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2014.10.25 (Sat)
【2014リーグ1部】10/25レポート(東海大学会場)
最終週に設定された東海大ホームゲーム
慶應義塾大が筑波大を倒す奮闘を見せる
毎年恒例となっている東海大のホームゲーム。今年は最終週に設定され、リーグ戦1位に輝くチームをよりもり立てる意味合いの強い開催となった。初日の土曜日は2試合が行われた。第1試合の慶應義塾大対筑波大は慶應義塾大が逆転で上位食いを果たし、会場を沸かせた。
第2試合の東海大対明治大は、#12中東をガードとして起用するなど興味深い布陣を見せた明治大。#12中東が1番をこなしつつも青学大を倒した好調さを維持するかのように得点を稼ぎ、善戦も見えたが、東海大が前半からのリードを守り切って105-75で勝利。地元の観客に大いにアピールした。
写真:好調なオフェンスで26点を稼いだ東海大・晴山。
※東海大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。
後半にディフェンスの集中力を見せた慶應大が
過去4年で筑波大から初の勝利
慶應義塾大学82(18-23,23-21,15-12,26-9)65筑波大学
第1戦では慶應大が後半に突き放される展開となったが、2戦目の対戦ではリーグ戦で形となってきたものを見せる内容となった。
筑波大は#6馬場(1年・SF・富山第一)が欠場。しかしそうした影響は感じさせず#17杉浦(1年・PF・福大大濠)、#14坂東(4年・SG)が放つシュートが立ち上がりから面白いように決まった。慶應大は簡単にシュートを打たれてしまい、自らはなかなか得点につながるシーンを見せられず差を開かれた。1Qこそ23-18と5点差だが、筑波大は4本の3Pを決めて立ち上がりは好調。慶應大は速攻も出るがやや出遅れた。2Qになると筑波大は#8木林(2年・PF)のポストプレーにベンチから入った#16小松(3年・SG)のシュートも入り、リードを開く。慶應大は苦しい中で#19西戸(2年・G)、#10大元(3年・G)の3Pが当たり、なんとかついていく格好に。筑波大は守ってからの得意の早い展開を出し始め、#76寺部(2年・PF)、#16小松の速攻もあって流れを作る。しかし慶應大も#4伊藤(4年・G)が3Pに加え、ドライブからのバスケットカウント、最後には#19西戸もバスケットカウントを決めて44-41と一時は10点離されたところを3点差まで引き戻して前半を終えた。
3Q、立ち上がりに#14坂東が3Pを決めた筑波大だが、そこからは慶應大の激しいディフェンスにあって得点がストップ。一方の慶應大は#6権田(4年・F)の速攻を手始めに猛攻を見せ、#10大元のミドルシュートで開始3分半で逆転に成功する。筑波大は最初の#14坂東の3Pから残り3分40秒に#16小松が得点するまでノーゴール。慶應大はファウルやターンオーバーを出しつつもなんとかリードを保って試合を進めていくが、終盤に流れが止まってこのQ15点にとどまるが、筑波大も12点と伸びずに終わり、56-56の同点で最終Qを迎えた。
4Q、勢いを持続して流れを掴んだのは慶應大。#6権田のシュートを皮切りに#4伊藤、#6権田と続くと、#22トカチョフ(1年・CF・國學院久我山)の速攻で一気に8点のリードに。筑波大は#76寺部のフリースローで開始3分にようやく得点。#14坂東の3Pも出るが慶應大のプレッシャーの前にシュートの決定率が上がってこない。慶應大はその後も積極的に走る展開を維持し、筑波大を引き離していき、最後はファウルゲームを乗り切って65-82。慶應大らしい守りと足を存分に見せて筑波大を下した。
写真上:慶應大は大元のアウトサイドも好調さを見せた。
写真下:筑波大は小松がベンチスタートでアグレッシブさを見せた。
[慶應義塾大スタメン]#4伊藤、#6権田、#10大元、#13福元、#22トカチョフ
[筑波大スタメン]#21笹山、#2満田、#8木林、#14坂東、#17杉浦
[慶應義塾大]#4伊藤15点、#6権田12点・10リバウンド、#10大元24点・3P3本、#
19西戸10点、#22トカチョフ12点
[筑波大]#14坂東20点・3P3本、#16小松12点、#17杉浦13点、
【INTERVIEW】
「ディフェンスをやれば上のチームとも戦える」
2か月で得たものを確かな実力として実感
◆#6権田隆人(慶應義塾大・4年・F)
この日12点10リバウンドのダブル・ダブル。得意のペリメーターに加え、走る展開でも率先して先頭に立った。権田の調子が良い日はチーム全体も好調の傾向が高いが、それを見事に証明した形だ。あとは全体の波を減らすことがチームとして必要なことだろうが、4年生が率先してそれを見せていくだけだ。
ー試合を振り返って。立ち上がりはあまり良くなかったですね。
「そうですね。でも勝てる相手というのは分かっていたし、相手の特徴もわかっていたので、僕達がやらなければいけないことはそれを潰すだけだろうと思っていました。ですが入りはああやってシュートをポンポン打たれてしまいました。でもベンチやコート内のメンバーからもやることを徹底することを声がけしていたので、それを2、3、4Qと形になっていって勝てたのかなと思います」
ー杉浦選手(#17)なんかはどんどん打ってくるタイプで最初にあそこが入りましたが、あれは対処しにくいのでしょうか。
「僕はあまりマークについていないのですが、サワ(#22トカチョフ)が頑張ってついてくれていて、あそこが起点のひとつだというのは共通認識としてはあります。僕自身としては厚めにカバーに行くようには心がけました。それでも序盤はちょこちょこやられてしまって。今年まだやるかもしれない相手なので、気を付けないといけないと思います」
ーリーグ戦を通してオフェンスが重い場面がありますが、立ち上がりはそんな印象も受けました。
「そうですね。45度に落とす、センターに落とすプレーがなくて、ガードのところだけでボールが回ってしまうとやはりうまくいかないのかなと。そういう時にインサイドの僕達がパス離れを良くするようなセットプレーをコールするとかをしなければ、ああいう風になってしまうのかなと思っています。そこを自主的に声を出すようにようにはしています」
ーちょっと慎重になっている場面があるような気もしますが。
「前よりは良くなっているようには思います。でもそう見えるとしたら課題ですね。オフェンス力というよりはディフェンス力勝負だと考えているので、それもあるかもしれません。最終スコアを見てもそんなに点を取れるチームではないので、重くなるのは最終的にそうしたところだと思います」
ーまずはディフェンスを、というところなんですね。
「ディフェンスに関しては結構僕らも自信はついています。一生懸命頑張って速攻などのイージーなオフェンスにつなげられればと。もちろんオフェンスの練習をしていかなければいけないのは確かですが、今僕らが勝ってきているのはディフェンスが一番大きいと思います」
ー得点が止まったところで追いあげられたり、という場面がありましたがそれはこのリーグ戦ずっと見える光景ですね。
「そこがオフェンス力のなさと言えますね」
ーチーム全体として一試合で粘れるようにはなった気がします。
「1Qがああいう形でもディフェンスを頑張ってリバウンドを頑張って走れば、勝てるとまでは言わないまでも、いい勝負ができると自信がついてきましたとは思います」
ー今日の試合では後半特に権田選手のところでリバウンドも取れましたが、何か前半との違いは?
「個人としては前半も取れていたのかなと。ボックスアウトも徹底してやっていましたし。前回筑波にやられたのはやはりオフェンスリバウンドだったので、試合前からボックスアウトとディフェンスリバウンドは飛び続けようとしていました。今日の自分の仕事はリバウンドだと分かっていたので、前半やられてはいましたが個人的にはできていたのかな」
ー向こうのシュートが落ち始めたら取れるだろうと。
「そうですね。そう思っていました」
ーリーグ戦開始前から上位チームに勝つのはひとつ目標としてあったと思いますが、青学や今日の筑波に勝てたというのは大きいでしょうか。
「そうですね。東海大に関しても1、2、3Qまで競れた部分もあるので、アップセットを起こせる力を見せられたりだとか、ディフェンスで一生懸命守ることで速い展開に持ち込めるというのがわかっただけでも、いい収穫だと思います」
ー最後は専修大が相手ですが、そうしてつけた力でしっかり締めたいですね。
「次は負けられないので、本当に。頑張りたいと思います」
【その他INTERVIEW】
「1年生らしく思い切り良く」
シンプルにやることを徹底して良い結果に
◆#23佐藤卓磨(東海大・1年・SF・東海大四)
Aチームの固定メンバー以外は毎週の練習状況により、残りのベンチ入りメンバーをかけて戦っているという東海大。佐藤はリーグ戦序盤よりたびたびベンチ入りする機会が増え、終盤にかけてはよりその頻度も高まった。この試合では積極的なオフェンスも披露して会場に詰めかけた東海大の応援を沸かせるプレーを見せた。今後は実力アップだけではなくチームのために貢献度を上げていくのが必須となるが、まずは存在感を発揮という意味では見せ場を作っている。
―初めてのホームゲームになりますが、思い切りのいいプレーができたのではないですか?
「先輩方が全部作ってくれるので、ミスを恐れるよりもどんどんアタックしていけと言われていたし、1年生なので思い切りよく行こうと思ってやったらいい結果につながりました」
ー外のシュートも得意だと思うんですが、結構中へ中へというプレーが目立ちますね。
「今はチームの事情で4番、5番のポジションになるんですが、自分が打たなくてもほかの先輩が決めることができます。今の自分の仕事はディフェンスとリバウンドだと思っているので、それを徹底して、先輩方につなげられるようにしたいと思っています」
ー東海大のホームゲームの雰囲気に触れるのは初めてですか?雰囲気はどうでしたか?
「初めてです。思った以上でした。筑波や明治のホームゲームのようなものを予想していたんですが、全然雰囲気も違って最初の入場のときに緊張しました(笑)」
ーでもそんな中でも自分のプレーができたと。
「でもディフェンスなんかで全然先輩に及ばないので、思い切りの良さを忘れずにディフェンスでもっと頑張っていきたいです」
ー橋本選手(#21)が離脱してしまいましたが、チームの雰囲気は変化はありましたか?
「晃佑さんのために頑張ろうとチームで一丸となったというか、晃佑さんが抜けた分、自分たちがしっかりしてやっていこうと。いい意味で切り替えてやっていると思います」
ーこのリーグ戦は毎週ベンチメンバーが入れ替わる形が続いていますね。
「自分も9月に入ってベンチに入りました。それまでは入れなくて応援だったんですが、変にうまいことやろうとせずに1年生らしく元気よくアグレッシブにやろうとしていたら、入ることができるようになってきました」
ーベンチ入りできるメンバーは毎週セレクションがあるのでしょうか?
「毎週金曜日にトライアウトみたいな感じで、固定メンバー以外のメンバーでゲームをやって決まります。自分はそんなにできないので、とりあえず頑張って走っていたら何度かこうやって入れるようになっています」
ー1年生で結構メンバーが入れ替わっていますが、熱くやりあう感じなんですか?
「プレーのときはそうですけど、普段はみんな仲良いです。寮生活だし、家族のような感じです。プレーと私生活の切り替えははっきりしています」
ーそういうチーム内での切磋琢磨もまた大切なんですね。東海大はもうリーグ1位は決めていますが、残りの試合、プレーオフはどう戦っていきたいですか。
「やっぱりチーム一丸となってやるのがシーガルスだと思うし、ディフェンスとリバウンドが絶対大事なので、先輩たちを見習ってしっかり仕事ができるようになりたいし、プレーオフにつなげていきたいです」
慶應義塾大が筑波大を倒す奮闘を見せる

第2試合の東海大対明治大は、#12中東をガードとして起用するなど興味深い布陣を見せた明治大。#12中東が1番をこなしつつも青学大を倒した好調さを維持するかのように得点を稼ぎ、善戦も見えたが、東海大が前半からのリードを守り切って105-75で勝利。地元の観客に大いにアピールした。
写真:好調なオフェンスで26点を稼いだ東海大・晴山。
※東海大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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【PICKUP GAME 1】10/25筑波大VS慶應義塾大後半にディフェンスの集中力を見せた慶應大が
過去4年で筑波大から初の勝利
慶應義塾大学82(18-23,23-21,15-12,26-9)65筑波大学

筑波大は#6馬場(1年・SF・富山第一)が欠場。しかしそうした影響は感じさせず#17杉浦(1年・PF・福大大濠)、#14坂東(4年・SG)が放つシュートが立ち上がりから面白いように決まった。慶應大は簡単にシュートを打たれてしまい、自らはなかなか得点につながるシーンを見せられず差を開かれた。1Qこそ23-18と5点差だが、筑波大は4本の3Pを決めて立ち上がりは好調。慶應大は速攻も出るがやや出遅れた。2Qになると筑波大は#8木林(2年・PF)のポストプレーにベンチから入った#16小松(3年・SG)のシュートも入り、リードを開く。慶應大は苦しい中で#19西戸(2年・G)、#10大元(3年・G)の3Pが当たり、なんとかついていく格好に。筑波大は守ってからの得意の早い展開を出し始め、#76寺部(2年・PF)、#16小松の速攻もあって流れを作る。しかし慶應大も#4伊藤(4年・G)が3Pに加え、ドライブからのバスケットカウント、最後には#19西戸もバスケットカウントを決めて44-41と一時は10点離されたところを3点差まで引き戻して前半を終えた。

4Q、勢いを持続して流れを掴んだのは慶應大。#6権田のシュートを皮切りに#4伊藤、#6権田と続くと、#22トカチョフ(1年・CF・國學院久我山)の速攻で一気に8点のリードに。筑波大は#76寺部のフリースローで開始3分にようやく得点。#14坂東の3Pも出るが慶應大のプレッシャーの前にシュートの決定率が上がってこない。慶應大はその後も積極的に走る展開を維持し、筑波大を引き離していき、最後はファウルゲームを乗り切って65-82。慶應大らしい守りと足を存分に見せて筑波大を下した。
写真上:慶應大は大元のアウトサイドも好調さを見せた。
写真下:筑波大は小松がベンチスタートでアグレッシブさを見せた。
[慶應義塾大スタメン]#4伊藤、#6権田、#10大元、#13福元、#22トカチョフ
[筑波大スタメン]#21笹山、#2満田、#8木林、#14坂東、#17杉浦
[慶應義塾大]#4伊藤15点、#6権田12点・10リバウンド、#10大元24点・3P3本、#
19西戸10点、#22トカチョフ12点
[筑波大]#14坂東20点・3P3本、#16小松12点、#17杉浦13点、
【INTERVIEW】
「ディフェンスをやれば上のチームとも戦える」
2か月で得たものを確かな実力として実感
◆#6権田隆人(慶應義塾大・4年・F)

ー試合を振り返って。立ち上がりはあまり良くなかったですね。
「そうですね。でも勝てる相手というのは分かっていたし、相手の特徴もわかっていたので、僕達がやらなければいけないことはそれを潰すだけだろうと思っていました。ですが入りはああやってシュートをポンポン打たれてしまいました。でもベンチやコート内のメンバーからもやることを徹底することを声がけしていたので、それを2、3、4Qと形になっていって勝てたのかなと思います」
ー杉浦選手(#17)なんかはどんどん打ってくるタイプで最初にあそこが入りましたが、あれは対処しにくいのでしょうか。
「僕はあまりマークについていないのですが、サワ(#22トカチョフ)が頑張ってついてくれていて、あそこが起点のひとつだというのは共通認識としてはあります。僕自身としては厚めにカバーに行くようには心がけました。それでも序盤はちょこちょこやられてしまって。今年まだやるかもしれない相手なので、気を付けないといけないと思います」
ーリーグ戦を通してオフェンスが重い場面がありますが、立ち上がりはそんな印象も受けました。
「そうですね。45度に落とす、センターに落とすプレーがなくて、ガードのところだけでボールが回ってしまうとやはりうまくいかないのかなと。そういう時にインサイドの僕達がパス離れを良くするようなセットプレーをコールするとかをしなければ、ああいう風になってしまうのかなと思っています。そこを自主的に声を出すようにようにはしています」
ーちょっと慎重になっている場面があるような気もしますが。
「前よりは良くなっているようには思います。でもそう見えるとしたら課題ですね。オフェンス力というよりはディフェンス力勝負だと考えているので、それもあるかもしれません。最終スコアを見てもそんなに点を取れるチームではないので、重くなるのは最終的にそうしたところだと思います」
ーまずはディフェンスを、というところなんですね。
「ディフェンスに関しては結構僕らも自信はついています。一生懸命頑張って速攻などのイージーなオフェンスにつなげられればと。もちろんオフェンスの練習をしていかなければいけないのは確かですが、今僕らが勝ってきているのはディフェンスが一番大きいと思います」
ー得点が止まったところで追いあげられたり、という場面がありましたがそれはこのリーグ戦ずっと見える光景ですね。
「そこがオフェンス力のなさと言えますね」
ーチーム全体として一試合で粘れるようにはなった気がします。
「1Qがああいう形でもディフェンスを頑張ってリバウンドを頑張って走れば、勝てるとまでは言わないまでも、いい勝負ができると自信がついてきましたとは思います」
ー今日の試合では後半特に権田選手のところでリバウンドも取れましたが、何か前半との違いは?
「個人としては前半も取れていたのかなと。ボックスアウトも徹底してやっていましたし。前回筑波にやられたのはやはりオフェンスリバウンドだったので、試合前からボックスアウトとディフェンスリバウンドは飛び続けようとしていました。今日の自分の仕事はリバウンドだと分かっていたので、前半やられてはいましたが個人的にはできていたのかな」
ー向こうのシュートが落ち始めたら取れるだろうと。
「そうですね。そう思っていました」
ーリーグ戦開始前から上位チームに勝つのはひとつ目標としてあったと思いますが、青学や今日の筑波に勝てたというのは大きいでしょうか。
「そうですね。東海大に関しても1、2、3Qまで競れた部分もあるので、アップセットを起こせる力を見せられたりだとか、ディフェンスで一生懸命守ることで速い展開に持ち込めるというのがわかっただけでも、いい収穫だと思います」
ー最後は専修大が相手ですが、そうしてつけた力でしっかり締めたいですね。
「次は負けられないので、本当に。頑張りたいと思います」
【その他INTERVIEW】
「1年生らしく思い切り良く」
シンプルにやることを徹底して良い結果に
◆#23佐藤卓磨(東海大・1年・SF・東海大四)

―初めてのホームゲームになりますが、思い切りのいいプレーができたのではないですか?
「先輩方が全部作ってくれるので、ミスを恐れるよりもどんどんアタックしていけと言われていたし、1年生なので思い切りよく行こうと思ってやったらいい結果につながりました」
ー外のシュートも得意だと思うんですが、結構中へ中へというプレーが目立ちますね。
「今はチームの事情で4番、5番のポジションになるんですが、自分が打たなくてもほかの先輩が決めることができます。今の自分の仕事はディフェンスとリバウンドだと思っているので、それを徹底して、先輩方につなげられるようにしたいと思っています」
ー東海大のホームゲームの雰囲気に触れるのは初めてですか?雰囲気はどうでしたか?
「初めてです。思った以上でした。筑波や明治のホームゲームのようなものを予想していたんですが、全然雰囲気も違って最初の入場のときに緊張しました(笑)」
ーでもそんな中でも自分のプレーができたと。
「でもディフェンスなんかで全然先輩に及ばないので、思い切りの良さを忘れずにディフェンスでもっと頑張っていきたいです」
ー橋本選手(#21)が離脱してしまいましたが、チームの雰囲気は変化はありましたか?
「晃佑さんのために頑張ろうとチームで一丸となったというか、晃佑さんが抜けた分、自分たちがしっかりしてやっていこうと。いい意味で切り替えてやっていると思います」
ーこのリーグ戦は毎週ベンチメンバーが入れ替わる形が続いていますね。
「自分も9月に入ってベンチに入りました。それまでは入れなくて応援だったんですが、変にうまいことやろうとせずに1年生らしく元気よくアグレッシブにやろうとしていたら、入ることができるようになってきました」
ーベンチ入りできるメンバーは毎週セレクションがあるのでしょうか?
「毎週金曜日にトライアウトみたいな感じで、固定メンバー以外のメンバーでゲームをやって決まります。自分はそんなにできないので、とりあえず頑張って走っていたら何度かこうやって入れるようになっています」
ー1年生で結構メンバーが入れ替わっていますが、熱くやりあう感じなんですか?
「プレーのときはそうですけど、普段はみんな仲良いです。寮生活だし、家族のような感じです。プレーと私生活の切り替えははっきりしています」
ーそういうチーム内での切磋琢磨もまた大切なんですね。東海大はもうリーグ1位は決めていますが、残りの試合、プレーオフはどう戦っていきたいですか。
「やっぱりチーム一丸となってやるのがシーガルスだと思うし、ディフェンスとリバウンドが絶対大事なので、先輩たちを見習ってしっかり仕事ができるようになりたいし、プレーオフにつなげていきたいです」
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