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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2013.12.30 (Mon)

【2013インカレ】東海大優勝インタビュー

「4年生全員でチームを引っ張った」
全員バスケを貫き、連覇達成

◆#24田中大貴(東海大・4年・主将・SF)
131201tanaka_i.jpg学生でありながら現役の日本代表であり、大学界を象徴する選手。さらに今年は主将という責任を担った。昨年の主将である狩野の存在感の大きさは、東海大を語る上では欠かせない。しかし田中にしてみればそれは自分とは異なる人物の話であり、主将という立場は同じでも、自分なりのチームの引っ張り方を見せたい、そう春から語っていた。
昨年と大きく異なるのは試合に絡む4年生の人数だ。そしてその4年生が全員、出番を得たときにはそれぞれの仕事をきちんと果たし、破綻することなく年間を通してチームを引っ張り続けた。それこそ田中の思い描くチームの理想型であり、うまくいったからこその2連覇でもある。思いの強さが結果につながったのが昨年だとしたら、今年は4年生を主体としたチームとしての強さが、より際立った1年だったと言えるのではないだろうか。


―2連覇を成し遂げましたが、ここまでどんな道のりでしたか?
「このインカレは全然自分の調子が良くなくて、みんなに迷惑をかけたと思うんですけど、本当にまわりの4年生がしっかりしていたし、チーム全員が強い気持ちを持っていました。だから2連覇できたのかなと思います」

―陸川監督が、田中選手はこれまでの年以上にディフェンスへの意識が強いと言っていましたが。
「そうですね。たぶん自分が1、2、3年生の頃だったら、今大会みたいに全然シュートが入らなかったらきっとどんどん気持ちが下に落ちていたと思います。でも今年はやっぱり自分が最上級生でありキャプテンという立場で、シュートが入らないなら他のところで頑張るしかないという思いがありました。それは少しでもできたんじゃないかなと思います」

―そういう点では、今年は味方を生かすプレーも増えてアシスト数が増えたこともその現れでしょうか。アシストランキングも1本差で2位でしたね。
「そうですね。去年の決勝などで自分はシュートが入っていたので、今大会はマークがきつくなるだろうと思っていたし、自分に寄ればまわりの選手があくので、そこはまわりの選手を信じていました。そういった部分があったからアシストが伸びたんじゃないかと。自分も、自分がアシストのランキングに入っているなんて全然知らなかったのでびっくりしました」

―今シーズンは代表活動でチームを離れることも多かったですが、エースの不在にもチームが崩れませんでしたね。
「やっぱり須田(#51)にしても直樹(#18和田)にしても正成(#23佐藤)にしても、自分以外の4年生が自分のいないときに本当にチームを引っ張ってくれていて。自分がいてもいなくてもチームの力の差がないくらいやってくれていましたし、だからこそリーグも全勝できたんだと思います。そこは本当にまわりの4年生に感謝したいです。自分たちで修正力があるとは思いませんが、結果としてそうなったと思います」

―昨年までは比江島選手(現NBLアイシン)と比べられることも多かったですが、昨年勝ったことで自分の中で変化はありましたか?今年はとても自信を持っているように感じられるシーズンでした。
「自信になったことは確かです。去年は3年生で何も考えずにやるだけでした。でも今年は自分が4年生で去年の向こう(比江島)の気持ちも分かったし、今回は自分の調子がいいとは言えなかったんですけど、チームみんなで頑張って勝ったというところが大きく違いますね」

―今年は代表活動も多くて、大変だったと思いますが。
「そうですね。特に今年は4年間でも一番忙しい年でした。疲れてないといったら嘘ですけど、いろんな経験ができた1年でもあったので、それは良かったです」

―試合とは違う話ですが、今年田中選手がインタビューや囲み取材でも記者それぞれの目を見て話していたのがすごく印象的でした。以前はそうではなかったと思うんですが、何か心境の変化が?
「そうですか?でも多分慣れだと思います。代表活動なども多く経験させてもらってインタビューの機会も増えて、言いたいことをうまく話せるようになってきました。昔はインタビューは苦手で逃げてしまうようなところもあったんですが、陸さんからも誠実であるように指導されていましたし、経験を積み重ねて今のように対応できるようになったと思います」

―去年は狩野という絶対的なキャプテンがいて、今年はそれを継ぐことになりましたが。
「正直キャプテンはやりたくなかったですし、やるとは思ってなかったですけど、狩野祐介という昨年の主将から指名されてやることになりました。去年のキャプテンがああいう人でまわりからも去年のようなキャプテン像を求められてしまう部分があったんですが、自分以外の4年生もしっかりしていたので、自分がああしたいこうしたいではなく、全員でやっていこうという形でした。最後は4年生全員でコートに立たせてもらったし、そこはコーチに感謝しています」

※梅林選手、和田選手、佐藤選手、須田選手、ベンドラメのインタビューは「続きを読む」へ。


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「最後の最後は4年生の力で優勝できた」
印象的な得点で最高潮の盛り上がりをもたらす

◆#12梅林聡貴(東海大・4年・C)
131201umebatyashi.jpg大学で最後のシーズンとなった今季は出場機会も増え、リーグ戦の合間には国体の神奈川代表として大会に出場し、存在感を発揮するなど、東海大のチーム以外でも活躍した1年となった。この決勝戦でも最後にコートに立つと印象的な得点をマークして東海大の大団円を演出。歓喜の輪の中では、嬉し涙を流していた。オールジャパン後に卒業する他の同級生同様、梅林もバスケットを続ける予定だ。東海大で4年間吸収したことを、今後の人生の糧としたい。


—2連覇おめでとうございます。今のお気持ちは。
「このチームが始まった時から、2連覇を目指して今までやってきて、トーナメントでは結果を残せなかったんですけれど、リーグから全勝で優勝することができて、インカレでも優勝できてほっとしています。それと、トーナメントでできなかった分、できなかった反省をいかに修正してこれたかが、この大会で分かったと思います。本当にそれは良かったです」

—修正力を発揮したということは、力強い内容ですね。
「そうですね。チームの層が厚いことが、自分たちの取り柄でもありましたし、それに加えてチームで修正する力というのが、陸さん(陸川監督)も常々言ってきたことでした。それが実現できました」

—最後に出て、得点も決めて、ご自身にとっても良い締めくくりだったと思います。
「そうですね。自分はオールジャパンには残らないので、自分にとっては今回が東海での最後の大会でした。出たら何が何でも点を決めて、得意のスピンロールで狙えたらなお良いなと思っていて、本当にそれができたので嬉しかったです」

—最後に見せ場を作れて良かったですね。この4年間はいかがでしたか。
「ずっと試合に出て、つなげていたかと言ったら、正直そうでもないと思います。でも今年のリーグでは少しつなげたのかな、というのは正直感じています。それは自分の大学生活の中での手応えとして感じていて、インカレではあまり出場機会はなかったんですけれど、最後の最後は4年生の力で優勝できたと思います。なので、無駄じゃない4年間だったし、本当に良い4年間でした」

—卒業後もバスケットは続けるんですよね。
「はい。環境はがらっと変わって、仕事が優先になると思うんですけれど、そういうところでも、東海で教えてもらったことを忘れないで継続してやっていけたら良いなと思います。学んだことはバスケだけじゃないので、人間的なことも教えてもらったことはたくさんありました。そういうことを色んな面で活かしていけたらなと思います」

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「ディフェンスの持ち味を発揮していこう」
ベンチスタートでチームの支えに

◆#18和田直樹(東海大・4年・PG)
131201WADA_i.jpg今年は控えにまわり、ベンチからチームを支援する形になったが、限られた出番の中でディフェンスで大きな見せ場を何度も作り、今年はオフェンスよりもディフェンスが光る場面が多かった。決勝でも相手の得点源のひとつである田中成也をマークし、ディフェンスで喝采を浴びた。
試合では淡々とした様子でプレーしているが、優勝には誰よりも多くの涙を流し、4年生としてのインカレ制覇を今までで一番嬉しいかもと顔をほころばせた。学生として最後の大会での結果に、満足と喜びが満ち溢れていた。


―東海大は元々ディフェンスのチームではありますが、今年はリーグ戦、インカレを通して和田選手のディフェンスというのが特に印象に残りました。自分で特に意識していたりしましたか?
「点数の面ではみんな得点能力があって、オフェンスに関しては自分があまり関与しなくても点数は取れると思っていました。そうしたら自分では何をすべきかと考えたら、ディフェンスで相手に嫌がられるようにということでしたね。元々自分が高校からずっとディフェンスが好きだったのもありますし。持ち味を発揮していこうと思っていました」

―ベンチスタートで時間も長い訳ではないのですが、その持ち味を発揮できたのは何が良かったのでしょうか。
「自分の役割を徹底しようとしていたことだと思います。今年はアキ(#8藤永)と一緒に出ることが多くて、そうすると自分がポイントガードにつくというよりも2番を相手にすることが多かったと思います。そのあたりで相手の特徴も意識しながらやっていたのも大きかったと思います」

―今日は田中成也選手(#24)が相手でしたがうまく抑えましたね。
「そうですね。相手の持ち味をずっと考えてやっていました」

―今年は4年生が多くて田中大貴選手が自分ひとりではなく、4年全員で引っ張るということをずっと言っていましたが、それを意識していましたか?
「そうですね。みんな声を出して引っ張っていくタイプではないんですが、でもみんな意識が高くて行動で示せていたと思います。それを後輩たちが見てついてきてくれたんじゃないかなと。大貴もすごく意識が高くて、キャプテンが行動で示す人だったのでそれを見てという感じです」

―決勝までは相手チームがすごく頑張って、どちらかというと押されるような雰囲気もありました。それは感じていましたか?
「正直なかった訳ではないですね。でもインカレなのでどこも気合が入っているし、簡単にいく試合はないと思っていました。やっぱり自分たちは去年も先輩方のおかげでインカレのいろいろな舞台も経験できました。それを活かして取り組めたので最後は結果が出たと思います」

―昨年は狩野選手(現東京エクセレンス)の存在は大きかったですが、和田選手にとってもそうでしたか?
「大きいですね。中学から知っていてずっと見てきている人なので」

―彼が卒業したことで田中大貴選手がずっと大変だと言っていましたが。
「それは確かにあります。でもやることをやっていればみんなできる選手なので、あまり意識せずにいました」

―東海大での4年間はどうでしたか?
「メンタル的な部分で学んだことが一番大きかったですね。これから社会に出ていけばもっとキツイことがあると思うし、それを乗り越えるために、人間としての成長の基礎を作ったところだったんじゃないかと思います。陸さんの教えがあって今の自分がいます。1年生のときとかはダメだったんですが、ポジティブになれました」

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「スカッとしない中でもやり続けることを大事に」
常にチームをもり立てる活躍を見せて貢献

◆#23佐藤正成(東海大・4年・F)
131201satou_i.jpg東海大の仕事人といえば彼だった。出番は多くはないが出てきたら確実に数字を残して帰る確実さは、シックスマンとしてこれ以上ない安心感だった。冷静にチームを見る視点も持ちながら、出番が来ればハッスルプレーでチームを鼓舞。チームを引っ張る4年生としての責任を果たし、常に安定した活躍で魅せた。メンバーに入るにもライバルの多い東海大でこうした活躍ができたのは、自分の持ち味をきちんと見極めてそれに徹したからだろう。そうした姿に喝采を送りたい。


―2連覇おめでとうございます。やはり自分の代で優勝するのは違いますか?
「そうですね、すごく嬉しいです」

―インカレに向けては特別な意識で臨んだのですか?
「特にそういうことはなかったですが、リーグ戦を全勝優勝で終われたのでそれで自信がついた反面、過信が一番敵になると思ったし、気持ちを引き締めてチャレンジャーとしてやろうという雰囲気づくりを心がけてきました」

―ただ、今大会は相手の方がチャレンジャー意識を強く見せた試合も多かったですね。
「慶應とやったときにああいう風な戦いになって。慶應は毎回毎回あきらめずに戦ってくるので、そこを僕たちも見習うというか学習して、どういう展開になってもやり続けようとは確認しました。それでもインカレの独特な空気があってスカッと勝ち切れない部分がありました。それはそれでいいとは思っていなくて。でもなんとかしようとしてやり続けようという気持ちが結果につながったかと思います」

―決勝はようやく目の覚めるようなプレーが見られたという気がしました。何が違ったのでしょう。
「去年の4年生がこういう大舞台に連れてきてくださって優勝させてもらいました。それで僕らの方が経験もあるし、それを活かしてやってきたディフェンスをこのコートで体現しようと言っていました。それが気持ちでありプレーに表れて、ああいう結果になったと思います」

―自分のプレーではインカレで特に心がけていた部分はありますか?
「やっぱりディフェンスをもっと締めていくことでした。失点60点以上を越えられてしまう試合が続いていたので、自分は出たときはディフェンスをしっかりやろうとはしていました」

―佐藤選手はベンチスタートでワンポイントでも本当に良い活躍をしてきましたが、もっと出たい気持ちもなくはなかったと思いますが。
「チームが勝つことが一番だと思いますし、チームの為に何ができるかを考えて行動することが4年生の仕事だと思います。そういう意味で試合でコートに出て体現することはできませんでしたが、ベンチに戻ってきた選手を鼓舞したり、悪い流れになったときに声を出したり、ベンチでも微力ながらできることがあるのでそういう姿を残せたのかなと思います」

―でも出たときは確実に数字を残していくのはすごいな、と思っていました。
「高校のときは点を取っていましたが、大学の新人戦で陸さんがディフェンス面を買ってくれて、出場時間をもらうことができました。それが自分の武器かなと思って、そこで貢献できるようにやってきました」

―そういう特徴を大事にしてきたからこその成長だったんですね。田中大貴選手が今年は4年みんなでやるんだということを言い続けていましたが、ほかの4年もそういう気持ちで臨めていたのですか?
「大貴は試合に出てその後ろ姿で引っ張ってくれました。僕たちは僕たちで全員言葉で言うタイプではないんですが、意識や気持ちを態度で表すことで全体が同じ方向に向くようには心がけていました。それがこうして結果につながって満足しています」

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「地元の後輩たちに夢を与えたい」
2連覇で踏み出した夢のステップ

◆#51須田侑太郎(東海大・4年・SG)
131201suda_i.jpg今季は春からスタメン抜擢となり、頭角を表した。高確率のアウトサイドと体を活かしたディフェンスでチームに貢献し、リーグ戦では人気者の証であるMIPも受賞。存在感を示した1年だった。
北海道から関東のトップチームに進み、ここまでやってこれたのは叶えたい夢があったから。バスケット界において地元北海道出身で全国優勝するなど、頂点で活躍した選手はまだ多くはない。しかし自分の活躍で後に続く後輩たちを引き上げたい、そんな思いだ。高校時代の同級生、明治大の西川と決勝の舞台を戦うということは須田には大きな意味があった。そしてその夢をさらに大きく叶えるために、まだまだこれからもバスケット人生は続いていく。


「1Qで相手にシュート決められたんですけど、やっぱり自分達から崩れることなく、去年、一昨年の経験や今までリーグ通しての経験とかがあって、慌てることなく自分達のバスケットを貫けたっていうのが勝因だと思います」

―今年は2連覇もかかっていましたが、プレッシャーはありましたか?
「特に2連覇のプレッシャーっていうのはなくて、目の前の一つひとつのプレーとか、一つひとつの試合に対して一生懸命ひたむきに全力で取り組んだ結果の2連覇だと思います。でも正直終わってみたらちょっと安堵感っていうか、ほっとしてるっていうのを感じるっていうか、自分の気づかないっていうところでプレッシャーは多少かかってたのかなと、今終わっての本音です」

―勝利のあと、すごく泣いていましたね。
「試合終了のあと、わりとあっさりしているなと思ったんですけど、ベンチに戻ってみんなと抱き合っていたらマサ(佐藤)が泣いていて、その涙を見て泣けてきて、直樹(和田)を見たらもっと泣いていて、それで自分も涙が溢れてきました(笑)」

―最後は明治大の西川選手と抱き合っていましたね。
「そうですね。決勝の相手というのが感慨深くて。元々北海道はレベルも低いし、そこでふたりが一緒に関東に行って、同じ高校だしいつもお互い気にしていたというか。高校ではインターハイも出ていないし結果を残していないので、それでもふたりでチームを支えていました。そういうのもあって特別な思いがあったし、まさか決勝で同級生が戦えると思っていなかったので」

―優秀選手でふたり選ばれて、並んだときに拳を合わせていましたね。
「優勝も嬉しかったんですけど、同じ高校でやってきたやつと決勝で戦えて、個人賞もお互いもらえたのが嬉しかったですね」

―北海道のレベルが高くないということですが、こうして関東の強豪に来た自分は頑張らなければ、みたいな思いはあったんですか?
「それは本当にそうなんです。僕が高校のときに関東に行った先輩を見ていてすごいなと思ったんですが、決勝にいくとか優勝するとかは難しいのかなとも思いながら関東に出てきました。最初は結果が出なかったんですけど、辛抱強くやってきて。多分西川も同じように辛抱強くやってきたと思います。僕のひとつの夢というか目標なんですが、プロになりたいというのがあります。自分は元々上手い選手ではなく、中学までシュートくらいしか打てなかったし、そんなスーパースターではないんですが、こんな自分でも頑張ればプロになれるんだよというのを示したいんです。まだプロになった訳ではありませんが、とりあえずここで結果を残せたのは後輩のためになったのかなと思うし、3割くらい夢が叶ったかなと思います。残りの7割の夢を目指してこれからまだ頑張っていきたいと思います」

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「成長できた1年だった」
東海大の今後を担う司令塔

◆#0ベンドラメ礼生(東海大・2年・PG)
131201VENDRAME_201401052212586d4.jpgボールへの嗅覚や執着心には目を見張るものがある。高校時代同様に、大学でも日本一のタイトルを取り続けることとなった。インカレでは大会中に負傷するも、準決勝からは戦列に復帰し故障を感じさせないプレーを最後まで披露していた。既に学生代表チームにも名を連ねているが、まだ2年生。来年からは上級生と呼ばれる学年に上がり、プレー面はもちろんメンタル面でもチームを支えることが求められることとなるだろう。それと同時に大学バスケ全体を盛り上げてくれる存在でもある。


—優勝おめでとうございます。去年とは優勝の味は違いますか。
「ありがとうございます。去年は、1年生の立場で結構プレッシャーを感じていたんですけれど、2年目になって、気持ち的に楽に試合に臨むことができたかな、と思います」

—去年の方がプレッシャーだったんですか。普通なら、感じ方は逆のように思いますが。
「去年は直樹さん(#18和田)がケガをしてしまって、練習でケガをさせてしまった形になったのが自分だったので、それが自分的にも響いていて、それで優勝できて、やっとプレッシャーから解放されたということがありました。これで優勝できなかったらどうしようと感じていて。今年は直樹さんもああやってプレーできて、気持ちよく勝てて良かったです」

—そういうことだったんですね。そうすると今年は和田選手と一緒プレーができ、昨年の心残りな部分も解消できましたね。
「去年は1年生ということもあったし、今年は1年経験を積んできた自信もあったと思います」

—陸川監督は、ベンドラメ選手には課題が見当たらない、ということも仰っていましたが。
「いや、でもまだまだミスがあるので、まだ全然です」

—今日の決勝について。常におっしゃいますが、いつも通りの状態で試合に入りましたか。
「そうですね。いつも通りでした」

—準決勝までは60失点以上の試合が続いていました。決勝では立て直してさすがだなと思いましたが。
「はい。自分たちの持ち味はディフェンスなので、それがここでできたのは良かったです」

—何か昨日から今日にかけて見つめ直したり、修正を図ったりなどは?
「昨日は、ディフェンスは悪くなかったんですけれど、あれだけバンバ(拓殖大・#23)にやられたというのが大きかったです。ディフェンス自体は良かったと思うし、そんなに悪いところはなかったと思います。いつも通り。本当にいつも通りでした」

—間もなく学生としては折り返しですが、ここまでの2年間はご自身でいかがでしょうか。
「メンタル的にも技術的にも成長できたかなと思います。来年からは絶対的エースの大貴さん(#24田中)が抜けてしまうので、この2年は一人ひとりがしっかり自覚を持って、ザックさん(#10バランスキー)もケビンさん(#7晴山)も経験を積んできたので、その経験をまた自信にして試合に臨めたら良いなと思います」

—ガードとしてもそうですが、来年は上級生と言われる学年になります。
「それをプレッシャーに感じないように、逆にモチベーションに変えられるように頑張りたいと思います」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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