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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2014.10.18 (Sat)

【2014リーグ1部】10/18、第15戦レポート

2会場に分かれた戦いは大きな波乱なく終了

【10/18専修大学会場】

専修大はまたも僅差で勝利を逃す惜しい試合に

141018oomoto.jpg 2会場に分かれたこの日、専修大学会場では3試合が行われた。慶應義塾大法政大は、1Qは法政大が先行するが、2Qに慶應大が流れを引き戻すと前半は1点差で終了。慶應大はミスが続いてもどかしい状態が続くが、4Qで流れを作ると一気に引き離して勝利した。青山学院大白鴎大は、1Qから青山学院大が25得点でリードを得ると、それを守ってフィニッシュ。拓殖大専修大はこの試合で#6渡辺(2年・SG)が復帰。粘りを見せるが僅差で敗れた。

写真:慶應大・大元は20点。徐々に調子を上げてきた。

※拓殖大(満島選手インタビュー)対専修大のレポートは「続きを読む」へ。


【10/18明治大学会場】

注目の東海大VS筑波大は東海大に大差で軍配

141018FUJII.jpg 明治大会場でのこの日の開催は2試合。1巡目に接戦となった東海大筑波大のカードは、#21橋本(3年・C)を欠く東海大が苦戦するかと思われ立ち上がりはわからない展開に。しかし2Q以降筑波大を圧倒し、15連勝を達成した。これで、プレーオフに1位として進むことが決まった。ホームに国士舘大を迎えた明治大は、追いつく場面もあったが、多くの時間で劣勢となってしまい苦杯。この日の時点での8位以上確定はならなかった。

写真:伊集のプレータイムが限定される中で、台頭しつつある国士舘大・藤井。

※東海大(藤永選手インタビュー)対筑波大、国士舘大・原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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【PICKUP GAME 1】10/18拓殖大VS専修大

専修大が迫るが拓殖大が2点差で勝利

拓殖大学70(26-18,13-10,21-24,10-16)68専修大学

141018watanabe_201410260816340e1.jpg 専修大は序盤から#13石上(3年・PG)のジャンプシュートが連続で決まって出だしは好調。対する拓殖大はフリースロー以外で得点が入らない重い立ちあがりに。それでも、中盤になると拓殖大は専修大のミスを得点に繋げ、試合を優位に進める。一方の専修大はこの試合で復帰した#6渡辺(2年・G)のリバウンドが光るが得点が決まらず追う展開に。前半は39-28で拓殖大が11点リードで終了。

 後半、専修大が#24田代(3年・F)らの得点でじわじわと点差を詰めていく。しかし、拓殖大も#14大垣、#23バンバの両選手が要所でシュートを決めて譲らない。試合が動いたのは4Qに入ってから。専修大は全員ディフェンスで粘り、オフェンスでは#24田代(3年・F)が得点でチームを引っ張る。すると、みるみるうちに得点が縮まっていき、残り51秒で66-65と1点差に詰め寄った。しかし、拓殖大が#14大垣がもらったフリースローをきっちり決め、残り26秒で68-65の3点差に押し戻す。しかし残り14秒で専修大は#24田代が3Pを沈めて68-68の同点に。ベンチも大盛り上がりで勝利まであと一歩と迫る。しかし残り4秒で専修大のディフェンスがファウルとなり、拓殖大#23バンバにフリースローを献上。バンバは落ち着いて2本とも決めて70-68の2点差に。専修大は最後、田代が3Pシュートを放つもリングに嫌われタイムアップ。70-68で拓殖大が白星を掴んだ。

写真:専修大にとって高いリバウンド力を持つ渡辺の復帰は大きい。

[拓殖大スタメン]#14大垣、#23バンバ、#24満島、#39成田、#99赤石
[専修大スタメン]#6渡辺、#13石上、#24田代、#35鈴木、#47藤田

[拓殖大]#14大垣24点・3P3本、#23バンバ21点・12リバウンド、#33富山12点
[専修大]#6渡辺12点、#13石上11点、#24田代20点・3P5本


【INTERVIEW】

「いろいろ話すようになって良くなってきている」
さらに上を目指すためのあと一歩をチームで模索

◆#24満島光太郎(拓殖大・3年・G)
141018mitusima.jpgリーグ序盤で筑波大を倒し、2位以上の可能性も見せた拓殖大。しかしその後は波のある状態が続いている。4位以内には入っているがどこかもどかしいというのは、選手たち本人も感じている。ガードとしてゲームメイクを託された満島も同じだ。春は全員バスケで好循環を見せただけに、あの勢いが再現なることを待ちたい。


—試合を振り返って。
「最初は色々試しながらやっていたこともありますが、離したい時にミスが多くなったり、せっかくディフェンスが上手くいっているのに点が取れなくなったりしてしまいました。専修も粘りがあって最後危なかったですが、流れ的には拓大も悪いバスケはしていなかったと思っています」

—リーグ戦を通して拓大は良いゲームと悪いゲームの差が顕著に見える印象です。満島選手はどのように感じていますか?
「そうですね。ガードをしていてもわかるんですが、悪いゲームの時はボールが全然回らなかったり、個人の技術だけで1対5でバスケしていたり、チームとしてバスケ出来ていません。それがズルズルいってしまうと、国士の1戦目みたいな試合になってしまうんです。自分はガードなので組み立て直さないといけないのはわかっているんですが、みんなも意識が足りてないなと。チームでバスケ出来ている時と出来ていない時の差が出ている試合が多いなと思いますね」

—悪いゲームになってしまう原因は何だと考えていますか?
「熱くなってしまったり、自分自身をコントロールする面が弱いからだと思います。それぞれの選手のメンタル的なところだと思うので、そこをしっかりと改善しないといけないなと思います」

—そういう中で、チームの状態はいかがですか?
「みんな意識が高くなってきていると思います。優勝したいという気持ちは一つになってきていると思いますし、4位以内に入れているし。ただ、東海と筑波に負けてしまったのは粘りがなかったからで。詰められる時に詰めるとか、もっとチャンスを活かしていかないといけないなとは思います」

—満島選手自身の調子はいかがですか?
「全然よくないです(苦笑)。周りを活かすプレーが得意なんですが、やっぱりシュートもしっかり狙って1試合10点くらいとりたいなと思っています。あとは、今年はリバウンドとディフェンスを心がけているので、それをしっかりやってチームを勢いづけたいなとも思っています。これから頑張っていきたいです」

—試合を観ていての印象ですが、満島選手は「ここで締めて欲しい」という時にコートに立っているように思えます。
「司令塔としてしっかりやれとは言われています。去年まではずっと2番をやっていて、今年から1番になりました。でも、自分は小さい頃から1番だったのでゲームメイクは出来るほう。点を取りに行くガードというよりも、ゲームメイクをして選手をまとめていって欲しいということを言われています。点を取ることよりも周りを活かす方が好きだし、性格もそんな感じなんです。点を取りに行くときは行きますが、周りを活かしたいという思いです」

—先程、色々試しながらというお話がありましたが、今拓大が目指しているところ
はどこでしょうか?
「優勝は東海に負けてしまったので正直難しい。でも、2位以内になるというのが一番の目標です。青学には勝っているけれど、筑波には得失点で負けている状態なので。あとは、東海とプレーオフの決勝で当たれるように。どちらにせよ東海は倒さないといけない相手なんで。最近ずっと3位どまりなので、プレーオフで決勝までいけたらモチベーションも高くなるし、チームの雰囲気ももっとよくなっていくと思います」

—雰囲気良くやれているけれど、あと一歩何かが足りないという感じなのですね。
「みんなモヤモヤしてますね。自分もですけど。今まではチームで話す機会が全然なかったんですよ。みんな我が強すぎて(笑)。そこから大垣さんがチームを立て直そうと意識してくれて。自分は大垣さんと仲が良いので色々話すんですが、なんかモヤモヤするところがあると。このチームは大垣さんがエース。バンバもエース。あとは自分と赤石(#99)と成田(#39)がサポートしながらやっていかなければなりません。自分も練習中にバンバとケンカをしたりすることもありました。でも、言いたいことを言う方が通じるし、裏でグチグチ言われるのは絶対に嫌ですよね。それから色々話すようになって。バンバも自分を信頼してきてくれるようになっていると思います。試合中もみんなで声を掛け合えたりしているので、チーム的には良い流れになってきています。だから本当にあと一歩ですね。残りの試合でもっとまとまって、インカレでどーんと花を咲かせることができればいいなと思っています」

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【PICKUP GAME 2】10/18東海大VS筑波大

東海大が大差で圧倒し、1位を確定

筑波大学63(19-14,16-25,14-27,14-27)93東海大学

141018HAREYAMA.jpg #21橋本(3年・C)の今季復帰が見込まれない東海大。やや苦しい布陣でも全勝を続けているが、この日の対戦相手である筑波大には1巡目で僅差の戦いを強いられており、難しい展開となることも想定された。

 予想どおり、東海大には重い立ち上がりとなった。わずかに先行してみせたが、筑波大は#17杉浦(1年・PF・福大大濠)の奮闘ですぐにリード。高さの面での優位も働き、#6馬場(1年・SF・富山第一)や#8木林(2年・PF)も得点を重ねる。外のシュートで挽回するも、インサイドにうまくボールが入らずにバスケットの重さが目立ち、東海大は5点ビハインドで2Qを迎える。東海大を活性化させたのは、#8藤永(4年・PG)だった。浮いたボールを豪快にもぎ取ると#0ベンドラメ(3年・PG)へ絶妙のアシスト。自らの3P、再びの#0ベンドラメへのアシストは3Pとなり、同点に。徐々にディフェンスも機能し始め、筑波大は#17杉浦へ依存せざるを得ない。この間に東海大は#33鈴木(2年・SG)の外、#10バランスキーの中とバランス良く得点してじわじわと差を開く。39−35で前半終了となった。

 このままでは終われない筑波大だったが、勝負のポイントは3Qすぐに訪れた。高い位置での好ディフェンスから相手のターンオーバーを誘い、#0ベンドラメ、#13中山(2年・)のコンビがスコアを一気に伸ばした。筑波大はタイムアウトで修正を図るが、#7晴山(4年・)がワンマン速攻からダンクを沈め、東海大は盛り上がる。その後はベンチメンバーも使いながら、東海大は余裕の試合運びを見せた。筑波大は、攻勢のきっかけを掴めないまま時間だけが過ぎ、点差はその後も開いた。最後は93−63という得点で、東海大が文字通りの完勝。無敗記録は途切れず、1位でプレーオフを迎えることが確定した。

 陸川監督「(橋本が離脱して)得点とリバウンドの要がいなくなったが、チームの中でみんなが『俺がやらなきゃ』ということで結束が増したと思う。今日みたいに我慢して我慢して、最後に一気に行けるのは良いこと」と、安堵の表情を浮かべながら語った。最大の目標は全勝を続けての優勝だが、「プレーオフなので、そこにどれだけ良い状態で入れるが大事だと思う。体力、技術力、精神力のピークをそこに持ってこられるようにしたい」とも述べた。簡単なタスクではないが、今の東海大にはそれを実現させられる力があるのは間違いない。このまま力の差を見せ続けるか、それとも他チームが待ったをかけるか。リーグ戦残り期間の最大の注目点である。

写真:豪快なダンクを決める東海大・晴山。完勝劇を盛り上げた。

[東海大スタメン]#0ベンドラメ、#7晴山、#10バランスキー、#13中山、#45頓宮
[筑波大スタメン]#6馬場、#8木林、#14坂東、#17杉浦、#21笹山

[東海大]#0ベンドラメ25点、#33鈴木18点、#10バランスキー16点、#7晴山11点
[筑波大]#6馬場18点、#17杉浦17点、#8木林11点


【INTERVIEW】

「いつも練習からやっていることが出ただけ」
情熱的に、しかし冷静なハートでチームをまとめる

◆#8藤永佳昭(東海大・4年・主将・PG)
141018FUJINAGA.jpgメンバーが厚く、とりわけガード陣が豊富な東海大にあって、出場時間は限られている。ただ、主将としてその点は仕方ないことと割り切り、チームを引っ張っている。この日は苦しい状況での出場となったが、一気に流れを呼ぶ好プレーを続け、自らの存在の大きさを示した。プレーオフに向けて首位通過は確定し、盤石さが際立つチームだが、まだ力を高めたいと言う。目指すはあくまでも無敗のリーグ優勝。そして、三冠だ。


—今日勝てば1位が確定する状況でしたが、その点は頭にありましたか。
「いや、特にはなかったです。でもいつも筑波はガツガツ来るので、そのあたりは意識していました」

—立ち上がりは重たい印象でした。
「最初の4点くらいは良かったんですけど、ちょっとそこから重くなって。出たら自分が流れを変えようと思っていたので、それができたのは良かったです」

—藤永選手が浮き球を笹山選手の上から飛び込んで得点につなげました。あそこから流れが変わりましたね。
「僕は、点を取ることについてはそんなに際立っていないので、ルーズボールやリバウンドは、キャプテンなのでそういうところは徹底しようといつも思っています。いつも練習からやっていることがただ出ただけで、そんなに特別なことは自分の中ではやっていないです」

—直後に自らの3P、ベンドラメ選手へのアシストも出て、藤永選手で追いつけましたね。
「良い流れを作れて、結果的に追いつけたのは良かったと思います。ただ、今日もチーム全員で良い雰囲気が作れました。ベンチ含めて、応援も含めて。それが逆転に繋がって、そのままのペースで行けたことに繋がったと思います」

—後半の立ち上がりに一気に突き放しました。いつもの筑波大戦のように、ガードの部分でスティールを狙ったものでしたね。
「コーチ陣がすごいスカウティングはしてくれるので、それを選手は伝えられたら全うするだけです。そこはスタッフのお陰です」

—毎試合60失点以内の目標は今日は達成できませんでしたが、途中からの内容は非常に良かったのでは。
「途中から良かったのは良かったんですが、やっぱり入りからしっかり良い流れを作っていけるように。インカレやプレーオフになったらどうなるか分からないんで、入りからしっかりできるように練習から声をかけて、意識してやっていきたいです」

—橋本選手(#21)が故障で、今までよりインサイドで起点を作りづらくなったように思います。
「そうですね(苦笑)。でも良い時は良いので、悪くなった時は交代した隆史(#33鈴木)とか、僕とかが上手く流れを作って。ザック(#10バランスキー)もインサイドは強いので、そこを起点にして。晃佑(#21橋本)が抜けたのは痛いんですけど、みんな晃佑のためにやる気持ちで全員がやっています」

—橋本選手なしでもこれだけの試合ができたことは、また成長のきっかけになると思います。
「そうですね。晃佑がいない時にこういうゲームができるというのはみんなの自信にも繋がると思うし、天狗になることなく、もう一回自信を持っていきたいです」

—まずリーグ優勝が焦点ですが、そこに向けて更に改善していきたいところは?
「もちろん全勝優勝というのが目標なので、そのためには細かい部分ですね。ディフェンスのローテーションのところだったり、練習でたまに集中が途切れるので、そこはもっと全員で高めていって。プレーオフとインカレに向けてもう一段落チームとして上を目指していきます」

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「良い意味で熱くなることは自分の中でも心がけている」
得点面だけでなく、見え始めたリーダーシップ

◆#22原 修太(国士舘大・3年・F)
141018HARA.jpg高い得点能力は1部でも充分に通用することを示している。名実共に大学界を代表するスコアラーになりつつあるが、同時にディフェンス面の課題を忘れず、向上心は高い。そして、やや安定感に欠けるチームを3年生ながら引き締める存在でもある。残り試合を勝ち続けていけば、インカレでのシードも良い位置が手に届くだろう。しかし、まずは目の前の一戦一戦に集中したいところだ。


—またもホームゲームでの対戦相手となりましたが、その点の試合への影響は?
「筑波の時も、実際はやりづらさはあんまり……。というか、自分たちは相手がホームだと応援も燃えますね(笑)。反発して『逆にホームにしてやろう』くらいの気持ちでやってくれるので、だから相手がホーム、こっちはアウェイとかは、別に関係ないですね」

—残り期間は僅かになり、ほとんど入れ替え戦の可能性もない状況で、このところのモチベーション面で落ちている部分もなさそうですね。
「初めての1部で、自分たちには気を抜いている余裕もないです。東海には競れたのに、法政には負けたりしてしまって。そういうこともあったので、だらけるということはないですね。練習で今ひとつ盛り上がっていない時もありますけど、その時は本多さん(#4)が集合をかけて、集中力が足りないことを言ってくれたり、小倉先生(監督)も『今日は集中力がなかったから、明日からしっかりやっていこう』と言ってくれます」

—ということは、良い状態がずっと続いている?
「自分たちは、負けてしまっても変にひきずらないので(苦笑)。それは取り柄です。最初の方は、俺とか伊集(#6)さんとかが、周りに配球しないで自分が、自分が、となっていて、青学の時もダメでした。でも今は菅(#18)のドライブとか、ジェシー(#23寺田)のドライブとか、華武伊さん(#9新田)や馬(#66)のインサイドとか、永山さん(#5)の3Pもあるので、それは試合を重ねる毎に頼りになります。自分が調子が悪ければ、良い意味で任せることができるので、それは良くなったと思いますね。自分たちは高校の時も全国を経験している人が少ないので、月バスとかで見てた選手と対戦できるのは、やっぱり楽しいです。礼生(東海大#0ベンドラメ)ともマッチアップできたのは楽しかったですし(笑)。ジェシーも楽しいと言っていましたし、菅は今年から試合に絡むようになってきて、みんな楽しんでますね。まだ3年で、楽しませてもらってるのかな。本多さんが色々と修正点を言ってくれるので、その分自分たちは楽しんでますね。応援も頑張ってやってくれるし、その分自分が楽しもうと思います。自分の同期に国府田っていうBチームのキャプテンがいて、練習を自分たちよりもやっているのに、Aチームに上がってもBに落ちたりして悔しい思いをしているんですけど、そいつがこの前『疲れてないか?』とか声をかけてくれました。自分がそういう立場だったらできるかな、と。そういう支え、出られない悔しい気持ちを抑えて応援してくれる仲間とかの分も楽しんでいきたい気持ちで試合に臨んでいますね」

—夏に昨年の主将の松島選手が合宿に参加した際に、悪い表情をすることを指摘されたと聞きました。「お前がそういう顔をするのを下級生は見てるんだぞ」と言われたと。
「自分でも性格悪いなと思うこともあって(笑)、まだ試合中とかに顔に出ちゃうこともあるんですけれど。でも自分の調子が悪い時に、表情を暗くさせないようにはしています。良い意味で熱くなっていくことは、タケさん(松島)がどう思うかは分からないですけど、自分の中では心がけていて。ジェシーとか、あいつが一番気持ちが強いんですけど、顔を見たらたまに気が抜けていることが分かるんですよね。そういう時は強く言ったりしますね。去年は言ったりはしなかったんですけど、やっぱり言っていかないとチーム自体も落ちちゃうので。そういう意味では、自分の中身が成長したかなと思いますね。ただ悪い時にどうするか。シュートタッチが悪くても良いプレーができる選手になっていきたいですね」

—もちろんプレーでも活躍は絶大です。
「自分が点を取れていれば良いんですけど、さすがに調子の悪い日もありました。その時にもうちょいディフェンスとかリバウンドで貢献したいんですけど、まだそこまでではないです。そこは課題かと思いますね。先生にも『試合中に気が抜けているところがあるぞ』と言われて、まだまだどこかで一瞬気が抜けたりしていて、今日も3Qすぐに下げられたので。得点は20点以上コンスタントに決められて、ディフェンスでもマークマンを0点に抑えられれば、20点分の貢献になりますよね。自分が取った分取られたら意味がないので、そこはもっとディフェンスを頑張っていきたいです」

—チームとしては、やはり集中の切れてしまう時間帯がありますね。
「それが悪い意味での国士舘らしさで、前半は勢いに乗って良い方での国士舘のらしさが出たんですけど、一本ミスが出て、パスカットから速攻で詰められて。勝ちはしましたけれど、追いつかれて沈んだりしているのが、チームとしてインカレまでには直していきたい課題ですね。強いチームは攻めでミスをしても、守りやリバウンドで相手を抑えて逆転されないので。東海も、自分たちはこの前最初に10点離したのに、粘られてすぐに追いつかれて。強いチームは大事なところでのミスもないし、粘って勝てるのが強いチームなのかなと思います。今日も詰められた3Qに、下がってベンチにいたんですけど、自分が中心になって声を出してみんなを励ましていかないと。最近は藤井(#68)が調子が良くて試合に出ていて、でも比屋根(#54)とかもまだ下級生で大学での試合経験があんまりないので、そこは自分たちが支えて、もっと引っ張っていけるようにしたいです」

—伊集選手(#6)は故障中ですよね。
「はい。これがもっと大事な試合、入れ替え戦とかだったら出てくると思うんですけど、インカレもあるので。でも伊集さんがいないのも、良い解釈をすれば悪いことではないかなと。伊集さんがいない時のガードがずっといなかったので。比屋根とか藤井に経験を積ませるという意味では、良い経験の場面かなと。自分たちも伊集さんに頼りっきりなところがあったので、来年を考えたら伊集さんがいなくても勝っていけるようになって、拓大戦は自信になりました。でも、流れに乗り切れない時もあるし、持っていかれる時もあるし、まだまだです」

—永山選手が先日インタビューで5位を目指すと仰っていたんですが、やはり今目指すはそこですね。
「結果的に5位ということで、とにかく全部勝つことです。法政にも負けていて、慶應は青学に勝って勢いに乗っているので、そういうチームにも勝っていって。そうすればプレーオフに繋がるし、インカレにも繋がると思うので、明日からも一戦一戦勝ちに行きたいです」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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