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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2013.10.19 (Sat)

【2013リーグ2部】10/19レポート

慶應義塾大が15連勝で2部優勝
駒澤大は粘って逆転で初勝利


131019komazawa.jpg 熱戦が続く2部は14戦全勝負けなしの慶應大が日本大を下し、リーグ戦をあと3試合残して早々に優勝を決めた。注目の2位以下は日本大が慶應大に負けたため、国士舘大が星ふたつのアドバンテージを得るに至った。さらに法政大が神奈川大に負けたことにより、同率4位に法政大、関東学院大、神奈川大の4チームが並んだ。これらのチームにもまだ3位の望みはある状態だ。また、全敗で既に入れ替え戦が決定していた駒澤大は、江戸川大に逆転のうれしい初勝利。江戸川大はこの敗戦により下部との入れ替え戦が確定した。


 法政大は前週の2試合を延長戦で連勝した神奈川大に対し、次第に遅れを取った。立ち上がリこそ#67佐藤(1年・G・宇都宮工)や#5松澤(3年・C)、#0高田(4年・G)の得点もあったが、次第に神奈川大ディフェンスに押されられ、得点が止まりがちに。1Qは17-20と神奈川大リードとなるが、2Qにじわじわ引き離され、10数点の点差でゲームが推移する展開となった。3Q終盤に法政大は62-66と4点差まで追い上げ、流れが出てくるが4Qの勝負どころで神奈川大は#7古橋(4年・F)の3Pが立て続けに決まり、法政大を突き放した。法政大は再び開いた差を戻すことができずに81-87で神奈川大が勝利し、互いに8勝7敗。法政大が得失点で上だが、順位は残り試合の星取り次第。互いにまだまだ気を緩められない状態が続く。

写真上:勝利し、笑顔の駒澤大の面々。

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【粘った駒澤大が後半に逆転し、初の1勝】
131019baba.jpg 既に入れ替え戦行きが決まっている駒澤大は、この試合に負ければ入れ替え戦行きとなってしまう江戸川大と対戦。1Qは江戸川大が10点のリードを奪うが、駒澤大はここから切れずについていった。2Qに入りオフェンスの重い江戸川大に対し、駒澤大は#33佐々木(4年・SF)、#11中野(2年・G)らの得点で3点差まで追い上げ。しかし江戸川大も#89陶山(4年・F)のミドルシュート、#97小澤(3年・F)のバスケットカウントで引き離し、前半は23-31と江戸川大リード。

 後半に入ると駒澤大は#33佐々木のオフェンスリバウンドや#5馬場(4年・PG)のフリースローなど、徐々に攻撃に波が出てくる。江戸川大は#17菊池(3年・G)のアウトサイドで点差を広げるが、#1田中(4年・G)がアンスポーツマンライクファウルを吹かれた後に歯車が狂う。駒澤大は決めきれない部分も見えるが、それでも相手のターンオーバーから速攻なども出て、最後は#12川嵜(1年・F・西武文理)のドライブで42-46と4点差にして4Qへ。立ち上がりに#33佐々木の3P、バスケットカウントで駒澤大が同点に追い付くと、#7佐野(3年・SG)の速攻で逆転。ここからシーソーゲームになるがミスが多く出たのは江戸川大の方。駒澤大は江戸川大ディフェンスをかいくぐって得点を続け、最後はファウルゲームに持ち込まれたものの58-56で逃げ切り、15戦目にして初めての白星を勝ち取った。

 いつもは前半で点差を開けられるとそのまま引き離される悪い部分を、この試合では引きずらずについていった駒澤大。ミスはあったが、それをカバーするディフェンスで江戸川大から再三ターンオーバーを奪った。下部の入れ替え戦に向けてチームにも良い雰囲気をもたらす結果となっただろう。江戸川大は終始重苦しく、自慢のトランジションやアウトサイドなどが機能せず、入れ替え戦確定。残り3試合で修正したい。

写真:駒澤大は佐々木以外にも#5馬場や#6斎田といった4年生の働きも今後もっと重要になる。

駒澤大学:1勝14敗
江戸川大学:2勝13敗

※駒澤大・佐々木選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【得点源が効果的に働いた国士舘大が手堅く逃げ切る】
131019miyasato.jpg 2位国士舘大と対戦した東洋大は、スタメンガードに#3宮里(4年・PG)を起用し、3、4年の上級生メインの布陣で挑み、1Qはリードを奪った。国士舘大は立ち上がりに#4松島(4年・G)のファウルが続き、得点面でも苦戦するが、2Qになると#22原(2年・F)のシュートが決まり始め、東洋大のミスが続く間に逆転。東洋大は交代した下級生が機能せずに差を広げられそうになるが、最後に#24遠山のバックドアで29-24となんとか5点差に傷はとどめた。

 しかし、3Qになると国士舘大に3Pが#4松島、#22原、#8伊集(3年・G)と続き、あっという間に10点以上の差が開いた。東洋大は#3宮里や#7筑波(3年・F)のゴール下などもあるがこのQは14点のビハインド。4Q、粘る東洋大は#6村上の3Pを皮切りに#7筑波や#88山本(1年・C・市立船橋)らが奮闘、2分間で12得点を稼いで追い上げた。しかし、国士舘大も途切れながらも得点を続け、東洋大の追い上げを断ち切っていく。東洋大は終盤国士舘大のディフェンスの前にうまく攻撃を組み立てられず、79-65で試合終了。国士舘大が勝利し、2位の座をきっちり守った。

 要所でディフェンスが効き、アウトサイドが決まった国士舘大に分があった。東洋大は攻めあぐねる場面が目立ち、筑波と主将の宮里以外のところは思ったように得点が伸びずに終わってしまった。

写真:積極的に攻めて17得点の宮里。主将としてチームにも声をかけ続けた。

国士舘大学:11勝4敗
東洋大学:7勝8敗


【競り合いつつつも関東学院大が優位を保って勝利】
131019araki.jpg 中盤争いをしている日本体育大関東学院大の対戦は、最後に関東学院大が逃げ切りを決めた。

 1Qは14-14とロースコアながら互角。日本体育大は#11北川(4年・G)の3Pやスティール、#1本間(3年・G)のシュートも当たった。関東学院大は捻挫から復帰の主将#81横瀬(4年・PG)も攻撃によく絡んだ。2Qも互いに主導権を奪い合う形となり、日体大はゾーンプレスで相手のミスを誘う。関東学院大はファウルも続くが#38蜂谷(2年・F)の得点や#45大熊(2年・G)のバスケットカウントもあって24-30と6点リードで前半を折り返した。

 3Qに入ると関東学院大は#7荒木(4年・F)の3Pが冴え始める。日本体育大学は#88万(2年・C)のインサイドを活かし、#1本間が速攻に走っていく。それでも終盤のインサイド勝負で#10エリマン(3年・C)が連続でゴール下を制し、関東学院大が8点リードで4Qに入ると、#7荒木が外からゴールを射抜いて内外が噛みあった関東学院大がリードを広げた。残り3分半で10点のリードを奪った関東学院大だが、日本体育大は#12周(3年・C)のフックや#35佐々木(2年・F)、#19中野(4年・F)の連続3Pで5点差に。関東学院大は残り2分半
で1点しか奪えない状態となったが、日体大も残り1.6秒で#19中野が3Pを入れたのがやっと。59-64で関東学院大が逃げ切りを決めた。

 復帰した横瀬の積極性や荒木の5本の3Pが効いた関東学院大はこれで8勝7敗。同率で並んでいる法政大には2敗しているため5位以下だが、これも残り試合次第だ。どこまで順位を上げられるかに注目したい。日本体育大は入れ替え戦圏内にとどまるが、残り試合で結果を出せるか、こちらも目が離せない。

写真:21得点の荒木。内外のバランスがよくなれば関東学院大の強みを出せる。

関東学院大学:8勝7敗
日本体育大学:6勝9敗


【日本大を上回る攻撃を仕掛けた慶應大が優勝確定】
131019yasuda.jpg 1巡目の対戦では慶應義塾大が劇的な勝利をあげてその後の上昇のきっかけをつかんだ戦い。この試合に勝てば慶應大は優勝となるため、2戦目にも注目が集まった。

 立ち上がり、日本大は#24刘(2年・C)がドライブ、#37安田(4年・G)の3Pも入って流れをつかむ。それでも慶應大は抜け目なく相手ボールを狙ってターンオーバーから速攻に走り、得意の形にしていく。だがさすがに2部でも高さを誇る日本大の前にはフィニッシュが決めきれない部分も散見された。1Qはリードを奪うも日本大も#9佐野(2年・G)がブザーとともに3Pを決め手19-25。2Qになると#14高橋(1年・SG・札幌日大)のシュートも決まりだす。慶應大は#21西戸(1年・G・洛南)が得点していくが、日本大も#25菊地(4年・F)、#9佐野、#37安田がディフェンスの隙をついて得点。残り3分半には#9佐野の3Pで2点差に詰めた。慶應大も緩まず#10矢嶋(4年・F)のタップで押し込み、#16伊藤(3年・G)も#14大元(2年・G)へのアシストを出す。#14高橋に2度速攻に走られるものの、39-45とリードで前半を終了した。

 3Qの出だし、#14高橋がここでこの試合最初の3Pを決めて日本大が流れを作るかと思われたが、#14大元が3Pで決め返し慶應大も譲らない。#10矢嶋の3Pでリードを開きたい慶應大だが、日本大も粘って慶應大のミスから#1坂田(4年・F)も速攻に走り、続けてのペネトレイト、#25菊地のシュートで54-55の1点差に。しかしここで慌てないのが今の慶應大の強さ。#14大元がミドルシュート、ボールカットから速攻に走りその後は#16伊藤、#11権田(3年・F)の連続3Pで魅せ、61-71と10点差をつけて4Qへ入ると、流れを掌握した慶應大が得点を重ねていく。日本大は#1坂田が3つ目のファウルを犯してベンチへ下がると下級生メインの布陣に。終盤になって#37安田、#9佐野、#14高橋といった選手が3Pを次々と沈めてこのQだけで6本を決めるも、攻守に隙のない慶應大が逃げ切り、最後は#9平石(4年・G)のシュートで締めくくって85-102の大差で日本大を下した。

 日本大は前半で坂田が2ファウルとなったのが痛かった。しかし佐野、安田といった選手がオフェンスで攻撃力を見せたのは良い部分だろう。2人で31点を稼いだが、上原がケガで離脱した今は残りのガード陣のパフォーマンスが重要だ。

131019ebina.jpg 慶應義塾大はこの勝利で2部優勝。前回の日本大戦はギリギリの勝利だったが成長の跡を見せた内容だった。主将の蛯名「ここまで負けなしで勝ってきて、優勝できたということでそれなりの力がついてきたと思います。大きな部分はディフェンスが機能していること。去年は本当にディフェンスがダメで、1対1もヘルプもどれもダメだった。自分も改善したいと思っていましたが、今年は先生のディフェンスを強化しようという方針と自分の思いもマッチして、いい形でやれています。ただ、今はヘルプで守れるようになった分、1対1のディフェンスで抜かれていたり、甘くなっている部分がある。そこはもう一度意識させたいです。また、外に頼り過ぎないようにもしたいですね。残りの3試合を入れ替え戦を想定してやることを明確にして、突き詰めて臨みたいと思います」と、まだまだ細かい部分についてチームを高めたいと、思いも強い。このまま全勝優勝を決められるのか、ここからも注目だ。

写真上:3本の3Pを決めた日本大・安田。もともと2番の点取り屋。この試合でオフェンス力を発揮した。
写真下:チームをまとめる蛯名。ファウルはあったがその存在感はなくてはならない。入れ替え戦には思い入れが強いだけに、残りの試合も含め、どこまで思いを表現できるか。

慶應義塾大学:15勝0敗
日本大学:9勝6敗

※慶應義塾大・黒木選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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【INTERVIEW】

「技術がない分をコミュニケーションで」
チームの力を合わせて残りの戦いに挑む

◆#33佐々木慶祐(駒澤大・4年・SF)
131019sasaki.jpg22点10リバウンドと奮闘。速攻、アウトサイドとオールラウンドなパフォーマンスでチームの中心だ。出場時間でも2位とほぼ出ずっぱりでプレーしており、苦しくてもやらねばならない中、うれしい初勝利となった。
試合後は主力が輪になった長い間話し合う姿が見られた。足りないものが多いからこそ、コミュニケーションで補うしかない。そうした思いを今後の試合につなげていけるか。あと3試合でできる限りのことをしたい。


ー初勝利となりました。
「ありがとうございます」

ー1Qは10点差をつけられましたが、そこから追い上げていけましたね。
「今までの試合では10点差から一気に20点差になるのが早くて。そこは詰めることはできなくてもしっかりその点差で着いていこうとずっとみんなで話していて、今日はそれができました」

ーベンチとしてはいける雰囲気ではあったんですか。
「このまま着いていけばいい試合ができるし、最後に何が起こるか分からないとも言っていました」

ー江戸川大のシュートも今日はあまり良くなかったように思いますが、リバウンドやルーズボールが取れましたね。
「うちもサイズがないし能力もほかのチームに比べたらぜんぜんないので、そういうルーズボールみたいなところを頑張って能力とかに関係ないところ、頑張れるところをやろうとしてきました」

ーそこから後半は速攻なども出たし、駒澤大らしい展開も見られました。
「そうですね。セットプレーになってしまうとみんなプレーできないので、今日は走れる場面があったので良かったですね」

ー今日はずっとセットプレーで1番をコールしていましたね。
「それ以外にもあるんですが、相手がスイッチしてくると自分のところに大きい選手がついてドライブに行けるので、今日はそのプレーを使っていましたね」

ー既に入れ替え戦は決まっていますが、今は何を大事にしていますか?
「入れ替え戦は決まってしまったので、そこは切り替えて入れ替え戦に向けて頑張ろうとしています。順位はほぼ決まったようなものなので、入れ替え戦をしっかり勝てるように4試合を無駄にしないようにと話しています」

ー佐々木選手以外は昨年あまり試合に出ていない人が多いチームですが、この2カ月弱で経験はついてきたでしょうか。
「やっと試合の雰囲気とかに慣れてきたかなという感じはします。練習通りできないときにできないときはどうしたらいいかという判断がまだまだみんなできていないので、そういう部分をあと3試合でチェックしていきたいです」

ー練習の中身としては良い感じなんでしょうか?
「やっとみんなやる気になってきた感じですね(苦笑)。やばい、0勝で終わってしまう、みたいな。特に先週、慶應大に70点差ぐらいのダブルスコアでやられていてそこで本当にこのままでは勝てないぞとみんな思い始めて、練習から気持ちを入れていこうという空気になってきましたね」

ーあの試合は確かに点数も取られましたが、駒澤大も70点以上取って駒澤らしいプレーもありましたよね。
「点数は取れたんですが140点も取られているし、相手もメンバーを下げていたので。でもそこでも切らさなかったので70点取れたのかなとは思いますが」

ー1年生の川嵜選手(#12)なども活躍し始めましたね。
「人数も少ないし、下級生の力も借りないとダメだと分かっていたので、今は助かっていますね」

ー試合後に長く話し合っていましたが。
「今日も勝ったには勝ったんですが、ボール運びでひっかけられて相手に10点以上取られています。そういうのをなくしたらもっと楽に勝てたなと。運びは課題で、いつも前から当たられたらそこでボールが止まってしまっているのでそういうのを少しでも改善したいなと試合後には確認しています」

ーコミュニケーションはしっかりとれているんですね。
「技術がない分、しっかり喋ってチームの力を合わせていかないと勝てないので、意識して喋っていますね」

ー主将としてはチームにどういうことを言っていますか?
「まず来年からスポーツ推薦で選手が入ってくるので、下級生には頑張らないと出番を取られるぞと。それにせっかくスポーツ推薦で入ってくるのだから、2部に残って強い相手とやらせてあげようと話しています」

ー入れ替え戦はプライドがかかりますね。
「相手は3部優勝で勢いに乗ってくると思いますが、こちらも2部で戦ってきたプライドがあるので負けたくないですね」

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「謙虚にやり続けることを大切に」
目指すものに向かってチームの力に

◆#23黒木 亮(慶應義塾大・2年・C)
131019kuroki.jpgこの日は日本大のインサイド相手に13点8リバウンド。華麗なガード陣のオフェンスの土台を支える地道な仕事に、2年生ながら黙々と応えている。日本大という大きな相手にも遜色なく対応した。
高校時代豊富なタレントを誇り負けなしだった延岡学園と比べ、慶應大にはないものも多い。それでも昨年とは見違えるような精神力でできる限りの力を発揮し、今はなくてはならないセンターになりつつある。しかし延岡学園で鍛えられ、慶應でさらに揉まれていることが成長の源にも感じられる。チームのためにどこまで貢献できるか、ここからの伸びが楽しみな選手だ。


—前回は土壇場の勝利で今回はどうなるかと思いましたが、差がつきましたね。
「僕も3Q途中まで追い付かれると思ってましたし、第一戦みたいなゲーム展開になると思っていたんですが、オフェンスが良くてチームで頑張れたので、ああいう結果になったと思います」

—優勝を決める試合の相手が日大という緊張感は。
「国士舘大とも差はないし、強いと思いますし、あれだけ大きい選手ばかりなので簡単ではないと思いましたね」

—黒木選手はその状況で権田選手(#11)が入ることもありますが、ワンセンターでリーグを戦ってきましたが。このリーグで得た手応えはありますか?
「でも僕以外の選手、先輩たちや大元(#14)がかき回して点を決めたり、自分がリバウンドが無理でもはじいたら機動力でリバウンドを取ってくれるので、そこでうまく成功していると思います。まわりのおかげです」

—周囲のおかげといっても今年は自分で変わろうという様子が見えて、頼もしくなってきたように思います。
「それはやはり勝ちたいですから。チームが勝てば自分はそれだけで十分ですし」

—高校時代に比べたら慶應は今年はまだいいですが、高さもないしどういう気持ちだったのかなと。
「リーグのスタメン発表のとき、スタートはこのメンバーだと言われて、自分としてはメンバーに入れた、『よし』とは思いましたがまわりを見て『えっ、このメンバーで行くの?』と。去年だったら本橋さん(#7)や権田さんがいて少し大きいラインナップだったんですが洛南4人に自分?みたいな。ちっちゃすぎないかとは思いましたね。高校時代は高さもあって今のチームとは逆ですし。でも今はそれにマッチングできて良かったと思います」

—高さに関して言えば2部の方が2mのセネガル人や中国人選手も多いですが、そういう選手とやっているのはどうですか?
「1部の方がプレーの正確さであったり、フィジカルもそうですが、ターンオーバーも少ないですし、きっちりしたバスケをやってきます。そこが2部とは違うし、僕らがディフェンスをしっかりやれば2部からはパスミスやターンオーバーを誘えますが、1部は落ち着いてやっている印象ですね。そこは新人戦のときにも痛感しています。1部は本当にすごいです」

—韓国への遠征も大きな選手ばかりが相手でしたが。
「そこもやはりものすごく考えましたね。2部を想定した場合のことを考えて、大きい相手にないができるかというのを」

—では相手の大小ではなく、いかに落ち着いて質の高いバスケットをできるかなんですね。2部で結果は出したけれど、まだまだ挑戦する意識だと。
「そうですね。とにかく入れ替え戦ですね。どことやるかはまだ分かりませんが、そこが大事だと思っています。とりあえず今日はリーグ優勝できて、インカレ出場、入れ替え戦進出を決められたことは喜んでいます」

ー先週、伊藤選手(#16)が勝っている分、下級生は気持ちが緩んでいる部分があるかもと言っていました。
「でもそういう考え方は高校時代に嫌というほど教わっています。今チーム全体ではしっかり締めなければいけないというのはありますが、自分自身はそういう部分はないと思っています」

—あの頃の延岡学園のように、負けていないチームというのはモチベーションを維持するのが難しいのではないですか。
「高校時代はウインター前はやばくて、何度も何度もミーティングをしましたね。でも逆に考えすぎても良くないので、謙虚にやることを頭に置いてやっていました」

—あの時代の延岡学園は実力的にほかより抜けている感じでしたが、それでもそういう突き詰めがあったんですね。
「そういう部分は北郷先生に本当にしっかり教えていただいたと思います。謙虚に、謙虚に、ですね。そこは自分の中でも大きいと思います」

ーではそういう高校時代の経験も活きて、この慶應での2年間の経験が積み重なった結果が今出ている訳ですね。
「そうですね。とりあえず謙虚にやるだけです。それを突き詰めて今シーズンはいい終わり方をしたいですね」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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