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2007.09.30 (Sun)

9/30 関東大学2部リーグ 第5週 第2戦

0930onoryumo第1戦は3Qまで中央大と互角の展開を見せていた白鴎大だったが、第2戦は序盤から中央大にゲームを握られてしまう展開となった。中央大は第1戦で当たりの来なかった#18小野(2年・C)がゲーム立ち上がりから3Pにゴール下にと第1戦の出来を払拭するかのようなオフェンスを見せる。また、リバウンドを次々ともぎ取り、白鴎大にセカンドチャンスを与えない。1Qで11点差がついたこの試合は、それ以後も中央大が終始リードを握った。中央大は、最後はベンチメンバーも出場。代わった選手も高確率でシュートを沈め、38点差をつけて勝利し、2連勝を飾った。

それ以外の試合は、國學院大VS神奈川大は神奈川大がリーグ戦初勝利を飾った。また、大東大VS拓殖大は拓殖大が大東大を破り、筑波大VS明治大は明治大が勝利し、連勝した。

ここまでの成績を確認すると、拓殖大に1敗した大東大はここまで8勝2敗。また、明治大が筑波大に2勝したことで、大東大と勝率が並び、首位となった。2年連続で入れ替え戦を狙う筑波大は明治大に連敗を喫し首位陥落、7勝3敗で中央大と勝率が並んだ。大東大に1勝した拓殖大は勝率5割で後を追う。初のインカレ出場を狙う白鴎大は中央大に連敗し、2勝8敗。神奈川大に1敗した國學院大と勝率が並び、インカレ出場からは一歩遠ざかった。初勝利を収めた神奈川大は1勝9敗で依然として最下位。しかし、今後の結果次第では、順位を1つ上げることも可能である。それは上位チームにも言えること。2部の入れ替え戦争い、インカレ争いは最終週までもつれ込みそうである。

筑波大VS明治大(古橋選手インタビュー)は「続きを読む」へ。
※大東大VS拓殖大、國學院大VS神奈川大は別途掲載します。

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筑波大67(17-12,14-28,11-14,25-34)88明治大
0930yanagawa1Q終わって17-12とロースコアゲームとなったこの試合。第1戦同様、序盤から互いに譲らない展開が続く。しかし、2Qになると明治大が徐々に筑波大を離していく。2Qに入ると#21川崎(2年・SG)、#33北向(4年・PG)らの3P、#14金丸晃輔(1年・PF)のアシストから#6伊與田(3年。PG)が得点し、開始4分で明治大が逆転。更に明治大は激しいディフェンスで筑波大からミスを誘発。たまらず筑波大はタイムアウトを請求するが、明治大は#6伊與田の速攻や#21川崎の3Pなどで点差を離していく。筑波大も#15木村理(3年・C)のバスカンや#14佐々木(2年・G)の3Pで追いすがるが、前半は明治大に9点のリードを許す。

3Qの立ち上がりに明治大は#45根岸(4年・F)がドライブに速攻にと連続得点し、12点差をつける。2分間無得点だった筑波大はタイムアウトで明治大の流れを断ち、#13富田(3年・C)のリバウンドシュートや#10高橋(3年・F)が速い展開で得点するなどして、明治大に得点の隙を与えない。差が6点まで詰まったところで今度は明治大がタイムアウト。その後は明治大がペースを掴む。筑波大のシュートミスから#45根岸が速攻につなぎ、ゴール下では#10古橋(4年・CF)がバスカンを奪う。4Qに入っても明治大の足は止まらない。#6伊與田が激しいディフェンスで筑波大からボールを奪い、次々と得点を重ねていく。筑波大はタイムアウトを取らざるを得ない状況に立たされてしまうが、反撃の策は一向に見当たらない。逆に足が止まり出し、得意の速い展開に持って行けない。そんな筑波大を尻目に明治大は、インサイドで#10古橋が筑波大センター陣をファウルでコートの外へと追いやる。更にここまで当たりの来なかった#14金丸晃輔の3Pが決まり出すなど、手のつけられぬ状態に。筑波大は楽な形でシュートを打たせてもらえず、得点が停滞してしまう。ファウルで得たフリースローも決められず、試合は明治大の思うままに進み、連敗を喫した。明治大はここで連勝したことから、大東大と勝敗が並び、同率1位となった。一時は筑波大と大東大の2校が抜けるだろうと思われていた2部リーグも、混戦を極めてきた。

◆#10古橋義則(明治大・4年・CF)
0930okadafuruhashi明治大インサイドの要はやっぱりこの人。
上背はないが、各チームのセンター相手に奮闘している。
筑波大に連勝し、入れ替え戦へも手が届く位置となり、嬉しさを隠せない様子だった。

―筑波に2勝です。
「いやー(笑)。國學院での1敗が大きかったんで、そこから気持ちも1つになってもう負けられない状況なんで、筑波に2つ勝つことができてよかったですね」

―筑波と試合にするにあたって何か意識していた点はありますか?
「梁川と木村理とかのリバウンドですね。1戦目の最初とかは結構取られてたんで、そこから修正できたとこが勝ちに繋がった要因かなと」

―1戦目は最後まで競った展開になりましたが、今日は中盤離すことができました。その要因は何だと考えますか?
(隣にいた岡田健祐選手が)「古橋のバスカンです!」
「いや、それはない(笑)。速攻が結構出てたので。ネギ(根岸)とかが結構走ってくれたので。まぁ、そこでセンターが速攻に行ければもっといいと思うので…頑張ります!(笑)」

―そうですね。試合全体を通して速攻がかなり出ていましたよね。
「筑波が足にきていたのかどうかはわからないですけど、トランジションもあまりよくなかったので、そこを突いて速攻に行くことができました」

―2戦を通しての自分の出来は?
「まぁ、勝ったんでオッケー!(笑)」

―この2勝で入れ替え戦がぐっと近づきました。
「そうですね。来週の大東、再来週の拓大に2つずつ勝って1位で入れ替え戦へ進みたいんですけど…。今、1部では法政が入れ替えに来るとか?それはちょっと…(苦笑)。いやっ、でもそういうことは考えずに今後も頑張っていきます!」

―この勝ちはチームにとっても大きな勝ちになりますね。
「そうですね。去年とかもそうですけど、僕らが入ってからは上位校になかなか勝つことができなかったんですけど、ここへきてようやく勝てるようになった。だから来週大東に勝って、今までの伝統みたいになっちゃってる“上位校には勝てない”っていうのを払拭したいです!」
写真:左は岡田健祐選手、右が古橋選手。“1人は恥ずかしい”ということで、インタビュー中ずっと隣にいた岡田選手と一緒に。
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