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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会
大東文化大が筑波大の4連覇を阻止して初優勝

2007.10.13 (Sat)

10/13 関東大学2部リーグ 最終週 第1戦

1013peater.jpg2部リーグは最終週を迎えた。

“こんなはずでは…”とここまで不本意な結果に終わっている拓殖大は、未だインカレ出場を決め切れていない。そんな拓殖大は明治大と対戦。決して良い内容とは言いがたい拓殖大だが、なんとか明治大に食らいついていく。しかし、後半に入ると明治大#14金丸晃輔(1年・PF・福大大濠)が爆発。最終的に46点をたたき出し、チームを勝利へと導いた。第4試合の筑波大VS大東大。接戦となることは予想されていたが、勝利を掴んだのは筑波大だった。途中、筑波大はゴール下の要#15木村理(3年・C)が負傷退場。チームはピンチに陥ったが、#10高橋(3年・F)、#12鹿野(2年・F)がゴール下で奮闘しその穴を埋めた。結果は、筑波大が勝利。中央大・明治大の結果次第ではあるが、入れ替え戦への可能性を残した。

2部リーグも残りあと1日となった。
1ヶ月半に及んだ戦いももうすぐ終焉を迎える。
選手達は最後、どのような戦いを魅せてくれるのだろうか。
そして、どのチームが笑うのだろうか。
全ての答えは、10月14日國學院大体育館にてわかる。

神奈川大VS白鴎大(店橋選手インタビュー)、中央大VS國學院大(清水選手インタビュー)は「続きを読む」へ。
※拓殖大VS明治大、筑波大VS大東大は別途掲載します。

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神奈川大79(22-16,11-27,28-23,18-21)87白鴎大
1013.jpgインカレ出場がかかる白鴎大。順位を1つでもあげ、入れ替え戦に向けてピークを持って行きたい神奈川大。両者の対決は、立ち上がりから神奈川大ペースとなる。神奈川大は激しいディフェンスで、白鴎大に簡単にシュートを打たせない。1Q残り5分、14-6で神奈川大。白鴎大はタイムアウトで立て直しを図る。すると、タイムアウト明けは#33ピーター(3年・C)の高さを生かしたプレーで得点を重ねていく。しかし、神奈川大も#11内藤がゴール下で粘るなどして、1Qは神奈川大がリード。2Q序盤も神奈川大は#2綿貫(2年・G)のジャンプシュート、#19飯泉(2年・F)の3Pなどで得点し、開始2分で10点差をつける。しかし、その後白鴎大は徐々にリズムをつかみ出す。まずは#3店橋(3年・G)のアシストから#88サインバヤル(2年・C)。更に店橋は3Pを沈めると、白鴎大は速いバスケットを展開し、4連続得点。一気に同点に持ち込む。対する神奈川大は点差が10点になって以降、得点が伸びてこない。結局4分間無得点に終わり、逆に白鴎大に10点リードを許すこととなってしまった。

後半の立ち上がりは点の奪い合いが続いていたが、白鴎大にミスが出ると神奈川大#11内藤、#2綿貫らの得点で点差を詰めていく。神奈川大を突き放したい白鴎大だが、決め手の1本がない。神奈川大は着実に点差を詰めていき、3Q終了時には#2綿貫のドライブも決まる。だが、4Qになると白鴎大が#91片岡(4年・F)の得点でじりじりと点差を離していく。しかし、神奈川大も#19飯泉、#2綿貫がやり返してなんとか粘る。しかし、白鴎大もそう簡単に神奈川大にシュートを許さない。得点が伸びない神奈川大は、オールコートプレスを展開し、自分達のリズムを作り出そうとするも、白鴎大はそれを冷静に対処。白鴎大が8点差をつけて勝利。インカレ出場へ望みを繋いだ。一方前半リードしながらも後半に切れてしまった神奈川大。ただしチームはずいぶんと良くなってきている。幸嶋監督が「あと何試合かあれば」。と悔しそうにつぶやいた。下級生主体のチームを一人前に仕立て上げるには2ヶ月では足りない。入しかしれ替え戦を含めた残り2試合で神奈川大の真価が問われる。

◆#3店橋 翔(白鴎大・3年・G)
白鴎大の司令塔。
試合中は笑顔でプレー。その姿はとても印象的だ。
ポイントで決める3Pは効果大。

―立ち上がりが少し重いなという印象を受けました。インカレ出場がかかっている試合ということが原因ですか?
「いやっ、特にそういうことは考えていなかったです。白鴎って毎試合立ち上がりが悪くて(苦笑)。エンジンかかるのが遅いって言うか。集中はしてるんですけど、最初がかみ合わなくて。今日の試合は、最初はミスとかかさんで流れが向こうに行ってたけど、そこを我慢してディフェンスすればこっちのリズムになるからっていって、みんなでディフェンス頑張って。センターが走ればうちのチームは絶対乗ってくるし、勝てるので。前半はそこを意識してやって、それができたので、なんとか流れをこっちに持ってこれたかなって」

―後半の出来は?
「1Qの最初も一緒で3Qの立ち上がりも出だし悪くて。多分、自分の3P外れて何本かやられて10点差が5点差とかになって。離すときに離せなかったっていうところがあって。それはインカレに出る出ない関係無しに、次の代の課題でもありますよね。もちろん、インカレ出るならここを直していかないと勝てないかなと思います」

―藤江選手も“離すときに離せない”ということを言っていました。
「ガードやってて一番思うところはそこなんです。なんか安心するわけではないんだけど、心に隙みたいなのができちゃっているのかな?それで、イージーなミスをしたりとか、シュートにつながらないで相手ボールになったり。何本もアル。やっぱりそこかな。2部の上位との差。離されるのも弱いところ。離すことができないのも弱いところ」

―杉本選手が抜けた後から、少しもたつきが出るようになったかなと。
「勇太朗さん(杉本)の得点能力や3Pがなくなるのはやっぱり大きいんですよね。でもその分スタメンに藤江(#00)が入って。あいつ(藤江)は“俺がやる”っていう気持ちが強いから、あいつがスタメンになっていることで、大晴さん(片岡)ともお互いに刺激し合ってやっています。お互いいい感じに練習はできていたと思いますよ。ただ、キレると両方止まらない(苦笑)。そこが2人の課題。でも、そこを使っていくのは自分。勇太朗さんはどちらかというと自分を犠牲に出来るタイプ。攻める気持ちを譲って、要所で決めるタイプ。だから(チームとして)合ってたのかな?藤江がスタートになって練習をしてきたのはほんの少しだから、合わない部分はしょうがないかな。そこはみんなでディフェンスすればいいかなーって思います(笑)」

―インカレ出場へは拓大の結果次第ですね。
「本当にそこなんすよね(笑)。拓大、どうしよう…。拓大が筑波に勝ったのがちょっと予想外というか。自分らも明治に1勝1敗だったら成績が並んで、どうかなってとこだったんですけど。とりあえず、明日勝ちます!」

―明日へ向けての修正点は?
「今日はこっちのシュートも結構入ったっていうのもある。明日はきっと向こうもそれなりに対策を立ててくると思います。センターに寄ったり、大晴さんところにプレッシャーかけにきたりとかすると思うから、その場その場で判断していかないとなって思います。それに、やられたことに対してどれだけ早く対応できるかっていうのを斎藤さん(斎藤監督)にずっと言われ続けているから。ミスをずっと引きずってディフェンスに影響でたりしたら一気に崩れちゃうから。だから…うーん、特にないかな(笑)。とにかく、自分のバスケットをすれば負ける相手じゃないと思うので、自分達のバスケが出来るように頑張ります!」


中央大99(15-24,24-19,31-13,29-20)76國學院大
1013okuma.jpgこの試合、國學院大はスタートこそいつもと同じメンバーだったが、その後はラインナップが変わった。#10井上(3年・SG)、#15大熊(2年・SF)の出場時間が長く、特に#15大熊は内外角で活躍を果たす。対する中央大は、第6週の神奈川大戦のようなもたついた立ち上がりとなってしまい、前半は國學院大にリードを許してしまう。2Q中盤に、#4富田(4年・G)、#11佐藤(3年・G)らの得点で一旦逆転するも、國學院大に粘られてしまった。

しかし、3Qの立ち上がりに#12中野(3年・F)の連続得点、更に後半スタート起用となった#5清水(4年・G)の活躍が光る。上背はないが、ディフェンスにリバウンドにルーズボールにと体を張り、徐々にではあるが中央大に流れを持ってきた。対する國學院大は#14粟根(2年・SF)や#11須永(3年・PG)の得点で何とか粘っていたが、3Q中盤でミスを犯すと流れはそのまま中央大へ。中央大は3Q後半で一気に畳み掛け、点差も14点差に乗せる。4Q、國學院大は随所にいいプレーが出ていたものの、追いつくまでには至らない。すると4Q終盤、中央大の勝利が確定していたが、ここで重大なミスが発覚する。選手エントリーにミスがあったために中央大ベンチはテクニカルファウルを取られてしまう。中央大はそのまま勝利を手にしたが、過去には同様のエントリーミスで没収試合となった例もある。ここまで良い成績を残してきているだけに、このようなミスは絶対にあってはならない。


◆#5清水 洋(中央大・4年・G)
3Q、清水選手の起用がピシャリ。
出場時間は短かったが、その短い時間でしっかりと仕事を果たした。
ベンチから見ている分、自分が何をすべきなのかが明確にわかっているのだろう。
リバウンドやディフェンスなど地味な部分での頑張りで中央大に流れを呼び込んだ。

―ここ2週続けて立ち上がりで躓いていますね。なぜでしょうか?
「試合前とか前日の練習とかから、“油断せずに(試合に)入ろう”ってことは言っているんですけど…やっぱりスタートの5人が少し気の緩みがあるのかなと思います」

―出場時間は短かったですが、しっかりと仕事をこなしましたね。
「今出ているメンバーに足りない部分を補ってやろうと思って。それに、足りないところを補うのが自分の仕事だと思うので。自分のプレーをしただけですね」

(佐藤基一選手が横を通って清水選手を茶化していく)

―今、佐藤選手が通りましたけれども、彼の活躍も大きいですね。
「そうですね。今年1番の成長株だと思います。今後もきっとやってくれると思いますよ」

―入れ替え戦出場も目前ですね。意識はありますか?
「相当ありますね。もうあと何試合だということを毎回言っています(笑)。今日と明日の試合も入れ替え戦に繋がるような内容を重視してやろうってことだったんですが…。やっぱり今日のような出だしだったら、1部のチームにそのままやられてしまう。明日しっかり終われるようにしたいですね」

―明日への修正点としては出だししょうか?
「そうですね。出だし3分はプレッシャーかけてディフェンスしようって言ってるんですけど、どうも見てる感じだとまだまだ甘いんで、それをもうちょっとチームで確認してやっていけば、明日は大丈夫だと思います」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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