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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2013.11.14 (Thu)

【2013リーグ】11/6入れ替れ戦 駒澤大VS立教大 第2戦

駒澤大は第1戦のような反撃ならず
立教大が地力の差で突き放して2部昇格


131107sano.jpg 第1戦は2点差で辛くも立教大が逃げ切り王手をかけたこの対戦。その時は1Qに固さが見られた駒澤大だが、この第2戦は開始から#6斎田(4年・C)がゴール下、ミドルシュートを決めて悪くない立ち上がりだった。しかし立教大も慌てず、#5新保(4年・F)のテイクチャージ、#8丸山(4年・F)のバスケットカウントで勢いに乗った。3連続でファウルを吹かれた場面はややブレーキがかかったものの、#5新保が難しい体勢からシュートをねじ込み、#13平良(3年・G)も素早いレイアップでゴールをさらって盛り立てる。駒澤大は#8野村(3年・SG)のアシストから#6斎田、さらに#33佐々木(4年・SF)のリバウンドシュートが続いて4点差に縮めたものの、立教大は1Q終盤#20望月(1年・G・沼津中央)の3連続得点で15−24と突き放して1Qを終えた。望月は2Qに入っても、鮮やかな1on1で会場を唸らせ、2本の3Pを決めてオフェンスを引っ張る。残り3分17−40と大きく立教大がリードを広げた。しかし駒澤大も#5馬場(4年・PG)、#12川嵜(1年・F・西武文理)の3Pで食らいつき、29−46と奇しくも第1戦の前半のスコアとまったく同じ点数で試合を折り返す。

131107takeda.jpg 第1戦ではここから後半に反撃をくらった立教大も、この日は同じ轍は踏まなかった。#12川嵜に2本の3Pを許すものの、#23阿部(2年・C)がインサイドで確実に加点し、#20望月がスティールから冷静に#8丸山へアシストするなど得点を止めない。駒澤大は#7佐野(3年・SG)が単発で決めるが20点前後の点差が縮まらない。22点差で入った4Qも立教大はリードを保ち、終盤は主将の#4竹田(4年・F)や#9網野(4年・C)をコートに。シュートが決まるたびに大歓声が沸いた。そのまま63−96で試合終了。4年生5人でタイムアップの瞬間を迎え、2部昇格の喜びを噛み締めた。

 第1戦は怒濤の3P攻勢で2点差での惜敗だった駒澤大だが、この日は同じ展開とはならず。試合後には試合に出ていない下級生も含め、悔し涙に暮れていた。今季は昨年の主力が全員抜け、スポーツ推薦がひとりもいない中でゼロからのスタートだった。リーグ戦中は良くない内容の試合もあったが、徐々に調子を上げて1勝をあげるなど、成長も見られた。来季からは3部。今年の経験を生かし、再び力をつけていきたい。

 大差をつけての快勝で2部昇格を成し遂げた立教大。しかしここに至るまでの道のりはそう簡単なものではなく、昨年は有力な選手が集まっているとされながらも没収試合となるなど、チャンスをふいにして絶望も味わった。そこから這い上がった4年生たちが土台になって堅守速攻のチームスタイルを徹底し、有望な下級生たちがその期待に応える奮闘を見せたからこその3部優勝、2部昇格。最高の笑顔でシーズンを締めくくった。

写真上:シュートが持ち味の駒澤大・佐野。最終学年となる来季も奮闘に期待したい。
写真下:プレータイムは長くなかったが、主将としてチームをまとめる役目に徹した立教大・竹田。終盤コートに立ち、シュートが決まるとベンチもひと際大きく沸いた。

※立教大・新保選手、駒澤大・佐々木選手、馬場選手、斎田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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【INTERVIEW】

「仲間に恵まれた4年間は本当に楽しかった」
背中で見せた“やるときはやる”姿勢

◆#5新保寛人(立教大・4年・F)
131107sinbo.jpg持ち味のシュートを武器に、4年間立教大のアウトサイドを支えてきた新保。今年は下級生も多く試合に絡む中でゲームキャプテンになり、チームのまとめ役も担っていた。勝負所でそつなく3Pを決めたかと思えば、リバウンドやディフェンスなど渋いところでも活躍してみせる。笑顔でバスケットを楽しみつつも、締めるところは締める真剣さを持ちあわせた選手だった。
今年の立教大は下級生の活躍も目立ったが、試合に出る出ない関係なく4年生がしっかりチームを支えてきたことが選手たちの言葉や姿からも伝わってきた。来シーズンからは2部の舞台へ。今年の4年生が残したものを引き継ぎ、3年生以下にはさらなる活躍を期待したい。


―2部昇格おめでとうございます。今のお気持ちは?
「いやーもう、ホッとしています。本当に良かったです」

―一戦目は駒澤大に追い上げられましたが、今日は引き離しましたね。
「そうですね。今日は昨日ほどシュートも入らないだろうと思っていたし、そのシュートのところに気をつけてあとは自分たちのバスケットをすれば大丈夫だと思っていました。今日は結構足も動いてディフェンスのプレッシャーもかけられたと思うので良かったです」

―この入れ替え戦にかける思いは大きかったと思いますが。
「そうですね。ずっと2部昇格のためにやってきたわけですし。今日の試合前は『ああ、勝てばあと2時間で引退だな』という心境でした。最後は楽しんで終わろうと思っていましたね」

―今シーズンは試合に出る下級生も多く、コートに4年生がひとりという時間帯もありましたね。
「そうですね。そういうこともあるので、本当に今年絶対に2部に上がらないと、というのは感じていました。後輩たちは3部でやっていてもつまらないだろうなって。それくらい能力も高いしもっと上のレベルでやらせたい子たちなので、本当に昇格できて良かったです」

―ここに至るまでに、苦労した点はありますか?
「やっぱりコートに立つ4年生が少ないということもあったので、個人的にはチームをどうまとめるかとかそういうところですね。一応ゲームキャプテンという立場だったので。でも1、2年生は思いきりやってくれればそれで良いと思っていたし、自分はまとめることと、リバウンドとかそういう地味なところを頑張ることが重要かなと考えて意識していました」

―そういう地味な部分に加えて、持ち味のシュートも相手に流れが行きかけるところでよく決めていたと思いますが。
「そうですかね。まぁ、結果的に決められたのは良かったです(笑)」

―今シーズンは、走り込みなど例年に増してハードに練習をやってきたそうですね。1年生の望月選手も試合より練習が大変だと言っていましたが。
「いや、もっちー(望月)は絶対キツくないですよ!あいつめちゃくちゃ体力ありますから。盛ってますね(笑)。4年生の方がキツいです。若さが足りないので…」

―そこですか(笑)。それでも練習の雰囲気作りなどは4年生がやってきたのかなと思いますが。
「そうですね。きつい練習の時は、自分も適当に叫びながら走ったりして面白くできればなと思っていました。僕としてはシーズンが始まる時から、この一年間はやることをやって楽しもうと言っていたので。そういう雰囲気を作っていけたのは良かったと思います」

―同じ4年生に対してはどんな思いがありますか?
「毎年そうなんですけど、Bチームの4年生とかも本当にしっかりしていてまとめるのが上手くて。Bチームも結構やんちゃなやつが多いんですけど、そういう子たちをうまくまとめてくれて、その部分でもAチームは集中することができました。それに試合に立つ人数は少なくても、実は4年生は結構人数が多くて、チームにとって存在はすごく大きかったと思います」

―では立教大での4年間はいかがでしたか?1年生のときは2部でもプレーできましたが。
「1年生のときはかなりテンパりましたね。僕、もともとポジションがセンターだったんですよ。高2まで5番ポジションをやっていて、なのに1年生のリーグ戦の1試合目、いきなりスタメンでなぜか2番ポジションで使われたんです(苦笑)。それで初っ端から白鴎大にボコボコにされて…。それは忘れられない思い出ですね。でも下級生の頃から良い先輩たちがいてくれたので頑張ることができましたし、仲間に恵まれた4年間でした。良い先輩、良い後輩、良い仲間に恵まれて、本当に楽しかったです。最後は3部MVPにもなれましたし。いつもおいしいところを持っていくんですよね、僕(笑)。おいしいとこ取りの4年間でした」

―高校生の時は、今のようなシューターではなかったんですか。
「5番だったんですけど、高2のときはインターハイで3Pランキング3位に入ったんですよね、センターのくせに(笑)。それも先輩に支えられて自由に打たせてもらったおかげです」

―では4年間で自分はチームに後輩たちに何を見せられたと思いますか?
「うーん…なんですかね。自分はたいして上手くないし中途半端なプレイヤーだったので、あまり見せられたものはないかも知れないんですけど…。とりあえず、頑張るところは頑張るという姿は、ちょっとは見せられたと思います。楽しむところは楽しむし、やるときはやる。そこは良いように見習ってほしいですね。ただふざけているだけなのはダメですけど」

―チームの土台となってきた4年生が抜けるのは大きいと思いますが、後輩たちには今後どんなことを頑張ってもらいたいですか?
「うまいやつもいっぱいいてバスケの能力的には良いと思うので、あとはチームとしてひとつにまとまれれば。1個下は結構問題児が多いんですけど(笑)、たぶん4年生になれば自覚も芽生えると思うし、良いチームになれると思います。2部でもどんどん勝ってもらいたいです」

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「駒澤に入ってすごく良い経験をさせてもらった」
予想もしなかった4年間に感謝

◆#33佐々木 慶祐(駒澤大・4年・主将・SF)
131107sasaki.jpg昨年から出番を得ていたが、特に今年はキャプテンとしてもエースとしても、チームから頼られる立場になった。そうした重圧や相手チームからの厳しいマークをはね除け、オールラウンドな働きで得点やリバウンド、ブロックショットでも魅せた姿は立派であり、名実ともにチームの柱へと成長した選手だ。
彼も他の選手と同様にスポーツ推薦ではない一般生で、入学前は大学でバスケットを続けるかどうかも迷っていたという。それでも気付けばバスケットと本気で向き合い試行錯誤し続け、最後は背中で引っ張るキャプテンとして2部でも活躍した。想像を超えた4年間を経て、得られたものの大きさは計り知れないだろう。


―試合を終えて、どういう心境でしょうか。
「先輩たちがせっかく2部に上げてくれて去年・一昨年と4位という結果を残してくれたのに、自分たちの代で3部降格となってしまって、先輩たちにも後輩たちにも両方申し訳ない気持ちです」

―入れ替え戦2試合を振り返っていかがですか?
「みんなよく頑張ってくれたと思います。特に今日の2試合目は自分が全然ダメだったんですが、その中でまわりのみんなが頑張ってくれました。なんとか昨日みたいに追いつければ良かったんですけど、そこはズルズルといってしまいましたね」

―この2試合、下級生も思い切りよくプレーしていましたね。
「そうですね。今シーズンを通して、自分がダメだったときに誰が点を取るかと言ったら、下級生頼みになってしまうところがありました。でもそういうところで下級生も自信がついたと思うので、来年につなげてくれればいいなと思います」

―今年一年はキャプテンとしてやってきましたが、いかがでしたか?
「こんなどうしようもないキャプテンについてきてくれて、みんな本当にありがとうという気持ちだけですね。自分はほんとキャプテンをやるような器ではなくて…。うちの代は3人しかいなくて、その中だと自分が一番試合経験もあるからってことで自分がキャプテンになったんですけど、やっぱり難しかったです。でも今年一年、チームとして最後までうまくいかなかった部分はありますけど、自分たちの力は全部出し切れたと思います」

―試合を重ねるにつれ、チームが段々良くなっていく過程も見えたのでは?
「そうですね。やっぱりコーチやマネージャー、OBの方々から、いろんなことを言われて刺激になって、それでどんどんチームが良い方向に向かっていったのかなと思います」

―駒澤大での4年間はいかがでしたか?
「本当に楽しかったという一言に尽きますね。駒澤に来て良かったです」

―もともとどうして駒澤に進学したんですか?
「最初は大学でまずバスケットを続けるかどうかも迷っていたんです。でも学力で進学できてバスケ部もそこそこ強い大学に行こうと考えて。駒澤は自分が高校生のときは3部にいたので、3部くらいでやれればいいかな、みたいな感じで最初は結構軽い気持ちで入りました。そうしたら先輩たちがすごくて、1年で2部に上がれて。それで今にいたる感じですね」

―ではこんな風に2部の舞台でバスケットに充実した4年間を送るとは、予想もしていなかったんですね。
「はい。それは本当にそうですね。駒澤に入ったおかげですごく良い経験をさせてもらったなと思います」

―3年生のとき、伊藤選手(12年度卒)が怪我して出番がまわってきたことも大きかったですね。
「そうですね。去年、自分でもある程度やれるんだという自信がついたし、あの経験があったから今の自分があるかなと思います。先輩たちにとってはすごく不幸な出来事だったと思うんですけど、不幸中の幸いという感じで。自分は今年に少しその経験を活かせたのかなと思います」

―後輩たちには何を伝えたいですか?
「やっぱり今年はリーグ戦を通して、勝負を諦めてしまうシーンが多かったと思います。20点差がついた時に、気持ちが切れて30点差に広げられてしまうとか。だから来年は20点離れてもそこから最後10点差に縮められるような、そういうどんな相手でも諦めない気持ちを前面に出して戦ってもらいたいです」

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「当たり前のことを当たり前にやることが大切」
黙々と自分の仕事を全うした4年生ガード

◆#5馬場貴徳(駒澤大・4年・G)
131107baba.jpgポーカーフェイスで、いつもコートに立っても冷静だった馬場。自分ができること、できないことをしっかりと把握し、やるべきことをきちんと果たす選手だった。青森から関東の大学に飛び込み、4年目にして出番を得る形に。そのなかで、同郷の選手たちとの戦いや、強いチーム相手でも「1割2割はやれるところもある」という発見に喜びを見出していったという。これで長いバスケット人生に終止符を打った馬場の表情は、結果が出なかったことへの悔しさもにじみ出たが、やりきったような充足感も垣間見えた。


―試合を終えてどんなお気持ちですか?
「正直な気持ちとしては、これが精一杯かなという気持ちです。やっぱり実力が足りなかったというか…。2部でやり合えるような能力もなくて勝てない日々が続くなかで、いろいろ試行錯誤してきたんですけど、なかなかうまくいかなかったですね」

―経験もない中、4年生も人数が少なくて苦労も多かったと思いますが。
「そうですね。駒澤は、練習については本当に4年生がやらなきゃいけないチームなんです。でもそこはやっぱり自分たちの実力不足だったかなと。去年までスポーツ推薦があったんですが自分たちの代からなくなって今年は全員一般生で、言い訳にはしたくありませんがそこはやっぱり大きかったかなと思います」

―それでも試行錯誤していく中で、良くなった部分もあると思いますが。
「はい。うちはみんな今までの年試合に出ていなくて、今年いきなり学年関係なく全員が1年目という感じのチームだったので、そういう経験のない部分がちょっとずつ噛み合ってきたのかなと思います。でもやっぱり一人ひとりのファンダメンタルとか基礎的な部分が他のチームに比べたら低くて、組織力とかでカバーしようとしても正直難しいのかなと思いました。ただ下級生の成長は著しく感じられたので、そこは先輩として嬉しかったです」

―馬場選手自身も、今年から出番を得る形でしたね。
「はい。今まで先輩たちが強くて、練習はやりあってすごく良い環境でできたと思っているんですけど、3年間自分は試合に出られなくて見ているだけという感じでした。でもこの一年間は自分が試合に出られるようになったので、楽しかった部分も苦労した部分もありました。オフェンスは自分でもできないと思っているし、ディフェンスとかルーズボールとか声を出すとか、そういう頑張れるところは頑張ろうと思って、ずっとやってきました」

―ポーカーフェイスで、いつも冷静にプレーしているように見えました。
「あまり顔に出ないねとはよく言われます。別に意識してそうしているわけではありませんが(苦笑)。ただ、疲れがプレーに出てしまうことはあったかなと思います」

―コートでプレーしてみて、手応えは感じましたか?
「試合をやっていて、1割2割はやれるところもあるなと思いました。慶應とか強いチームとやる中でも、10割全部やられているわけではないなと。1割2割でも相手を抑えられたり自分がシュートを決められたり、そういうところに楽しみを感じながらバスケットをやっていました」

―斎田選手も以前『このリーグ戦が楽しみだった』と言っていましたが、それは馬場選手も同様に?
「はい。自分も本当に、結果は負けるかも知れないですけど楽しみでしたし、実際試合に出ることができて楽しくできました。チャレンジャーとしてやるだけというか、できることを頑張ろうと思っていたので」

―では駒澤大での4年間はいかがでしたか?
「自分は本当に、先輩たちに恵まれたなと思います。特に昨年の4年生たちはそうです。槇坂さんがメールをくれたり、練習にも鈴木康貴さんが来てくれてごはんに連れて行ってくれたり。竹本龍司さんも応援に来てくれたし、キャプテンだった近藤圭太さん、近藤大さんも近いので社会人になっても結構ごはんに誘ってくれます。そこでいろいろお話をして、悩みを聞いてくれたり、先輩が普段言わないようなことを言ってくれたりしました。自分は出身が青森で卒業後は地元に帰ってバスケットは続けないんですが、4年間そういう風に先輩たちにたくさん面倒を見てもらって、楽しくバスケットができたのは良かったです」

―青森から、バスケットをするために駒澤に進学した形ですか?
「そうですね、僕の場合は。入れるところでとか、大学で資格の勉強とかもしたかったのでそういうところも考慮して。関東の大学でも、青森の人が結構いるんですよね。慶應の蛯名とは同じ中学(津軽中)ですし、大東大の山崎(#99)とかも2個後輩ですが青森です。関東学院の荒木(#7)も国体で仲良くしていたし、順天の小川(#99)も能代高校ですが青森出身ですね。結構いて、そういう人たちと試合できたのも楽しかったです」

―自分は後輩たちに何を見せられたと思いますか?
「試合のプレーでは、ディフェンスを気持ちで頑張るとかしかできずにあまり見せられなかったと思うんですけど、練習に取り組む姿勢とかは見せられたかなと思います。自分たちの学年は、体調不良で休むとか遅刻もなかったし、そういう当たり前のことを当たり前にやることの大切さというか。後輩たちはまだ体調不良で練習を休むこともあるのでまだ甘いなと思うんですけど、そういうところは言わなくても見てくれていたと思うし、自覚を持って頑張ってほしいです」

―では最後に後輩たちに向けてメッセージをお願いします。
「3部に落ちてしまって本当に申し訳ないというのがまずひとつです。それでも今年試合に出ていろいろ成長できたと思うので、それをしっかり来年の糧にしてほしいですね。この落ちた悔しさを忘れないようにして、練習とか試合を頑張ってほしいです。たぶん卒業後もバスケットを続ける人はあまりいないと思うので、悔いの残らないようにしっかり全力で。あとは来年から1年生がスポーツ推薦で入ってくるので、どうなるか分からないですけど、先輩としての立場とかが難しくなる部分もあるのかなというのがちょっと心配です。でも試合に出られなくなって腐ったりすることのないように、しっかり頑張ってほしいです」

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「あっという間でもすごく密度の濃い4年間だった」
楽しさも悔しさも味わった経験を今後の糧に

◆#6斎田 隆雄真(駒澤大・4年・C)
131107saita.jpg2部の屈強なインサイド陣を相手に、ジャンプシュートや体を張ったインサイドプレーで今季確実にインパクトを残した斎田。まだまだ荒削りな部分もあったが、そうした部分も含めて彼の奮闘や活躍にチームは盛り上がった。
3部降格という悔しい結果でシーズンを終えたが、話していくうち悔し涙があふれて言葉に詰まるシーンもあった。それでもこの一年間は本人にとってもチームにとっても得難い経験となったはず。苦難も多いチームの過渡期を支えた4年生として、数字以上に記憶に残る選手だった。


―今はどんなお気持ちですか?
「そうですね…やっぱり率直に言うとすごく悔しいです。この2試合で自分たちの力は出せたと思うんですけど、相手の方が実力は上だったかなって。細かいところの差がこういう展開になってしまった印象ですね」

―個人的にはどういう点が悔やまれますか。
「1Q目とかは点を取ったんですが、そのあとやっぱりどうもシュートが入らなくて、リズムが掴めないままズルズルいってしまって…。今思うともっとどうにかできたんじゃないかとか、そういう部分が悔しいですね」

―今シーズンを振り返っていかがでしたか?
「結果的には、あまり良い結果ではありませんでした。でも今年はチームが始まってから、僕たちは卒業した先輩たちには能力とかで太刀打ちできないと思って、技術じゃなくて頑張るところは頑張るとか気持ちで負けないとかそういうところを意識してきました。なかなか気持ちはあってもプレーに体現することがあまり得意じゃない部分もあったんですけど、そういうところを頑張ってきて自分のこれからの人生にはプラスになったと思うし、上級生が少ない中で後輩がここまでやってくれたので、駒澤的にはすごく良い一年だったとは思います。この悔しさは来年、後輩たちが試合にぶつけてくれると思うので、ずっと応援したいです」

―駒澤大での4年間は自分にとってどんな経験になりましたか?
「今振り返るとすごくあっという間な4年間で、でもすごく密度の濃い4年間でした。自分も人間的に成長できたと思います。特に今年一年間は、最上級生になって試合にも出られました。それに、みんなもそうだと思うんですけどもがき続けた一年だったと思います」

―最上級生として後輩に伝えられたものはありますか?
「4年生はもの静かなやつらばかりで、口でどうこうという感じではなかったんですけど、慶祐(#33佐々木)みたいにプレーでチームを引っ張ったり、馬場ちゃん(#5)みたいにしっかり自分の役目を果たしたり、自分もうまくないですけど、下から声を出すとか、そういうところは後輩たちに見せられたかなと思います」

―来年3部で戦う後輩たちにはどんなところを頑張ってもらいたいですか?
「来年はスポーツ推薦の1年生も入ってきて状況も一変すると思うんですけど、 でも結局は4年生の力が大事になるチームだと思うので。今年2部でやってきたことは来シーズンにとってすごくプラスの経験になったと思うし、その経験を活かして野村(#8)とか隆司(#7佐野)とか、次の代には引っ張ってほしいです。今年は本当にゼロからのスタートだったので難しい部分がたくさんありました。来年はある程度メンバーも固まってきて試合慣れした後輩も多いと思うし、この経験を活かして3部でも力一杯、今年のチームに気持ちでも技術でも負けない強いチームになって欲しいです」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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