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2014.10.11 (Sat)

【2014リーグ1部】10/4,5 第11・12戦レポート

筑波大がホームゲーム2連勝

東海大は大黒柱の痛い離脱


141005TAKAHASHI.jpg 筑波大のホームゲーム週となるこの週末、台風が近づき天候の良くない週末となったが、つくばカピオサイバーダインアリーナで1部リーグの熱戦が行われた。筑波大はホームゲームを開始してからなかなか2連勝ができていなかったが、2試合とも後半に相手を突き放し2連勝を飾り、地元のファンにアピールした。

 東海大は第11戦では選手の登録ミスがあり、12戦では橋本が試合中にケガをするなど、星は落としていないものの、なかなかうまくまわらない週となった。

写真:青山学院大は高橋がケガから復帰。2連勝を飾った。


【10月4日】
筑波大はホームゲームの初戦を勝利
東海大は先行されつつも最後は逆転


141004nakamura.jpg 筑波での初日、明治大専修大は互いにミスがあってそれぞれを引き離せないままロースコアで終盤までもつれ込んだが、最後は明治大が振りきって2点差で勝利した。専修大は僅差のゲームを落とす惜しい傾向が続いている。青山学院大法政大は、沼田(#16)、藤井(#7)といった主力が欠場した法政大に対し、青学大が立ち上がりから攻め立てて大差の勝利を収めた。

 中盤位の慶應義塾大は、白鴎大と対戦。1Qの立ち上がりに#8米村(3年・SG)が慶應大ディフェンスの裏をかいて華麗にドライブを決めると、その後も#28川邉(2年・PF)らも得点。26-16と10点リード。2Qになるとようやくエンジンのかかってきた慶應大がじわじわ追い上げ、#10大元(3年・G)のシュート、#19西戸(2年・G)のスティールからのバスケットカウントなどで肉薄。前半は36-31で白鴎大リードに。後半になり#4伊藤(4年・G)の3Pが入り始め、ディフェンスも良くなった慶應大が巻き返す。白鴎大は付かず離れずでゲームを進めていたが、残り4分半に慶應大は#4伊藤の3Pで逆転に成功すると、そこから流れを掴んで63-67で5勝目をあげた。

 ホームの筑波大は3位を争う拓殖大と対戦。前半は互いに固さが見え、なかなかシュートが決められないロースコア展開となった。前半を終えて21-21から、3Qになると筑波大はようやく#17杉浦(1年・PF・福大大濠)、#6馬場(1年・SF・富山第一)らの得点が見え始め、#14坂東(4年・SG)もチームを牽引。拓殖大はアウトサイドが決まらずここで引き離されると、66-51で筑波大がホームでまず1勝を確定した。

写真:白鴎大は中村の奮闘が光った。連敗が続いているが、この週はチームの雰囲気も良かった。

※東海大(晴山選手インタビュー)対国士舘大のレポートは「続きを読む」へ。


【10月5日】
大黒柱がアクシデントも東海大が全勝堅持
筑波大がホーム2勝


141005BARANSKI.jpg 朝から大雨の中で開催されたこの日の1部リーグ。首位・東海大慶應義塾大に食い下がられる展開となった。慶應義塾大は#22トカチョフ(1年・CF・國學院久我山)が1Qで3ファウルとなるがリバウンドで粘り、3Qであとわずかまで追い上げ。東海大は#21橋本(3年・C)が負傷に見まわれ、あわやという場面に。しかしここを東海大は慶應大に追い付かせず、4Qに振り切った。しかし橋本の離脱で強力な高さを欠いてシーズン終盤に臨むこととなりそうだ。一方、これを追走する青山学院大専修大を寄せ付けず、拓殖大法政大を圧倒。筑波大は後半の爆発力が光って国士舘大を下し、嬉しいホームでの2戦2勝となった。この他明治大白鴎大は、白鴎大が善戦するも、最後は明治大がやや余裕を漂わせつつ勝利。明治大は接戦を2連勝して5位の慶應大と勝率で並んだ。

写真:橋本が負傷した東海大。それでもバランスキーがゴール下で力強いプレーを見せ、4Qに大きく慶應大を引き離した。

※ 筑波大(坂東選手、杉浦選手インタビュー)対国士舘大のレポートは「続きを読む」へ。


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【PICKUP GAME 1】10/4 東海大VS国士舘大

国士舘大がスタートダッシュも東海大が逆転

東海大学89(15-19,24-24,26-14,24-20)77国士舘大学

141004nagayama.jpg 首位を走る東海大国士舘大との対戦では立ち上がりに先行される形となった。国士舘大は立ち上がりに#6伊集(4年・G)の3Pなどで一気に0-10と先行。東海大はシュートが決まらず置いて行かれた。とはいえ焦らずに返していき、1Q終盤には15-14と逆転に成功。しかし東海大は残り2分でコートに出した#33鈴木(2年・SG)の登録ミスが発覚。これによって東海大のテクニカルファウルで国士舘大にはフリースローが与えられると、国士舘大がリードして1Qは15-19と4点リードに。2Q、国士舘大は#23寺田(3年・PF)のシュートも好調で、#5永山(4年・SG)の3Pも高確率。東海大は#7晴山(4年・SF)の速攻など足を生かしたプレーが続き、逆転まではいかないが、数点さで追いかける格好に。国士舘大は残り5分で#5永山、#22原(3年・F)など、4本の3Pを沈めて前半は39-43で終えた。

 後半、なかなか逆転が叶わない東海大だが、残り6分半、#0ベンドラメ(3年・PG)のシュートでようやく同点に。国士舘大のオフェンスが停滞してしまった間に#1小島(3年・PG)の得点もあって引き離しに成功。国士舘大はオフェンスが一本調子になる悪い流れになってしまい、このQで65-57と引き離された。4Q、リードを得た東海大はリードを広げて一時は20点近い差になった。しかし終盤はリバウンドで粘った国士舘大が#5永山の3Pで追い上げるなど、追い上げられて88-76での試合終了となった。

 東海大は終始そこまで追い込まれた感はなかったが、逆転までに時間がかかった。国士舘大はスタートダッシュでは脅威的なものを見せるが、終盤はどうしてもオフェンスが単調になってしまう。両チームともにややもったいないと思わせる試合内容だった。

写真:国士舘大・永山はこの試合6本の3Pを沈めた。

[東海大スタメン]#0ベンドラメ、#7晴山、#10バランスキー、#13中山、#21橋本
[国士舘大スタメン]#6伊集、#9新田、#18菅、#22原、#66馬

[東海大]#0ベンドラメ17点、#7晴山19点、#10バランスキー17点、#21橋本12点
[国士舘大]#5永山21点・3P6本、#6伊集10点、#22原21点・3P5本

【INTERVIEW】

「どうにかなるという気持ちがあった」
甘い部分を認識し、改善に意欲

◆ #7晴山ケビン(東海大・4年・PF)
141004hareyama.jpgこの試合は19点で攻撃をリードした。鈴木の登録ミスによる出場不可、バランスキーが流血で下がる場面などもあったが、晴山のプレーでなんとか乗りきった時間帯もある。とはいえ、立ち上がりの展開には反省の様子。無敗でここまで来ているが、決してすべてに満足できている訳ではない。どこか甘さが見えている部分をチームとして、4年生として修正できるか。


—出だしはあまり良くなかったように思います。国士舘大がポンポン打ってくるというのはだいたい把握していたのでは?
「早めに気づけばよかったんですけど、どうにかなるという気持ちが自分を含めて全員にあったと思います。そこをこれから修正しなければいけないなと思います。ちょっと今日はみんな消極的でしたね」

—先週青山学院大に対してあそこまでいい試合をしたのに、ちょっと驚きました。気持ち面の問題ですか?
「そうですね。あまり気合いが入っていなかったところがありますね。いけるだろう、みたいなとこがあって。でも最初に10点先行されてそこで早めに気づけたとは思います」

—鈴木選手の登録ミスがわかったところでまた少し流れを持っていかれたかなと。
「彼は控えで大事な選手なので、あれは切り替えるしかなかったですけど、きつかったですね。自分の出番もそこで増える形になりましたし」

—晴山選手の走るプレーで結構盛り返した印象です。
「そこは本当にチームを救えたかなというはありますね」

—国士舘大は大きいのでやはりオフェンスはやりにくいのでしょうか。
「そうですね。ゴール下はでかいので逆にオフェンスリバウンドもあまり取れませんでした。そういう相手に走り勝つというのはやっぱり大切なことだと思います。それは自分たちの武器だし、これからも走っていきたいですね」

—ただ、突き放すまでは時間がかかりましたね。
「最後の最後までシュートが当たってきましたね。ほんと、こわいというか油断はできません。でも勝って反省できたのはいいところです。これで負けてしまったら意味がないことなので。そこは勝てたことでチームメイトにも感謝したいところです」

—今年はポゼッション重視で昨年より失点の多いディフェンスになっているとザック選手も言っていましたが。
「去年はほとんど60点以下でしたが、今年は初戦から60点以上取られてずっとそのままきてしまっています。それは自分たち4年生がどこかで後輩にも気づかせないと。去年の4年生が自分たちに教えてくれたものをなくしたらダメだと思っています」

—抜けた穴はそこまで大きいでしょうか?
「大貴さん(田中・現NBLトヨタ)、須田さん(現NBLリンク栃木)、正成さん(佐藤・現NBDLアースフレンズ東京Z)、和田さん(現関東実業団・三井住友)を始め、昨年の4年生はみんなディフェンスが良かったので。大貴さんはオフェンスもできましたが、残りのメンバーはディフェンスでベンチに入っている選手たちで、自分たち相手にすごいディフェンスをしてきたので、去年は練習の方が嫌だったぐらいです」

—それが去年の強さの秘訣だったんですね。今年は。
「今年は練習でできちゃうというのが課題かなと。でも今は貴史(#33鈴木)がすごくいいので。今日は出られませんでしたが本当にディフェンスがいいので、そこには期待したいです」

—チーム全体としてはディフェンスを突き詰めたいところですね。
「本当にそうですね。自分たちスタメン5人がちゃんと見せたいなと。今日みたいな形で入ってしまうとダメなので。自分もいいときと悪いときの差が激しいのでなんとかしたいです。チームとしてはできちゃうのをいいことに、そのまま悪くても流してしまうのを改善したいですね」

—4年生として問われる部分ですね。
「そうですね。主将のアキ(#8藤永)に任せきりな部分があるので、自分と理貴(#22飯島)とザックで引っ張っていかないといけないと思います」

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【PICKUP GAME 2】10/5筑波大VS国士舘大
後半に勢いを得たホームの筑波大が国士舘大を破る

国士舘大学61(16-18,18-11,13-22,14-28)79筑波大学

141005TSUKUBA.jpg 筑波大は拓殖大に勝利したものの重い内容だった前日を、前半はやや引きずった。国士舘大相手に、立ち上がりはやや出遅れ。それでも#17杉浦(1年・PF・福大大濠)、#6馬場(1年・SF・富山第一)の両ルーキーが活躍し、リードする。対する国士舘大は、1Q終盤に#5永山(4年・SG)の連続3Pが効いた。相手のインサイドを次々ファウルに追い込むと、#23寺田(3年・C)がコンスタントに得点して逆転に成功。筑波大はオフェンスが重くなり、単発の得点に推移する。この間にも国士舘大は#22原(3年・F)や#9新田(4年・C)にも得点が出て、5点のリードで前半終了となった。

 3Qは点の決め合いとなるが、筑波大は#14坂東(4年・SG)の3Pが突破口となった。#21笹山(4年・PG)も奮起して得点を重ね逆転。相手ターンオーバーから#6馬場が速攻に走るなど、一気に流れをたぐり寄せた。国士舘大は#23寺田の奮起が光るが、筑波大は再び#17杉浦、#6馬場の両輪の活躍で徐々に点差を広げていく。終盤には#6馬場がダンクを沈め、ベンチメンバーを送り出して最高潮の盛り上がりを迎えた筑波大が、79—61で勝利をもぎとり、8勝目を挙げると同時にホームゲーム2連勝を飾った。

写真:バスケットカウントを獲得した筑波大・馬場を、坂東がねぎらう。

[筑波大スタメン]#21笹山、#14坂東、#6馬場、#17杉浦、#92村越
[国士舘大スタメン]#6伊集、#9新田、#18菅、#22原、#66馬

[筑波大]#6馬場15点、#14坂東12点、#17杉浦33点、
[国士舘大]#9新田10点、#22原13点、#23寺田14点、#66馬11点・11リバウンド


【INTERVIEW】

「全員がエネルギッシュなプレーをしなくては」
チームの勝利のために必要な部分を意識

◆#14坂東 拓(筑波大・4年・SG)
141005bando.jpgホームゲーム2連勝に少しホッとした様子を見せていた。個人的にはこのリーグ戦に入って好調さが持続しているが、チーム全体としてはまだまだ不安定な部分も見せている筑波大。4年生としてもどかしい思いを抱きながら、自身のプレーで引っ張ろうという姿勢が見える。リーダシップをとってどこまでチームを引き上げられるか。残るリーグ戦、インカレでその結果が問われる。


—ホームゲームを2連勝で終えました。
「まあ自信にしていいかなという部分もたくさんあります。でもその中でも課題はあります。今年はプレーオフもあって、その月中にインカレもあります。試合に出ていない奴らは短いプレイングタイムの中でアジャストしていくことも必要だし、水曜開催はなくなって今は平日しっかり練習できるので、そこで合わせたりコミュニケーションを取ってリーグ戦の中で合ったプレーをインカレで披露したいと思っています。そういう意味では課題も克服して自信につなげられる試合でした

—課題はどこに感じていましたか?
「オフェンスで佑成(#17杉浦)なり村越(#92)のローポストに入れた時にバスケットが重くなって、アウトサイド頼みになってしまう時間が多くあります。そういうところで合わせや飛び込みだとかをもっとできたらいいなとか、ピック&ロールをもっと効果的に使えればいいなというのもあります。そういうところでもっと噛み合っていけたらなと」

—終盤は良かったですが、この2試合の前半は重かったですね。
「そうですね。重いときは決まってアウトサイド頼みになっているので、それが落ちてしまうとか、シュートセレクションが良くないだとか、ディフェンスでせっかくリバウンドを取ったのにオフェンスでミスをするとかですね」

—傍目に見れば坂東選手や杉浦選手が点を取っていて、それでいいのかと思ってしまいがちですよね。
「僕なり佑成なりが点を取るのは、そんなにどっちかがずば抜けて取る必要はないと思っています。スタメン組は5人が全員点を取れますし、控えの満田(#2)、木林(#8)、小松(#16)もキャリアがある奴らなので、それで得点をうまく分散したいところなんです。控えも含めて40分間エネルギーをすごく出して行きたいんですが。それは課題のひとつですね」

—坂東選手自身の調子は良さそうですね。
「僕の役割は得点を10点から20点ぐらいを安定して取って、あとはディフェンスや1年生たちのメンタルケアやコミュニケーションも言っていきたいと思っています。4年生としてはその役割を果たしていけているとは思っています」

—引っ張る立場ですね。4年生全体ではどうですか?
「笹山(#21)もいますし、試合に出ている僕らがしっかり引っ張っていこうと。ベンチにいる越智(#12)なんかはベンチから出る選手に対していろんな声かけもしていけていると思います。あとは控えで出てくる奴らがどれだけエネルギッシュにできるかどうかですね」

—エネルギッシュという点では今日の終盤みたいなプレーがずっと続けばいいと思うんですが。
「そうですね。ディフェンスでずっとブレイクを出したりしていきたいですね。乗ってるときはディフェンスとか足が動いていますし、1年もドライブなど迷いがありません。それを最初、前半からやっていきたいところなんですよね」

—先週の試合があまり良くない内容だったので、ちょっと気になっていたところです。
「自分の調子は悪くなかったと思うんですが、チームとしては何をしているんだ、という感じでしたね。自分が攻めすぎたりすると悪いのかなと逆に考えてしまいましたね。歯がゆい部分はありますね」

—春に準優勝して期待されていた面は少なからずあったと思いますが、それが今プレッシャーにはなっていませんか?
「スタメンも控えもミーティングはしっかりしていていろいろ言い合っています。それで春の段階ではエネルギッシュなプレーをみんなできていたのかなと。秋になってそれができなくなっているんですが、一人ひとり深刻にとらえてはいるので、いい方に向かっているとは思います」

—リーグ戦というのは順位もありますが2か月で目標を定めてクリアしていくという強化の意味合いもあると思います。やるべきことをチームで認識して全体的に良くなっていけなと思うんですが。
「今日も最後の方で勝ちが見えたところで内容についてコーチ陣からも言われて、それも僕らは分かっています。そこで気を抜かずにやれたのはひとつの収獲かなと思います。それは良かったことですね」

—今日の終盤のように常にアグレッシブな筑波を見たいとみんな思っているのではないかと。
「それはありますね。前半から僕らも点差を開けるような試合をしたいし、できる力はあると思うんです。とはいえ、リーグ戦は何が起こるか分からないし、来週また元に戻らないようにしていきたいですね」

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「集中しつつもリラックスして臨みたい」
ルーキーながら得点面で牽引、ホーム連勝に貢献

◆#17杉浦佑成(筑波大・1年・PF・福大大濠)
141005sugiura_20141011023428361.jpg思い切りの良さと高確率のシュートで、毎試合コンスタントな活躍を示し続けている。坂東とともに得点面では大きくチームを引っ張っている状況だ。高校時代は外角からの得点が目立ったが、今はマークが厳しいもののインサイドで体を張りながら得点し、筑波大を救っている。ゲームの流れの中でどう得点を取っていくか、チームも自分も考えることは多い。初めてとなるリーグ戦でどこまで自分を成長させられるか。


—ホームゲーム2勝おめでとうございます。まずは今のご感想から。
「昨日は、僕は散々で。今日は切り替えて、気楽にやったらシュートが入りました」

—大歓声は意識しましたか。
「本当に何も考えないようにして。楽しく、気持ちよくやろうとしました」

—このリーグ戦は、かなり自由にオフェンスをさせてもらっている印象があります。
「いや、最近あまりセレクションが良くないと言われていたので、その辺は考えてやっています。見た目ではあんまり分からないかもしれないですけど(笑)」

—今日は逆に、敢えてあまり考えず?
「いや、今日もちょっと考えたところはあったんですが、それでも『悪い時があったぞ』と。あまり具体的に感じる部分ではないですが、1Qは僕自身も早打ちし過ぎたかな、と思います」

—ずっと好調な印象がありますが、ご自身ではどうでしょうか。
「いや、それほどでも……ずっと普通です(笑)」

—チームプレーという意味で、筑波大で学ぶ部分は多いと思います。
「でも、もう少し周りが見えれば良いかなと思っています」

—他に課題はありますか。
「他にはドリブルと、あとはボールを持っていない時の動きが良くないですね。(ボールを待ってしまう?)はい」

—福大大濠の片峯監督は筑波大出身ですが、それぞれのチームで特色は違いますか。
「結構似ているような気もするんですけど、大濠の方が自由な感じでした。大濠でも同じ4番ポジションで、2本連続で外を打って外したら、今度は中をやるチームのルールもありましたね」

—でも、このリーグ戦ではインサイドで体を張るプレーも結構見えますね。
「いや、でも、もっとやらなきゃいけないですね」

—リバウンドも心がけていますか?
「リーグも最初の方はボックスアウトが甘くて、結構オフェンスリバウンドを取られていたんですけれど、最近はそれが少しは減ってきたのかな、と自分では思っています」

—このところの筑波大は、リバウンドで苦しむと良くない内容になってしまう試合もありますよね。
「ボックスアウトをして終わりにするんじゃなくて、みんなが空中にあるボールに食いつく意識がもう少し出てくれば、もっと楽に取れるかなと思います」

—これからプレーオフ前の6試合はどのような心がけで臨みたいですか。
「気合いが入りすぎると空回りしてしまうので、気楽に。集中しつつもリラックスして試合に臨むような感じでやります」


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