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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 大東文化大学が初優勝
関西学生バスケットボールリーグ戦 京都産業大学が優勝

2007.09.30 (Sun)

9/30 関東大学1部リーグ 第4週 慶應義塾大VS日本体育大 第2戦

慶應義塾大85(17-22,15-21,27-26,26-19)88日本体育大
0930kobayashihassaka.jpg慶應大の苦難はまだ続く。
これまで何度も激しい当たりで床にたたきつけられてきた#9香川(4年・F)がついにこの試合は離脱。#7岩下(1年・C)は復帰したもののまだ本調子ではない。1戦目はチームの再建に苦心している慶應大が同様に苦しい状況で戦う日体大に差をつけられてしまったが、2戦目は最後まで粘る大激戦となった。
この試合、日体大はここまであまり活躍できていなかった#20田中(4年・G)が22得点と貢献。一方、慶應大#17小林(2年・GF)はなんと47点と驚異的な点数をたたき出した。これは昨年のインカレで日本大の菊池(東芝)が記録した51点に迫る好記録。しかしチームは敗退。「香川さんのために勝ちたかった」、試合後小林は言葉を詰まらせていた。
写真:激しいディフェンスを受けて倒れる慶應大・小林。

詳しいレポートと慶應大・小松選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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■GAME REPORT■
0930suzuki.jpg最初にリズムを掴んだのは日体大。#20田中の速攻、#15宮村徹(3年・C)のシュート、#3八坂(2年・G)の速攻が続いた。慶應大は日体大からファールをもらい、2連続のフリースローを獲得。#17小林がスティールから速攻を出し、追いつこうと必死。日体大は#27眞庭(3年・F)の連続シュート、#45佐藤(1年・F)のリバウンドからのシュートもあり慶應大をリードする。慶應大は#7岩下のバックアップ#23趙(2年・C)のミスが続いて思うように点が伸びないが、1Qから#17小林が12点と気を吐き、17-22で終えた。

2Q、ディフェンスで粘る慶應大だが、#27眞庭のシュートだけは止められない。一方オフェンスでは#13鈴木(3年・G)のミドルシュートや#12青砥(3年・F)の速攻も出て少し流れが出てくる。しかし眞庭を押さえたと思えば今度は積極的に攻め込んでくる#3八坂を押さえられず簡単に得点を許してしまうと、終盤にミスが続いて日体大が連続得点。日体大は2Qで32-43と一気に慶應大を引き離した。

日体大は3Q出足も#15宮村徹のバスカン、#3八坂の速攻が続いてどんどん慶應大を引き離し、最大点差は14点まで開いた。慶應大は#17小林が積極的に攻めるが、10点からなかなか詰まらない。しかも#13鈴木が4つ目のファールを犯して苦しくなる。しかし残り4分になったあたりから慶應大の粘りが出始める。#17小林の3Pが当たり始め、ルーズボールで粘って押し戻したボールを小林が再び3Pで沈めると7点差。#6小松(4年・G)がリバウンドで粘ると、再び#17小林がバスカンを獲得、5点差とした。ここで慶應大はすかざずゾーンプレスをしかけ、2連続でゴールを奪うと1分半で1点差にまで詰め寄った。しかし日体大もこの日は外角が好調。#34小沢、#27眞庭が連続3Pで再び慶應大を突き放すと最後はだめ押しのように#45佐藤の3Pで再び10点差に戻して3Qを終えた。

0930ozawa.jpg4Qは追いつ追われつとなった。慶應大が詰めれば、日体大が逃げる。点差は終始10点を境に推移する。しかしこの日は慶應大はあきらめなかった。集中している時の#17小林はファールされようがどうなろうが、どんな状況でも攻めることをやめない。ドライブをかけてフリースローを獲得し、スティールから速攻を決めると、続けて#15神田貴浩(3年・G)の速攻で3点差に。日体大は得点が止まりがちになるが、この日好調の#20田中が3Pを沈め、スティールから速攻を決めてそんな流れを断ち切ろうとする。消耗戦となった終盤、慶應大は#6小松、#12青砥がファール5で退場。しかし日体大はせっかく得たスリースローを#27眞庭、#3八坂の両名が2投とも落とすというミスを犯す。しかし幸運にもリバウンドは日体大。慶應大は残り10秒、#17小林が恐るべき集中力で3Pを決めると1点差。日体大は6.2秒で得たフリースローを今度は#20田中がきっちり決めて3点差とする。慶應大最後のオフェンス、#6小松に変わった#16二ノ宮(1年・G)はわずかにスペースが開くものの、この日当たっていた小林にパス。小林は残り時間でシュートを打ちきれず、ブザー。日体大が慶應大というより#17小林の猛追を振り切って勝利した。

47点で奮闘した小林だったが、悔しさに涙が浮かんでいた。香川が出場できないと知ったのは直前で、代わりに何としてもという気持ちがあった。しかし組み立て直しているチームは小林以外のところで得点が伸びない現実に直面している。先週よりはチームとして形が見えてきているが、残り6試合でどこまで高められるかが鍵となりそうだ。
一方、ようやく4勝で一息ついた日体大。ガード不足の現状はまだ不安要素だが、主将・田中の復調はチームにとって大きいと言えるだろう。



◆#6小松誠也(慶應義塾大・4年・G)
0930komatsu.jpg2年生の時、リーグ前日に足を痛めて加藤にスタメンガードを譲った。それから2年を経て、今度はケガをした加藤の代わりにチームリーダーとしてコートを駆けるという皮肉な運命にさらされている。満身創痍のチームを奮起させるのは容易な作業ではないが、それに負けない強い気持ちこそ小松の持ち味である。

-一戦目で佐々木HCがいない中でもいい流れを作れた時間帯もありましたよね。でも今日は最初から走られてしまった。
「気持ちの切り替えはできていたと思うんですが、僕個人はちょっと良くなかった。気負っていた部分があったんじゃないかと思います。しっかりやらなければいけないっていう。最初は走られてしまったけれど持ち直すことができたのは良かったんですが、そこからですよね」

-これだけケガ人がいると、気持ちの面でもなかなか難しい部分があると思うんですが。
「やはり加藤(#4)がいない状態でやってきて、頼りにしていた隼人(#9香川)が今日になって出られなくてどうなるかなとは思っていて。自分がやらなきゃいけないという気持ちはありました。でも前半で僕がゴール下でボールをもらって打たなかったところを、ハーフタイムに佐々木さんにも『戦う気持ちがない』と言われてしまいました。だから後半は気持ちを強く持っていったつもりですが…」

-佐々木HCは加藤選手がケガをした後からの4年生には、練習から満足できないというコメントもしていましたが。試合だけ見れば小松選手の頑張りは見えるんですが。
「僕個人が頑張ればいいという問題ではないんですよね。ただ全員が頑張れているかというと、練習中もちょっとどうかなと感じる時はあります。全員で確認する必要があるし、しているつもりなんですが。でも4年生がやらなければならないということは強く感じているし、やっているつもりです」

-春から4年生が中心になってチームの輪を作るのに気を配ってきたと思うんです。でもそれが今崩れかけているのが気になります。
「個人個人が頑張ろうとして空回りしている部分はあると思います。でも5人でいつもやっている練習のシステムを続けるというのが大切だし、ケガ人がいたり人がいない中でもそれはできなきゃいけない。絶対的なリーダーが抜けてしまったけれど、僕がプレーでもその他の面でも頑張っていかなければならない。苦しいですけど、でも先週の早稲田の時よりはできてきているかなとは感じます。先週は自分もいっぱいいっぱいだったんですが、今週はちょっと余裕もできました。4試合でなんとか。だからここから修正をしてやっていきたいと思います。特に来週は日大ですし、祟人(#4斎藤)とやるのはこれが最後かもしれない(※)ので個人的には楽しみでもあります。慶應の基本であるディフェンスやルーズボール、リバウンドをこの一週間しっかり練習して臨みたいと思います」
※2人はともに新潟出身。


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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