというか、法政はこういうチームだっていうのを塚本さんに最初に確認されて、『法政はディフェンスしない』みたいな部分を一番指摘されて、まずはそこを変えないと目標には届かないし、話にならないと言われました。塚本さんが3月くらいには来ていたんですけど、そこからずっとディフェンスをやっていますね。みんな塚本さんと外山さんが来てから意識が変わりました。ディフェンスをやんなきゃダメだということは、今までみんなわかってはいたんですけど、きっかけがないと変われなかったですね。そのきっかけを与えてくれたんで、感謝しています」

―チーム力が上がってきているという手応えはありますか。
「今まではオフェンスの調子が良ければ強いという感じだったんですけれど、オフェンスでどうにか流れを作るのではなく、オフェンスはどうでも良いという訳ではないんですが、オフェンスはいいからディフェンスで流れをつかめ、それでトランジションを早くしてやっていけば、いずれ自分たちの流れになるからと言われて。練習試合は結構負けたんですけれど、そのことによってということじゃないですけど、やっぱりディフェンスをやらなきゃダメだし、オフェンスが何もない中でも、こうしなきゃダメなんじゃないかと、今までにないことを法政が話しています。塚本さんと外山さんはホントに良い影響を与えてくれていると思います。俺の言うことを聞けとかじゃなくて、法政の良いものは残そうとやってくれて悪い部分を変えてくれているので、良い方向に行っていると思います。環境は、もうこれでやっていくと決まっているので、このままずっと良い方向に向いてくれれば、これからの法政が良くなっていくし、自分たちのやったことが土台となっていけば良いかなと思います」

―次の中央戦に向けて、意気込みをお願いします。
「法政は過去の勝敗を引きずる部分があることをみんなで話しました。ベスト8とベスト4では全然違うと思います。ベスト4は信平さん達の代(2009年)以来で、新人戦を含めても自分達は5位が最高だったんで、ベスト4に入ってまた歴史に名を刻みたい部分はあります。周りからの目も、法政はあんまり良くないというイメージもあると思うんで、悪いイメージではなくて良いイメージに変えるためにも、ベスト4に入りたいしみんなそう思っています。ベスト4に入れば東海とか筑波とかの上位チームとまた試合ができて、今の自分達がどのくらいの位置にいるのかを確かめられる良いチャンスにもなると思います。あとは代々木で満員くらい入っているときに、一回やってみたいですね。そのためには勝たなきゃいけないんで。今日みたいに足を使って走って、ディフェンスして、また勝ちにいきます」

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「走りきる練習で、運動量には絶対的な自信があった」
磨いてきた練習の賜物を重要な場面で発揮

◆#33上原大輝(日本大・4年・PG)
150505UEHARA.jpgこの日12得点、2アシスト。速攻やパッシングでの高橋耕陽との呼吸は抜群で、アシストについてはもっと記録している印象もあった。チームは経験の少ないレベルでの戦いに入るが、元々層の厚さは大学界きってのものがある。この日のアグレッシブさと、練習鍛えてきたという豊富な運動量を、準々決勝でもぶつける覚悟だ。


-白鷗大と戦うにあたって、意識していたポイントを教えてください。
「イッサ(白鴎大#23ジャニ)のところと、自分達の刘(#8)のところがポイントになると思っていました。自分たちにはそこで刘が絶対に勝てるという自信はあったので、そこを起点に攻めていこうと考えていました。(そのために今まで)自分たちはそこを活かせるような動きをして白鷗と戦うために練習してきました」

-はじめ一対一がうまく機能しているところはあったと思いますが、途中で相手に追いつかれてしまいました。そういったときにチームとしてはどう対応していこうと考えていましたか。
「白鷗がゾーンになって、そこからやっぱり自分たちも刘も、ちょっと崩れたかなというところがあります。今までの練習で、今シーズンはディフェンスをして走ろうというのを意識的にやってきています。そのディフェンスのルーズボールの部分だったり、しっかり走りきるというところをやっていけば、絶対に点差はつくということを信じていました。ディフェンスをやった結果が、今日の結果につながったと思います」

-4Qにトランジションをしっかりやって、速攻が上手く出せた場面がありました。そこもチームで話し合った修正点が上手くいった結果だったということでしょうか。
「そうですね。これまで終盤でも走りきる練習もしてきましたし、それだけの運動量には絶対的な自信はあったんで。そこがやっぱり4Qのラストの勝負どころに活きてきたんじゃないかと思います」

-次は順当に行けば筑波大との対戦です。日本大としてはどう戦っていきたいか教えてください。
「自分たちが今シーズン2部で戦う上で、公式戦で1部のチームとあたるという経験はすごく貴重です。筑波相手にどれだけ自分たちが通用するのかということも、自分たち自身も楽しみですし、チャレンジャーとして戦っていって負ける相手ではないと信じているんで。筑波相手にどれだけやれるかということで、自分たちはチャレンジャーとしてぶつかっていきたいなと思っています」

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「言うべきところは自分らがしっかり言っていく」
変化した環境の中、試行錯誤しながらチームの成長を図る

◆#55吉本健人(明治大・4年・F)
150505YOSHIMOTO.jpg武器である外のシュートがやや低調であると言うが、この日は速攻やドライブでスコアリングセンスを発揮していた。明治大もコーチ交代があり、従来とは異なるアプローチでシーズンを戦っているが、徐々に慣れてきている様子もある。ベスト8入りを決めたが、ここからの対戦相手はこれまでよりも数段レベルが上がる。最上級生としての経験が活きてくる戦いに突入していく。


—今日はどのようなテーマで試合に臨んだのでしょうか。
「昨日がチームとして試合の入りがダメで、それに伴ってなのか、自分のプレーも入り方が失敗してしまって。去年まではそこで4年生がいたんですけれど、今年は自分や伊澤(#50)がそれをやっていかないといけないと思いました。昨日は、そこからシュートも入らなかったし、最初のディフェンスからというのを心がけていたんですが、自分の中でシュートに意識がいってしまって、全部が自分の中で良くないものになってしまいました。今日は田代(#24)を守る分、ディフェンスからしっかりやっていこうと。そこからオフェンスは自然と良くなると信じてやりましたね」

—シュートは、タッチがあまり良くない状況ですか?
「そうですね。ただ、そこはあんまり意識しないようにして打ち続ける気持ちでいます」

—その分ドライブで狙っている印象があります。
「去年とは打つ形が違うんですよね。去年は味方がドライブをしてくれたところに自分が合わせてのスリーとかだったんですけれど、今年はドライブする泰斗さん(中東)がいなくなったので、自分で動いてノーマークを作っていくことに取り組んでいるので、そこで少しごっちゃになっている部分もあるかなと思いますね」

—コーチが代わった影響でしょうか。
「それは少しあると思いますね。オフェンスで、中での軸がないので、思いっきり走った上で打つ形もあるし、そこについては、今は探りながらやっています。自分もどのタイミングで打つべきか、正直掴めていない部分があるので、迷って打っている時もあります」

—現状は、昨年のものをベースにして徐々に変えているところでしょうか。
「そうですね。コーチも自分たちでやりなさいというスタンスで、自分たちが過去3年間で言われてきたことを思い出しながらやっています」

—そこに、自分たちで考えたものを組み込んで?
「はい。でも大学生はそういうことの方が良い部分があると思うし、それをやってどれだけ成長できるかというのもあると思うし、プラスに捉えてやっています。最初は戸惑いもありました。今は、大幅にというところまでは行っていないですけれど、少しは今のコーチのバスケと、今までのバスケを合わせていくやり方で、少し見えてきたかな、って感じです。でも、まだまだです」

—とは言えベスト8という結果はついてきました。一息つけたところではないでしょうか。
「そうですね(笑)。それは一番安心できたところで、試合経験を重ねる大切さもあるし、ベスト16での3試合とベスト8での3試合は違うと思うし、そういう意味で安心できました」

—かなり齋藤選手(#2)の要所でのプレーが効いていましたが、チームメイトとしては見ていてどう感じていましたか。
「確かにアグレッシブにやってくれるんですけれど、最後のチャージングを奪ったところはギャンブル的なところもあったので。でもそこは2年生なので色々やっていって良いと思うし、結果的に良かったことでもちゃんとフィードバックしないといけないと思います。でも、ああいう武器はチームとしては必要です。まだムラがあって、ターンオーバーになってしまうこともあるので、そこは自分たちがしっかり言ってあげないといけないと思いますね」

—今年のチームの雰囲気はいかがでしょうか。
「これまでとのギャップが大きくて、自分たちでコントロールしなきゃいけない部分が多くなって、上級生は自分たちで出来ると思うんですけれど、特に2年生がメンタル面で緩んでいるような部分もあるので、そこは自分たちも見せていかないといけないと思うので、4年生としてやっていきます。良い部分はもちろん良いと言ってあげないといけないし、ダメなところはダメと言ってあげないといけないです」

—次の拓大戦は、言わずもがな、バンバ選手(#23)の守りが鍵になりますね。
「そうですね。そこでダブルチームなのかローテーションなのか、今すぐには出来ないとも思うんですけれど、しっかりやっていきたいと思います。相手のオフェンシブなペースに合わせて、自分たちもオフェンシブになると良くないので、まずディフェンスはしっかりやっていきたいです。今はキャッチアップとかも切り替えが遅いので、そこをしっかり気をつけたいです」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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