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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2014.11.05 (Wed)

【2014リーグその他】11/5入れ替え戦レポート

チームの集大成をかける入れ替え戦がスタート
1部ー2部間は専修大、日本体育大学が先勝


141105hiraiwa.jpg 1部プレーオフから中2日、リーグ戦を締めくくる最後の熱い戦い、入れ替え戦の火蓋が切って落とされた。入れ替え戦に臨むのは1~5部まで全20チーム。4部・5部は一発勝負、1~3部は2勝先勝方式で行われる。初日の戦いでは4部5部の戦いは、帝京平成大が4部昇格、流通経済大が5部降格となり、群馬大学は4部、武蔵野大学が5部にそれぞれ残留となった。

 2勝した方が残留または昇格する1~3部は、まずは初戦を勝ってイニシアチブを握りたいところ。2部の神奈川大は3部1位の駒澤大と対戦し、重い展開ながらリードを守って勝ち切った。江戸川大は3部2位の埼玉工業大学との対戦。ゴール下の#10王(3年・C)のリバウンドと、トランジションが機能して84-56と差をつけて勝利を収めた。

 1部10位の専修大は2部1位の大東文化大を終始リードして先勝し、1部9位白鴎大と2部2位の日本体育大白鴎大が立ち上がりからリードを握ったが、終盤に日本体育大が逆転して劇的な1勝を収めた。

写真:シュートを決める江戸川大の平岩クリストファーイサク。持ち味の出た江戸川大は第1戦で埼玉工業大学に大きな差をつけた。

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【神奈川大がリードを守り切って先勝】
141105ishii.jpg 2部10位神奈川大と3部1位駒澤大の対戦は、駒澤大が迫る部分もあったものの、試合を通じて神奈川大がリードした。互いに激しいディフェンスを見せて1Qはロースコア。神奈川大が6点をリードして2Qに入ると、#98大石(4年・G)、#24吉永(4年・SG)の3Pもあって神奈川大がリードを広げる。駒澤大はこちらも#24石井(1年・SF・長岡大手)の2本の3Pで追い上げるが、その後のオフェンスでは24秒オーバーが続く。神奈川大は#98大石のシュートや、#11丸山(4年・C)の力強いゴール下で得点を伸ばし、最後は#13鶴巻(4年・PG)のシュートで39-27と前半で12点のリード。

 後半はこの10点前後の差で推移する。互いにターンオーバーを頻発するが、神奈川大のリードは揺るがない。駒澤大は簡単には得点を伸ばすことができずに73-56でまず第1戦は神奈川大が勝利した。

写真:駒澤大は石井のシュートで迫る場面を作った。


【専修大の勢いが大東大を凌駕】
141105suzuki.jpg 1ー2部間の入れ替え戦第1試合、1部10位の専修大は2部1位の大東文化大を迎え撃った。互いに固さの見えた立ち上がりは、専修大が#35鈴木(4年・F)の速攻やオフェンスリバウンドなどで流れを掴み、1Qで24-14と10点のリードに成功した。苦しくなった大東大だが専修大の固いディフェンスに阻まれ、思うようにオフェンスが展開できない。2Qにようやく#99山崎(3年・SG)のシュートでやや点差を詰めるが、そのあとがなかなか続かず。専修大は#24田代(3年・F)の3P、アシストが出ると#35鈴木がブロック、速攻と強いリバウンドを生かしてさらにリードを広げて41-25で前半を終えた。

 3Q、#28兒玉(4年・PG)のミドルシュート、#20毕(1年・C・中部第一)のシュートが決まり反撃の口火を切りたい大東大だが、速攻を狙ったパスがオーバーするミスもあり、専修大にリバウンドを取られる場面も目立つ。専修大はミスも出てくるがやはりこのQはリバウンドから走る展開が目立つ。大東大は残り5分で#28兒玉が接触による流血でベンチへ。しかし#20毕がゴール下で得点を重ね、54-45と9点差に差を縮めた。

141105kuzuhara.jpg 逃げ切りたい専修大は#11秋山(1年・G・東海大浦安)がドライブ、速攻と4Q立ち上がりに2連続得点。一方の大東大は#99山崎の得点が続いた。残り6分、リバウンドの要である専修大#6渡辺(3年・G)、#24田代が相次いで4ファウルに。大東大はフリースローでこつこつと稼いで残り4分半で63-59と4点差にまで迫った。思い切りディフェンスに行きにくい専修大だが、残り3分で大東大のシュートをブロックして速攻につなげると、残り2分半で#6渡辺が値千金の3Pを沈めて68-59に。大東大は#20毕の3Pを最後にゲームをひっくり返すようなオフェンスは展開できず、73-64で大事な1戦目はまず専修大が勝利を収めた。

 専修大は1Qの10点リードが効いた。激しいディフェンスを展開し、リバウンドでは大東大に12本もの差をつけた。渡辺が16点、16リバウンド。速攻を連発した鈴木が16点で勝利に貢献。大東大はミスの多い内容だった。フリースローのミスも多く、入れ替え戦の固さようなものも感じられた。2戦目で修正できるかどうかが鍵だ。

写真上:鈴木の速攻が何度も決まった専修大。
写真下:大東大はスタメンに入った葛原が好プレーを見せたが、終盤に足を捻挫。


【日本体育大が終盤に逆転して劇的な1勝目】
141105honma.jpg 1ー2部間の入れ替え戦第2試合は、1部9位の白鴎大が、1Qからリードを握り2部2位の日本体育大を長くリードする展開となった。白鴎大はアウトサイドが好調でインサイドでも#23ジャニ(2年・C)が#12周を相手にシュートをねじ込むと、1Q中盤からリードを広げていく形に。日体大は開始4分で#12周(4年・C)が2ファウルでベンチへ。1Qの最後には#34加藤(3年・G)の劇的な3Pは決まったが、21-11と出遅れた。両チームともセカンドメンバーに変えた2Q頭は互いに停滞。だが日体大はゾーンプレスで相手を止めると、自らはじわじわと得点を詰めて32-29と3点差に追い上げて前半を終えた。

 3Q、日体大は#19田口(1年・SG・福岡第一)、#9出羽(4年・F)もペイントに切れ込んで連続得点。しかし白鴎大も#1大釜(4年・PG)、#28川邉(2年・F)、#0野崎(1年・SG・佐賀東)らの得点でリードを譲らない。このQは追っては逃げる展開となり、わずかではあるが白鴎大がリードを保って55-51として最終Qへと入った。

141105issa.jpg 4Q、立ち上がりは互いに24秒、ターンオーバーなどが続きどちらも流れをつかめない。白鴎大はフリースローを4本連続で落とすなど緊張感も漂うが、#15城間(1年・F・福岡第一)の速攻で残り約7分で8点差にし、再びリードを広げられるかと思われた。しかしここで遂に日体大の反撃の狼煙が上がる。#1本間(4年・G)が3連続の3Pを決めて遂に逆転。日体大はルーズボールにも果敢に飛び込み、気迫を見せる。白鴎大は#28川邉がドライブからバスケットカウントを獲得し、再度逆転すると、日体大は#75赤土(2年・PF)のフリースロー、#9出羽のシュートで再逆転。白鴎大もフリースローを1本決めて残り2分で同点となると、そこからは点を取り合い譲らない展開になった。しかし最後に流れを掴んだのは日体大。残り31.4秒で#19田口のミドルシュートが決まって2点リードすると、そこからチームファウルが5となっていた白鴎大からフリースローを得ていく形になる。これを17.9秒で#9出羽、8.6秒で#75赤土が1本ずつ決めて70-74。白鴎大はアウトサイドに託す形となったがこれが決まらずタイムアップ。日本体育大が粘って逆転勝利を掴んだ。

 日体大は本間の3Pが流れを変え、#19田口がディフェンスで必死に食らいついた。白鴎大は24本ものフリースローを得ながらこれを半分しか決められず。入れ替え戦の緊張感を感じる内容だった。

写真上:大きかった日体大・本間の3P。
写真下:ジャニはチームハイの20点。踏ん張りを見せたがあとわずかだった。


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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