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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 8/24〜11/10

関西学生バスケットボールリーグ戦 8/31〜11/3


2007.09.30 (Sun)

9/30 関東大学1部リーグ 第4週 東海大VS早稲田大 第2戦

東海大59(14-15,11-8,14-19,20-15)57早稲田大
0930nishimura2.jpg第1戦は惨敗した早稲田大であったが、第2戦はお互いに集中力が研ぎ澄まされ、堅固なディフェンスで容易には得点を許さない試合となった。経験豊富な選手がいる両チームだけあって、ロースコアの我慢比べが続く中での要所を押さえたプレイはさすがの一言。リーグに入ってから最も見応えがあったゲームといっても過言ではないこの試合は、残り2.4秒、昨年のインカレの決勝点を彷彿とさせる東海大#33西村(3年・G)のブザービーターで大熱戦に終止符を打った。

試合のレポートと東海大・西村選手、養田選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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■GAME REPORT■
0930ide.jpg前半を終えて25-23のロースコア。序盤からお互いの堅いディフェンスで点が伸びていかない。東海大はシュートミスに加え、ディフェンスのプレッシャーを前にターンオーバーを犯すも、#24古川(2年・F)の得点力でなんとか繋いでいく。早稲田大も流れを掴めない中、#7近森(4年・F)、#4菅川(4年・F)がシュートを決めるが、その後が続かない。2Qもこの均衡は破られない。早稲田大#7近森がスティールするも、#23井手がミスでそのチャンスを潰してしまうと、東海大#33西村(3年・PG)がすかさず3Pを決める。その後早稲田大は#12根本(3年・C)のミドルに、東海大は#29嶋田がオフェンスリバウンドからの得点を決めるが、共に相手のディフェンスを攻略できない。集中力を増すディフェンスを前に、自然と攻めきれずターンオーバーを連発。とにかく我慢の時間が続く。このQはわずか11-8。

0930simada.jpg3Q,先に動いたのは早稲田大。早稲田大は#7近森(4年・F)のポストアップに合わせた#23井手がバスケットカウントを奪うと、#7近森が東海大#29嶋田をブロックで封殺。さらに#7近森は得意なローポスト付近からの連続ゴールに3Pも決め、エースの本領を発揮する。それでも東海大は#33西村、#24古川の3Pで残り5分で33-35と辛抱強く食らい突いていく。東海大#24古川が鋭いドライブに、ジャンパーを決めれば、早稲田大は鮮やかなパス回しから#23井手の3Pに、#17山田(2年・F)のドライブで逆転を許さない。このQもお互い一向に波に乗ることなく、39-42の早稲田大のわずか3点リードで最終Qへ。

4Q,東海大は#7近森に対しディフェンスに定評のある#36養田(1年・F・東海大相模)を投入。#36養田は#7近森に対し、立て続けにファウルを犯すが、#10風間(4年・F)からスティールを決めしっかりと貢献。すると東海大は当たり始めた#24古川が連続で3Pを決め逆転。さらに#24古川が#35中濱にアシストを決めると、またも#24古川の3Pに、#32安部も3Pで続き、残り5分半で55-47と貴重なリードを一気に8点とする。しかし東海大はその後#33西村のドライブを最後に点がピタリと止まってしまう。その間に早稲田大は必死の猛反撃でフリースローを獲得し、着実にその差を詰めていく。

残り時間2:47スコアは57-53の東海大リード。早稲田大が選択したのはもちろんエース#7近森。#7近森は迷わずポストからパワープレイで攻めるが、マッチアップの#36養田は力負けすることなく、#7近森のシュートは阻まれてしまう。それでも#7近森は意地でシュートを1本決め、とうとう2点差とする。さらに東海大は#29嶋田がシュートを決めきれず、残り39秒で早稲田ボールとなる。#7近森はトップから1対1を仕掛け、#36養田を完全に抜き去る。しかし#36養田は#7近森のレイアップにいくボールが無防備なことを見逃さず、すばやく手を出しカットすると、弾かれたボールは#7近森に当たり東海大ボールに。この#36養田のファインプレイに会場のボルテージは最高潮となるが、東海大#32安部が放った3Pは無情にもリングに弾かれてしまう。タイムアウトの残されていない早稲田大は、この場面でルーキー#23井手が豪快なクロスオーバーで#33西村を抜き去りレイアップを決め、なんと残り2.4秒の土壇場で同点とする。会場が息を飲む中ドラマはまだ用意されていた。東海大はタイムアウト明け、ハーフからのスローインを受けた#33西村が振り向きざまに放ったシュートはブザーと同時に綺麗にネットに吸い込まれる。誇らしげな表情を浮かべる西村のこの決勝点で、東海大は59-57。大熱戦に終止符を打った。


◆#33西村文男(東海大・3年・PG)
0930nishimura.jpg「クレバー」という言葉が最も似合うのはこの選手ではないだろうか。相手を煙に巻くそのプレーのみならず、クラッチプレイヤーとしても相手チームにとっては存在自体が脅威である。
試合後の西村は興奮冷めやらぬ中と思いきや、本人は意外にも冷静そのもので、ひょうひょうとしていた。

-最後のシュートはもう自分で打つぞと?
「そうですね。任せられる人がいない」

-去年のインカレを彷彿とさせましたね。
「いやいや(笑)。どうなんですかね?」

-最後の場面を見ると、北陸出身の選手はハートが強いですね。
「いやー、最後井手君(#23・早稲田大)にはやられました(笑)」

-井手選手とのマッチアップが多かったですが。
「いや、特に。同じポジションだったんでたまたま付いただけで。特に意識するようなことはなかったです」

-終盤、近森選手(早稲田大・#7)に対し養田選手(#36)がよく守っていましたね。
「そうですね。ナイスディフェンスでした、笛が鳴らなければ」

-今日は終始ロースコアで我慢の時間が続きましたね。
「点が穫れないのはわかっているんで。守るしかないかなっていう感じでした」

-早稲田のディフェンスは昨日とは違いましたか?
「そうですね、昨日は向こうから崩れていってくれたんで楽な展開になったんですけど。今日はそういう所もなく、集中して入って来ていたんで」

-終盤ファウルが混んでベンチにいた時何を考えましたか?
「いや、とりあえずは出ているメンバー達に頑張ってもらいたいっていう気持ちではいました」

-連勝で来ていますが、点が穫れない所が気になりますね。
「まぁ、古川(#24)は点穫れるのがわかっているので、あと一人くらい点穫れる選手が出てくると楽な展開になるんですけど。それも難しいので。守って勝つチームでいくしかないかなと。疲れるんですよね(笑)。自分まで(点を穫るのに)参加すると。うまいことコントロールしながら行きたいとは思っています」

-次は青学ですね。
「勝ちたいですね、来週。2つ勝ったら大きいですね。2つ勝って波に…乗れるかな(笑)?まぁ、うちのレベルじゃ、楽して勝てる試合は無いと思っているので。こんな感じで勝っていきます」


◆#36養田達也(東海大・1年・F)
0930yoda.jpgルーキーにして関東随一の得点力を誇る#7近森に体を張って好守を見せた養田。昨年は慶應義塾大の酒井泰滋(日立サンロッカーズ)や日本大の小野寺翔(黒田電気ブリットスピリッツ)などディフェンスのスペシャリストがいたが、彼らの流れを汲むのがこの養田なのかもしれない。ミスもあるがルーキー離れしたその仕事ぶりに今後の成長が楽しみである。


―近森選手(#7)とのマッチアップでしたが。
「相手は俺よりひとつもふたつもうまいんでディフェンスだけ専念して。オフェンスは文男さん(#33)とか古川さん(#24)がやってくれるのを信じて、自分はディフェンスだけを頑張りました」

―ファウルを取られはしましたが、その後良く守りましたね。
「審判の笛がどうかなっていうのもあったんですけど、ファウル取られちゃったらそれはしょうがないんで。ファウルしないように抑えて。微妙なところは笛を吹かれちゃうんでそこは辞めて、ボールを持たせないとか、持たれたらしょうがないから東海の(ディフェンスの)ルールを守りながら1対1を」

―最後に近森選手がレイアップに行くときにボールをカットできたのは?
「ちょっと抜かれちゃっていたんで、相手がたまたまボールを出していたんで(それを手を出したら)たまたま相手に当たってマイボールになっちゃったみたいな」

―試合に出る時は監督の指示はディフェンスのことに関して?
「何も言われていないんですけど、僕は繋ぎとかなんで、PFのポジションの人を休ませるために一生懸命やるだけですね。オフェンスはちょっとダメでしたけどね(苦笑)」

―ファウルも効果的に使えたのでは?
「ファウルが多かったのはちょっと良くなかったんですけど、相手がフリースローを外してくれたっていうのはこっちに流れが来るかなっていう感じはしましたけど」

―西村選手の最後のシュートも養田選手の攻守があったからなのでは?
「それはないっすね(笑)」

―一年生で試合に出してもらっているのはどんな気持ちですか?
「出られることにいろんな人に感謝しているんで、自分は一生懸命やるだけですね。出してもらったらディフェンス頑張って、1点か2点決められればいいですね。自分のマークマンだけにはやられないように。あとはチームディフェンスを頑張るだけです」



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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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